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第12章
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3月の末、私達の卒業式があった。モトシと慎二君は出席出来ないと言って居なかった。私達、女の子はみんな、着物袴で揃えた。私のも、知らない間に、藤沢のおばさんが手配していてくれた。
茜には、小野原さんが一緒に来ていて、みんなの写真を撮ってくれていたけど、茜が
「私達、5月に式をあげるの 京都だけど、みんな来てよね」
「えー 早いー」と葵が驚いていた。
「茜 私 行けないと思う ごめん 本当にゴメン」と、私は・・
「どうしてよ 親友が結婚するのにー 絢には、出て欲しいよー」
「私 もう 沖縄に行ったとこやし あんまり、我儘で休みたくないんやー 今日も沖縄から来たのよ ごめんなさい」
「しょうがないよね 今、絢は、複雑やもんね じゃぁ 落ち着いたら、会いにきてよね で 絢はいつになるん? もう プロポーズ されたんやろー?」
「・・・はっきりとは・・・」
「なんやのー それっ 大学、沖縄にまで 追いかけて行った女の子の気持ち 遊んでるん違うの! モトシ けしかけたろーかぁー」
「いいの! あの人は 最後は言ってくれると思ってるからー 信じてる」
「いじらしいねぇー 絢は・・・こんな素敵な女の子を ぶらぶらさせといてねー モトシのバカヤロウがぁー!」
その夜、藤沢のおじさんが、「やましん」のステーキハウスで送別会をしてくれていた。
「こうやって、絢とご飯を食べられるのも、最後かな いろいろ 楽しませてもらったよ ありがとう」
「私 おじさんとおばさん、お姉ちやんが居てくれて、大学で成長できたし、とっても楽しかった。感謝しています。本当に、ありがとうございました」
そういうと、肉を焼いていた重友さんが
「お嬢さん どっかへ、行かれるんですか」
「そーなんだよ 聞いてくれるかー 可愛い娘を男に取られてしまうんだ 悲しいだろー」
「お父さん そんな言い方 相手も良い子だから、いいじゃない」
「そーなんだけどな 重友君 安心してくれ 澄香は何処へも行かんから 彼氏もおらんしな」
「お父さん 何を言い出すのー」
「何って 澄香が重友君のファンだってことは、知っちょるわい いつも、そんなにすましていると進まんぞ」
「社長 そんなにからかわないでくださいよ」と、重友さんは動揺していたみたい。
— — — * * * — — —
僕は、3月末、赴任先が決まって、引っ越しをした。古いが、1DKのマンションの2階に決めていた。小さな冷蔵庫、電子レンジとオーブントースターだけは、揃えたが、後は、何とかなるだろうと思った。洗濯も、コインランドリーに行けばいいかとなって感じだった。調理器具も必要に応じて、買えば良いと思っていた。
卒業式があったけど、僕は出席しなかった。絢は、おそらく、着物袴姿で出ているだろう。慎二も研修が始まるからと言って出てないと思う。絢は、終わったら、直ぐにこっちへ来るだろうが、もっとも、彼女の場合3月になると、早く慣れるためとかで、もう、移っていた。絢の所は隣の町なので、そんなに離れていない。
仲間とは、離れてしまったので、又、新しい仲間を作っていかねばと思っている。僕は、希望していた技術センターではなく、本庁勤務になった。しばらくは、こっちの水産の状況を把握するのには、丁度いいかと思うようになっていた。
4月初めの日曜日に、絢がこっちに来て初めて会いに来てくれた。こんなに、長い間、会えなかったのは、いつ以来だろうと・・。表で待っていたのだが、顔を見るなり、走ってきて、僕も、抱きしめていた。大学で、思わず会った時と同じように・・
「うふふっ ウチ 又、親不孝したかもな 本当に、来ちゃったんだわ どこへでも 付いて行くんだから・・」
「うん 離さないよ 絢」
新人研修も終えて、しばらく経った頃、先輩に県内の施設を見て周っていた。その日、2件目の水産加工の会社に案内された。もしや、と思っていたが、会議室に案内されて、陽焼けした男性と、その後ろから女性が入ってきた。
