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第7章 躍進 -乙女豹アルテミス編-
第238歩目 魔限監獄に寄せる想い!
しおりを挟む前回までのあらすじ
山賊多すぎー! なんでこんなにいるのー! くさいでしょー、もーヽ(`Д´#)ノ
(※)それは魔物の大氾濫の影響です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大勢の山賊を捕縛してから5日が経った。
その間、旅は順調そのものだったが、幾つかの問題が浮き彫りとなってきた。
そして、それは今日も───。
「ますたぁ、おはようございますぅ」
「あぁ、おはよう」
朝、いつも通り起きたところで、サクラから声を掛けられた。
挨拶は普段からなので別にいいが、問題はその後にある。
「今日もぉ、たくさんの魔核をぉ、リビングに置いておきますねぇ」
「またかよ!? それでどっちだ? 男? 女?」
「今回もぉ、男ですぅ」
「ハァ......。どうしてこう、仲良くする、という気になれないものかね?」
俺はテーブルの上に山のように積まれた魔核を見て、大きい溜め息を一つ吐いた。
しかも、これ全て男のものだというのだから、呆れてものも言えない。
※※※※※
幾つか、お復習をしておこう。
まず『魔核』というものは、ざっくり言うと『存在の証明』だと言える。
故に魔物に限らず、(この世界の)人間にも魔核は確かに存在する。
そこには貴賤の区別などは全くない。
死を迎えると、みな等しく魔核が排出されるのだ。
ただ、魔核は『存在の証明』だと言えるから、過ごしてきた人生の濃密度によって取引される価格が大幅に異なる。貴族の魔核と一般人のそれとでは、その価値は天と地ほどにもなるという訳だ。
そう、魔核は人々の間で取引される。
様々な研究用途に用いられる最高の素材として───。
※※※※※
ともかく、相手が例えどんな者であろうと魔核は貴重な資源となる。
特に、それが山賊だった場合には、討伐の証明にもなりえるものだからこそ余計だ。
「それで、今はどんな感じ?」
「檻の中でぇ、お山の大将気取ってますぅ」
「お山の大将って......。山賊共には捕まっている自覚はないのか?」
俺が捕縛した山賊は、男約100人、女約30人ほどになる。
その内、サクラの報告があった通り、男の山賊共は檻の中で───専用の監獄『魔限監獄』の中で、血で血を洗う壮絶でしょうもない殺し合いを始めてしまったとのこと。
殺し合いをしている原因は『縄張り争い』だ。
どうやら、提供されている監獄と食事を一人占めにしたいらしい。
いや、見栄というかプライドみたいなものも、もしかしたらあるのかもしれない。
一方、女の山賊はと言うと───。
「そっちはですねぇ、ママさん会みたいになってますぅ」
「いやいや。ママさん会とか言われても分からないから」
「表面上はぁ、和気藹々といった感じですねぇ。本心は分からないですぅ」
「なるほど。女のほうはだいぶ賢い......というか、現状をきちんと理解しているな」
女側の魔核が1個も排出されていない時点で既にお察しだった。
ただ、男と女で何がそこまで違うのかはよく分からないが......。
(性......とかだろうか? 男は見栄やプライド、欲望の塊だしな。特に山賊なんかは)
ともかく、女同士仲良く(?)してくれているのなら、それに越したことはない。
まぁ、次いでと言ったらなんだが、反省もしてくれたら尚良い。
となると、問題はやはり男の山賊共だろう。
「サクラから見て、改善の余地はありそうか?」
「ないですねぇ。だってぇ、すぅぐ喧嘩を始めるんですよぉ?」
「......そうか。だったら、もういい! そこまでは面倒見きれんッ!」
俺は捕らえたものの責任として、(男の山賊共のことは)早々に諦めることにした。
ちなみに、無責任だと思われるかもしれないが、実はそうでもなかったりする。
この世界の山賊への処置は『DEAD OR ALIVE』。
つまり、さっさと処分するも、自警団に生きたまま引き渡すも自由となっている。
言い換えるなら、俺が捕まえた山賊共の処遇を自由に決めても良いということだ。
処分するも自由。処分しないのも自由。
面倒を見るも自由。見捨てるのも自由。
結論、見捨てるという判断もまた、捕まえた者の責任の範疇という訳だ。
中には「だったら、最初から処分すれば良いのでは?」と思われる方もいるかもしれないが、それはまた別の話となる。
ただ、生かしたまま引き渡すメリットは(この世界の住人にとっては)全くない。
まず、護送中に逃げられる可能性が十分にある。
仮に逃げられたのがバレようものなら、非難轟々の大問題だ。
下手したら、逃がしたこちら側が犯罪者にされてしまう可能性も......。
それに、「だから処分しておけば良かったのに......」とか「逃げた山賊が、またどこかで悪さをするんじゃ......」などと言われたら立つ瀬がない。
次に、護送中の山賊の面倒や見張り問題もある。
あと、なによりも臭い!......いや、これは俺だけか?
