血の繋がりのない極道に囲まれた宝

安達

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脱獄

くすぐり

*亮視点
































「おねがい亮っ、やめて゛っ!」



くすぐられることが大嫌いな庵はもう大暴れだ。まぁこいつに暴れられたところで俺は仕事が増えるわけじゃねぇ。昨日の事が響いて庵は相当体が痛いだろうからな。



「庵。暴れんな。めんどくせぇから。」

「やだっ、こちょこちょはいやなの…っ!」



なんだよそれ。可愛いやつだな。余計にやりたくなっちまうじゃねぇか。



「なら尚更やってやんねぇとな。」

「もうしないっ、絶対やらないから許してください…っ!」



涙目で庵が俺に許しを乞うてきた。そんな事して俺がやめるとでも?そんなわけねぇよな。俺はそんなことされたら逆に興奮すんだぜ庵。



「それは当然の話だ。同じ事をしねぇようにこうやって躾んだよ。」

「…やた゛っ、おねがい亮っ、やめて!」

「駄目だ。やめねぇよ。」



俺は馬乗りになったまま力ずくで庵の両腕を縛り上げた。そんでその腕をベットに縛り付ける。だから庵は脇も脇腹もくすぐられ放題の状態になった。



「これで抵抗出来ねぇな。」

「…おねがいっ、やめて…っ、」

「その顔たまんねぇよ庵。」



庵は相当嫌らしく既にポロポロと涙を流していた。そんで俺に拘束された腕をなんとかして解こうと必死になっている。そんなことしても取れるわけねぇのに。



「庵。始めんぞ。」



俺は庵の耳元でそう言うと庵に覆い被さった。そうすることで庵は俺がどこをくすぐるか分からない。覆い被さることで死角になってるからな。まぁでも初めはゆっくりとな。俺はちょっとだけ庵のこの泣き顔を近くで楽しませてもらうことにした。



「いっ………ぅ、ふっ……っ、」



初めは服の上からゆっくりと俺はくすぐった。こいつがまだ我慢できる範囲でくすぐってる。だからか庵はまだ笑い声をあげない。涙をポロポロと流しながら必死に耐えていた。そりゃもうその庵の顔はとんでもないほど可愛かった。



「笑うの我慢してんのか?声聞かせろよ。」

「ぅふっ………っ、ぅ、」



庵は俺からのくすぐりに必死に耐えながら俺から顔を背けていた。俺が怖いんだろうな。けど…。



「なぁ庵。こっち向けって。」



俺は庵の顔が見たくてわざわざこいつに覆い被さってんだ。なのに顔を逸らされたら何も見えない。だから俺は少しくすぐりを強くしてそう言った。だが庵は頑固として俺の顔を見ようとしなかった。



「うぅ……っ、ふっ、ぅ……っ、」



たく…この状況で俺に歯向かってもいい事ねぇのにな。意地なのか馬鹿なのかは分かんねぇけどそんな事どうでもいい。言うことを聞かないなら聞かせるまでだ。



「そうか。」



俺はそう言うと一旦起き上がってまた庵の上に馬乗りになった。そん時庵は当然不安そうな顔をして俺を見ていた。次何されのかわかんねぇから不安だよな。ああ…やべぇぐらい可愛い。その顔を乱してやるよ。



「言うことを聞けないようならここをくすぐってやるしかないな。」



ここ…というのは脇だ。庵が1番嫌いなところ。そこを俺は指で指して悪い笑みを浮かべながらそう言った。そしたら庵はこれまでで1番暴れだした。



「やめ゛、そこはいやっ!!!」



はは、たまんねぇな。そんなに嫌いなのか。それなら躾に最適だな。



「暴れても無駄だぞ庵。」



俺は気分がものすごくよかった。こんなに可愛い庵を今は独り占めできている。それも恐怖に染った顔をしている庵を…。そんな庵を見るだけで俺は満たされた。けどもっとだ。俺に逆らえないほどにしておかねぇとな。だから俺は嫌がる庵の脇に指を置いて…。



「さぁ庵、始めんぞ。」



俺はそう言うと暴れる庵の脇を指を細かく動かしくすぐり出した。そしたら案の定庵は大きな笑い声を漏らしながら涙を流し始めた。1番弱い脇をくすぐられて笑い声を抑えることが出来なくなっちまっただろうな。



「あはっ、はははっ、わきやだっ、やめてっ、あはっ!」

「お、いい反応。それが見たかったんだよ。そうじゃねぇと躾の意味ねぇからな。」

「やめて゛っ、あはっ、はははっ、あはっ!!」



そこから俺は満足のいくまでくすぐり続けようとしばらく庵をくすぐり続けた。そんで数十分経った頃だろうか。誰かが寝室に入ってきた。



「おい亮。うるせぇぞ。組長寝てんだから静かにしろ。」

「あ?組長寝てんの?」



寝室に入ってきたのは瀧だった。庵の声が外まで聞こえてたんだろうな。



「そうだ…って何してんだよお前。」

「見ての通り庵をくすぐってる。」

「へぇ…。」



瀧は俺に長いことくすぐられて悶え苦しむ庵を見てそう言った。そんでベットの上に上がってきた。そんな瀧をみて庵はさらに暴れる。何となく理解したんだろうな。瀧が何のためにベットの上に上がってきたのかってことを。



「亮。俺もやる。」

「好きにしろよ。」

「やだっ、あはっ、はははっあはっ、やめてっ!」



瀧も参加することになり庵は何とかして逃げようと身を捩っていた。けどそれをしたところで何も変わらない。奇跡が起きて腕の拘束が取れたとしても俺たちがいるんだから逃げらんねぇのによ。



「庵。無駄だって言ってんだろ。俺の気が済むまではやめねぇ。」

「おい亮。お前どんぐらいやってんだよ。結構長いことやってんのか?」

「ああ。」



庵の様子を見て始めたばかりじゃないことがわかったんだろう。瀧がそう聞いてきた。そんで俺の答えを聞いた瀧は悪い笑みを浮かべると庵の頬を撫で始めた。笑い苦しんでいる庵の頬をな。



「なーに庵。亮の気に触ることしたのか?」



と、瀧は言いながら庵の服の中に手を入れて脇腹をくすぐり出した。



「ちがっ、ははっ、ちがうっ、ちがうのっ、あはは!」

「違う?嘘をつくな。」



俺が容赦なく庵にそう言ったからか瀧が首を傾げた。庵が俺をここまで怒らせた理由が知りたいんだろうな。



「亮、こいつなにしたんだよ。」

「俺の手を払い除けてきた。」

「…ほぅ。そりゃ躾が必要だな。」

「だろ?けど一々組長とこ行ってこいつを抱く許可をもらいに行くの面倒だったからくすぐってんだ。」

「なるほどな。」



瀧も俺も庵をくすぐる手を止めないまま会話をしていた。だからその間も庵はくすぐられて苦しんでいる。そんな庵の顔を見て瀧が…。



「可愛い顔だな。」



と、瀧が言った。そりゃそうだろう。庵なんだから可愛いに決まってる。



「あははっ、はははっ、ははっ、やめっ、あはっ、やめてっ!!」

「逃げれねぇのに頑張ってんなぁ。お前ってほんと健気だよな。無駄なのに。」

「おいおい言ってやるなって亮。庵なりに頑張ってんだから。」

「まぁそうだな。」

「やめてっ、ははっ、ぅ゛っ、はっ、はははっ、あはっ!」

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