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極道の世界
無理やり *
「美味しそう…。」
庵は瀧雄が作ってくれたフレンチトーストをみて目を輝かせていた。そんな庵の頭を瀧雄はとても嬉しそうに撫でた。
「だろ。お前好これ好きなんだろ?」
「え、なんで知ってんの?」
庵は瀧雄にも龍之介にも亮にも言っていない。フレンチトーストは大好きだがその事を伝えた記憶はなかった。だから庵は自分の好物まで知っている瀧雄にちょっと怖いと思いながらそう聞いた。すると瀧雄は何故か笑ってきた。
「はは、そんな顔すんなって。この前庵がフレンチトースト見ながらヨダレ垂らしてたからだ。だから知ってんだよ。」
「なっ、垂らしてないし…!」
「垂れてたわ。」
瀧雄に続くように亮もそう言って笑ってきた。今和紀達もいるから余計に庵は恥ずかしくなる。そんな無意識に恥ずかしいことをしていただなんて庵はこの場から消えなくなった。だからちょっと嘘をついてみる。いや嘘と言うよりかは自覚がないため覚えていないから庵はどっちかと言うと冤罪を訴えている感じだ。
「たれてないっ、俺そんな汚くないもん…!」
「はは、よく言うぜ。お前いつもイク時ヨダレ垂らしまくりじゃねぇか。」
「…………っ!!」
亮のその言葉に庵は顔を真っ赤に染めた。そんな庵をみて今度は龍之介が笑ってきた。庵からしたら笑っている場合じゃないのに。庵はもう恥ずかしくてたまらない。初対面である益田と和紀の前で下の事情まで言われた。庵はもうとんでもないほど顔を赤く染めていた。
「やめてよ亮っ、それとこれとは別の問題じゃんか…っ!!」
「こらこら庵、そんな興奮すんな。」
亮と瀧雄から揶揄われて興奮気味になっている庵に益田がそう言った。亮も瀧雄も庵が可愛すぎていつもいじめたくなるのだ。好きな人ほどいじめたくなるというのはこういうことだろう。だが少しやりすぎだというように益田はそういった後亮と瀧雄を睨んだ。そして庵も庵で興奮しすぎと益田に言われちょっと反省している様子だったが納得もいっていない様子だった。
「だって…亮が…。」
亮に言われて反抗しただけの庵は益田にそう言った。すると益田は先程瀧雄たちを睨んでいた顔とは打って代わり優しい表情になった。
「そうだな庵。まぁ今のは亮が悪いな。ならお前こっち座るか?」
龍之介と亮に挟まれるようにして座っていた庵に益田がそう言った。そして庵は少し迷っている様子だった。だが庵は思った。益田の横はここよりも断然安全そう…と。
だから…。
「うん。俺そっちに座る…。」
「はぁ!?」
庵がそう言うと亮が納得いかないというようにそう言った。龍之介に関してはあんな目に遭った後だからか庵の好きにさせるつもりらしく何も言わなかった。だが亮はどうやら本当に納得いかないらしい。
「ちょ、亮離してよ!」
益田の隣に行こうとした庵のことを亮は抱きしめるような形で捕まえた。そして離さなかった。そのため庵は亮から離れようとするも亮の力にはもちろん勝てるはずもなく逃げられなかった。
「駄目だ。お前はここで食え。」
「やだっ、あっち行く…!」
「駄目だって言ってんだろ。こっち来い。」
「うわっ、やめ!」
庵は亮によって腕を引かれたと思うと今度は頭を下げられた。そして亮はそんな庵の耳元に顔を近づけ脅し始める。
「ここで俺に抱かれたくなかったからここに大人しく座れ。」
「っ…………!」
庵は耳元で亮にそう言われ動きを止める。今の亮の言葉は庵にしか聞こえなかっただろう。だがだからこそ言うことを聞かなければまずいことになる。亮の今の言葉は冗談には聞こえなかったから。そのため庵は大人しくすることにした。今抱かれたら一生後悔すると思うから。なにせ和紀と益田の前なんだから。
「…分かった。ここで食べる。」
「分かればいい。」
亮はそう言うとやっと庵のことを離した。そして庵が椅子に座るまでじっくりと見ていた。そんな亮をみて益田は呆れ顔を浮かべる。
