37 / 210
調教される日々
我慢するんだ *
「…亮が気になるから。」
「それでやりたくねぇのか?」
庵がそこまで嫌がるのなら龍之介はやめようと思っていた。亮にも酷く抱かれたようだしここで抱き潰せば明日抱けなくなってしまう恐れがあったから。だがほかにも理由はある。その理由というのは庵自身だ。やっている時は龍之介のことだけを考えていて欲しい。ほかの男のことを少しでも考える素振りを見せられたら怒りでおかしくなりそうだから。だから龍之介は念の為そう聞いたのだ。
「…やりたくないとかそういう訳じゃなくてっ、」
という庵の言葉を聞いて龍之介は思った。庵はセックスをすること自体を嫌がっている訳では無い。ただ亮が気になるのだ。亮の怪我と容態が気になって仕方がない。まぁそれだけでは無いだろう。玲二のことや宏斗のことも間違えなく気になっているはず。色んなことが庵の頭でぐちゃぐちゃと回っている様子だった。だからそんな庵を見た龍之介は…。
「そうか。ならやっても大丈夫そうだな。」
「え、なんでっ、俺そんな気分じゃない、」
龍之介に乳首をいじられ始めて庵は起き上がろうとした。しかしそれを龍之介は止める。龍之介は起き上がろうとした庵の上にのしかかるようにして覆いかぶさった。そして抵抗されては面倒なので両手も拘束することにした。
「お前の気分とか知らねぇよ。俺はお前が嫌がってるように見えないから抱くだけだ。」
「っ、嫌に決まってんだろ!!」
たしかに前ほどは嫌じゃないけどやはり庵はこの行為を好きかと言われれば好きでは無い。それは怖いから。達する度気持ちよくて怖いから。けれどそれを龍之介に伝えることが出来ず庵はただ嫌がるという行動のみをしていた。なのに今回はその抵抗をあまりしなかった。だから龍之介はそういったのだが庵からすれば痛い所をつかれたも同然。その為庵は焦りながらそう答えた。
「声を荒げて言った割にはそういう風に見えないがな。」
「そんなんじゃっ、ない!」
「へぇ。」
口では絶対に認めようとしない庵を見て龍之介は悪い笑みを浮かべた。そして庵に顔を近づける。これからどこを触られるのか分からなくさせるために…。
「りゅう…?」
「別に痛い事しやしねぇよ。そう怯えんなって。気持ちいいだけだから。」
龍之介はそう言うと庵の乳首を激しく擦り始めた。その時の庵の反応をまじかで見るとやはり可愛くて仕方がない。庵も庵で龍之介の顔がすぐ近くにあるからなるべく反応しないようにしていた。その姿がなんとも健気で龍之介の心を躍らせる。
「何が嫌だ。気持ちいいって顔してるくせによ。」
「いやっ、ぅ、し、してないっ!」
庵はそう言いながら身を捩っていた。だがその身の捩り方は恐怖からではなかった。ただ恥ずかしくて逃げていた。目の前に龍之介がいるからであろう。龍之介は少しずつではあるが庵の中で自分たちに対する恐怖心が減っている事に気付き始めた。
「じゃあなんで逃げてんだよ。別になんも感じねぇなら逃げる必要ねぇだろ?」
龍之介は逃げ回る庵に対してそう言った。確かにそうだ。何も感じないのであればその場に留まればいい。だが庵はそれが出来ない。だって気持ちいいのだから。だから龍之介にそう言われ庵は動きを止めた。そんな庵をみて龍之介は素直で可愛くて愛おしいと心底思った。
「ぅ…っ、ふ、ぁ…く゛っ!」
龍之介の言葉により必然的に動きを止めるしかなくなった庵は必死に耐えていた。だが龍之介の攻めには耐えられなくて時々身体がビクンと震えてしまう。その度に龍之介にキスをされ庵は恥ずかしさやら気持ちよさで頭がおかしくなりそうだった。まだ乳首にしか触れられていないと言うのに。
「い…っ、ゃっ、いやだっ…、」
「何も感じねぇのに嫌なのか?」
「それがっ、ふっ、ぅ、いやなんだ…っ、」
庵がそういうと龍之介が過去一と言ってもいいぐらいの悪い笑みを浮かべた。そして一旦庵の乳首を擦ることをやめ庵に再びキスをした。
