血の繋がりのない極道に囲まれた宝

安達

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長い *

*龍之介視点





「ぶはっ…、ぅ、はっ、ぁ、あっ、やめっ、やめてっ!」



庵はやっと俺が口の中に入れた飯を飲み込んだ。だがまぁ時間がかかった。正直かかりすぎだな。その間俺は庵を堪能できたからいいけどこいつあと少しで酸欠寸前だったぞ。けど亮達が散々色々してたからこんなに時間がかかるのも無理はないか…。まぁ今は何はともあれ諦めなかった庵は賞賛すべきだな。



「上手に飲み込めたな。いい子だ庵。」

「あっ、ぁっ、いやっ、ぁ、やめてっ!」



ああ、そうか。庵のやつ…亮と瀧に寸止めされてたな。しかも結構な長時間に渡って。けど庵がちゃんと飯を飲み込めたから一旦亮達は庵をイカせるつもりなんだろうな。



「いやっ、ぁ、ああっ、あっ、だめっ、もぅ、いき、たっ、ぃ!」

「いいぞ。本当は飯全部食い終わるまでお前を虐めるつもりだったが特別にイカせてやる。」



瀧も鬼畜だな…。こいつ普段は俺達の中では1番温厚なんだけどな。こういう場面になると平気でこういうことを言う。庵も大変だな。俺も人の事言えねぇけどよ。



「あぅっ、ぃっ、あっ、あぁっ、ぁ、うっ、あぁっ、ふぅっ、ぁ、あぁあっ、いっ、ちゃ、ぁ、だめっ!」

「駄目?なら手を止めるか?」



おお。こっちにも鬼畜な奴がいたか。まぁ亮に限ってはいつもの事か。ほんっとにお前らは…大概にしとけよ。そうしねぇと庵を抱けなくなっちまうぞ。



「やっ、ぁっ、いやっ、いやだっ、やっ、ぅ!」



散々こいつらに庵は寸止めされてたからそりゃ手を止められたら嫌だよな。今すぐにでもイキたくて仕方がないよな。そりゃそうだ。けどそのお前の顔…たまんねぇな。ああ…食っちまいたくなる。



「なぁ庵。イキたいか?」



俺は庵にそう聞いた。聞かずとも答えはもう分かってるけどな。こいつはさっきからイキたくて仕方がなさそうに腰を動かしてんだから。



「あぅっ、ぃ、きたいっ、いっ、ぁ、いきたいっ、おねがっ、もぅ、やだっ!」



俺は必死にすがってくる庵を見て自然と口角が上がっていった。この顔…この声…全てが可愛い。愛おしい。理性が壊れちまいそうなほどに…。けどそれは駄目だ。もう壊れるまで庵を痛めつけることはしないと決めたからな。



「そうか。ならどうしたらいいと思う?」



庵を傷つけることはしない。だが虐めないとは言ってない。可愛いこいつを前にしたら俺はどうしても庵を泣かせたくなる。駄目だと分かってはいるが俺の言う通りにさせたくなっちまうんだよなぁ。けどそれは俺だけじゃねぇ。亮も瀧も同じだ。



「あぁっ、ぃ、あっ、いっ、きたぃっ、!」

「だから組長が聞いてんだろ?どうしたらいいと思うってよ。」



瀧がそう言いながら庵のペニスを扱いでいた手を少し緩めた。だから庵はイクには足りないぐらいの快楽になっちまった。それが相当嫌だったようで庵は大粒の涙を流し始めてしまった。まぁそうだよな。散々寸止めされてんだから。



「いやっ、ぁっ、いやっ、いきたいのっ、いきっ、たぃっ、やだぁ…っ!」

「おら庵。甘ったれてんじゃねぇ。ただではイカせねぇよ。」



亮も瀧同様に手を緩めてそう言った。だから庵は余計にイケなくなっちまった。そんな2人に縋るように庵は必死に訴え始めた。多分今の庵はイキたい…それしか頭にねぇんだろうな。



「いかっ、ぁ、いかせてっ、くださっ、ぁっ、あぁっ、おねがっ、ぃ!」



ほぅ…。寸止めされたらここまで庵は素直になるのか。これは面白い。いつもは絶対に言わないはずの言葉を庵は軽々と言った。そんな庵を見て俺は上がった口角が下がらなくなってしまった。



