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第二部
85話 かわいいあの子がチャラ男になってたけど、やっぱりかわいいあの子で
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「う、うわああん~~あんなの、竹千代くんじゃない~~っ」
「帰蝶様、落ち着いてくださいですの~」
成長というよりは「超進化」を遂げた、かわいかった頃の小さな竹千代くんを思い出し、私は人目もはばからず泣いていた。
畳にうずくまり涙を流す。鼻をくすぐる畳の乾いた匂いが、少しだけ酔いさましになった。
今は同盟の無事の成立を祝って開かれた宴席だ。
織田のみなさんも来賓の徳川(今は松平かな)のみなさんも、楽しそうにお酒を飲みあっている。端っこでドロドロになっている私に気を留めるのは、侍女のあさちゃんと日奈くらいだった。
「あんな、陽キャのナンパくんになってしまうなんて……」
「そう?人気キャラだよ家康。いいじゃん、軟派だけど根は一途な男って」
わかる。女子、それ好きなやつよね。
でも小さい頃から知ってる男の子があんなに変わってるとショックが大きいの。
私もこんな感情初めてで戸惑ってるの。
せっかくのお祝いの席、と、久々のお酒をいただいたのはよかったけど、病み上がりなことや精神的ショックが重なり、少々悪い酔いしてしまった。
「帰蝶おねーえちゃん、どうしたの?飲みすぎちゃった?」
うわ、合コンに慣れない女子に気を遣う男子大学生だ。
「おねえちゃんはやめてください……帰蝶と呼んでいただいて、かまいませんから……」
「そう?名前で呼べるのはうれしいけど、なんだか寂しいなあ」
そう笑いながらも、私に水を持ってくるよう侍女へ伝える手際のよさ。
やさしいところとか、背をさすってくれる手があたたかいところとか、変わってないところもたくさんあって、勝手に悲しんでいたのが申し訳なくなる。
おっと、いけない。
また殿方に勝手に体を触れさせてしまった。
護衛1号と夫……は怒らないけど、他の人もいる。あまり外聞がよくない。
「いけませんよ。私、人妻ですからね」
なんか、いけない漫画の奥様みたいなセリフが出てしまったな。
竹千代くんは、ふふ、と薄い唇を閉じたまま笑った。
「昔みたいに話してよ。僕、ずっと、帰蝶おねえちゃんに……君に、会いたかったんだ」
「どうして?」
「どうしてって……」
竹千代くんはチラ、と、少し離れたところにいる信長を見て、それから私の前に座りなおした。
その端正な顔が、驚くほど近づく。目の端で護衛1号が身構えた。
まずいぞ、これは、変なことしたら……いや、言っただけで酒宴の席が血のクレープ事件再来になる。
「あ、あのね竹千代くん……じゃなくて家康様!いけません、私、人妻で……!」
「からあげ」
「……か、からあげ?」
「からあげって、どうやって作るの!?」
からあげ、とは、ここでは私と、関わった数人にしかわからないキーワードになっているが、あの前世ではおなじみの鶏の唐揚げのことである。
竹千代くんが小さかった頃、たまたま手に入ったショウガとにんにくを試したくて、味噌唐揚げを作り彼にもごちそうした。
嬉しそうに頬張ってくれたのを覚えているが、そんなに気に入ってくれてたのか。
「あれから、帰蝶おねえちゃんに作ってもらったからあげ?って天麩羅を再現しようと思ったんだけど、城の誰もできなくてさー」
「ああ、あれはね、先にお肉に味付けをするのよ」
「えっそれから、それからどうするの?」
「そんなに興味あるなら、あとでレシピ書いてあげるね」
「本当!?」
ぱあ、と擬音が聞こえるような、そんな笑顔。
その瞳は、昼間あったときのような無駄な色香はなく、ただ少年のように輝いていた。
なんだ、この子、変わってないじゃん。
「なあに?僕、なにかおかしかったかな?」
「ううん。ごめんね、ほんとはね、気になってはいたのに……忘れてた。竹千代くんどうしてるのかな、って。ぜんぜん変わってないね。織田を出てってからも、変わりないようでよかったわ」
そう言うと、竹千代くんは少しだけ困ったような顔になったけど、私に気を遣ってだろう、とろりと溶けそうな目元を垂らした。
「正直ね、大変だったよ。ようやく家に帰れると思ったら、父は死んでて、僕は別のところに送られて。ずっと、自分の家なんて……居場所なんて、なかった。今はそういうものだ、って気にしてないけど、幼い頃は……寂しかったかな」
