その小さな女の子のことが気になってしまったんだが、どう接していけばいいんだろう

すんのはじめ

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第14章

14-2 二度目の宿泊旅行

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 僕達は三宮駅に降り立って、先に南京町でお昼を済ませた後、北野坂から、前に行けなかった布引のハーブ園を目指してぶらぶらと歩いていった。ななのは明るいブラウンの長袖でやや短めのワンピースにハイソックス、ローファーで来ていた。今日は、リュックじやぁ無くてトートーバックを肩から下げていた。それに、僕がプレゼントしたイァリングにネックレスを着けて、お化粧もほんのりとしているようだった。まだ幼さが残るものの輝くようなレディになっていたのだ。

 ロープウェイで上に着くと、色とりどりの花も咲いていて、ななのははしゃぐように歩いていた。

「まるで 外国に来たみたい きれいだね」と、時々戻ってきては僕の腕にすがりつくようにして甘えてきていた。

 ずいぶん歩いたので、早い目に今晩のホテルに向かって、部屋からは明石大橋が見えるところだが、近くの海岸の公園を少し散策してからチェックインしていた。

「うわぁー 見てー シュウ 去年の時よりも大橋が真正面に見えるネ おっきいー」

「そうだね さっきも大きいなぁって思ったけど ここからみても大きいね」と、僕がななのを背中から包んでいって「今日の ななのは 特別 可愛いよ」

「ありがとう シュウ ネェ」と、顔を振り返らせて唇をせがんできていた。

 夕食はフランス料理を予約していて、席に案内されて、僕は生ビールを注文したのだが、ななのはお水でいいと言っていた。

「シュウ 私 こんなの初めて フォークとかいっぱいあるね」

「まぁ それぞれの料理に使うんだよ だいぶ歩いたからお腹すいたよね」

 部屋に戻って来て、今度は大橋のライトアップに二人で感激していたのだけど

「お風呂 どうする? 二人で入るかい?」

「やだー やっぱり そんなの恥ずかしい シュウ 先に入って 私 髪の毛も洗うから・・」

 僕が風呂からナイトローブで出てきて、窓際でビールを飲み出すと、ななのが向かった。やっぱり、髪の毛を洗っているのだろうけど、長い間をかけて出てこなかった。ようやく、出てきた様子だったけど、今度は時間をかけて髪の毛を乾かし始めていた。

 僕が2本目を飲み出したころ、ナイトローブ姿で、ようやく僕の膝に横座りで乗ってきて、唇を寄せてきた。

「こういうのって とっても しあわせ ずーとこのままで居たい」

 そのまま、ななのが起きているのか寝てしまったのかわからなくなった時

「さぁ 寝ようか」と、ななのを立たせて、僕はナイトローブを脱いで、ななのの前で結んでいる紐を解いていったら

「あっ そんなー ・・・ するの?」

「ななのの すべてを見たい」と、ななのの着ているものを脱がして肩からずらしていったのだが

「いゃぁーん こんな明るいの・・ はずかしい」と、両手で胸を隠すようにしていた。

 だけど、僕はななのをベッドに横たえて、ななのの両手を掴んで無理やり伸ばしていって、初めて男の眼にさらしたのであろう まだ幼さが残るななののプルンとしたような白い乳房を見ていたのだ。ななのは観念したのか眼を閉じて長いまつ毛と小さな肩が震えていた。ななのは小花柄の刺繍のある薄いピンクのショーツを穿いていたのだが、僕は、そのまま抱きしめて、ふわふわの布団を掛けて眠りについたのだ。

 朝、目覚めるとななの顔がすぐ横にあって僕の顔をみつめていたのだ。

「おはよう シュウ」と、ホッペにチュッとしてきた。

「あっ おはよう 気持ちよく眠れたよ ななのは?」

「あのねー そんな訳ないじゃぁない いつ シュウが来るのかって思ってたら、眠れないわよ だって 抱きしめられて・・・ 時々、お尻に手が触ってきてたし・・・ あのね シュウのがあたるのわかるから 変な感じだったの いやらしいんだけど・・ 時々大きくなったりしてね」

「ふふっ そうか 触ったりしてたのか?」

「そんなことするわけないわよ なんてことを・・ 私にあたってただけ!」 

「そうか それは辛かったかな? まぁ 一つの経験だよ さぁ シャワーしてくるな」

 僕が、シャワーから出てきても、ななのは頭から布団を被ったままベッドに座っていた。

「ねぇ しないの? 私 シュウのものにしてほしい 私 魅力ないの?」

「ななの 本当に僕なんかでいいのか? ななのは賢いし、気立ても良い 素晴らしい女性だよ これからも、もっと理想的な女性になる きっと僕なんかより、ふさわしい人と出会って、君を求めると思うよ 僕なんか 平凡な公務員だよ」

「なんで 時々 そんな風に言うのョ? 私は、シュウと出会って 救われたワ シュウと一緒に居られることが私の幸せなの 普通にシュウにお弁当を作って送り出して、お帰りなさいと迎えて・・ 可愛い赤ちゃんを育てて それだけが私の贅沢なのよ 余分なお金なんて要らない 普通に生活できれば・・ 温かい家庭で・・」

 ななのの涙を久々に見た気がした。そして、泣きながら僕の胸を叩いてきて・・・訳がわからなかった。それも、ぼとぼとと細い膝に大粒の涙を落としていたのだ。

「すまん ななの わかったよー もう 泣くな」

「やっぱり・・・私じゃーぁ」と、ポツンと言っていたのだ。

 僕達はなんとなく気まずいまま、明石大橋の展望台とか水族館とかを見て帰ってきたのだ。

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