「どうですか組長。イカせてやります?」



亮が俺にそう言ってきた。はは、こいつも悪いやつだな。庵が必死に逃げたそうにしてんのを捕まえながらそう言ってんだから。しかも楽しそうに悪い笑みを浮かべながらな。



「おねがっ、ぃ、あぅっ、ぁ、あぁっ、あぁあっ、りゅっ、ぅっ、りゅうっ、いきたいっ、いきたいのっ!」



亮が俺にイカせるかどうかを問うた瞬間庵は必死に懇願をし始めた。それが可愛くて俺はつい庵のビンビンになっている乳首を摘んだ。



「あぅっ、ぃ、ぁ、やめっ!」

「…んーそうだなぁ。」



俺は庵の様子を見ながらそう言った。限界を越えないようにしてな。まだ喋れてるうちは大丈夫だ。勝手に俺はそう判断をしている。庵が本当に限界を迎えた時は気を失うからな。あるいは喋れなくなるかの二択だ。だから俺は必死に懇願してくる庵に…。



「まだだな。」



と、言った。そしたら当然庵は…。



「なっ、ぁ、なんでっ、おねがいっ、いやだっ!」

「そんなに泣いても駄目だぞ庵。それに当たり前だろ。ただイカせてくださいって言うだけでイカせてやるわけねぇじゃん。」



亮にそう言われて庵は絶望の顔をした。多分何をしたらいいのか分かんねぇんだろうな。



「いやっ…、ぅ、っ、うぅっ、ぁっ、いきたっ、いきたぃっ、あっ、ぁあっ!」



あーあ。そんなに泣いちまって。まぁ亮には拘束されてるし瀧にはペニス、そんで前立腺をずっと弄られてるからな。しかも寸止めを長時間されてる。そもそもそんな状態で不器用な庵が何かをできるかと言われればそれは出来ねぇかもな。けどだからこそだぞ庵。この状況だからこそどうしたらいいのか…さぁ必死に考えてみろ。お前のその馬鹿で可愛い頭でな。



「うぁっ、ぅ、うぅっ、ふぅっ、あっ、ぁ、いやっ、わかんなっ、わかんなぃっ、ぁ!」



…こりゃ駄目だな。限界か。まぁそれなら仕方ねぇ。俺は本気で泣き出した庵を見て瀧にアイコンタクトをした。すると瀧は庵の耳元に顔を近づけた。



「なぁ庵。組長は何をしたら喜ぶと思う?」

「あぅっ…、ぅ、ふっ、ぅ、うぅっ、」



瀧に耳元でそう嘆かれてゾワゾワしたのか庵が瀧から顔を背けようとした。だがそれを亮が許さなかった。亮は庵の顔を鷲掴みにして庵が瀧から逃げられないようにした。



「こら庵。今は瀧が話してんだろ?逃げんな。」

「いやっ、いやぁっ、やめっ、ぁうっ、ぅ、うぅっ、はなして…っ!」

「駄目だ。瀧の話をちゃんと聞け。そうしねぇと終わるもんも終わんねぇよ?」



亮が庵に言い聞かせるようにしてそう言った。そしたら庵は当然大人しくなった。多分亮が言った終わるものも終わらないという言葉が引っかかったんだろうな。



「いい子じゃねぇか。そのまま大人しくしとけよ。」



亮は大人しくなった庵にそう言って褒めた。けど庵は全然嬉しくない様子だった。むしろ怒っているようにも見えた。まぁそうか。寸止めされてんだもんなお前。いつもいつもイカされまくってるから特に辛いよな。俺らからしたら可愛い以外のなんにでもねぇけどよ。



「おら瀧。早く続き話してやれよ。」



目の前にいる庵が可愛すぎたんだろうな。瀧が珍しくフリーズしていた。そんな瀧に亮が少しキレ口調でそう言った。



「悪い悪い。そうだな。」

「たく、ぼーっとしてんじゃねぇぞ。」



せっかく瀧は謝ったのにまーた亮が瀧に突っかかった。これじゃあまた喧嘩になっちまうぞ…と俺は思ったが今回は瀧が大人だった。まぁ俺がさっき瀧にアイコンタクトで指示したからな。それもあるだろう。



「庵。」

「…うっ、ぁ、やめて…っ、」



瀧に耳元で名を呼ばれただけで庵はこんなに可愛い反応をした。こいつはほんとに耳が弱いからな。だから当然庵は瀧から逃げようとしたが逃げられない。亮が庵の顔を鷲掴みにしてるからな。



