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第5章
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クリスマスが近づいた時、くるみちゃんが
「カナミ ねえ ねえ 今年のクリスマスはどうすんの?」と、聞いてきた。
「別に 何もないですけどー お店もあるし・・」
「そう ウチな お店終わった後、デートなんだー 北山通のお店でクリスマスディナー」と・・これが、言いたかったんだ。でも、私は
「えー いいなぁー 本格的にお付き合いしてるんですか?」
「うん 今んとこわね でも、食事終わったら、比叡山にドライブに連れて行ってくれるんだって、山頂には行かないで大津に降りるんだって。だからね、どうしょうか、思ってるんだ。一応、つもりして、出掛けるけどね」
「なんですか その、つもりって」
「だからー つもりよ お泊りでも 良いようにね ちゃんと 下着も新しいもの身に着けてね」
「くるみ それって・・」
「そうよ その時の雰囲気でね」
「・・そんな もん なんですかー でも 怖くないの― 初めてなんでしょ?」
「だって いつかは ね もう ウチも二十歳になるのよ」
私も、あの人に会うと一晩中、腕の中で眠りたいと思うかもしれない。その時には、やっぱり特別な下着なのかも知れないと思っていた。
「くるみ 幸せそうね その気持ちわかるかも知れない」
「おぉ 言うのーぅ まだ 小娘のくせして」
「うふっ また 結果聞かせてね 後学のために」
「そんなの わかんないじやぁない 仮りにの話よ という訳で、「カナミは 安全牌のゲンイチさんと出掛ければ―」と、無責任なことを言って居た。
― ― ― * * * ― ― ―
お姉ちゃんが、中小企業の若い経営者の集まりがあるので、一緒に行こうと言ってきて
「一応 クリスマスパーティなんだ。男性が多いんだけどね、香波には、免疫を付けるのにはいいかなって思ってね みんな紳士よ」
「そんなの 私 お酒も飲めないですし 迷惑かけるんじゃぁないですか」
「飲めなくてもいいのよ 香波みたいに可愛い子なら 注目の的で、みんな喜ぶわよ」
そして、お昼ご飯を簡単に済ませた後、
「香波は胸小さいからね これを着けて、パットを入れなさい」と、ブラジャーを渡されて、そしてローズピンクのドレスを持って、この前の美容院に連れていかれた。
「今日は 少し 大人っぽく仕上げてくれるかしら」
「そう 部分染めしてもいいかしら?」
「それは ダメ この子 そういうの嫌いだから」
髪の毛をセットした後、白いお花の髪飾り、そして、お化粧をしてもらって、着替えて、パールのイャリングとネックレス。まるで、着せ替え人形みたいだつた。
「うん いつもながら 可愛いわよ 香波 いい? 今日は、リップも塗っているからね なんか飲んだ後 グラスの跡に気を付けてね ハンカチで必ず、拭き取るのよ 大袈裟だったら、指でもいいわ」と、バツグとハンカチを渡された。お姉ちゃんは深いロイヤルブルーのドレス姿。
お姉ちゃんの仕上がるのを待って、タクシーで会場の北山通りの本来は結婚式場みたいなところ。表には、電飾で飾られた大きな樹が。
お姉ちゃんの後ろについて、会場に入って、コートを預けると、直ぐに、誰か男の人が近寄ってきて、お姉ちゃんに話しかけていたのだ。そうすると、数人の男の人が集まってきた。顔見知りの人達みたいで、親しげに挨拶をしていた。そして
「私の 妹 みんな 初めてでしょ 可愛いのよ 私の自慢」
「へぇー これは これは 驚きだね 燿に、こんな可愛い妹さんが居たなんてな」と、みんなも、びっくりしていたみたいだった。
「ふじ・・ 帯屋香波です」と、私は、お辞儀をして・・恥ずかしかった。下を向いたままで、顔を上げれなかった。
「壮二さん この子ね 私のお店で働いてもらっているの パソコン教室も通っているけどね まだ、16なのよ 大勢の男の人に囲まれるのって、苦手なの だから、エスコートしてもらえるかしら」
「えー 16 なのー 大学生ぐらいかと思ったよ そりゃー 初々しいはずだよな わかった 燿の頼みだもんな 責任もって、ガードします 光栄だよ こんなに可愛い子」
