倫理と規範

たぬきち

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第1話

恐怖と安堵

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ここは一体?

気がつくと変な廃団地に僕はいた。

確かあの時、
パソコンに吸い込まれて、

記憶を辿ると、
あのゲーム名前が、呪われるゲームだったっけ?とりあえず出口を探そうかな。

しかしこんな廃団地知らないよ。



さてと困ったな広いし誰かいないかな?

おーい誰かいませんか?

誰か、いませんか?

困ったな、誰もいないや、どうしよう。

その時耳に声が聞こえた。

??? 聞こえますか?

聞こえたら返事をください。

誰だ?お前は一体誰だ。ここはどこだ。

自分以外の人がいた嬉しさと同時に、謎を一気に、他の人に言いたいその気持ちが、ほぼ同時に、脳を駆け巡った。

??? 落ち着いてください。
ここは、滅びた街の、1つです。


滅びた街?聞いたことのない、いや、ゲームでしか聞かないような街の名だが、
場所は確かに現実世界だ。

この現実世界のような場所が滅びた街?まるでvr(バーチャルリアリティ)のような世界の話だ。

??? ここは現実世界にある、無数の呪いがかかった世界を、ここに持ち込んだわけです。

詳しく話すと、

現実世界には、心霊スポット、

かつて事故事件が起きた場所など、いろいろなところがあります。

その場所は、その事件事故で亡くなった人の霊や、恨みを持った怨念霊がいます。

普段は、普通なのですが、人間が肝試し程度の目的で、入るべきところではないところまで、

踏み込んでしまうため、霊の怒りを買い、
霊に取り憑かれたり、

誘拐なんてことも起きます。

そんなことが相次ぐうちに、

人間界にあると不味いものをこちらに、持って来て、

ここに来た人に、攻略、仲直り、そして、怨念霊の、浄化をして、二度とそこに人が来ないようにしてもらう。

それがあなたの仕事です。

あ、申し遅れました。私、

心霊現象浄化対策庁

心霊現象調査隊長の、心霊怖怒(しんれいこわい)です。よろしく。

ふーん。要は普段、普通にある、心霊スポットなどを浄化して元通りにする、そうゆうことだな?

はい、飲み込みが早いですね。

では最初にこの廃団地をお願いします。

ここは、かつて、団地内で 自殺が三件、放火が五件、最終的には、誰も寄り付かなくなってしまうまでに。

何ということだ。どうにかしてやらねばな。

さあ、頑張れ。綺麗にして、元通りにするのだ。

次回作に期待せよ。



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