「そんな目で見ないでくださいよ益田さん。」
「はは、悪い悪い。お前もそんな独占欲見せんだなって思ってよ。」
「庵は別です。こいつが特別なだけですよ。」
「そうかそうか。」
そう言った益田はどこか嬉しそうな顔をしていた。益田も亮が玲二になにをされていたのかを知っているから。だから嬉しくなったのかもしれない。庵からすれば迷惑な話だが益田からすれば亮が成長している…それを感じられる姿だった。そこから6人は雑談をしながら楽しい時間を過ごした。そして食べ終わり数分が経った頃龍之介が口を開いた。
「おい親父、食ったならさっさと帰れよ。」
「んーそうだな。あまり長居をしすぎては仕事にも支障が出る。」
龍之介に早く帰れと即されても和紀は機嫌を悪くせずにそう言った。そんな和紀をみて庵は和紀が優しいなと思った。龍之介とは大違いだ。そんなことを庵が思っていると和紀が近くまで来た。
「庵、こいつらをよろしくな。」
「は、はい…!」
庵は和紀が大好きになった。今日いっぱい話してこの人について行きたい…そう思った。だからそんな和紀から龍之介らのことを託されて嬉しくなったのだ。そんなこんなで庵達は和紀と益田を玄関まで送り届けると4人はリビングまで戻ってきた。その後庵はまだ体が辛かったので休もうとしたが庵は亮に後ろから抱きしめられた。
「亮…?」
ただ抱きしめられただけなのに庵はものすごく嫌な予感がした。それはこれまでの亮の行いから来る予感だろう。抱かれる。そう直感した。だから庵は後ろから抱きしめてくる亮から逃げようとしたが亮は案の定離してくれなかった。
「あ?お前なんで逃げようとすんだよ。」
「なんでだよじゃないっ、俺まだ身体辛いから…。」
「何言ってんだお前。普通に歩いてんじゃん。組長も益田さんも帰ったことだしよ。」
「そ、そうだけど俺まだ身体痛くて…っ!」
「ふーん。まぁいいや。庵、こっちを向け。」
そう言い亮は庵の顔を鷲掴みにした。その行動を龍之介と瀧雄はなぜかじっくりと見ていた。それは何故なのか庵には分からない。だから緊張してしまった。みんなが見ている中で変な声なんて出したくなかったから。
「や、やだっ、見ないでよ…!」
「なら俺に集中しろ。そしたら若の視線も気にならねぇだろ。」
「そういう問題じゃな……っんぶ、ぅ、ん!」
亮は嫌がる庵に無理やりキスをした。何故あんな目に遭った後の庵に亮がこんなことをするのかなんて理由は1つだ。亮は試しているのだ。どこまで庵と戯れられるのかということを。キス…そしてペニスに触れ後孔に指を挿れる…。それをして今の庵にどこまで出来るのか知りたかったのだ。庵の表情や行動を見ずにすればもしかしたら庵は思い出してしまうかもしれない。だから龍之介は亮にこうさせた。庵の全てを第三者として見るために。そんな事とは知らない庵は龍之介と瀧雄にガン見されて恥ずかしくてたまらない。
「んん…っ、ぅ…っ、ぷはっ!!」
「おい庵、勝手にやめんな。」
庵は亮にキスをされながら一生懸命顔を背けていた。そのため庵は亮のキスから逃れることが出来たが亮によって直ぐに再び顔を鷲掴みされてしまった。
「やだっ、やめてってば!」
「なんでそんな嫌がんだよ。いつも気持ちよさそうな顔すんじゃんか。」
「そんな顔してないから!」
「へぇ、ここ弄ってやるだけでお前いつも気持ちよさそうに喘ぐのに?」
「や、やめっ!」
庵は亮によって服越しにペニスを触られた。その時何故か庵は身震いしてしまった。その庵をみて龍之介は顔をしかめる。だが止めなかった。だからその龍之介をみて亮も庵に触れることをやめない。
「やめねぇよ。」
庵はどこかいつもより嫌がっているようにも見えた。だが亮はもちろんやめない。もう少し続けるつもりだ。龍之介の合図がまだないから。だからやめない。嫌われてもやめない。庵が嫌がって泣いてもやめないつもりだ。庵があのことを思い出す前に抱きたかったから。そしたら一生あの記憶を封印出来るかもしれない。そのため亮は無理やり庵のペニスを触り続けた。
「みない、でよっ、ぁ、やめてっ、はなしっ、ぁ、て!」