「香波 この人 板倉壮二さん 私の大学の先輩 なんかね、落ち葉とか草を売っている会社の社長さん 私が、香波から離れることもあるからね この人なら信用できるから、離れないようにね」
「おい 落ち葉とかを売っているって 他人聞きの悪い ちゃんとした料理の添え物だよ」
「わかりました お姉ちゃん 私 香波です よろしくお願いします」と、もう一度お辞儀をしていた。
「うん 板倉壮二です いやー 緊張しないで 気楽にね お姉さんとは大学の時からの付き合いだから、気安いんだよ だから、君も気楽に話してよ」
と、言って居る間に、もう、お姉ちゃんは他の人達に挨拶に行ってしまった。立食のパーティで、30人ぐらいの集まりだった。女の人は、私達2人の他には、3人ぐらいしか居なかった。
「香波ちやん 何か飲むかい?」
「えっ ええ ジュースを」
「ふふっ 16だものな えーと ジンジャーエールでいいかな 後は、ノンアルコールのビール」
「すみません ジンジャーエールを・・ あそこのいただいてきていいんですか?」
「いいよ 僕が 持って来るヨ ここから、動かないでね」
その後、色んな食べ物を持って来てくれたり、何人かの男の人を交えて、話してくれていた。私、無理にでも、自然と笑ったりしていたんだ。だけど、少し 臆病になっていたのか、下を向いたままで・・・
「香波ちゃん もっと、顔を上げてね 可愛いんだから 笑顔みせてよ 自信持って ほら、庭のツリーもきれいだよ」
なるほど、お庭に大きなクリスマスツリーが。噴水のようなものもあって、綺麗!。
「香波ちゃんは、なんかペットは?」
「いいえ うちには、何にも たまに来る小鳥達、あと池の鯉ですかねー」
「うふっ そうかー 僕とこはね 去年の冬から猫を飼い出したんだ るる がね捨て猫を連れて帰ってきてね あー るる って僕の妻君」
「えー ご結婚されてたんですか? 見えない!」
「それは 落ち着きがないってことかな?」
「いいえ あのー 若々しいっていうか そのー」
「そうなんだよ こいつ まだ、若い嫁さんもらったんだよ まだ、20 現役の女子大生だよ るるちゃん 騙して、結婚しちゃたんだよ」と、隣に居たダイゴと呼ばれていた人が・・
「えー 学生? やだー いえ 違うんですよー そのー すごいっていうかー」
「ふふっ いいんだよ 香波ちゃんは そういうとこ ますます 可愛いね 言っておくけどね 騙したんじゃぁないんだよ 大恋愛なんだよ」
まわりの皆も「そう そう ますます 可愛いよ」と、私は、もっと、恥ずかしくて下を向いていた。だけど、板倉さんも居てくれたお陰か、みんなも紳士的っていうか、怖いって感じることも無かったのだ。
「うちの猫はね りり って るる が名付けたんだよ だからね 僕は、るるとりりだろー 時々 言い間違うんだよ その時にはな るるに 罰として るる愛してるって3回言えって言われてね」
「あらー 何をノロケ話を 香波は まだ若いんだから 刺激的なこと言わないでね」と、お姉ちゃんがやっと、帰ってきてくれた。
「いやいや 燿の妹にしては 素直で良い子だ 純真そのものだね」
「そうよ 私に似てね 純真なのよ ウフフッ」
「燿 ワッフルサンドの店 2号店 考えているんだって?」と、横の男の人が
「ウーン 少し 慎重にね 暖かくなったらって思っている 占いによるとね ティクアウト専門が良いって それと観光地はダメだって」
「占いって 燿も古臭いこと言うんだなー」
「うーん 最近ね さぁ そろそろ 帰ろっか 香波 ちゃんと食べた?」
「うん 板倉さんが、持って来てくれたから それに、皆さんとも 楽しかったよ」
「そう みんなありがとうね 私も 香波が男達に囲まれて、笑っているの見たの初めて」
「香波ちゃん 今度 ウチに招待するよ るるが最近、生意気でね こんな天使みたいな子が居るんだぞって見せてやりたい」
「壮二 香波は見世物じゃぁないよ それに あなたとこみたいに、イチャイチャしたとこ見せるの 教育上悪い」と、会場を後にした。
「お姉ちゃん 楽しかったわ 怖くなかったし・・」
「そう 良かったわ 楽しんでくれて 少しは、男って普通はああいうもんなんだってこと わかってくれたかなー」
