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第7章
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次の日は、朝から、清水寺周辺から平安神宮まで歩いて、疎水沿いにあるイタリアンのお店でお昼をとった。茜は、さっきから、いっぱいカメラでパチパチしていた。勿論、私達も撮ってくれているので、可愛いのあるかもしれない。
「すみませーん 写真撮っていただけませんか」と、お店を出て、まもなく、疎水に向かってカメラを向けている男の人に、茜が声を掛けていた。
「お願いします これで 私達仲よし旅行なんです」と、自分のカメラを差し出していた。
「あぁ いいですよ これでね じゃあ並んで、ください」と、その人は笑顔で応えてくれた。撮り終えたら
「すみません 僕のカメラでも撮らせてもらっていいですか」と聞かれて・・。
私達、お礼を言って、駅に向かって歩き出したんだけど、何だか、茜は、その人と並んで話しながら歩いていて、後ろから追いかけてきたと思ったら
「ねぇ おふたりさん あの人も一緒に行って良い?」って聞いてきた。
「べつに良いけど」と、電車に乗ったけど、乗り換えの駅で、その人がトイレと言って離れた時
「どうなってんのよ 茜」って、ふたりして聞いてしまった。
「ごめんね あの人 京都の風景を撮っているんだって プロになって1年目なんだけど、モデルさんを、まだ雇えないから、その場に居る人に頼み込んでモデルになってもらってるって言ってたわ 私等、これから鞍馬に行くって言ったら、一緒に行きたいって」
「茜 それって詐欺じゃぁないの うまいこと言って ナンパだったり」
「ううん そんなんじゃぁ無いと思うけど 良い人じゃぁない? 笑顔でわかるわよ」
「茜は男に免疫がないから心配だよ そういう言い方」と詩織も言っていた。あの人が缶ジュースを抱えて戻ってきた。
「やぁ 歩いたからね これ 口に合うかわからんけど こっちにしか売ってないから めずらしいよ」
と1本ずつ渡してくれた。缶の冷やし飴。私も、小さい頃飲んだきりだった。缶じゃぁ無かったけど。
「まだ、自己紹介してなかったね 僕は 小野原満彦写真でプロを目指して1年目です あの時、君達が店から降りてきた時から、目についていたんだ」
「それは、私等3人が 可愛いからって、わかるんですけど、いつも、そうやって声かけてるんですか?」と詩織が調子に乗って聞いたら
「いゃぁーハッハッ 君ら、明るかったからね 見ていたら、吉野さんと目が合ったんだ きれいな瞳だった そーしたら、シャッター押してくれって」
「茜 ほんとう?」と詩織が、茜の顔を見て、確かめたら
「うん 目が合っちゃったんで、なんか、声 出ちゃった ごめんなさい」と舌をペロッと出して答えていた。
鞍馬寺に登るときも、私と詩織が先に歩いて、後から、茜と小野原さんは並んで登ってきていた。すごいね、天狗大きいとか言いながら、茜は写真を撮りまくっていたけれど、時たま、小野寺さんも、それとなく茜を撮っていた。上に着いて、3人並んだとこを撮りたいと言われて、そのうち、私等、独りのところも撮りたいと、それぞれが撮ってもらっていた。私、こんなこと良いんだろうかとか不安もあったけど、「本町さん、モデルに慣れているのかな? とってもいい表情に急に変わるんだよー」とか言われて、変な気分だった。
「これは、フィルムだから、プリントして送るよ いい写真が撮れた ありがとう」と言っていたようだ。
降りてきて、祇園のほうに小野原さんが借りているギャラリーがあるから寄らないかと誘われて、茜はその気になっていたけど、私等2人は止めた。
「茜 ダメだよ 私等、そんなにチャラくないんでしょ なんか、怖い人が居て襲われたらどうすんのよ」と、今度は、詩織が諭していた。
「そう 私 何か 魅かれる おかしいかな」
「うん もう少し、慎重になろ」と、私も止めた。でも、別れ際に、茜は連絡先を交換していたみたい。
今日は、お庭で肉を焼くから、早い目に帰ってこいと言われていたので、京都タワーに登ってから、帰った。帰るとすぐに、みんなでお風呂に行ってきなさい、といわれ、近所だがあの料理旅館に出掛けていった。
「箱寿司と太巻きも頼んであるから、帰り、忘れずに受け取ってきてちょうだいね」とお母さんが言ってきた。私達は、ぶらぶら歩いて行ったんだけど
「なんか、本当に宿場町って感じだね カメラ持ってきたらよかったわ」と茜が言ってた。