「そうだったの……」
日奈に、徳川家康の幼少期について詳しく聞いておけばよかった。
さらっと言うけど、私と別れた時、彼はまだ10にも満たない子供だった。家に帰れないなんて、両親を亡くしてしまったなんて、居場所がないなんて、辛かったに違いない。
「言っておくけど、こんなことを女性に言ったのなんて、はじめてだからね」
首を傾げるようにして、下から上目遣いになった竹千代くんは、昔と同じような違うような、不思議な感じだった。
頭を撫でたらわかるかもしれない。そう思った片手を取られる。
「別れてからずっと、帰蝶おねえちゃんに……君に会いたかった。君は忘れてしまったかもしれないけど、僕は片時も忘れたことはなかったんだよ。その星空みたいに遠く輝く瞳。いつか君を、この星を僕のものにしたいと、そう思っていたんだ……誰にも手出しさせない、僕だけの星……」
戦国時代に、こんな歯の浮くようなセリフでナンパしてくる男を見たのは、はじめてだ。
ちょっと自分に陶酔してる感あるけど、顔もスタイルもいいので様になっている。
わー、目元に泣きぼくろあるんだ、えちえちですねー。
真っ正面から聞いたせいで、乙女ゲー耐性のない私は顔を赤面させてしまうのだけど、お酒の飲みすぎということにしておこう。
信長くんからハグをされたことは何回もあるし、十兵衛からされたのは……あの一回だけだけど、身内以外からされるのは、やっぱり別だ。
昼間、私が真っ赤になったのを見て男子達みんなが驚いていたのは、自分がやった時との反応の差に驚いてたんだろうな。
ともかく、その綺麗なおでこに軽くデコピンをして、退いていただく。
「冗談言ってるとさすがに私の顔の怖い従者に斬られるわよ?」
「冗談じゃないんだけどなあ。ま、いっか」
「でも、今日は来てくれてありがとう。織田は見ての通り敵だらけだから、同盟を結んでくれて嬉しいわ」
「うん。本当は悩んだけど、うちの理にもなるしね。……それに、なにより君がいるから、だよ」
「はいはい。マジで斬られるわよ?」
またウインクされた。
安売りのウインクにも照れる自分をやめたい。
ちなみに日奈はこの間、未成年でお酒も飲めないので、私の狼狽える様を見てただ笑ってた。
そして翌日、私が二日酔いで頭を抱えていたところ、しばしばする視界の中で信長が元気に声を張り上げた。
「よーし、これで、美濃攻略に集中できるな!」
おい、聞いてないぞ。
「帰蝶様、落ち着いてくださいですの~」
成長というよりは「超進化」を遂げた、かわいかった頃の小さな竹千代くんを思い出し、私は人目もはばからず泣いていた。
畳にうずくまり涙を流す。鼻をくすぐる畳の乾いた匂いが、少しだけ酔いさましになった。
今は同盟の無事の成立を祝って開かれた宴席だ。
織田のみなさんも来賓の徳川(今は松平かな)のみなさんも、楽しそうにお酒を飲みあっている。端っこでドロドロになっている私に気を留めるのは、侍女のあさちゃんと日奈くらいだった。
「あんな、陽キャのナンパくんになってしまうなんて……」
「そう?人気キャラだよ家康。いいじゃん、軟派だけど根は一途な男って」
わかる。女子、それ好きなやつよね。
でも小さい頃から知ってる男の子があんなに変わってるとショックが大きいの。
私もこんな感情初めてで戸惑ってるの。
せっかくのお祝いの席、と、久々のお酒をいただいたのはよかったけど、病み上がりなことや精神的ショックが重なり、少々悪い酔いしてしまった。
「帰蝶おねーえちゃん、どうしたの?飲みすぎちゃった?」
うわ、合コンに慣れない女子に気を遣う男子大学生だ。
「おねえちゃんはやめてください……帰蝶と呼んでいただいて、かまいませんから……」
「そう?名前で呼べるのはうれしいけど、なんだか寂しいなあ」
そう笑いながらも、私に水を持ってくるよう侍女へ伝える手際のよさ。
やさしいところとか、背をさすってくれる手があたたかいところとか、変わってないところもたくさんあって、勝手に悲しんでいたのが申し訳なくなる。
おっと、いけない。
また殿方に勝手に体を触れさせてしまった。
護衛1号と夫……は怒らないけど、他の人もいる。あまり外聞がよくない。
「いけませんよ。私、人妻ですからね」
なんか、いけない漫画の奥様みたいなセリフが出てしまったな。
竹千代くんは、ふふ、と薄い唇を閉じたまま笑った。
「昔みたいに話してよ。僕、ずっと、帰蝶おねえちゃんに……君に、会いたかったんだ」
