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第二部
82話 いいじゃない、歴史を変えたって
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「アハハハハハッ!」
甲高い声が、燃える城内にこだまする。
パチパチと木の爆ぜる音と、遠くから聞こえる人々の悲鳴。それらをすべてかき消してしまうほどに、女の声は耳にうるさく響いた。
嗤う女はくるりと楽しげに一回転すると、対峙していた少女に向き直る。場にそぐわない、ダンスでもしているかのような軽やかさで。
蝶の刺繍の煌びやかな着物が、ふわりと火の粉を避けて舞った。
「……歴史を歪めようとしていたのは、あなただったのね」
少女は、煤だらけになってしまった顔に怒りを滲ませ女を見る。
女の整った唇が、月のように歪んだ。
「歴史?歪める?なんのことかしら?わたくしは、わたくしのしたいようにしただけ」
少女の決意を嘲笑うように、女は答えた。
未だ踊り、歌っているような声の弾み。
「歴史を変えようとして、私達の邪魔をし……」
「ええ、そうね。あなたはとても邪魔だったわ。歴史を変えると言うけれど、それの何が悪いの?わたくしの居場所を守ってなにが悪いの?夫を守ろうとして何が悪いの?歴史を変えて、なにがいけないのよ?言ってごらんなさい」
「それは……」
「ほらね、あなただって、本当は自分の知る通りにならなければいいと思ってるのでしょう?だって、そうすれば愛するーーーと一緒にいられるものね?」
崩れる大きな音で、声の一部がかき消される。
「違う、私は……彼のことを……」
「愛しているのでしょう?別れたくないのでしょう?」
それは、ここへ来るまでに何度も、少女自身の中に出た問いだった。
歴史通りに進めれば、彼は必ず死んでしまう。
神様に指示されるまま歴史を修正して、史実通り行くように選択して。
とりこぼされた小さな改変はあったけれど、それも本当にちいさなものだ。結局今こうして、本能寺は燃えている。
信長は死ぬ。
光秀は断罪される。
利家は主君を守れない。
秀吉は仲間も主君も、大切な人をいっぺんに失う。
みんな、みんな、救われない。
「神様なんて裏切って、私に付きなさいな」
それは甘美な、悪魔の誘いの声。
神様の言う通りに、少女の知る未来へ繋がるように修正をしていけば、それが終われば自分は未来へ帰れなければならない。
彼とは必ず、別れなければならない。そんなの、嫌だ。
「で、でも、そんな、そんなこと……」
本当は、そうしたい。
少女はその色づいた唇を震わせた。
迷いを見て、女の手がその頬へ、唇へ向かう。
白い指先がやさしく、あやすように少女のまろい頬を撫でた。
「簡単よ。あなたは知っているのでしょう?本能寺に火をつけたのは誰?信長様を害そうとしたのは誰?その彼を、あなたが排除すればいいのよ」
「排除って……」
「できるわ。あなたが愛した彼を、救うのよ。これが彼の救いになるのよ」
「私が、彼を……救う…………」
目の前の女は、人ではない、もっと妖しいものに見えた。
だって人であるのなら、こんなにも炎の中ですら美しく、蠱惑的であるはずがない。
鈴のように頭の中で鳴り続ける声に促され、少女は最後の決断をする。
歴史を変える
▶歴史を変えない
*******
「そ、それで!?それからどうなるの!?」
私は、見たことのないアニメのストーリーを催促するするように、前のめりに日奈に詰め寄った。
彼女は淡々と先を教えてくれる。
「どっちを選んでも、帰蝶は遅れて来たヒロインの相手役に殺される。で、“歴史を変える”を選んだ場合は、パートナーと戦国時代で結ばれる代わりに、ヒロインは現世に帰れない」
「因みに、今有力な信長様ルートだと?」
「燃える本能寺から信長を助けて一緒に逃げる、信長生存ルートになる。乙女ゲームだから、そのあとの史実的なごたごたは知らないよ。告白してキスして終わり。スチルけっこう良かったよ」
「ふざけんな~~キスして全部終わるわけないじゃない~~!」
「私もそう思うけど、乙女ゲーなんてそんなものだよ」
ちなみに“歴史を変えない”を選べば、ヒロインは現世に帰りパートナーとは別れることになるけれど、悲恋なエンディングのあとに、未来に転生したパートナーと出会える演出が待っている。
これが戦国謳華における最良エンド。
「光秀ルートは?」
