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第1章
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私が高校1年生の夏。3ツ年上のお姉ちやんが、高校の時の同級生の友達と海水浴に行くって言って居たから、私は中学から仲の良い芳美ちゃんを誘って一緒に行くことにした。
お姉ちゃんの友達っていうのは、女の子の絵里ちゃんと、他には、男の人3人が居たのだ。電車に乗って1時間程、それからバスに10分程乗って砂浜の広がっている海に着いた。途中、お姉ちゃんは、独りの男の人と割と仲良くしていて、ベッタリしていた。多分、付き合っているのだろう。
直ぐに、着替えて、芳美ちゃんと浮き輪を持って、海に入って行ったのだけど、独りの男の人が後ろから、泳いで付いてきていた。しばらく、芳美ちゃんと浮輪に掴まって泳いでいたんだけど、私はその人に声をかけた
「あのー 疲れないんですか ずーと泳いでるから」
「平気だよ こうやって浮いているだけだからね」
「ふーん 平気なんだー でも、掴まっても良いですよ」
「そう」と言って、私の肩に手をまわして、かぶさるように・・
「なにするんですかー チョットー」
「うー 掴まってもいいっていうからさー」
「だからー 浮輪にって チョツトー 離れてよー」
「あー ごめん ごめん かわいい肩だから、ついな」
私、どきどきしているのが自分でもわかった。この時は、私、まだ男の人とそんなこと・・恥ずかしかった。横にきて、逞しそうな腕に触れあうだけでも・・
「あのー お名前 忘れてしまったんで・・ ウチ アホやから」
「ふっ 立花倫だよ」
「りん? りんりんのりん?」
「うん 倫理のりん 人偏の」
「りんり? どんな字やったっけー」
「このバカ 瑠璃 倫理社会のりんよ」と、芳美が教えてくれた。だから 時々、浮輪を離れて、泳いでいたのだ。
「芳美 バカよばわりってひどいんじゃぁない? 聞いてみただけよー りんさんは他の人達と泳がないんですかー?」
「うん 僕は・・君たちのほうが可愛いからね」
「うふっ 芳美 ウチ等可愛いって もしかして女たらしですかー お姉ちゃんと一緒の会社ですかー?」
「いや 僕は、大学1年生 あの人たちとは、高校が同じクラスで仲好しだったから でも、みんなは、社会人でね」
「あっ そうなんだー 賢いんだー」
「そんなことないよ ただ、なんの仕事が良いのかわからないから」
「ふーん 大学ってそんなもんなのかなー」
「いや 目的持って、大学行く人のほうが多いんだよ 誤解しないでほしい」
「ウチはそんなつもりじゃぁー りんさんって 真面目なんですね」
私は、この時、少しばかりの好意を持っていた。それまでの私のまわりの男の子って乱暴だしバカみたいなのばっかりで、私は、毛嫌いしていたから。
お昼のお弁当の時も、私はりんさんの横に座っていたもんだから、芳美ちゃんは、他の男の人に誘われて、泳ぎに行ってしまってた。その時、りんさんは
「るりちゃん 泳ぎにいこうか」と、誘って来た。
「うーん でも 浮輪ないでー」
「大丈夫だよ 不安だったら、ビチボール持っていけば―」
と、私は、ビーチボールに掴まりながら海に入って行った。横には、りんさんが泳いでいた。時たま、足がぶつかっていた。
「るりちゃん 今度、デートしてくんないかなー 携帯 番号教えて 誘うよ」と、いきなり
「えー そんなん・・ 別にかめへんけど・・」
彼との出会いはそんなだった。好きっていうのじゃぁなかったけど、好感は持っていたのだ。
お姉ちゃんの友達っていうのは、女の子の絵里ちゃんと、他には、男の人3人が居たのだ。電車に乗って1時間程、それからバスに10分程乗って砂浜の広がっている海に着いた。途中、お姉ちゃんは、独りの男の人と割と仲良くしていて、ベッタリしていた。多分、付き合っているのだろう。
直ぐに、着替えて、芳美ちゃんと浮き輪を持って、海に入って行ったのだけど、独りの男の人が後ろから、泳いで付いてきていた。しばらく、芳美ちゃんと浮輪に掴まって泳いでいたんだけど、私はその人に声をかけた
「あのー 疲れないんですか ずーと泳いでるから」
「平気だよ こうやって浮いているだけだからね」
「ふーん 平気なんだー でも、掴まっても良いですよ」
「そう」と言って、私の肩に手をまわして、かぶさるように・・
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「うー 掴まってもいいっていうからさー」
「だからー 浮輪にって チョツトー 離れてよー」
「あー ごめん ごめん かわいい肩だから、ついな」
私、どきどきしているのが自分でもわかった。この時は、私、まだ男の人とそんなこと・・恥ずかしかった。横にきて、逞しそうな腕に触れあうだけでも・・
「あのー お名前 忘れてしまったんで・・ ウチ アホやから」
「ふっ 立花倫だよ」
「りん? りんりんのりん?」
「うん 倫理のりん 人偏の」
「りんり? どんな字やったっけー」
「このバカ 瑠璃 倫理社会のりんよ」と、芳美が教えてくれた。だから 時々、浮輪を離れて、泳いでいたのだ。
「芳美 バカよばわりってひどいんじゃぁない? 聞いてみただけよー りんさんは他の人達と泳がないんですかー?」
「うん 僕は・・君たちのほうが可愛いからね」
「うふっ 芳美 ウチ等可愛いって もしかして女たらしですかー お姉ちゃんと一緒の会社ですかー?」
「いや 僕は、大学1年生 あの人たちとは、高校が同じクラスで仲好しだったから でも、みんなは、社会人でね」
「あっ そうなんだー 賢いんだー」
「そんなことないよ ただ、なんの仕事が良いのかわからないから」
「ふーん 大学ってそんなもんなのかなー」
「いや 目的持って、大学行く人のほうが多いんだよ 誤解しないでほしい」
「ウチはそんなつもりじゃぁー りんさんって 真面目なんですね」
私は、この時、少しばかりの好意を持っていた。それまでの私のまわりの男の子って乱暴だしバカみたいなのばっかりで、私は、毛嫌いしていたから。
お昼のお弁当の時も、私はりんさんの横に座っていたもんだから、芳美ちゃんは、他の男の人に誘われて、泳ぎに行ってしまってた。その時、りんさんは
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「うーん でも 浮輪ないでー」
「大丈夫だよ 不安だったら、ビチボール持っていけば―」
と、私は、ビーチボールに掴まりながら海に入って行った。横には、りんさんが泳いでいた。時たま、足がぶつかっていた。
「るりちゃん 今度、デートしてくんないかなー 携帯 番号教えて 誘うよ」と、いきなり
「えー そんなん・・ 別にかめへんけど・・」
彼との出会いはそんなだった。好きっていうのじゃぁなかったけど、好感は持っていたのだ。
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