「そうかそうか。そうだよな。ならちゃんと気持ちよくさせてやらないとな。」
「………っ!!」
庵はここでやっと理解した。これまでの龍之介の全ての行動を。全てはこのためにしていたのかと…。だが今更分かってももう遅い。龍之介は完全にスイッチが入ってしまったようだから。
「ちがっ、そうじゃなくてっ、きもちいいのも、やだっ!!」
「遠慮すんなって庵。ずっと焦らしちまったからその分気持ちよくさせてやる。」
龍之介はそう言うと問答無用で庵の後孔に指を挿れた。その瞬間庵の体が分かりやすく強ばった。
「ふ…ぅ、いやっ、」
「庵。こっち向け。」
最初に龍之介らが無理矢理したあの行為は庵の中でずっと植え付けられているようで指を挿れられると反射的に身体が震えてしまう。そんな庵に対して龍之介は深いキスをした。快楽を少しでも紛らわすために。そんなふうに優しくしているのは庵がいい子になってきたから。そうなればもう酷くする必要は無い。それに庵にはここを出ても帰る家なんてないから。だからもう脱走はしないと龍之介は断言していたのだ。
「んっ…んんっ、んっ、」
龍之介は庵の反応を見ながら指を更に奥へと挿れていった。そしてある所までたどり着くとそこで指を止めた。その龍之介の行動に庵は思わず逃げようと体を動かした。
「こら庵。逃げるな。」
「こわいっ、そこ怖いっ…。」
「怖くない。気持ちいいだけだ。」
そう言い龍之介は何度目かのキスを庵に落とした。そしてゆっくりと前立腺を擦り始める。その快楽に庵は身を捩らせて龍之介の指を前立腺からずらそうともがいていた。
「うっ、ぁ、いやっ、あっ、こわい、そこっ、やだ…!」
「庵。俺を見ろ。」
龍之介にそう言われ庵は彼のことを見た。その時庵は身体の異変に気づいた。心臓が異様に早く動き始める。ドクンと大きな音とともに心拍数が上がっていった。
「なんだ。照れてんのか?」
「ちが…っ!」
そう。庵は照れてるのではない。龍之介の顔を見た時驚いたのだ。この余裕のない顔を。それから読み取れることは1つだ。龍之介は今必死に耐えてくれているということ。すぐにでも庵を抱きたくて仕方がないほど余裕のない顔をしているのに庵が怖がっているために龍之介はそれをしなかった。そんな龍之介をみて庵は…。
「ぅ、あっ、そんなっ、辛いなら、トイレっ、ぅ、いけよ…っ!」
やはり庵はこの行為が苦手だ。だから出来ることならされたくない。その一心でそう言ってしまった。そんな庵に対して龍之介は鼻で笑うと前立腺を指でグリっと押した。
「あぁっ、やだっ!!」
「目の前に庵が居んのに1人でするとか虚しい事を俺がする訳ねぇだろ。なぁ庵。」
「やだっ、ぁ、それやだっ!!」
「知ってる。だからやってんだよ。」
庵の言ってしまった言葉はどうやら禁句だったようだ。それもそうだろう。龍之介が勃起している原因は庵なのだから。その庵に1人でやれと言われればそれは悲しいことだ。だからそんなこと二度と言わせないとばかりに龍之介は庵の前立腺を激しく擦り始めた。
「あぁっ、ぁ、いっ、ぅ、いっ、ちゃ、いく゛っ、ぃ、あっ、だめっ!」
「イケよ庵。」
耳元で龍之介の低い声がそう響いた。庵はその龍之介の声を聞いて頭の中まで龍之介に快楽を送られる感じに陥ってしまう。そんなことをされたら達してしまう。ただでさえ気持ちよくてもう我慢できそうにないのに。庵の顔に余裕がなくなっていく。だが龍之介はその庵の顔を見るとより激しく指を擦り始めた。そんなことされちゃったらイッちゃう。だめなのに。嫌なのに。まずいまずいこのままじゃ…。
「っーーーー!!」
「それでやりたくねぇのか?」
庵がそこまで嫌がるのなら龍之介はやめようと思っていた。亮にも酷く抱かれたようだしここで抱き潰せば明日抱けなくなってしまう恐れがあったから。だがほかにも理由はある。その理由というのは庵自身だ。やっている時は龍之介のことだけを考えていて欲しい。ほかの男のことを少しでも考える素振りを見せられたら怒りでおかしくなりそうだから。だから龍之介は念の為そう聞いたのだ。