「光秀様の場合も、やっぱり本能寺から逃げる。信長を討たずに逃げて一緒にひっそり暮らそう~みたいなエンディング。“歴史を変えない”にすると、ヒロインは愛する人をその手にかけることになる」
「ゲッ!乙女ゲームでそんな殺伐エンドあり!?」
「まあ、戦国乙女ゲームだからね……でもこれがシリーズ内では一、二を争う名シナリオで……」
血濡れた光秀をその腕に抱いたヒロイン。誰もいない闇の中、二人は静かな最期の時を過ごす。
冷たくなっていく唇に触れながら、現世へ戻っても必ず再び巡り合うことを、互いに約束するのだ。
愛の言葉を囁く彼の唇は、次第に動かなくなり……
少女は光に包まれ、その体が消えたのと同時に、光秀も息を引き取る。
流れるスタッフロール。悲劇的な曲。その後にある、エンディングシナリオ。
転生した光秀と再開し、抱き合い幸せなキスをする二人のスチルで、すべての幕は閉じられる。
「うっ……そんなあ……っ!光秀くんもヒロインちゃんもかわいそう……っ」
「なんで泣く!?だから、そうならないように今頑張ってるんでしょ!?」
「そうだけど、どっちみちどうやっても本能寺燃えるんじゃん!」
「それは……」
日奈も言葉を詰まらせた。
彼女から今聞いた限りのストーリーは、どのルートでもどの選択肢を選んでも、最後まで行けば本能寺は燃える。
信長が死ぬかどうかは選択次第のようだが、彼を生かすと別の人が死ぬ。光秀とか。
「あ、でも歴史を歪めようとしてたのは帰蝶だったのよね?じゃあ、“私”が今後何もしなければ、日奈の望んだ形になるのでは?」
「……そうは、ならないと思う……」
ゲームでの帰蝶は、“死に戻りやりなおし令嬢”だった。
自分や夫が死ぬ未来を変えるため、ヒロインの邪魔をし、ある時にはヒロインを殺そうとする。
自分の安全の為なら、光秀や秀吉ですら排除しようとしたという。
悪役令嬢どころではない、悪女を超えた、ラスボスだ。
「“帰蝶姫”はあなたに体を貸してるって言ってた。帰蝶姫の意志は、まだこの世界に働いてると思う。でも、神様の自動修正機能も生きてる」
墨で描いた丸をぶつかりあわせる図を書きながら、日奈は説明を続けた。
「だから、私達にできることは、たぶん……ゲームクリア」
「……それって?」
「私か帰蝶が、誰か一人を選ぶんだよ」
日奈がヒロインとしてパートナーを選び、ゲームをクリアするか、
私が、帰蝶姫として誰かと幸せになって、ループを終わらせる。
その、どちらかだ。
甲高い声が、燃える城内にこだまする。
パチパチと木の爆ぜる音と、遠くから聞こえる人々の悲鳴。それらをすべてかき消してしまうほどに、女の声は耳にうるさく響いた。
嗤う女はくるりと楽しげに一回転すると、対峙していた少女に向き直る。場にそぐわない、ダンスでもしているかのような軽やかさで。
蝶の刺繍の煌びやかな着物が、ふわりと火の粉を避けて舞った。
「……歴史を歪めようとしていたのは、あなただったのね」
少女は、煤だらけになってしまった顔に怒りを滲ませ女を見る。
女の整った唇が、月のように歪んだ。
「歴史?歪める?なんのことかしら?わたくしは、わたくしのしたいようにしただけ」
少女の決意を嘲笑うように、女は答えた。
未だ踊り、歌っているような声の弾み。
「歴史を変えようとして、私達の邪魔をし……」
「ええ、そうね。あなたはとても邪魔だったわ。歴史を変えると言うけれど、それの何が悪いの?わたくしの居場所を守ってなにが悪いの?夫を守ろうとして何が悪いの?歴史を変えて、なにがいけないのよ?言ってごらんなさい」
「それは……」
「ほらね、あなただって、本当は自分の知る通りにならなければいいと思ってるのでしょう?だって、そうすれば愛するーーーと一緒にいられるものね?」
崩れる大きな音で、声の一部がかき消される。
「違う、私は……彼のことを……」
「愛しているのでしょう?別れたくないのでしょう?」
それは、ここへ来るまでに何度も、少女自身の中に出た問いだった。
歴史通りに進めれば、彼は必ず死んでしまう。
神様に指示されるまま歴史を修正して、史実通り行くように選択して。
とりこぼされた小さな改変はあったけれど、それも本当にちいさなものだ。結局今こうして、本能寺は燃えている。
信長は死ぬ。
光秀は断罪される。
利家は主君を守れない。
秀吉は仲間も主君も、大切な人をいっぺんに失う。
みんな、みんな、救われない。
「神様なんて裏切って、私に付きなさいな」
それは甘美な、悪魔の誘いの声。
神様の言う通りに、少女の知る未来へ繋がるように修正をしていけば、それが終われば自分は未来へ帰れなければならない。
