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第二部
76話 桶狭間の戦いにて2
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※暴力表現があります。
「君達が先見の巫女?いいねえいいねえ、きれいだねえかわいいねえ!」
早速ですが我々トンチキ巫女一行は、無事に今川義元らしき人のところへお目通りを果たしていた。
戦中だというのに周りは案外静かで、私と日奈さん、それに夕凪の三人は休憩用の天幕の中に通され、大将とおぼしき男の前にいる。
もっと強そうな人かと思っていたのに、威圧感は感じない。
これなら、何もしなくても信長くん勝てそうだけど。
「あの……あなたが、今川義元様でしょうか?」
「あれ?先が見える巫女なのに、そんなこともわからないの?ま、いっか。うんうん、そうだよお。ワタシが今川義元だよお」
隣の日奈さんにこっそり耳を寄せる。彼女は戸惑いながらも、私にだけわかるよう囁いた。
「なんかキャラ違うけど……見た目は、そう」
「そっか……」
今川義元は、ゲームだとネームド立ち絵あり武将。ただしCVはついておらずこの章で死ぬ。
なので日奈さんは見ればわかると言ったのだけど、夕凪や十兵衛はそんなふわふわした証明方法では納得しなかった。
きちんと確認するためと足止めを兼ねて、こうして女三人だけで大将を確認している。
十兵衛はもちろん止めたけど。
「帰蝶様が行く必要はないでしょう。私が確認と足止めをします」
「だめ。男が行ってバレたら殺される。ここは私と日奈さん、夕凪で行く。」
「即座に捕まるようなことはしません」
「信じてるけど、リスクはなるべく抑えるべきよ。それに、私が置いてかれて、何もしないで待ってられると思う?」
そこまで言うと、十兵衛は「はああ」とこれ見よがしな大き目溜息を吐いた。
「あのうつけめ……どうして帰蝶様に偵察なんて……命令以上のことをするに決まっているのに」
「まあまあ。十兵衛だって、信長様には勝ってほしいでしょ」
「帰蝶様の為に勝っていただくのは当然ですが、偵察やら足止めやらに引っ張り出して良いと言うわけではありません」
十兵衛は、以前よりもちょっとだけ私に対しても態度が厳しくなったように思う。
それは私を護ろうとする意識からだってのがわかるから、もう怖くはないんだけど。
前は他人がいてもタメ語交じりになることもあったのに、最近は基本敬語。
ま、大人になったってことだろう。
そしてだいぶ仲良くなったと思ったのに、信長の話をするとその整った顔が面白いくらいに歪む。
「でも姫様、夕凪も反対です。足止めまでする必要はあるですか?ここで、動きを見張ってたのではダメですか?」
「うーん、出来ればここで討ってもらいたいんだって。そこの巫女様と軍師見習いさんが」
町娘風コスプレをした夕凪が、心配そうに眉をハの字にしている。かわいいね、その服。
未来の知識がある日奈さんはもちろんなんだけど、十兵衛は信長から何か言われたわけでもないのに、作戦内容を正確に理解していた。
すごいな、すっかり右腕じゃん。苦虫噛み途中な顔されるから、言わないけど。
今回の作戦は、今川に信長がいるのとは別の織田領を叩かせて、そっちに目が行ってる間に信長達本隊がこっそり近づく。
史実では、雨が降ってきて視界が悪くて成功したとか、圧倒的な戦況に今川が油断して酒宴を開いてたからとか、色々あるらしい。
しかし、まだ雨が降る様子も、酒宴が開かれる様子もない。
これ以上進まれると困るのだ。史実ともゲームとも違ってしまうと私達はもう、わからなくなる。
「これは、あなたたちを巻き込まないためだよ」
「え?」
さっきまで黙っていた、巫女だった。