「どうして?」
「どうしてって……」
竹千代くんはチラ、と、少し離れたところにいる信長を見て、それから私の前に座りなおした。
その端正な顔が、驚くほど近づく。目の端で護衛1号が身構えた。
まずいぞ、これは、変なことしたら……いや、言っただけで酒宴の席が血のクレープ事件再来になる。
「あ、あのね竹千代くん……じゃなくて家康様!いけません、私、人妻で……!」
「からあげ」
「……か、からあげ?」
「からあげって、どうやって作るの!?」
からあげ、とは、ここでは私と、関わった数人にしかわからないキーワードになっているが、あの前世ではおなじみの鶏の唐揚げのことである。
竹千代くんが小さかった頃、たまたま手に入ったショウガとにんにくを試したくて、味噌唐揚げを作り彼にもごちそうした。
嬉しそうに頬張ってくれたのを覚えているが、そんなに気に入ってくれてたのか。
「あれから、帰蝶おねえちゃんに作ってもらったからあげ?って天麩羅を再現しようと思ったんだけど、城の誰もできなくてさー」
「ああ、あれはね、先にお肉に味付けをするのよ」
「えっそれから、それからどうするの?」
「そんなに興味あるなら、あとでレシピ書いてあげるね」
「本当!?」
ぱあ、と擬音が聞こえるような、そんな笑顔。
その瞳は、昼間あったときのような無駄な色香はなく、ただ少年のように輝いていた。
なんだ、この子、変わってないじゃん。
「なあに?僕、なにかおかしかったかな?」
「ううん。ごめんね、ほんとはね、気になってはいたのに……忘れてた。竹千代くんどうしてるのかな、って。ぜんぜん変わってないね。織田を出てってからも、変わりないようでよかったわ」
そう言うと、竹千代くんは少しだけ困ったような顔になったけど、私に気を遣ってだろう、とろりと溶けそうな目元を垂らした。
「正直ね、大変だったよ。ようやく家に帰れると思ったら、父は死んでて、僕は別のところに送られて。ずっと、自分の家なんて……居場所なんて、なかった。今はそういうものだ、って気にしてないけど、幼い頃は……寂しかったかな」
「そうだったの……」
日奈に、徳川家康の幼少期について詳しく聞いておけばよかった。
さらっと言うけど、私と別れた時、彼はまだ10にも満たない子供だった。家に帰れないなんて、両親を亡くしてしまったなんて、居場所がないなんて、辛かったに違いない。
「言っておくけど、こんなことを女性に言ったのなんて、はじめてだからね」
首を傾げるようにして、下から上目遣いになった竹千代くんは、昔と同じような違うような、不思議な感じだった。
頭を撫でたらわかるかもしれない。そう思った片手を取られる。
「別れてからずっと、帰蝶おねえちゃんに……君に会いたかった。君は忘れてしまったかもしれないけど、僕は片時も忘れたことはなかったんだよ。その星空みたいに遠く輝く瞳。いつか君を、この星を僕のものにしたいと、そう思っていたんだ……誰にも手出しさせない、僕だけの星……」
戦国時代に、こんな歯の浮くようなセリフでナンパしてくる男を見たのは、はじめてだ。
ちょっと自分に陶酔してる感あるけど、顔もスタイルもいいので様になっている。
わー、目元に泣きぼくろあるんだ、えちえちですねー。
真っ正面から聞いたせいで、乙女ゲー耐性のない私は顔を赤面させてしまうのだけど、お酒の飲みすぎということにしておこう。
信長くんからハグをされたことは何回もあるし、十兵衛からされたのは……あの一回だけだけど、身内以外からされるのは、やっぱり別だ。
昼間、私が真っ赤になったのを見て男子達みんなが驚いていたのは、自分がやった時との反応の差に驚いてたんだろうな。
ともかく、その綺麗なおでこに軽くデコピンをして、退いていただく。
「冗談言ってるとさすがに私の顔の怖い従者に斬られるわよ?」
「冗談じゃないんだけどなあ。ま、いっか」
「でも、今日は来てくれてありがとう。織田は見ての通り敵だらけだから、同盟を結んでくれて嬉しいわ」
「うん。本当は悩んだけど、うちの理にもなるしね。……それに、なにより君がいるから、だよ」
「はいはい。マジで斬られるわよ?」
またウインクされた。
安売りのウインクにも照れる自分をやめたい。
ちなみに日奈はこの間、未成年でお酒も飲めないので、私の狼狽える様を見てただ笑ってた。
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