庵は瀧雄が作ってくれたフレンチトーストをみて目を輝かせていた。そんな庵の頭を瀧雄はとても嬉しそうに撫でた。
「だろ。お前好これ好きなんだろ?」
「え、なんで知ってんの?」
庵は瀧雄にも龍之介にも亮にも言っていない。フレンチトーストは大好きだがその事を伝えた記憶はなかった。だから庵は自分の好物まで知っている瀧雄にちょっと怖いと思いながらそう聞いた。すると瀧雄は何故か笑ってきた。
「はは、そんな顔すんなって。この前庵がフレンチトースト見ながらヨダレ垂らしてたからだ。だから知ってんだよ。」
「なっ、垂らしてないし…!」
「垂れてたわ。」
瀧雄に続くように亮もそう言って笑ってきた。今和紀達もいるから余計に庵は恥ずかしくなる。そんな無意識に恥ずかしいことをしていただなんて庵はこの場から消えなくなった。だからちょっと嘘をついてみる。いや嘘と言うよりかは自覚がないため覚えていないから庵はどっちかと言うと冤罪を訴えている感じだ。
「たれてないっ、俺そんな汚くないもん…!」
「はは、よく言うぜ。お前いつもイク時ヨダレ垂らしまくりじゃねぇか。」
「…………っ!!」
亮のその言葉に庵は顔を真っ赤に染めた。そんな庵をみて今度は龍之介が笑ってきた。庵からしたら笑っている場合じゃないのに。庵はもう恥ずかしくてたまらない。初対面である益田と和紀の前で下の事情まで言われた。庵はもうとんでもないほど顔を赤く染めていた。
「やめてよ亮っ、それとこれとは別の問題じゃんか…っ!!」
「こらこら庵、そんな興奮すんな。」
亮と瀧雄から揶揄われて興奮気味になっている庵に益田がそう言った。亮も瀧雄も庵が可愛すぎていつもいじめたくなるのだ。好きな人ほどいじめたくなるというのはこういうことだろう。だが少しやりすぎだというように益田はそういった後亮と瀧雄を睨んだ。そして庵も庵で興奮しすぎと益田に言われちょっと反省している様子だったが納得もいっていない様子だった。
「だって…亮が…。」
亮に言われて反抗しただけの庵は益田にそう言った。すると益田は先程瀧雄たちを睨んでいた顔とは打って代わり優しい表情になった。
「そうだな庵。まぁ今のは亮が悪いな。ならお前こっち座るか?」
龍之介と亮に挟まれるようにして座っていた庵に益田がそう言った。そして庵は少し迷っている様子だった。だが庵は思った。益田の横はここよりも断然安全そう…と。
だから…。
「うん。俺そっちに座る…。」
「はぁ!?」
庵がそう言うと亮が納得いかないというようにそう言った。龍之介に関してはあんな目に遭った後だからか庵の好きにさせるつもりらしく何も言わなかった。だが亮はどうやら本当に納得いかないらしい。
「ちょ、亮離してよ!」
益田の隣に行こうとした庵のことを亮は抱きしめるような形で捕まえた。そして離さなかった。そのため庵は亮から離れようとするも亮の力にはもちろん勝てるはずもなく逃げられなかった。
「駄目だ。お前はここで食え。」
「やだっ、あっち行く…!」
「駄目だって言ってんだろ。こっち来い。」
「うわっ、やめ!」
庵は亮によって腕を引かれたと思うと今度は頭を下げられた。そして亮はそんな庵の耳元に顔を近づけ脅し始める。
「ここで俺に抱かれたくなかったからここに大人しく座れ。」
「っ…………!」
庵は耳元で亮にそう言われ動きを止める。今の亮の言葉は庵にしか聞こえなかっただろう。だがだからこそ言うことを聞かなければまずいことになる。亮の今の言葉は冗談には聞こえなかったから。そのため庵は大人しくすることにした。今抱かれたら一生後悔すると思うから。なにせ和紀と益田の前なんだから。
「…分かった。ここで食べる。」
「分かればいい。」
亮はそう言うとやっと庵のことを離した。そして庵が椅子に座るまでじっくりと見ていた。そんな亮をみて益田は呆れ顔を浮かべる。
「そんな目で見ないでくださいよ益田さん。」
「はは、悪い悪い。お前もそんな独占欲見せんだなって思ってよ。」
「庵は別です。こいつが特別なだけですよ。」