「さっきの私達の話、二人とも聞いてたよね?これは捨て駒を使った奇襲作戦。この戦に勝っても負けても、身内から不満が出るのは確実。でもその時城から出されていれば、あなたたちは何も知らなかったと言える。それに、今川との兵力差は圧倒的。万全を期すなら、何かあった時のためにも、大事なものは城から出しておいた方がいい」
初めて戦場に出され、怯えていたはずの少女は、それでも自分の持つ知識で勝とうとしていた。
「なぜ、あなたにそこまでわかるんですか?」
「私は先見の巫女、ですから……この先どうなるのか知っています。あなたの先も教えましょうか?」
「いえ、いいです。それより、普段戦に興味を示さないあなたが、命令とは言え素直に着いてきたということは、帰蝶様は安全なんですね?」
十兵衛の鋭い目に刺されながら、彼女は頷いた。
その目に嘘はないと、私にもわかる。
「帰蝶様は……彼女はここでは死にません」
「わかりました」
「じゃ、これ以上近付くなら女だけにしましょう。十兵衛は見張り。大将が誰だか聞き出せたら夕凪が合図するから、すぐに信長様へ報せを飛ばして。まあ9割がた今川義元隊なんだけどね」
本当は十兵衛を一人置いて行くの、ものすんごーーく不安なんだけど、余計なことはしないように三重くらいに念押しをして置いて来た。
私にだけは言われたくないって顔してたけど。
さっき今川義元が自分で名乗った時に夕凪が後ろで合図を出したようなので、きっともう報せを出してくれただろう。
あとは、信長が来るまで義元をここに置いておく。それから、日奈さんが殺されないように護る。
やることが……多いぞ!
「で、どっちが巫女ちゃんなの?」
「見ての通り、どちらも巫女ですわ」
「うーーーん……」
先見の巫女は不思議な異国の格好をした若い女で、戦の勝敗を必ず言い当てる。
織田信長は巫女の言うとおりにして、勝てるはずのない戦にいくつも勝っているらしい。
これが、今現在、尾張以外に広まっている先見の巫女情報。
信長の提案で、忍びのみなさんを使って近隣にこの情報をバラまいている。
近隣諸国でも信じている人は半々くらい、といったところだそうだ。
「でも先がわかる巫女は欲しいしなあ。かわいいし、両方とも娶っちゃおうかなあ」
「あ、そういう系ですか……」
義元おじさんは、私の手を取り、いやらしい手つきでさすさす撫ではじめた。
目じりが垂れ下がりまくっている。
キャバクラかここは。
隣では日奈さんが引きまくっていた。
今川義元は、どちらかと言うと「巫女を信じている派」。
でなければ代替わりしたばかりの小物の信長が、ここまで生き残ってはいないだろう、という考え。
未来から来た便利アイテム巫女ちゃんは、できれば殺さずに欲しい。
「義元様、二人いると意見が割れた時に面倒です。召し抱えるなら一人にしておいてください」
「それもそうだねえ」
隣にいた参謀のような人が口をはさむ。
日奈さんから聞いていたとおり、戦の真っ最中のはずなのにここは緊張感があまりない。
もう勝った気でいるのだろうか。
私がキャバ嬢よろしく「お酒が飲みたぁい」と言ったら、そのまま酒宴も開きそうな勢いだ。
その気のゆるみが、君達を殺すんだぞ。
その時、手の甲を撫でられながら、頭上に雨音を聞いた。
粒の大きそうな音だが、天幕は天井までしっかりした布で覆われているので、ここは濡れることはないだろう。
「織田を討ち取ったあとも役立ちそうだしなあ。もう一回聞くけど、どっちが巫女ちゃん?姉妹には見えないけど、本当にどっちもそんな力があるの?」
「ええ。どちらも。でなきゃ織田を出てわざわざここまで来ませんわ」
私は反対の手を口にあて、ホホホと笑った。
私たちは、負けそうな織田軍を見限って勝ちそうな方へ逃げて来た巫女、ということになっている。
そう説明したわけではなく、先見の巫女だと言ったら向こうが勝手に解釈しただけなので嘘はついてない。
急に強く叩きはじめた雨音に交じって、ボキ、と下から変な音がした。
見ると、握られさすられていた義元の手が、私の指を掴んでいる。
私の左手人差し指が、反対側に曲げられていた。