「…やりたくないとかそういう訳じゃなくてっ、」
という庵の言葉を聞いて龍之介は思った。庵はセックスをすること自体を嫌がっている訳では無い。ただ亮が気になるのだ。亮の怪我と容態が気になって仕方がない。まぁそれだけでは無いだろう。玲二のことや宏斗のことも間違えなく気になっているはず。色んなことが庵の頭でぐちゃぐちゃと回っている様子だった。だからそんな庵を見た龍之介は…。
「そうか。ならやっても大丈夫そうだな。」
「え、なんでっ、俺そんな気分じゃない、」
龍之介に乳首をいじられ始めて庵は起き上がろうとした。しかしそれを龍之介は止める。龍之介は起き上がろうとした庵の上にのしかかるようにして覆いかぶさった。そして抵抗されては面倒なので両手も拘束することにした。
「お前の気分とか知らねぇよ。俺はお前が嫌がってるように見えないから抱くだけだ。」
「っ、嫌に決まってんだろ!!」
たしかに前ほどは嫌じゃないけどやはり庵はこの行為を好きかと言われれば好きでは無い。それは怖いから。達する度気持ちよくて怖いから。けれどそれを龍之介に伝えることが出来ず庵はただ嫌がるという行動のみをしていた。なのに今回はその抵抗をあまりしなかった。だから龍之介はそういったのだが庵からすれば痛い所をつかれたも同然。その為庵は焦りながらそう答えた。
「声を荒げて言った割にはそういう風に見えないがな。」
「そんなんじゃっ、ない!」
「へぇ。」
口では絶対に認めようとしない庵を見て龍之介は悪い笑みを浮かべた。そして庵に顔を近づける。これからどこを触られるのか分からなくさせるために…。
「りゅう…?」
「別に痛い事しやしねぇよ。そう怯えんなって。気持ちいいだけだから。」
龍之介はそう言うと庵の乳首を激しく擦り始めた。その時の庵の反応をまじかで見るとやはり可愛くて仕方がない。庵も庵で龍之介の顔がすぐ近くにあるからなるべく反応しないようにしていた。その姿がなんとも健気で龍之介の心を躍らせる。
「何が嫌だ。気持ちいいって顔してるくせによ。」
「いやっ、ぅ、し、してないっ!」
庵はそう言いながら身を捩っていた。だがその身の捩り方は恐怖からではなかった。ただ恥ずかしくて逃げていた。目の前に龍之介がいるからであろう。龍之介は少しずつではあるが庵の中で自分たちに対する恐怖心が減っている事に気付き始めた。
「じゃあなんで逃げてんだよ。別になんも感じねぇなら逃げる必要ねぇだろ?」
龍之介は逃げ回る庵に対してそう言った。確かにそうだ。何も感じないのであればその場に留まればいい。だが庵はそれが出来ない。だって気持ちいいのだから。だから龍之介にそう言われ庵は動きを止めた。そんな庵をみて龍之介は素直で可愛くて愛おしいと心底思った。
「ぅ…っ、ふ、ぁ…く゛っ!」
龍之介の言葉により必然的に動きを止めるしかなくなった庵は必死に耐えていた。だが龍之介の攻めには耐えられなくて時々身体がビクンと震えてしまう。その度に龍之介にキスをされ庵は恥ずかしさやら気持ちよさで頭がおかしくなりそうだった。まだ乳首にしか触れられていないと言うのに。
「い…っ、ゃっ、いやだっ…、」
「何も感じねぇのに嫌なのか?」
「それがっ、ふっ、ぅ、いやなんだ…っ、」
庵がそういうと龍之介が過去一と言ってもいいぐらいの悪い笑みを浮かべた。そして一旦庵の乳首を擦ることをやめ庵に再びキスをした。
「そうかそうか。そうだよな。ならちゃんと気持ちよくさせてやらないとな。」
「………っ!!」
庵はここでやっと理解した。これまでの龍之介の全ての行動を。全てはこのためにしていたのかと…。だが今更分かってももう遅い。龍之介は完全にスイッチが入ってしまったようだから。
「ちがっ、そうじゃなくてっ、きもちいいのも、やだっ!!」
「遠慮すんなって庵。ずっと焦らしちまったからその分気持ちよくさせてやる。」
