スペースウォーリャーズ

大和煮の甘辛炒め

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phase1 三章 第十一回イベント

三十一話 見えざる脅威

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 「始め!」

エリアルククバーヤが即座に距離を取り、ファンネルを射出する。

「あれは、黒蛇と同じ、、、、、!」

エリアルヘロンにファンネルが襲いかかる。

ファンネルから撃ち出されるレーザーをエナジーブレードで弾きながらエリアルククバーヤに近づこうとするが、エリアルククバーヤは位置を変えながらバーストマグナムでこちらを狙撃し、こちらの動きを阻害する。

「危なっ!ちょっとヤバいな、、、、、」

ファンネルを破壊しながら俺は呟いた。

『でもアレには時間制限があったな。それまで耐えれば、、、、、』

エリアルククバーヤが突進してきた。

「えっ!」

俺は思わず声を洩らした。

ファンネルがエリアルククバーヤの背面に格納される。

エナジーブレード同士がぶつかり閃光が走る。

『反応が遅れてたらヤバかった、、、、、』

またファンネルが射出される。

「自分も巻き込まれるぞ!」

《だから何よ!》

ファンネルの猛攻とエリアルククバーヤの剣戟がエリアルヘロンを追い詰めていく。

『ファンネルの動きは鈍ったけどブレードの攻撃が面倒くさい!ファンネルを避けつつブレードを弾いて距離を取らないと。鍔迫り合ったら蜂の巣だ』

俺は目をつぶって深呼吸した。

感覚が遠くなっていくのを感じる。

赫い軌跡を残してエリアルヘロンがそこから消える。

《消えた!?》

アテナが驚愕しながらレーダーを確認する。

《違う、真上だ!ファンネル!》

エリアルククバーヤの頭上に移動していたエリアルヘロンに対してファンネルがレーザーを放つ。

エリアルヘロンはまた赫い軌跡を残して消えた。

《瞬間移動?そんな装備知らない、、、、、》

レーダーには映るが肉眼で捉えられないスピードで動くエリアルヘロンに悪態をつく。

《やってらんないよ、チーターの相手なんか》

一方で、ミネー達と一緒に観戦していたミドリが突如現れた赫い軌跡に驚愕する。

「なっ、あの光は、、、、、、いやでもリーダーはここにはいないはず」

「また赫くなったね」

「あいつも本気を出したか」

エリアルヘロンがファンネルを一基切り裂いた。

《あと四基、これで堕とす!》

エリアルククバーヤがバーストマグナムを構え、ファンネルと共に一斉射撃したが、エリアルヘロンはレーザーの隙間を縫うように飛び、エリアルククバーヤに肉薄した。

《どうなってるんだよ!》

エリアルククバーヤが全速力で後退する。

『なんでウィングが光ってんだ?エンジンなのか?』

アテナの頭に疑問が入り乱れるが、それらはすぐに吹き飛んだ。

エリアルヘロンの攻撃がバーストマグナムをぶった斬った。

『速すぎる!』

バーストマグナムの残骸をエリアルヘロンに投げつけ、エナジーブレードを装備して斬りかかる。

《はぁぁぁ!》

振り下ろしたブレードは空を斬った。

真後ろに回り込んだエリアルヘロンがバーストマグナムを発射した。

《いやっ!》

ギリギリのところでレーザーを躱し、エリアルヘロンに向き直る。

「基地は返してもらうぞ!」

エリアルヘロンは目の前に迫っていた。

《私たちが負けるなんて、、、、、》

エナジーブレードがコックピットを貫かんとした時、どこからか無数のミサイルが飛んできてエリアルヘロンに襲いかかる。

「なっ、なんだ?」

エリアルヘロンが緊急回避でミサイルの群れから進路をずらした。

《へ?ゴッド達が戻ってきたのかな?》

アテナはレーダーを確認したが、見知らぬアーマードスーツ一機だけが映っている。

《誰かしら》

「お、おいなんか攻撃が飛んできてるぞ」

「レーダーで確認できた。たった一機、なんだろうね」

「奴らの仲間かもしれん、警戒を怠るな」

ミドリ達が警戒してライフルやらバーストマグナムを装備する。

「誰だ」

俺は横槍を入れてきた奴に尋ねた。

「あぁん?黙れボケ!」

また無数のミサイルが放たれる。

「どこから飛んできてるんだ?」

俺は飛んでくるミサイルにライフルを撃って爆破しながらミサイルの出所を探る。

《な、なにが起きてるの?》

アテナも巻き込まれないように避けながら探る。

「クローキングかな?」

ヴァリュートが突如放たれたミサイルを見て呟く。

「だろうな。おそらく敵はフルファイトだ」

「あんだけの量のミサイルを撃てる装備はエリアルじゃ換装出来ない」

「姿を隠した火力お化けねぇ、争ってる場合じゃないね」

ヴァリュート達も敵の位置を割り出そうとする。
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