「やぁ 誠一郎君 今年、入った新人だ いろいろと、施設を見せて周っているんだ」と先輩の中村課長に紹介された。
「水島です どうぞ、よろしくお願いいたします」と名刺を交換した。業務部長 神谷誠一郎とあった。僕を上から下までじっくり見ていた。
「すみません、社長は出掛けているんですわ 課長、来るなら言ってくれれば良かったのに 本町さん もっと、前に来て、挨拶しなさい」と絢の背中を押し出すようにした。絢は、背中に隠れるようにしていたのだ。
絢は、課長の前では普通に挨拶をしていたんだが、僕も、名刺を出して、普通に「よろしく」と言ったのだが、絢も名刺を出して「はい」と小さな声で言ったまま、下を向いていた。業務部 本町絢 とあった。
「誠一郎君は、いつも前向きに色々と考えてくれてね、協力してくれるんだ。君もこれから、協力してもらえることが多いと思うから、ご懇意にしてもらうといいよ」と課長が言った。
「いや、こちらこそ、ご協力、指導いただいて助かります そうだ、本町さん、工場の中をご案内してください 本町さん、そんなに固くならないでもいいじゃぁないか」と、絢に指示をしていた。
「課長、水島君だけでいいですかね 僕は、課長に少し話があるんですわ」
僕は、白衣を着て、工場に案内された。手を洗っていると
「なんで、来るの、言うてくれへんかったん」
「いや 僕も、知らなかった 絢が居るなんてのも」
工場に入って行くと、みんなが挨拶をしてくれていたが、絢には、なんか別の会釈をしていた。声を掛ける者も居た。もう、すっかり解け込んでいるみたいだった。
「絢ちゃんが、ここを整理して、並べてくれたから、香辛料なんかもわかりやすくて、やりやすくなったよ」と、絢に言ってきた者も居た。
会社を出て、車の中で、課長が
「社長の知り合いで、教師になるのを強引に引っ張ってきて、3月から居るらしいが、彼女が入って数か月なんだけど、会社内が明るくなって、雰囲気が変わったらしい。これからも、どんどん変わって行くと言っていた。さっきは、不愛想だったけど、なかなかの美人だよな」
絢は泣き虫のお嬢さん育ちなだけで、能力はあるとは思っていたけど、不思議な魅力があって、その場その場で対応していくから、すごい奴なんだと僕は思い知らされた。
茜には、小野原さんが一緒に来ていて、みんなの写真を撮ってくれていたけど、茜が
「私達、5月に式をあげるの 京都だけど、みんな来てよね」
「えー 早いー」と葵が驚いていた。
「茜 私 行けないと思う ごめん 本当にゴメン」と、私は・・
「どうしてよ 親友が結婚するのにー 絢には、出て欲しいよー」
「私 もう 沖縄に行ったとこやし あんまり、我儘で休みたくないんやー 今日も沖縄から来たのよ ごめんなさい」
「しょうがないよね 今、絢は、複雑やもんね じゃぁ 落ち着いたら、会いにきてよね で 絢はいつになるん? もう プロポーズ されたんやろー?」
「・・・はっきりとは・・・」
「なんやのー それっ 大学、沖縄にまで 追いかけて行った女の子の気持ち 遊んでるん違うの! モトシ けしかけたろーかぁー」
「いいの! あの人は 最後は言ってくれると思ってるからー 信じてる」
「いじらしいねぇー 絢は・・・こんな素敵な女の子を ぶらぶらさせといてねー モトシのバカヤロウがぁー!」
その夜、藤沢のおじさんが、「やましん」のステーキハウスで送別会をしてくれていた。
「こうやって、絢とご飯を食べられるのも、最後かな いろいろ 楽しませてもらったよ ありがとう」
「私 おじさんとおばさん、お姉ちやんが居てくれて、大学で成長できたし、とっても楽しかった。感謝しています。本当に、ありがとうございました」
そういうと、肉を焼いていた重友さんが
「お嬢さん どっかへ、行かれるんですか」
「そーなんだよ 聞いてくれるかー 可愛い娘を男に取られてしまうんだ 悲しいだろー」
「お父さん そんな言い方 相手も良い子だから、いいじゃない」
「そーなんだけどな 重友君 安心してくれ 澄香は何処へも行かんから 彼氏もおらんしな」
「お父さん 何を言い出すのー」