特に食糧は目に見えて分かるほどの勢いでガンガンと減っていく。
この世界は命よりも金の価値のほうが遥かに高い。
となると、「(どうせ山賊は殺すのだから)食糧を与えるのは勿体ない」と考える者は少なくないだろう。
それと、自警団に山賊を捕らえた連絡を入れても対応してくれない場合も多い。
全てのことは基本的に自己責任。それがこの世界では常識となっている。
故に、最後の最後まで自分で山賊の処理を行う姿勢が求められる。
以上のことから、山賊を生かしたまま自警団に突き出すメリットは全くない。
むしろ、さっさと処分してしまったほうがメリットが非常に多い。
魔核の持ち運びの容易さ然り。
山賊の面倒を見る必要がないこと然り。
そして、今後、脅威の芽となりそうな者を確実に摘めるという観点からも......。
だから、みな、山賊をその場ですぐに処分している。何の躊躇いもなく。
それに、世間が山賊をその場で処分することを勧めているし、勧められさえもする。
つまり、この世界にとって、山賊をその場ですぐに処分せず生かしたままにするのは『百害あって一利なし』だという訳だ。
それが、この世界での常識。
それが、この世界での当たり前の行動。
(理屈は分かる。気持ちも分かる。......だけど、それで本当にいいのか?)
そんな常識とも言える考えに、俺は常々疑問を感じていた。
とは言え、かく言う俺も、今まではそうしてきた。
『郷に入っては郷に従え』ではないが、この世界の常識に倣ってきた。
それが最善であり、仮に何かあった時に責任が取れないと思ったからだ。
そして何よりも───。
俺がやらないことで、アテナ達に代わりに山賊の処分を頼む訳にはいかなかったし、頼みたくはなかった。アテナ達がそんなことをしている姿を見たくはなかったから。
つまり、仕方なくこの世界の常識に従っていたに過ぎない。
本当なら殺しなんてやりたくはないし、やらなくても良いのならやってはいない。
魔物を倒すのとは訳が違う。
殺しなんてものは慣れようがなく、気持ちの整理をつけようがないのだ。
だから、魔動駆輪の中に『魔限監獄』を創ってもらった。
超現実主義者のドールに「無法者などさっさと殺せば良いものを......主はヘタレなのじゃ」と呆れられる中、身も心もすり減らしてまで殺しをしなくても済むように。
それに別の思惑もあった。
(たった一度の過ちで人生終了とか......救いの手がないのはおかしくないか?)
清廉潔白で完璧な人間なんてそうそういない。
人は幾つもの失敗を繰り返して、それを糧に成功に繋げているに過ぎない。
実際、俺だってそうだ。
営業時代などは数多くの失敗を糧にした結果、ノルマを毎期達成することができた。
それは偏に、失敗を糧にできる環境が整っていた、ということ。
一度や二度の失敗ぐらいなら許してもらえる境遇だった、とも言える。
つまり、『失敗を反省する機会』や『もう一度やり直せるチャンス』が、きちんと用意されているということに他ならない。
では、こちらの世界の山賊共はどうかというと───。
失敗を反省する機会なんてものは存在しない。
反省する前に、その場で処分されてしまうから。
もう一度やり直せるチャンスなんてものも存在しない。
やり直す前に、その場で処分されてしまうから。
山賊になった経緯など知ったこっちゃない。
たった一度の過ちを冒しただけで、明日からは命の保証のない逃亡生活となる。
日本風で分かりやすく例えるなら......殺人者は当然死刑となるが、強姦魔も死刑、違法薬物使用者も死刑、といった感じだろうか?
そんなあまりにも厳しい世界。
そんな救いの手が一切ない悲しい世界。
(......うん。これは芸能界ほぼほぼ全滅だな。やはり救いの手がないのはどう考えてもおかしい!)
だからこそ、魔動駆輪の中に『魔限監獄』を創ってもらった。
超現実主義者のドールに「無法者に救いの手じゃと......? ふんッ! 無駄なことを」と呆れられる中、山賊共に少しでも反省をしてもらえるように。
(無駄かどうかじゃない。やらない偽善よりもやる偽善の精神だ!)