龍之介はそう言うと問答無用で庵の後孔に指を挿れた。その瞬間庵の体が分かりやすく強ばった。
「ふ…ぅ、いやっ、」
「庵。こっち向け。」
最初に龍之介らが無理矢理したあの行為は庵の中でずっと植え付けられているようで指を挿れられると反射的に身体が震えてしまう。そんな庵に対して龍之介は深いキスをした。快楽を少しでも紛らわすために。そんなふうに優しくしているのは庵がいい子になってきたから。そうなればもう酷くする必要は無い。それに庵にはここを出ても帰る家なんてないから。だからもう脱走はしないと龍之介は断言していたのだ。
「んっ…んんっ、んっ、」
龍之介は庵の反応を見ながら指を更に奥へと挿れていった。そしてある所までたどり着くとそこで指を止めた。その龍之介の行動に庵は思わず逃げようと体を動かした。
「こら庵。逃げるな。」
「こわいっ、そこ怖いっ…。」
「怖くない。気持ちいいだけだ。」
そう言い龍之介は何度目かのキスを庵に落とした。そしてゆっくりと前立腺を擦り始める。その快楽に庵は身を捩らせて龍之介の指を前立腺からずらそうともがいていた。
「うっ、ぁ、いやっ、あっ、こわい、そこっ、やだ…!」
「庵。俺を見ろ。」
龍之介にそう言われ庵は彼のことを見た。その時庵は身体の異変に気づいた。心臓が異様に早く動き始める。ドクンと大きな音とともに心拍数が上がっていった。
「なんだ。照れてんのか?」
「ちが…っ!」
そう。庵は照れてるのではない。龍之介の顔を見た時驚いたのだ。この余裕のない顔を。それから読み取れることは1つだ。龍之介は今必死に耐えてくれているということ。すぐにでも庵を抱きたくて仕方がないほど余裕のない顔をしているのに庵が怖がっているために龍之介はそれをしなかった。そんな龍之介をみて庵は…。
「ぅ、あっ、そんなっ、辛いなら、トイレっ、ぅ、いけよ…っ!」
やはり庵はこの行為が苦手だ。だから出来ることならされたくない。その一心でそう言ってしまった。そんな庵に対して龍之介は鼻で笑うと前立腺を指でグリっと押した。
「あぁっ、やだっ!!」
「目の前に庵が居んのに1人でするとか虚しい事を俺がする訳ねぇだろ。なぁ庵。」
「やだっ、ぁ、それやだっ!!」
「知ってる。だからやってんだよ。」
庵の言ってしまった言葉はどうやら禁句だったようだ。それもそうだろう。龍之介が勃起している原因は庵なのだから。その庵に1人でやれと言われればそれは悲しいことだ。だからそんなこと二度と言わせないとばかりに龍之介は庵の前立腺を激しく擦り始めた。
「あぁっ、ぁ、いっ、ぅ、いっ、ちゃ、いく゛っ、ぃ、あっ、だめっ!」
「イケよ庵。」
耳元で龍之介の低い声がそう響いた。庵はその龍之介の声を聞いて頭の中まで龍之介に快楽を送られる感じに陥ってしまう。そんなことをされたら達してしまう。ただでさえ気持ちよくてもう我慢できそうにないのに。庵の顔に余裕がなくなっていく。だが龍之介はその庵の顔を見るとより激しく指を擦り始めた。そんなことされちゃったらイッちゃう。だめなのに。嫌なのに。まずいまずいこのままじゃ…。
「っーーーー!!」
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科
空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する
高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体
それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった
至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する
意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。