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ひとりぼっち。
孤独2
しおりを挟む足を進めると住宅街に隠れてひっそりと
佇む2階建てのアパートが見えてきた。
階段に足をかけると錆が落ち、音を鳴らす、2階に上がり、203号室の前に立ちポケットのなかの鍵を出し、鍵穴にさし、ゆっくりと回す、なぜゆっくり鍵を回すかと言うと早く回すと抜けなくなってしまう。
そんな事はどうでもいい、ここに来るまで
何時間かったかわからない、小屋に行くまではタクシーで近くまで向かった、その距離を歩いたと思うと自分を褒めたい。
部屋に入り、洗面台の前の私の目を見る、変わってしまった……鏡に映るのは
いつの自分だ?
鏡の自分に問いかける。
「私は……誰のための私なのかわからない、1人孤独にいきていくのか……」
目を瞑ると色んなものが目の裏に見えてくる
見たくないもの、ずっと見ていたいものこれら全てが私。
今は違う、見たくないものだらけだ。
早く汚れを落としたい、匂いがきつい、思い出してしまう。
洗面台の横にある風呂場に向かう。
この部屋の作りはワンルームでユニットバスになっている、部屋にはベットとテレビ、冷蔵庫が置いてある、ほとんどがベットにスペースを奪われている。
ユニットバスに入り込み、カーテンを閉め、シャワーをだす、お湯と水を調節して私の好みの温度に調節する、頭から全てを流す。
表面的に見える、血の跡、泥などがおいていく、浴槽に音を立て全て洗い流さっていく、和葉の匂いも落ちていくのになぜ、まだ残るのだろうか、和葉も俺の中で生き続けるのだろうか?それも、いいような気がしてきた、1人じゃないと思えるから。
シャワーが頭にあたり体をつたり、
落ちていく、これ以上体は洗わない、
これ以上体から落ちそうだったから。
お湯の方から蛇口をひねり止めていく、水しか出なくなる、体が冷える前に、水の蛇口も締めていく、体を拭かずにベットに寝転ぶ、もう、もう眠って今日を終わらせたい。
起きたら……いや、もう起きなくて
いい……
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