21グラムの悲しみ

Melissa

文字の大きさ
5 / 9
ひとりぼっち。

孤独 1

しおりを挟む
 
 小屋の外はやけにおちついている、ここに来た時と何も変わらない、変わったのは私だけだと気づいた。
 木々の隙間をぬって歩いていく、そよ風に煽られ、月の光にてらされる。
 目に見える限り永遠で途絶えない道が私を蝕んでいく、一歩一歩が憂鬱に感じる、
あそこに戻りたい、
だから歩幅が広がらない。

 足取りが重たい、
足の裏に木の枝が刺さる、
靴も履くのさえも忘れたみたいだ。
 
 もう何時間経ったのだろうか、来た時はこんなに長く感じなった。

「もう、いい……歩き疲れた」

道の真ん中で立ち止まる、尻に重さを感じる。
 誰に聞いて欲しいでもなく呟いた、

唇が乾燥し皮がめくれてしまった、口に
血の味が広がる、手を見るとまだ血が付いていた、まだ体に染み付く臭い、
和葉がとれない、まだ私に住み着いている、急いで落としたくなった、重い腰を上げ再び歩きだす、手をついて立ち上がったせいか、
手に木や土がついていたが、
気にならなかった。
 
 永遠に続来そうな道はアルファルドに変わってきた、足に伝わる、足の裏の皮がめくれて、赤の色が増える、こんな時間に車など通らない、いや、いま何時かわからない、見渡しは限りの木々はなくなり、一軒のコンビニが見えてきた、自動である扉、異様に明るい、空調の音がうるさい。

「いらっしゃ…いませ」

やはりこの見た目の男が店に入ってきたら恐怖だと思った、髪は埃が絡まり、固まっている、そして服は血や泥で汚れている、トイレにかけみ手を洗う、まだ和葉がとれない、表面的にはとれているように見える、トイレ扉を開ける、スライド式であった、ポケットをみると大量のレシートと682円はいっていた。
 髪パックの牛乳を手に取った、レジまで運ぶ、定員に小銭をわたし、ストローを付けるように頼む、定員は喋らない、袋に詰めて渡たしてくる、流れ作業のように、くだらない袋の中にレシートが入っていた、ポケットにしまう、お釣りはない。

 自動ドアが開く、まだ人だと認識されているみたいだ、アパートまで歩く、冷たい道に足を吸い込ませつつ歩く。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです 読みながら話に潜む違和感を探してみてください 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】

絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。 下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。 ※全話オリジナル作品です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

【1分読書】意味が分かると怖いおとぎばなし

響ぴあの
ホラー
【1分読書】 意味が分かるとこわいおとぎ話。 意外な事実や知らなかった裏話。 浦島太郎は神になった。桃太郎の闇。本当に怖いかちかち山。かぐや姫は宇宙人。白雪姫の王子の誤算。舌切りすずめは三角関係の話。早く人間になりたい人魚姫。本当は怖い眠り姫、シンデレラ、さるかに合戦、はなさかじいさん、犬の呪いなどなど面白い雑学と創作短編をお楽しみください。 どこから読んでも大丈夫です。1話完結ショートショート。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

奇談

hyui
ホラー
真相はわからないけれど、よく考えると怖い話…。 そんな話を、体験談も含めて気ままに投稿するホラー短編集。

処理中です...