「そうかそうか。」
そう言った益田はどこか嬉しそうな顔をしていた。益田も亮が玲二になにをされていたのかを知っているから。だから嬉しくなったのかもしれない。庵からすれば迷惑な話だが益田からすれば亮が成長している…それを感じられる姿だった。そこから6人は雑談をしながら楽しい時間を過ごした。そして食べ終わり数分が経った頃龍之介が口を開いた。
「おい親父、食ったならさっさと帰れよ。」
「んーそうだな。あまり長居をしすぎては仕事にも支障が出る。」
龍之介に早く帰れと即されても和紀は機嫌を悪くせずにそう言った。そんな和紀をみて庵は和紀が優しいなと思った。龍之介とは大違いだ。そんなことを庵が思っていると和紀が近くまで来た。
「庵、こいつらをよろしくな。」
「は、はい…!」
庵は和紀が大好きになった。今日いっぱい話してこの人について行きたい…そう思った。だからそんな和紀から龍之介らのことを託されて嬉しくなったのだ。そんなこんなで庵達は和紀と益田を玄関まで送り届けると4人はリビングまで戻ってきた。その後庵はまだ体が辛かったので休もうとしたが庵は亮に後ろから抱きしめられた。
「亮…?」
ただ抱きしめられただけなのに庵はものすごく嫌な予感がした。それはこれまでの亮の行いから来る予感だろう。抱かれる。そう直感した。だから庵は後ろから抱きしめてくる亮から逃げようとしたが亮は案の定離してくれなかった。
「あ?お前なんで逃げようとすんだよ。」
「なんでだよじゃないっ、俺まだ身体辛いから…。」
「何言ってんだお前。普通に歩いてんじゃん。組長も益田さんも帰ったことだしよ。」
「そ、そうだけど俺まだ身体痛くて…っ!」
「ふーん。まぁいいや。庵、こっちを向け。」
そう言い亮は庵の顔を鷲掴みにした。その行動を龍之介と瀧雄はなぜかじっくりと見ていた。それは何故なのか庵には分からない。だから緊張してしまった。みんなが見ている中で変な声なんて出したくなかったから。
「や、やだっ、見ないでよ…!」
「なら俺に集中しろ。そしたら若の視線も気にならねぇだろ。」
「そういう問題じゃな……っんぶ、ぅ、ん!」
亮は嫌がる庵に無理やりキスをした。何故あんな目に遭った後の庵に亮がこんなことをするのかなんて理由は1つだ。亮は試しているのだ。どこまで庵と戯れられるのかということを。キス…そしてペニスに触れ後孔に指を挿れる…。それをして今の庵にどこまで出来るのか知りたかったのだ。庵の表情や行動を見ずにすればもしかしたら庵は思い出してしまうかもしれない。だから龍之介は亮にこうさせた。庵の全てを第三者として見るために。そんな事とは知らない庵は龍之介と瀧雄にガン見されて恥ずかしくてたまらない。
「んん…っ、ぅ…っ、ぷはっ!!」
「おい庵、勝手にやめんな。」
庵は亮にキスをされながら一生懸命顔を背けていた。そのため庵は亮のキスから逃れることが出来たが亮によって直ぐに再び顔を鷲掴みされてしまった。
「やだっ、やめてってば!」
「なんでそんな嫌がんだよ。いつも気持ちよさそうな顔すんじゃんか。」
「そんな顔してないから!」
「へぇ、ここ弄ってやるだけでお前いつも気持ちよさそうに喘ぐのに?」
「や、やめっ!」
庵は亮によって服越しにペニスを触られた。その時何故か庵は身震いしてしまった。その庵をみて龍之介は顔をしかめる。だが止めなかった。だからその龍之介をみて亮も庵に触れることをやめない。
「やめねぇよ。」
庵はどこかいつもより嫌がっているようにも見えた。だが亮はもちろんやめない。もう少し続けるつもりだ。龍之介の合図がまだないから。だからやめない。嫌われてもやめない。庵が嫌がって泣いてもやめないつもりだ。庵があのことを思い出す前に抱きたかったから。そしたら一生あの記憶を封印出来るかもしれない。そのため亮は無理やり庵のペニスを触り続けた。
「みない、でよっ、ぁ、やめてっ、はなしっ、ぁ、て!」
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