「……っ!」
「指の骨を折られて泣き叫ばない女は、忍びか武家の娘だ。お前、噂に聞く蝮の娘だろう」
「君達が先見の巫女?いいねえいいねえ、きれいだねえかわいいねえ!」
早速ですが我々トンチキ巫女一行は、無事に今川義元らしき人のところへお目通りを果たしていた。
戦中だというのに周りは案外静かで、私と日奈さん、それに夕凪の三人は休憩用の天幕の中に通され、大将とおぼしき男の前にいる。
もっと強そうな人かと思っていたのに、威圧感は感じない。
これなら、何もしなくても信長くん勝てそうだけど。
「あの……あなたが、今川義元様でしょうか?」
「あれ?先が見える巫女なのに、そんなこともわからないの?ま、いっか。うんうん、そうだよお。ワタシが今川義元だよお」
隣の日奈さんにこっそり耳を寄せる。彼女は戸惑いながらも、私にだけわかるよう囁いた。
「なんかキャラ違うけど……見た目は、そう」
「そっか……」
今川義元は、ゲームだとネームド立ち絵あり武将。ただしCVはついておらずこの章で死ぬ。
なので日奈さんは見ればわかると言ったのだけど、夕凪や十兵衛はそんなふわふわした証明方法では納得しなかった。
きちんと確認するためと足止めを兼ねて、こうして女三人だけで大将を確認している。
十兵衛はもちろん止めたけど。
「帰蝶様が行く必要はないでしょう。私が確認と足止めをします」
「だめ。男が行ってバレたら殺される。ここは私と日奈さん、夕凪で行く。」
「即座に捕まるようなことはしません」
「信じてるけど、リスクはなるべく抑えるべきよ。それに、私が置いてかれて、何もしないで待ってられると思う?」
そこまで言うと、十兵衛は「はああ」とこれ見よがしな大き目溜息を吐いた。
「あのうつけめ……どうして帰蝶様に偵察なんて……命令以上のことをするに決まっているのに」
「まあまあ。十兵衛だって、信長様には勝ってほしいでしょ」
「帰蝶様の為に勝っていただくのは当然ですが、偵察やら足止めやらに引っ張り出して良いと言うわけではありません」
十兵衛は、以前よりもちょっとだけ私に対しても態度が厳しくなったように思う。
それは私を護ろうとする意識からだってのがわかるから、もう怖くはないんだけど。
前は他人がいてもタメ語交じりになることもあったのに、最近は基本敬語。
ま、大人になったってことだろう。
そしてだいぶ仲良くなったと思ったのに、信長の話をするとその整った顔が面白いくらいに歪む。
「でも姫様、夕凪も反対です。足止めまでする必要はあるですか?ここで、動きを見張ってたのではダメですか?」
「うーん、出来ればここで討ってもらいたいんだって。そこの巫女様と軍師見習いさんが」
町娘風コスプレをした夕凪が、心配そうに眉をハの字にしている。かわいいね、その服。
未来の知識がある日奈さんはもちろんなんだけど、十兵衛は信長から何か言われたわけでもないのに、作戦内容を正確に理解していた。
すごいな、すっかり右腕じゃん。苦虫噛み途中な顔されるから、言わないけど。
今回の作戦は、今川に信長がいるのとは別の織田領を叩かせて、そっちに目が行ってる間に信長達本隊がこっそり近づく。
史実では、雨が降ってきて視界が悪くて成功したとか、圧倒的な戦況に今川が油断して酒宴を開いてたからとか、色々あるらしい。
しかし、まだ雨が降る様子も、酒宴が開かれる様子もない。
これ以上進まれると困るのだ。史実ともゲームとも違ってしまうと私達はもう、わからなくなる。
「これは、あなたたちを巻き込まないためだよ」
「え?」
さっきまで黙っていた、巫女だった。
「さっきの私達の話、二人とも聞いてたよね?これは捨て駒を使った奇襲作戦。この戦に勝っても負けても、身内から不満が出るのは確実。でもその時城から出されていれば、あなたたちは何も知らなかったと言える。それに、今川との兵力差は圧倒的。万全を期すなら、何かあった時のためにも、大事なものは城から出しておいた方がいい」