岩風呂だし、他に人も居ないので、みんなで騒ぎながら入った。出てきて、お寿司を受け取りに行ったら
「本町さんとこの、いとはんでっか 大きゅうなられて もう、ええ娘さんやな 本町はんも楽しみやなぁ」と、又、余計な事を言われてしまった。詩織が「いとはん だってっ ウチも言われてみたいわー 京都に来たんだって感じるわー」と、茜に笑って言っていた。
「もおー からかわないでよー だから いとはん なんて嫌だって言ってるのにぃー」
帰ったら、もうお父さんは、火をおこして、飲みながら、カボチャを焼いていた。
「おう いい風呂だったろう 大きいからな まぁ 飲みなさい もう、みんな飲むんだろう」
「お父さん 女のほうのお風呂だから、あんまり大きくないんよ でも、気持ち良かったよ」
「そうだろう 今日は、ステーキ肉買ってきてもらったからな 今、焼くよ そのうち、紳も帰って来るだろう」
私達は、ビールも飲んでいるし、私の好物の箱寿司も食べて、お肉も食べたから、もう、お腹がいっぱいで
「お父さん もう、お腹いっぱい 焼くの、もういいよ」と言ったら
「そうか じゃぁ 紳が帰るまで 少し 休憩」と言って、日本酒に切り替えた。
しばらくして、お兄ちゃんが帰ってきて
「やぁ 昨日は寝てしまっていて、失礼した 絢の兄です よく、来てくれました この人達が、なかよし3人組か みんな、可愛いなぁ びっくりだよ」挨拶したけど、みんな、緊張しちゃて・・。
お兄ちゃんは、自分でお肉焼いていたけど、私は聞いてみた
「お兄ちゃん 写真やっている小野原さんって知っている? 祇園のほうにギャラリーあるんだって まだ、若いよ」
「小野原かぁ 知らないなぁ・・・満彦は小野原だったかなぁー あいつは宮川町だしな」
「あっ そう 満彦って言ってた ねぇ 茜」
「そう 小野原満彦さん プロ1年生って言ってた」
「あぁ 1回、会ったことがある。僕の高校の同窓生の紹介で ポスターの写真撮らないかって紹介された 学生の時からアマで何回か賞を取っていて、ポスターとか雑誌の写真で呼ばれているらしい。でも、ちょっと写真に取りつかれて、偏り過ぎているけらいがあるぞ 彼がどうかしたか?」
「今日ね たまたま知り合って 写真も撮ってもらった」
「そうなのか いい奴だと思うよ 写真のことになると変わるけど でも、帯屋の一人息子らしいから、今後どうすんのかなぁ」
それを聞いて、茜は少し安心したようだった。小さい声で「よしっ」って言って居るのが、聞こえた。
「すみませーん 写真撮っていただけませんか」と、お店を出て、まもなく、疎水に向かってカメラを向けている男の人に、茜が声を掛けていた。
「お願いします これで 私達仲よし旅行なんです」と、自分のカメラを差し出していた。
「あぁ いいですよ これでね じゃあ並んで、ください」と、その人は笑顔で応えてくれた。撮り終えたら
「すみません 僕のカメラでも撮らせてもらっていいですか」と聞かれて・・。
私達、お礼を言って、駅に向かって歩き出したんだけど、何だか、茜は、その人と並んで話しながら歩いていて、後ろから追いかけてきたと思ったら
「ねぇ おふたりさん あの人も一緒に行って良い?」って聞いてきた。
「べつに良いけど」と、電車に乗ったけど、乗り換えの駅で、その人がトイレと言って離れた時
「どうなってんのよ 茜」って、ふたりして聞いてしまった。
「ごめんね あの人 京都の風景を撮っているんだって プロになって1年目なんだけど、モデルさんを、まだ雇えないから、その場に居る人に頼み込んでモデルになってもらってるって言ってたわ 私等、これから鞍馬に行くって言ったら、一緒に行きたいって」
「茜 それって詐欺じゃぁないの うまいこと言って ナンパだったり」
「ううん そんなんじゃぁ無いと思うけど 良い人じゃぁない? 笑顔でわかるわよ」
「茜は男に免疫がないから心配だよ そういう言い方」と詩織も言っていた。あの人が缶ジュースを抱えて戻ってきた。
「やぁ 歩いたからね これ 口に合うかわからんけど こっちにしか売ってないから めずらしいよ」
と1本ずつ渡してくれた。缶の冷やし飴。私も、小さい頃飲んだきりだった。缶じゃぁ無かったけど。
「まだ、自己紹介してなかったね 僕は 小野原満彦写真でプロを目指して1年目です あの時、君達が店から降りてきた時から、目についていたんだ」
「それは、私等3人が 可愛いからって、わかるんですけど、いつも、そうやって声かけてるんですか?」と詩織が調子に乗って聞いたら
