倫理と規範

たぬきち

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第2話

未知との遭遇

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未知との遭遇、それは私が昔小学生の時に、父が初めて見せてくれたDVDの有名な言葉だ。

あの映画の感動は今でもはっきり覚えている。私が今いる場所で起きてることも、

未知との遭遇に違いない。映画の話が現実になってるとおもうと、感動と、どこか変な感じがした。

大丈夫? 怖怒が、声をかけて来た。

お前の名前変わってるよな?

俺が変わった名前に新しい名前をつけてあげる。

そうだな、  キラ? なんてのはどう?

いい名前ですね。  

私、うまれてから、一度も親の愛というものを、もらったことがないんです。

母は私が小さい頃になくなり、私は知らない家の、

養子で知らない家で暮らし、高校を出て、一人暮らしをしていました。しかし、心に、ぽっかりと隙間が空いてしまいました。
社会が、いや、この世が私を好まない。
私がこの世にいる意味があるのかないのか、

私には分からなくなってしまい、

私は自殺をしてしまいました。

しかし、起きてみると、そこには、
お花畑があるわけでもなく、

ましてや地獄でもなく、

現実世界そのものだったのです。それがこの世界です。

怨念や成仏しきらない霊が迷い込む、それがここです。

私も最初ここに来た時には、ここは、どこなんだろう?と思いました。

しかし私の今の上司に、

ここは現実世界とあの世の中間くらいの場所だと聞かされました。

なんでも、現実世界で、不幸に見舞われた人を、あの世に行くか、それとも元に戻るか、選ばせるとか。


なるほど、どうりでここは現実世界に似ているわけだ。

ところでキラ、お前の、所属している本部はどこにある?


それは、ここから北に10キロほどのところにありますよ。


意外と近いな。


それよりここをどうしろと、この廃団地

の何処に、いるんだ?その困ってるとゆうか、そいつは?


ほら天井からこちらを覗いてますよ。

は?

あ!

ほんとだ。あんなとこにいたのか?

美鶴は途端に恐怖のあまり腰を抜かしかけた。

冗談だろ?あんなの話して、分かり合えるような輩ではないぞ?。

屋上には、まるで悪魔のような、何か心に深い、とても深い傷を負った、少女がこちらを見つめている。


大丈夫、私が、サポートアイテムを貸してあげます、困った時には私がサポートしますから。ほらはやく団地の中に行きますよ?

キラに終始押されながら、恐る恐る入ることにした。

次回は、波乱の第一階の、ステージ、


美鶴が出会ったのは、焼けただれた、人だった、

その人は昔、面識もない人に、団地を放火され、
最上階で逃げれず、
死んでしまいました。

彼が放つ屋上の少女の正体は?

ハラハラドキドキのこの漫画、次回もお楽しみに。

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