彼とは必ず、別れなければならない。そんなの、嫌だ。
「で、でも、そんな、そんなこと……」
本当は、そうしたい。
少女はその色づいた唇を震わせた。
迷いを見て、女の手がその頬へ、唇へ向かう。
白い指先がやさしく、あやすように少女のまろい頬を撫でた。
「簡単よ。あなたは知っているのでしょう?本能寺に火をつけたのは誰?信長様を害そうとしたのは誰?その彼を、あなたが排除すればいいのよ」
「排除って……」
「できるわ。あなたが愛した彼を、救うのよ。これが彼の救いになるのよ」
「私が、彼を……救う…………」
目の前の女は、人ではない、もっと妖しいものに見えた。
だって人であるのなら、こんなにも炎の中ですら美しく、蠱惑的であるはずがない。
鈴のように頭の中で鳴り続ける声に促され、少女は最後の決断をする。
歴史を変える
▶歴史を変えない
*******
「そ、それで!?それからどうなるの!?」
私は、見たことのないアニメのストーリーを催促するするように、前のめりに日奈に詰め寄った。
彼女は淡々と先を教えてくれる。
「どっちを選んでも、帰蝶は遅れて来たヒロインの相手役に殺される。で、“歴史を変える”を選んだ場合は、パートナーと戦国時代で結ばれる代わりに、ヒロインは現世に帰れない」
「因みに、今有力な信長様ルートだと?」
「燃える本能寺から信長を助けて一緒に逃げる、信長生存ルートになる。乙女ゲームだから、そのあとの史実的なごたごたは知らないよ。告白してキスして終わり。スチルけっこう良かったよ」
「ふざけんな~~キスして全部終わるわけないじゃない~~!」
「私もそう思うけど、乙女ゲーなんてそんなものだよ」
ちなみに“歴史を変えない”を選べば、ヒロインは現世に帰りパートナーとは別れることになるけれど、悲恋なエンディングのあとに、未来に転生したパートナーと出会える演出が待っている。
これが戦国謳華における最良エンド。
「光秀ルートは?」
「光秀様の場合も、やっぱり本能寺から逃げる。信長を討たずに逃げて一緒にひっそり暮らそう~みたいなエンディング。“歴史を変えない”にすると、ヒロインは愛する人をその手にかけることになる」
「ゲッ!乙女ゲームでそんな殺伐エンドあり!?」
「まあ、戦国乙女ゲームだからね……でもこれがシリーズ内では一、二を争う名シナリオで……」
血濡れた光秀をその腕に抱いたヒロイン。誰もいない闇の中、二人は静かな最期の時を過ごす。
冷たくなっていく唇に触れながら、現世へ戻っても必ず再び巡り合うことを、互いに約束するのだ。
愛の言葉を囁く彼の唇は、次第に動かなくなり……
少女は光に包まれ、その体が消えたのと同時に、光秀も息を引き取る。
流れるスタッフロール。悲劇的な曲。その後にある、エンディングシナリオ。
転生した光秀と再開し、抱き合い幸せなキスをする二人のスチルで、すべての幕は閉じられる。
「うっ……そんなあ……っ!光秀くんもヒロインちゃんもかわいそう……っ」
「なんで泣く!?だから、そうならないように今頑張ってるんでしょ!?」
「そうだけど、どっちみちどうやっても本能寺燃えるんじゃん!」
「それは……」
日奈も言葉を詰まらせた。
彼女から今聞いた限りのストーリーは、どのルートでもどの選択肢を選んでも、最後まで行けば本能寺は燃える。
信長が死ぬかどうかは選択次第のようだが、彼を生かすと別の人が死ぬ。光秀とか。
「あ、でも歴史を歪めようとしてたのは帰蝶だったのよね?じゃあ、“私”が今後何もしなければ、日奈の望んだ形になるのでは?」
「……そうは、ならないと思う……」
ゲームでの帰蝶は、“死に戻りやりなおし令嬢”だった。
自分や夫が死ぬ未来を変えるため、ヒロインの邪魔をし、ある時にはヒロインを殺そうとする。
自分の安全の為なら、光秀や秀吉ですら排除しようとしたという。
悪役令嬢どころではない、悪女を超えた、ラスボスだ。
「“帰蝶姫”はあなたに体を貸してるって言ってた。帰蝶姫の意志は、まだこの世界に働いてると思う。でも、神様の自動修正機能も生きてる」
墨で描いた丸をぶつかりあわせる図を書きながら、日奈は説明を続けた。
「だから、私達にできることは、たぶん……ゲームクリア」
「……それって?」
「私か帰蝶が、誰か一人を選ぶんだよ」
日奈がヒロインとしてパートナーを選び、ゲームをクリアするか、
私が、帰蝶姫として誰かと幸せになって、ループを終わらせる。
その、どちらかだ。
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