初めて戦場に出され、怯えていたはずの少女は、それでも自分の持つ知識で勝とうとしていた。
「なぜ、あなたにそこまでわかるんですか?」
「私は先見の巫女、ですから……この先どうなるのか知っています。あなたの先も教えましょうか?」
「いえ、いいです。それより、普段戦に興味を示さないあなたが、命令とは言え素直に着いてきたということは、帰蝶様は安全なんですね?」
十兵衛の鋭い目に刺されながら、彼女は頷いた。
その目に嘘はないと、私にもわかる。
「帰蝶様は……彼女はここでは死にません」
「わかりました」
「じゃ、これ以上近付くなら女だけにしましょう。十兵衛は見張り。大将が誰だか聞き出せたら夕凪が合図するから、すぐに信長様へ報せを飛ばして。まあ9割がた今川義元隊なんだけどね」
本当は十兵衛を一人置いて行くの、ものすんごーーく不安なんだけど、余計なことはしないように三重くらいに念押しをして置いて来た。
私にだけは言われたくないって顔してたけど。
さっき今川義元が自分で名乗った時に夕凪が後ろで合図を出したようなので、きっともう報せを出してくれただろう。
あとは、信長が来るまで義元をここに置いておく。それから、日奈さんが殺されないように護る。
やることが……多いぞ!
「で、どっちが巫女ちゃんなの?」
「見ての通り、どちらも巫女ですわ」
「うーーーん……」
先見の巫女は不思議な異国の格好をした若い女で、戦の勝敗を必ず言い当てる。
織田信長は巫女の言うとおりにして、勝てるはずのない戦にいくつも勝っているらしい。
これが、今現在、尾張以外に広まっている先見の巫女情報。
信長の提案で、忍びのみなさんを使って近隣にこの情報をバラまいている。
近隣諸国でも信じている人は半々くらい、といったところだそうだ。
「でも先がわかる巫女は欲しいしなあ。かわいいし、両方とも娶っちゃおうかなあ」
「あ、そういう系ですか……」
義元おじさんは、私の手を取り、いやらしい手つきでさすさす撫ではじめた。
目じりが垂れ下がりまくっている。
キャバクラかここは。
隣では日奈さんが引きまくっていた。
今川義元は、どちらかと言うと「巫女を信じている派」。
でなければ代替わりしたばかりの小物の信長が、ここまで生き残ってはいないだろう、という考え。
未来から来た便利アイテム巫女ちゃんは、できれば殺さずに欲しい。
「義元様、二人いると意見が割れた時に面倒です。召し抱えるなら一人にしておいてください」
「それもそうだねえ」
隣にいた参謀のような人が口をはさむ。
日奈さんから聞いていたとおり、戦の真っ最中のはずなのにここは緊張感があまりない。
もう勝った気でいるのだろうか。
私がキャバ嬢よろしく「お酒が飲みたぁい」と言ったら、そのまま酒宴も開きそうな勢いだ。
その気のゆるみが、君達を殺すんだぞ。
その時、手の甲を撫でられながら、頭上に雨音を聞いた。
粒の大きそうな音だが、天幕は天井までしっかりした布で覆われているので、ここは濡れることはないだろう。
「織田を討ち取ったあとも役立ちそうだしなあ。もう一回聞くけど、どっちが巫女ちゃん?姉妹には見えないけど、本当にどっちもそんな力があるの?」
「ええ。どちらも。でなきゃ織田を出てわざわざここまで来ませんわ」
私は反対の手を口にあて、ホホホと笑った。
私たちは、負けそうな織田軍を見限って勝ちそうな方へ逃げて来た巫女、ということになっている。
そう説明したわけではなく、先見の巫女だと言ったら向こうが勝手に解釈しただけなので嘘はついてない。
急に強く叩きはじめた雨音に交じって、ボキ、と下から変な音がした。
見ると、握られさすられていた義元の手が、私の指を掴んでいる。
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「……っ!」
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