「いゃぁーハッハッ 君ら、明るかったからね 見ていたら、吉野さんと目が合ったんだ きれいな瞳だった そーしたら、シャッター押してくれって」
「茜 ほんとう?」と詩織が、茜の顔を見て、確かめたら
「うん 目が合っちゃったんで、なんか、声 出ちゃった ごめんなさい」と舌をペロッと出して答えていた。
鞍馬寺に登るときも、私と詩織が先に歩いて、後から、茜と小野原さんは並んで登ってきていた。すごいね、天狗大きいとか言いながら、茜は写真を撮りまくっていたけれど、時たま、小野寺さんも、それとなく茜を撮っていた。上に着いて、3人並んだとこを撮りたいと言われて、そのうち、私等、独りのところも撮りたいと、それぞれが撮ってもらっていた。私、こんなこと良いんだろうかとか不安もあったけど、「本町さん、モデルに慣れているのかな? とってもいい表情に急に変わるんだよー」とか言われて、変な気分だった。
「これは、フィルムだから、プリントして送るよ いい写真が撮れた ありがとう」と言っていたようだ。
降りてきて、祇園のほうに小野原さんが借りているギャラリーがあるから寄らないかと誘われて、茜はその気になっていたけど、私等2人は止めた。
「茜 ダメだよ 私等、そんなにチャラくないんでしょ なんか、怖い人が居て襲われたらどうすんのよ」と、今度は、詩織が諭していた。
「そう 私 何か 魅かれる おかしいかな」
「うん もう少し、慎重になろ」と、私も止めた。でも、別れ際に、茜は連絡先を交換していたみたい。
今日は、お庭で肉を焼くから、早い目に帰ってこいと言われていたので、京都タワーに登ってから、帰った。帰るとすぐに、みんなでお風呂に行ってきなさい、といわれ、近所だがあの料理旅館に出掛けていった。
「箱寿司と太巻きも頼んであるから、帰り、忘れずに受け取ってきてちょうだいね」とお母さんが言ってきた。私達は、ぶらぶら歩いて行ったんだけど
「なんか、本当に宿場町って感じだね カメラ持ってきたらよかったわ」と茜が言ってた。
岩風呂だし、他に人も居ないので、みんなで騒ぎながら入った。出てきて、お寿司を受け取りに行ったら
「本町さんとこの、いとはんでっか 大きゅうなられて もう、ええ娘さんやな 本町はんも楽しみやなぁ」と、又、余計な事を言われてしまった。詩織が「いとはん だってっ ウチも言われてみたいわー 京都に来たんだって感じるわー」と、茜に笑って言っていた。
「もおー からかわないでよー だから いとはん なんて嫌だって言ってるのにぃー」
帰ったら、もうお父さんは、火をおこして、飲みながら、カボチャを焼いていた。
「おう いい風呂だったろう 大きいからな まぁ 飲みなさい もう、みんな飲むんだろう」
「お父さん 女のほうのお風呂だから、あんまり大きくないんよ でも、気持ち良かったよ」
「そうだろう 今日は、ステーキ肉買ってきてもらったからな 今、焼くよ そのうち、紳も帰って来るだろう」
私達は、ビールも飲んでいるし、私の好物の箱寿司も食べて、お肉も食べたから、もう、お腹がいっぱいで
「お父さん もう、お腹いっぱい 焼くの、もういいよ」と言ったら
「そうか じゃぁ 紳が帰るまで 少し 休憩」と言って、日本酒に切り替えた。
しばらくして、お兄ちゃんが帰ってきて
「やぁ 昨日は寝てしまっていて、失礼した 絢の兄です よく、来てくれました この人達が、なかよし3人組か みんな、可愛いなぁ びっくりだよ」挨拶したけど、みんな、緊張しちゃて・・。
お兄ちゃんは、自分でお肉焼いていたけど、私は聞いてみた
「お兄ちゃん 写真やっている小野原さんって知っている? 祇園のほうにギャラリーあるんだって まだ、若いよ」
「小野原かぁ 知らないなぁ・・・満彦は小野原だったかなぁー あいつは宮川町だしな」
「あっ そう 満彦って言ってた ねぇ 茜」
「そう 小野原満彦さん プロ1年生って言ってた」
「あぁ 1回、会ったことがある。僕の高校の同窓生の紹介で ポスターの写真撮らないかって紹介された 学生の時からアマで何回か賞を取っていて、ポスターとか雑誌の写真で呼ばれているらしい。でも、ちょっと写真に取りつかれて、偏り過ぎているけらいがあるぞ 彼がどうかしたか?」
「今日ね たまたま知り合って 写真も撮ってもらった」
「そうなのか いい奴だと思うよ 写真のことになると変わるけど でも、帯屋の一人息子らしいから、今後どうすんのかなぁ」
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