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第2章
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「水澄 顔がず~ぅっと 引きつっとるでー おもろーないんやろー?」 帰る時、智子ちゃんが
「うん あの子 どうしても 気にいらん!」
「でも 別に 翔琉も聞き流しているみたいやから ええヤン」
「ほんでもなー あの 甘ったるい言い方聞いているだけで むしゃくしゃするねん」
「水澄 いまから そんなんやったら 中学入ったら 気ぃ狂うでー みんな アタック激しいからなー」
「そうなん?」
「ほらっ 他の小学校からも集まるやんかー あの中学 そーいうことに関しては フリーなんやってー 小学生でもセックスしてた子も普通におるからなー 翔琉も誘惑されるでー」
「えぇー そんなんなん?」
「まぁ 近所の子に聞いた話やけどなー ウチ そいつに させろって迫られたことあったんやー 蹴とばして逃げたけどなー うふっ ここらの子ってそんなんやー 翔琉とか十蔵なんて ちょっと住んでるとこちゃうから 割と真面目なほうなんやでー」
「あっ あっ 智子・・・強いねんなぁー」
「そうや 自分の身は自分で守らなー 水澄やって ちょっと可愛いから 直ぐに、狙われるでー」
「なんか 私 中学行くの 怖ぁーなった」
「だいじょうぶや ウチがおるヤン それに卓球部入るんやろ? 運動部の連中とヤサグレの連中とは 一線引かれてるから・・って話やー」
「うん まぁ 今から私立に行って 親に負担掛けるのもなー」
「そうやー 私立も変わらへんってー それよりな! オカンが智子もそろそろ ちゃんとしたブラを身につけんとなーって 今までスポーツブラみたいなんばっかーやろー 形悪うなるんやって だから ちゃんとしたん買っといでって なぁ 水澄も一緒に買いにいこー」
「えっ そーなん? ほんでもなー・・・」
「なぁ 一緒に買おうよー お揃いの柄でも 楽しいヤン 可愛いのんにしょー」
「・・・お母さんに聞いてみる」
という訳で、その夜 お母さんに言うと
「まぁ 良いんじゃぁ無い そろそろ必要かなって思っていたからー 智子ちゃんとねー お母さんと一緒にって思ってたけど・・・まぁ いいっかー」
次の土曜日 学校がお休みの日に、智子ちゃんと自転車で近くのプラザに出掛けて、これはダサイとか派手過ぎるとか色々と物色していたのだ。
結局 同じサクランボ柄ので、智子は紺地のもの私はパステルグリーンのものを選んでいた。アイスクリーム屋さんに入って
「水澄 意外! 可愛い色なんだけどねー」
「ふふっ 魔がさしたかなー 可愛く見えたんだものー」
「まぁ 良いんじゃない 可愛いよー」
その時、私は これを身に着けて 翔琉君の前に・・・彼はどんな風になるだろうかと少しエッチな妄想していたのだ。突然
「それで 翔琉に見せるの?」
「えっ そんなー」
「だって 可愛いの 見て欲しいんじゃぁないの?」
「そんなー 私等・・・」
「うそヤン 前 プール行ったやろー 十蔵がゆうとったでー 翔琉が水澄の胸に触れとったけど水澄は平気な顔しとったってー あんた等 そーなんやろー?」
「そっ そんなことないよぉーぅ まだ そこまで・・・」
「ふ~ん 怪しい なぁ 夏の間に進展あったんやろぅ? まぁ いいっかー 二人だけの秘密やもんね でも 話す気になったらね! 親友やねんからー」
「うん ・・・ 打ち明ける・・・あのな キスした」と、白状せざるを得なかった。親友って言われたし・・・
「あっ ついにか でも 好きなんやったら 普通やでー」
「でも 一度っきりやでー あれから なんもあらへん なっ 智子はおらへんの?」
「ウチかぁ? 選別中やー 中学行ったら カッコええのん居るかも知れんし 高校、大学とあるヤン 焦ってへん まぁ 適当に遊ぶ男は必要やけどなー 今んとこ十蔵と翔琉で十分やー あはぁー 今からこんなんゆうのもなんやけどなー 水澄も 翔琉1本で 判断間違ごぉーたらあかんでー 軽はずみはアカン 先は長いんやからー」