「カナミ ねえ ねえ 今年のクリスマスはどうすんの?」と、聞いてきた。
「別に 何もないですけどー お店もあるし・・」
「そう ウチな お店終わった後、デートなんだー 北山通のお店でクリスマスディナー」と・・これが、言いたかったんだ。でも、私は
「えー いいなぁー 本格的にお付き合いしてるんですか?」
「うん 今んとこわね でも、食事終わったら、比叡山にドライブに連れて行ってくれるんだって、山頂には行かないで大津に降りるんだって。だからね、どうしょうか、思ってるんだ。一応、つもりして、出掛けるけどね」
「なんですか その、つもりって」
「だからー つもりよ お泊りでも 良いようにね ちゃんと 下着も新しいもの身に着けてね」
「くるみ それって・・」
「そうよ その時の雰囲気でね」
「・・そんな もん なんですかー でも 怖くないの― 初めてなんでしょ?」
「だって いつかは ね もう ウチも二十歳になるのよ」
私も、あの人に会うと一晩中、腕の中で眠りたいと思うかもしれない。その時には、やっぱり特別な下着なのかも知れないと思っていた。
「くるみ 幸せそうね その気持ちわかるかも知れない」
「おぉ 言うのーぅ まだ 小娘のくせして」
「うふっ また 結果聞かせてね 後学のために」
「そんなの わかんないじやぁない 仮りにの話よ という訳で、「カナミは 安全牌のゲンイチさんと出掛ければ―」と、無責任なことを言って居た。
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お姉ちゃんが、中小企業の若い経営者の集まりがあるので、一緒に行こうと言ってきて
「一応 クリスマスパーティなんだ。男性が多いんだけどね、香波には、免疫を付けるのにはいいかなって思ってね みんな紳士よ」
「そんなの 私 お酒も飲めないですし 迷惑かけるんじゃぁないですか」
「飲めなくてもいいのよ 香波みたいに可愛い子なら 注目の的で、みんな喜ぶわよ」
そして、お昼ご飯を簡単に済ませた後、
「香波は胸小さいからね これを着けて、パットを入れなさい」と、ブラジャーを渡されて、そしてローズピンクのドレスを持って、この前の美容院に連れていかれた。
「今日は 少し 大人っぽく仕上げてくれるかしら」
「そう 部分染めしてもいいかしら?」
「それは ダメ この子 そういうの嫌いだから」
髪の毛をセットした後、白いお花の髪飾り、そして、お化粧をしてもらって、着替えて、パールのイャリングとネックレス。まるで、着せ替え人形みたいだつた。
「うん いつもながら 可愛いわよ 香波 いい? 今日は、リップも塗っているからね なんか飲んだ後 グラスの跡に気を付けてね ハンカチで必ず、拭き取るのよ 大袈裟だったら、指でもいいわ」と、バツグとハンカチを渡された。お姉ちゃんは深いロイヤルブルーのドレス姿。
お姉ちゃんの仕上がるのを待って、タクシーで会場の北山通りの本来は結婚式場みたいなところ。表には、電飾で飾られた大きな樹が。
お姉ちゃんの後ろについて、会場に入って、コートを預けると、直ぐに、誰か男の人が近寄ってきて、お姉ちゃんに話しかけていたのだ。そうすると、数人の男の人が集まってきた。顔見知りの人達みたいで、親しげに挨拶をしていた。そして
「私の 妹 みんな 初めてでしょ 可愛いのよ 私の自慢」
「へぇー これは これは 驚きだね 燿に、こんな可愛い妹さんが居たなんてな」と、みんなも、びっくりしていたみたいだった。
「ふじ・・ 帯屋香波です」と、私は、お辞儀をして・・恥ずかしかった。下を向いたままで、顔を上げれなかった。
「壮二さん この子ね 私のお店で働いてもらっているの パソコン教室も通っているけどね まだ、16なのよ 大勢の男の人に囲まれるのって、苦手なの だから、エスコートしてもらえるかしら」
「えー 16 なのー 大学生ぐらいかと思ったよ そりゃー 初々しいはずだよな わかった 燿の頼みだもんな 責任もって、ガードします 光栄だよ こんなに可愛い子」
「香波 この人 板倉壮二さん 私の大学の先輩 なんかね、落ち葉とか草を売っている会社の社長さん 私が、香波から離れることもあるからね この人なら信用できるから、離れないようにね」