「何って 澄香が重友君のファンだってことは、知っちょるわい いつも、そんなにすましていると進まんぞ」
「社長 そんなにからかわないでくださいよ」と、重友さんは動揺していたみたい。
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僕は、3月末、赴任先が決まって、引っ越しをした。古いが、1DKのマンションの2階に決めていた。小さな冷蔵庫、電子レンジとオーブントースターだけは、揃えたが、後は、何とかなるだろうと思った。洗濯も、コインランドリーに行けばいいかとなって感じだった。調理器具も必要に応じて、買えば良いと思っていた。
卒業式があったけど、僕は出席しなかった。絢は、おそらく、着物袴姿で出ているだろう。慎二も研修が始まるからと言って出てないと思う。絢は、終わったら、直ぐにこっちへ来るだろうが、もっとも、彼女の場合3月になると、早く慣れるためとかで、もう、移っていた。絢の所は隣の町なので、そんなに離れていない。
仲間とは、離れてしまったので、又、新しい仲間を作っていかねばと思っている。僕は、希望していた技術センターではなく、本庁勤務になった。しばらくは、こっちの水産の状況を把握するのには、丁度いいかと思うようになっていた。
4月初めの日曜日に、絢がこっちに来て初めて会いに来てくれた。こんなに、長い間、会えなかったのは、いつ以来だろうと・・。表で待っていたのだが、顔を見るなり、走ってきて、僕も、抱きしめていた。大学で、思わず会った時と同じように・・
「うふふっ ウチ 又、親不孝したかもな 本当に、来ちゃったんだわ どこへでも 付いて行くんだから・・」
「うん 離さないよ 絢」
新人研修も終えて、しばらく経った頃、先輩に県内の施設を見て周っていた。その日、2件目の水産加工の会社に案内された。もしや、と思っていたが、会議室に案内されて、陽焼けした男性と、その後ろから女性が入ってきた。
「やぁ 誠一郎君 今年、入った新人だ いろいろと、施設を見せて周っているんだ」と先輩の中村課長に紹介された。
「水島です どうぞ、よろしくお願いいたします」と名刺を交換した。業務部長 神谷誠一郎とあった。僕を上から下までじっくり見ていた。
「すみません、社長は出掛けているんですわ 課長、来るなら言ってくれれば良かったのに 本町さん もっと、前に来て、挨拶しなさい」と絢の背中を押し出すようにした。絢は、背中に隠れるようにしていたのだ。
絢は、課長の前では普通に挨拶をしていたんだが、僕も、名刺を出して、普通に「よろしく」と言ったのだが、絢も名刺を出して「はい」と小さな声で言ったまま、下を向いていた。業務部 本町絢 とあった。
「誠一郎君は、いつも前向きに色々と考えてくれてね、協力してくれるんだ。君もこれから、協力してもらえることが多いと思うから、ご懇意にしてもらうといいよ」と課長が言った。
「いや、こちらこそ、ご協力、指導いただいて助かります そうだ、本町さん、工場の中をご案内してください 本町さん、そんなに固くならないでもいいじゃぁないか」と、絢に指示をしていた。
「課長、水島君だけでいいですかね 僕は、課長に少し話があるんですわ」
僕は、白衣を着て、工場に案内された。手を洗っていると
「なんで、来るの、言うてくれへんかったん」
「いや 僕も、知らなかった 絢が居るなんてのも」
工場に入って行くと、みんなが挨拶をしてくれていたが、絢には、なんか別の会釈をしていた。声を掛ける者も居た。もう、すっかり解け込んでいるみたいだった。
「絢ちゃんが、ここを整理して、並べてくれたから、香辛料なんかもわかりやすくて、やりやすくなったよ」と、絢に言ってきた者も居た。
会社を出て、車の中で、課長が
「社長の知り合いで、教師になるのを強引に引っ張ってきて、3月から居るらしいが、彼女が入って数か月なんだけど、会社内が明るくなって、雰囲気が変わったらしい。これからも、どんどん変わって行くと言っていた。さっきは、不愛想だったけど、なかなかの美人だよな」
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