私 彼のこと想い続けているんだけど・・・

すんのはじめ

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第3章

3-1

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 しばらく、私は夢心地なのか ぼぉーとしているのか 何となく過ごしていたつもりなんだけど、菜美が

「真美 覇気が無いでー なんやのー あの人のこと想い浮かべとんのかぁー」

「ちゃうよー お盆の間も、部屋が埋まらへんやったやんかー もう 民宿も終わりやなぁーって 最近 感じるんよー この辺りでも、民宿やってるんは、ウチだけで、後は辞めていったやんかー 後は、潮屋さんぐらいなもんで

「そやけど そんなんはお母さんが決めるわー 来年はウチ等も出て行くやんかぁー この前 どーしょうかって 迷ってるみたいよ」

「う~ん そーやなー 菜美 ウチ等 バイトして 自分等だけでやっていくよーにせんと あかんなー」

「まぁな あのな ガクさんとは 真美も美容学校に行くから、お互いに頑張ろうなって 別れたんやろー?」

 菜美には、あの日のことを全部話していたのだ。隠しても、わかることだしー

「うん ちゃんとね」

「なにがちゃんとやー あのな! 好きなもん同士がセックスして、満足してるだけやんかー 真美やって 彼のもの直接 口で愛したことあるんかぁー?」

「そんな 恥ずかしいこと・・・ 菜美はしたことあるん?」

「ウチがそんなんあるわけないヤン ネットで勉強したんやー ほんまに相手のこと 好きやったら 当たり前らしいよー 喜んでもらうためにー」

「そーなん? でも そんなことしたら ガクに引かれてしまうんちゃう?」

「男なんて そんなもんよー 彼も 喜ぶんちゃう? こいつは俺のもんって思うからー 男は機会あったらヤレルってことしか、考えてへんてぇー」

「あのさー 菜美って男に厳しいよねー なんかあったん?」

「なんも無いけどね ウチが好きな男の人はみんな通りすぎていくのよー 寄って来るんは、下心あるよーなんばっかー そーいう 運命なんかなー」

「まぁ そーいうんちゃうと思うけどぉー」

「あんねー ウチが言いたいんは そんなことちゃうネン ガクさんは真面目でええ人よー けど まだ 社会人にもなってへんやんかー 将来もどうなるかわからへん でも 立石さんはちゃうやろ? もう 働いているし、それも何年後かには社長さんやー はっきり 真美にはお嫁さんに来て欲しいって意思表示してる それに、真美に手も出して来てへんねんやろー? 真美がその気になるまで待つって・・・彼は真剣なんやでー 大人やー まだ、お付き合い断ったわけちゃうんやろー? 彼のこと嫌いちゃうんやろぅー?」

「そーだけど・・・」

「真美 狡いけど、大人になりなぁー! この世はお金が一番大切なんやでー 色恋なんて 2番目やー まして、北海道なんかに離れて行く男なんて・・・」

「ほっといてぇなー 菜美に ウチの気持ち なんて・・・」

 また なんとなく 菜美と言い合いみたいになってしまった。

 ― ― ― ☆ ☆ ☆ ― ― ―

 8月も終わりに近づいた時、立石さんから連絡が来て、美浜の方に海水浴とバーベキューができるバンガローを借りたから一緒に行こうよとお誘いがあった。菜美も行っといでと、しきりに勧めてきたので、私はそんなに気乗りのしないまま、行くことになってしまった。

 彼は、朝から迎えに来て、私は下に水着を着ていたので、迂闊にも水色のミニのサーキュラスカートと赤いTシャツ姿で出て来てしまった。

「うん その姿 色っぽいネ」と、何だかねちっこい言い方で 私 少し 身震いしていた。

 海に着いて、少し 泳いだ後、お昼のバーベキューの支度に取り掛かって、彼は 火起こしから細々と動いていたのだ。肉とか魚介類なんかも揃えてくれていて、彼は、ビールなんかも

「まだ 帰るまで 時間もあるから 覚めるよー」と、勝手なことを言っていたて、ある程度満腹になったとこで、「ひとっ風呂あびるかー」と、風呂にお湯を貯めて本当に入って行ったのだ。

 彼が腰にバスタオルを巻き付けて出て来ると

「真美ちゃんも 入っておいでよー 水着のまんまなんだろう」

 確かに、海に入ったままなのだ。私 迷ったけど、言われるままに、お風呂に行って洗い流して、洗面所で頭を拭いていると、突然 彼が入って来て

「真美」と、私を羽交い絞めして部屋ん中に連れて行こうとしたのだ。

「嫌! やめてください」

 だけど、無理やりベッドに押し倒されて、タオルを剥ぎ取られていた。

「いゃあー こんなの いやぁー」

「真美は俺の嫁さんになるんだよ! いいだろう」と、彼は被いかぶさってきた。そして、私の脚を広げて唇を奪ってきた。その間にも腰をしきりに動かしていて、乳房も揉んできていた。

「あっ う~ん」彼が中に入ってきたのを感じたのだ。「いやぁー はなしてぇー」

「うふっ ようやく 夢が叶ったな」

 彼は、その後も好きなように動いていて、私は涙がこぼれていたんだけど、悔しいことに少し快感が襲ってきていたのだ。

 その後、両脚を開かされ彼に跨るようにして、後ろから突き上げられような恥ずかしい恰好もさせられていたのだ。

「どうして こんなこと・・・無理やり・・・」

「真美は俺のものなんだよー はっきりさせなきゃぁーな!  いいかぁー さっきの恥ずかしいとこも 写真に撮ったからな! 股をおっびろげて腰を振ってたじゃぁないか 言うこと聞かなきゃー これをバラすぞ!」

「えっ そんなぁー 卑怯よ! 写真返してぇー」

「卑怯でも 何でも 良い そんだけ真美を愛してるんだよー 真美は もう 俺の嫁さんになるんだから」

「・・・ やめてよー お願い 立石さんって そんな人だったのー」

「そーだよ 心配しないでも これからも 可愛がってやるからよー 俺の嫁になるんだからー」

「・・・ そんなぁー・・・」
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