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25話 魔王、勇者へ3回目の愛の告白
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「まぁ別に、ヨーケスが誰に恋しちょってもユーナには関係ないけど……あんな? ヨーケス忘れよるけど、ユーナたちはあんたら魔王軍に立ち向かう勇者パーティーなんよ? あんまり仲良うしよると、困る」
「い、いや私は別に仲良くなどしては……」
これはいかん! ユーナは私とキノコの『アーン』を見て、何かとんでもない誤解をしている。
なんてこった、私が自らの手でユーナとの恋のフラグをバッキバキにへし折るだなんて……!
なんとかしなければ、取り返しのつかないことになる。
それどころか、一歩間違えば私はユーナから男も女もイケてしまう特殊な性癖の持ち主として認識されてしまう……!
すると、シャンプルが割って入るように口を開いた。
「……勇者様? でも、魔王さんと仲良くしたら逆に世界が平和になるのではないかしら? わたくし、その……魔王さんのこと、よく知りたいな……」
シャンプルが私の顔をじっ……と見つめてくる。
シャンプルよ、私は別に君に教えることなど何一つない。私が知りたいのはユーナのことだけ。
しかしだな。私とユーナが仲良く? というか付き合ってしまえばたしかに……世界は平和になる。
そこには激しく同意するぞ、シャンプル。
私が彼女の言葉にうなずくと、今度はキノコが謎に頬を赤らめて言う。
「うんうん! そこにはボクもシャンプルに賛成するよ? ボクも……ヨーケスおにいさんのこと、もっと知りたいし……」
「いや、あのな。私はお前たちに教えることなど何もないんだが? いったいどーしたんだおまいら」
……な、何が起きているのだ?
シャンプルもキノコもついさっき出会ったばかりなのに、なんだか私に対してすごい好意的なんだが……?
すると、少し困った顔をしたユーナがため息を一つ吐く。
「はぁ、ヨーケス……あんな? シャンプルとマッシュにかけた『魅了』の魔法をさっさと解除してくれん? ユーナの、勇者パーティー結成記念を解散記者会見にしよるつもりなん? 今なら怒らんからはよして? はよ」
ユーナは完全に誤解しているばかりか、ちっとも私にヤキモチを妬いてくれない。
ぷんすこだよユーナ……。
私は『魅了』の魔法なんて使えないよ。使えたらとっくにユーナを誘惑してるよ?
でも、使えたとしてもユーナに魔法をかけることは、やっぱりしないかな。
私はそんなことせずに、君からの愛を勝ち取りたいからね。
かりそめの愛など、私は興味などないのだから。
私は、テーブルから立ち上がり。
「ユーナ、私は『魅了』の魔法なんて使ってない!」
そして、ユーナの一言にちょっとだけカチンときた私は少しだけ大きな声で言った。
私はワインをグイ、と飲むとテーブルに再びグラスをダン! と勢いよく置いた。
私は少しだけ……いらおこだったのだ。
そんな私を見て、首をかしげたユーナだったが構わず続ける。
「私は、いつもユーナのことばかり考えて生きてきたんだ。ユーナに会いたくて、ここまで頑張ってきたんだ。どんなに辛いときも、苦しいときも……ユーナの笑顔を思い出して……それを励みにしてきたんだ」
ユーナの顔を見つめると、一瞬で私のいらおこ感は消えてしまう。
対して湧き上がるのは、再びの愛。
私はユーナに微笑み、彼女の手を握る。
「ユーナ。私は理由など説明できないけれど、君に心から惹かれてしょうがないんだ。寝ても覚めても、頭の片隅にはずーっと大好きなユーナがいるんだ!」
私の、渾身の告白第三弾だ。
焼き肉デートの時とは違う、迫真を込めた私の必殺の一言だ。
どうか、ユーナにだけ届いてほしい。
ユーナの心に響き渡れ、私の恋の言葉。
「い、いや私は別に仲良くなどしては……」
これはいかん! ユーナは私とキノコの『アーン』を見て、何かとんでもない誤解をしている。
なんてこった、私が自らの手でユーナとの恋のフラグをバッキバキにへし折るだなんて……!
なんとかしなければ、取り返しのつかないことになる。
それどころか、一歩間違えば私はユーナから男も女もイケてしまう特殊な性癖の持ち主として認識されてしまう……!
すると、シャンプルが割って入るように口を開いた。
「……勇者様? でも、魔王さんと仲良くしたら逆に世界が平和になるのではないかしら? わたくし、その……魔王さんのこと、よく知りたいな……」
シャンプルが私の顔をじっ……と見つめてくる。
シャンプルよ、私は別に君に教えることなど何一つない。私が知りたいのはユーナのことだけ。
しかしだな。私とユーナが仲良く? というか付き合ってしまえばたしかに……世界は平和になる。
そこには激しく同意するぞ、シャンプル。
私が彼女の言葉にうなずくと、今度はキノコが謎に頬を赤らめて言う。
「うんうん! そこにはボクもシャンプルに賛成するよ? ボクも……ヨーケスおにいさんのこと、もっと知りたいし……」
「いや、あのな。私はお前たちに教えることなど何もないんだが? いったいどーしたんだおまいら」
……な、何が起きているのだ?
シャンプルもキノコもついさっき出会ったばかりなのに、なんだか私に対してすごい好意的なんだが……?
すると、少し困った顔をしたユーナがため息を一つ吐く。
「はぁ、ヨーケス……あんな? シャンプルとマッシュにかけた『魅了』の魔法をさっさと解除してくれん? ユーナの、勇者パーティー結成記念を解散記者会見にしよるつもりなん? 今なら怒らんからはよして? はよ」
ユーナは完全に誤解しているばかりか、ちっとも私にヤキモチを妬いてくれない。
ぷんすこだよユーナ……。
私は『魅了』の魔法なんて使えないよ。使えたらとっくにユーナを誘惑してるよ?
でも、使えたとしてもユーナに魔法をかけることは、やっぱりしないかな。
私はそんなことせずに、君からの愛を勝ち取りたいからね。
かりそめの愛など、私は興味などないのだから。
私は、テーブルから立ち上がり。
「ユーナ、私は『魅了』の魔法なんて使ってない!」
そして、ユーナの一言にちょっとだけカチンときた私は少しだけ大きな声で言った。
私はワインをグイ、と飲むとテーブルに再びグラスをダン! と勢いよく置いた。
私は少しだけ……いらおこだったのだ。
そんな私を見て、首をかしげたユーナだったが構わず続ける。
「私は、いつもユーナのことばかり考えて生きてきたんだ。ユーナに会いたくて、ここまで頑張ってきたんだ。どんなに辛いときも、苦しいときも……ユーナの笑顔を思い出して……それを励みにしてきたんだ」
ユーナの顔を見つめると、一瞬で私のいらおこ感は消えてしまう。
対して湧き上がるのは、再びの愛。
私はユーナに微笑み、彼女の手を握る。
「ユーナ。私は理由など説明できないけれど、君に心から惹かれてしょうがないんだ。寝ても覚めても、頭の片隅にはずーっと大好きなユーナがいるんだ!」
私の、渾身の告白第三弾だ。
焼き肉デートの時とは違う、迫真を込めた私の必殺の一言だ。
どうか、ユーナにだけ届いてほしい。
ユーナの心に響き渡れ、私の恋の言葉。
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