「うん あの子 どうしても 気にいらん!」
「でも 別に 翔琉も聞き流しているみたいやから ええヤン」
「ほんでもなー あの 甘ったるい言い方聞いているだけで むしゃくしゃするねん」
「水澄 いまから そんなんやったら 中学入ったら 気ぃ狂うでー みんな アタック激しいからなー」
「そうなん?」
「ほらっ 他の小学校からも集まるやんかー あの中学 そーいうことに関しては フリーなんやってー 小学生でもセックスしてた子も普通におるからなー 翔琉も誘惑されるでー」
「えぇー そんなんなん?」
「まぁ 近所の子に聞いた話やけどなー ウチ そいつに させろって迫られたことあったんやー 蹴とばして逃げたけどなー うふっ ここらの子ってそんなんやー 翔琉とか十蔵なんて ちょっと住んでるとこちゃうから 割と真面目なほうなんやでー」
「あっ あっ 智子・・・強いねんなぁー」
「そうや 自分の身は自分で守らなー 水澄やって ちょっと可愛いから 直ぐに、狙われるでー」
「なんか 私 中学行くの 怖ぁーなった」
「だいじょうぶや ウチがおるヤン それに卓球部入るんやろ? 運動部の連中とヤサグレの連中とは 一線引かれてるから・・って話やー」
「うん まぁ 今から私立に行って 親に負担掛けるのもなー」
「そうやー 私立も変わらへんってー それよりな! オカンが智子もそろそろ ちゃんとしたブラを身につけんとなーって 今までスポーツブラみたいなんばっかーやろー 形悪うなるんやって だから ちゃんとしたん買っといでって なぁ 水澄も一緒に買いにいこー」
「えっ そーなん? ほんでもなー・・・」
「なぁ 一緒に買おうよー お揃いの柄でも 楽しいヤン 可愛いのんにしょー」
「・・・お母さんに聞いてみる」
という訳で、その夜 お母さんに言うと
「まぁ 良いんじゃぁ無い そろそろ必要かなって思っていたからー 智子ちゃんとねー お母さんと一緒にって思ってたけど・・・まぁ いいっかー」
次の土曜日 学校がお休みの日に、智子ちゃんと自転車で近くのプラザに出掛けて、これはダサイとか派手過ぎるとか色々と物色していたのだ。
結局 同じサクランボ柄ので、智子は紺地のもの私はパステルグリーンのものを選んでいた。アイスクリーム屋さんに入って
「水澄 意外! 可愛い色なんだけどねー」
「ふふっ 魔がさしたかなー 可愛く見えたんだものー」
「まぁ 良いんじゃない 可愛いよー」
その時、私は これを身に着けて 翔琉君の前に・・・彼はどんな風になるだろうかと少しエッチな妄想していたのだ。突然
「それで 翔琉に見せるの?」
「えっ そんなー」
「だって 可愛いの 見て欲しいんじゃぁないの?」
「そんなー 私等・・・」
「うそヤン 前 プール行ったやろー 十蔵がゆうとったでー 翔琉が水澄の胸に触れとったけど水澄は平気な顔しとったってー あんた等 そーなんやろー?」
「そっ そんなことないよぉーぅ まだ そこまで・・・」
「ふ~ん 怪しい なぁ 夏の間に進展あったんやろぅ? まぁ いいっかー 二人だけの秘密やもんね でも 話す気になったらね! 親友やねんからー」
「うん ・・・ 打ち明ける・・・あのな キスした」と、白状せざるを得なかった。親友って言われたし・・・
「あっ ついにか でも 好きなんやったら 普通やでー」
「でも 一度っきりやでー あれから なんもあらへん なっ 智子はおらへんの?」
「ウチかぁ? 選別中やー 中学行ったら カッコええのん居るかも知れんし 高校、大学とあるヤン 焦ってへん まぁ 適当に遊ぶ男は必要やけどなー 今んとこ十蔵と翔琉で十分やー あはぁー 今からこんなんゆうのもなんやけどなー 水澄も 翔琉1本で 判断間違ごぉーたらあかんでー 軽はずみはアカン 先は長いんやからー」
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