故に期待薄ではあるが、反省してもらえたら御の字ぐらいに思っている。
監獄の中で勝手に殺し合うのなら、それはそれで別に良いとも思っている。
俺は俺にできる最低限の義務と責任を果たしたつもりだ。
あとはそれを山賊共が、どう受け止め、どう活かしていくか、に過ぎない。
それが、日本人としての俺の善意と好意に基づく行為であり、ヘカテー様に無理を言ってまで魔動駆輪の中に『魔限監獄』を創ってもらった真意となる。
「主、おはようなのじゃ」
「おはよう」
「なんじゃ、今日もまたえらく積まれておるのぅ?」
「......」
自分の力で起きてきたドールが、テーブルに積まれている魔核を見て一言。
そのかわいい顔には「ほれ、言わんことではない」との表情がありありと出ている。
「やはり無法者に反省を促すなど、端から無理があったのじゃ」
「ほっとけ! 俺が直接殺しをしなくても済むメリットはちゃんとあるから!」
「まぁ、それで主の気が済むのならば別に良いがの。だがの? それが原因で妾達の生活レベルを落とすのは許さぬからの?」
「はいはい。分かっていますよ」
「くふふ。まぁ、分かっておれば良いのじゃ。分かっておればの」
「......」
釘を刺して満足したのか、尻尾ふりふりのドールさんが洗面所へと去っていく。
そして、その場に残された俺は何とも言えない気持ちに包まれていた。
ドールに言った通り、俺が直接殺しをしないで済むメリットは確かにある。
それだけでも『魔限監獄』を創ってもらった意味は大きい。
しかし、しかしだ!
(創ってもらった以上は別の思惑も......それこそ、できることなら山賊共には反省してもらいたいと思うのは傲慢なんだろうか?)
俺だって完璧な人間じゃない。
何度も失敗しているし、これからも失敗し続けるだろう。
言うなれば、多少の差異はあろうとも山賊共とそう変わるものではないと思う。
だからこそ、山賊共にはここらでしっかりと反省してもらいたいものなのだが......。
「ますたぁ、とれたてほやほやのぉ、魔核を追加ですぅ」
「ハァ......」
伝わらない想いに、突き付けられる現実。
サクラの機械音特有の無機質な声だけが、今は俺の救いとなっている。
その言葉には感情が乗っていないだけに、特に......。
(ドールの言う通り、俺が甘かっただけか? 所詮、犯罪者は犯罪者でしかないということなのか? なんか虚しいな......癒されたい)
ここ最近、テーブルの上の魔核の山を見るたびにげんなりしている自分が居る。
そして、そのたびに癒されたがっている自分が居ることにも気付く。
(......この異世界は俺にはハードモード過ぎる)
今はまだ良い。
殺し合っているのが、男の山賊だけに留まっているのだから。
(これが女の山賊も殺し合うようになったとしたら、俺は......)
自分の為にと思って創ってもらった『魔限監獄』。
そこに生じた新たな問題。
俺は知らぬ知らぬ間に、自分自身で自分の首を少しずつ締めていたようだ。
・・・。
しかし、数日後。
「ますたぁ、ますたぁ」
「サクラ、どうした?」
「なんかぁ、山賊さん達がぁ、ますたぁに話があるそうですよぉ」
「俺に話? なんだろ?」
俺にまさかの事態が訪れようとは、この時は思いも寄らなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後書き
今日のひとこま
~積み重なる問題?~
「ハァ..................」
「大きい溜め息ですね、カクタスさん。どうしたんですか?」
「青い彗星卿......ですか」
「それ、やめてって言ってますよね!? 竜殺しでいいですから」
「では、竜殺し様。悩みを聞いてもらえますか?」
「えぇ。一緒に旅をする仲間ですから、遠慮なく」
「......いえ、やはり止めておきます。竜殺し様に相談しても無意味ですから」
「えぇ!? そ、それはあんまりじゃないですか!? 何でも相談してくださいよ!」
「..................。竜殺し様にはきっと理解できない類いの悩みなんです」
「俺には......? それは悩みの内容を聞いてみないとなんとも言えないですよ?」
「いえ、それが分かるんですよ。竜殺し様やルチルのような聖人には理解できないものだと」
「ルチルさんも!? それでは、ケセラさんやジャスパーさんに相談してみたらどうですか?」
「ははははは!......ご冗談を。あいつらには絶対に理解できません。いいや、これっぽっちも理解しようとはしないでしょうね」
「それほどの悩みですか......何かPT内でトラブルでもありました?」
「いえいえ。そんなことなら、こんなに悩んだりはしませんよ」
「そんなことではないですよね!?」
カクタスさんが抱える余程の悩みとは一体......。
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