「おい 落ち葉とかを売っているって 他人聞きの悪い ちゃんとした料理の添え物だよ」
「わかりました お姉ちゃん 私 香波です よろしくお願いします」と、もう一度お辞儀をしていた。
「うん 板倉壮二です いやー 緊張しないで 気楽にね お姉さんとは大学の時からの付き合いだから、気安いんだよ だから、君も気楽に話してよ」
と、言って居る間に、もう、お姉ちゃんは他の人達に挨拶に行ってしまった。立食のパーティで、30人ぐらいの集まりだった。女の人は、私達2人の他には、3人ぐらいしか居なかった。
「香波ちやん 何か飲むかい?」
「えっ ええ ジュースを」
「ふふっ 16だものな えーと ジンジャーエールでいいかな 後は、ノンアルコールのビール」
「すみません ジンジャーエールを・・ あそこのいただいてきていいんですか?」
「いいよ 僕が 持って来るヨ ここから、動かないでね」
その後、色んな食べ物を持って来てくれたり、何人かの男の人を交えて、話してくれていた。私、無理にでも、自然と笑ったりしていたんだ。だけど、少し 臆病になっていたのか、下を向いたままで・・・
「香波ちゃん もっと、顔を上げてね 可愛いんだから 笑顔みせてよ 自信持って ほら、庭のツリーもきれいだよ」
なるほど、お庭に大きなクリスマスツリーが。噴水のようなものもあって、綺麗!。
「香波ちゃんは、なんかペットは?」
「いいえ うちには、何にも たまに来る小鳥達、あと池の鯉ですかねー」
「うふっ そうかー 僕とこはね 去年の冬から猫を飼い出したんだ るる がね捨て猫を連れて帰ってきてね あー るる って僕の妻君」
「えー ご結婚されてたんですか? 見えない!」
「それは 落ち着きがないってことかな?」
「いいえ あのー 若々しいっていうか そのー」
「そうなんだよ こいつ まだ、若い嫁さんもらったんだよ まだ、20 現役の女子大生だよ るるちゃん 騙して、結婚しちゃたんだよ」と、隣に居たダイゴと呼ばれていた人が・・
「えー 学生? やだー いえ 違うんですよー そのー すごいっていうかー」
「ふふっ いいんだよ 香波ちゃんは そういうとこ ますます 可愛いね 言っておくけどね 騙したんじゃぁないんだよ 大恋愛なんだよ」
まわりの皆も「そう そう ますます 可愛いよ」と、私は、もっと、恥ずかしくて下を向いていた。だけど、板倉さんも居てくれたお陰か、みんなも紳士的っていうか、怖いって感じることも無かったのだ。
「うちの猫はね りり って るる が名付けたんだよ だからね 僕は、るるとりりだろー 時々 言い間違うんだよ その時にはな るるに 罰として るる愛してるって3回言えって言われてね」
「あらー 何をノロケ話を 香波は まだ若いんだから 刺激的なこと言わないでね」と、お姉ちゃんがやっと、帰ってきてくれた。
「いやいや 燿の妹にしては 素直で良い子だ 純真そのものだね」
「そうよ 私に似てね 純真なのよ ウフフッ」
「燿 ワッフルサンドの店 2号店 考えているんだって?」と、横の男の人が
「ウーン 少し 慎重にね 暖かくなったらって思っている 占いによるとね ティクアウト専門が良いって それと観光地はダメだって」
「占いって 燿も古臭いこと言うんだなー」
「うーん 最近ね さぁ そろそろ 帰ろっか 香波 ちゃんと食べた?」
「うん 板倉さんが、持って来てくれたから それに、皆さんとも 楽しかったよ」
「そう みんなありがとうね 私も 香波が男達に囲まれて、笑っているの見たの初めて」
「香波ちゃん 今度 ウチに招待するよ るるが最近、生意気でね こんな天使みたいな子が居るんだぞって見せてやりたい」
「壮二 香波は見世物じゃぁないよ それに あなたとこみたいに、イチャイチャしたとこ見せるの 教育上悪い」と、会場を後にした。
「お姉ちゃん 楽しかったわ 怖くなかったし・・」
「そう 良かったわ 楽しんでくれて 少しは、男って普通はああいうもんなんだってこと わかってくれたかなー」
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