「やらっ、ぃ、やっ!」



あー呂律も回らなくなっちまって。可愛いやつめ。



「庵。ちゃんと考えろ。俺らいつもお前に何してる?」



瀧が庵に最高のヒントを出した。そうだぞ庵。俺らはいつもお前にキスをするだろ?俺はそれをして欲しいんだ。



「うぅっ、ぅ、うぇっ、わかんっ、なぃっ、ぁっ、ふっ…ぅ、あっ、わからっ、ぃ、わかんないっ!」

「……………。」



たく、馬鹿共が。亮も瀧も黙り込んじまった。けどまぁ俺も本気で泣く庵を見るのはあまりいい気分にはならない。それは本気で嫌がってる証拠だからな。だから俺は庵をイカせてやろうと動き出した…がその時亮が俺に話しかけた。



「組長。」

「あ?」

「そろそろ庵をイカせてやってもいいですか?」

「そうだな。俺も今同じ事を思っていた。イカせてやれ。」



理想なら庵からのキスが欲しかった。けどまぁそれは今じゃなくてもいい。本気で庵を泣かせてまですることじゃねぇからな。



「だってよ庵。良かったな。」

「…ぅ、うぅ、ぁえ?」



俺の言葉を聞いた途端に亮がそう言った。だが庵はまだ現状を理解していない様子だ。そんな庵の頬にキスをすると亮も瀧も庵を激しく攻め始めた。



「あぁっ、まっ、まって!」



先程まで寸止めを繰り返された庵は突然の大きな快楽に大暴れだ。だが亮に後ろから抱き込まれるようにして捕まえられているから庵は逃げられない。まぁ仮に逃げれたとしても俺がすぐ捕まえるけどな。



「あっ、ゃあっ、いっ、あぁっ、ぁ、まってっ、ぁっ、だめっ、ぃ!」

「はぁ?何だよお前。イキたいんじゃねぇの?」



庵がなんで嫌がってんのかを分かっておきながら亮は庵にそう言った。そんな亮に続くように瀧も…。



「そうだぞ庵。それによぉ、腰もこんなに動かしてイキたくねぇとは言わせねぇよ。」



と、言った。そんで変わらず瀧は庵のペニスと前立腺を攻め立てる。それも激しくな。



「あやっ、ぃ、あっ、つよぃっ、いっ、ぁ、ちょっ、だめ!」



お、庵のやつ散々寸止めされてたからキツそうな顔してんなぁ。寸止めされた分敏感になってるだろうからいつも以上にな。つかこれ直ぐにイっちまいそうだな。



「だめっ、まって、ぁっ、あぁっ、あぁあっ、いやっ、ぁ!」



庵がイキそうになってるのを悟った途端亮も瀧も容赦なく庵に快楽を注ぎ込んだ。瀧に関しては前立腺もこれまで以上に攻め亀頭ばかりを狙って刺激している。そんな事をされて敏感な庵がイカないわけが無い。だから俺は庵を絶頂へ追い込むべく顔を庵の耳元に近づけた。そして…。



「おら庵。イケよ。」

「うっ、ぃ、やっ、あっ、だめっーーーー!!!」



俺が耳元で嘆いた瞬間に達した庵。そんな事されて俺が興奮しないわけが無いよな。けど今は我慢だな。焦らされまくって怒りが積もりに積もった庵が俺らの事を睨んでるからよ。



「はぁ…っ、はぁ…っ、ぅ………っ、さいてぃっ、」



そんな目をしたところで煽るだけなのにこいつは俺らを睨んでくる。ああ…くそ。お前が一々可愛い行動をするからこっちは我慢んので精一杯になっちまう。



「最低だと?お前が色々渋るからだろ。さっきもさっさとキスすればよかったじゃねぇか。飯だって飲み込むの渋るしよ。」



瀧が庵の顔中にキスをしながらそう言った。それから逃げようとした庵だがまだ亮の腕の中にいる為もちろん逃げられない。だから庵は逃げることは諦めて瀧に対して庵は声を荒らげた。



「だって瀧が…っ!」

「は?俺のせいにすんの?」

「だって、そうじゃんか…っ!」

「俺だけじゃねぇだろ。こいつも色々やってたじゃねぇか。」



瀧が庵を拘束している亮に向かってそう言った。自分だけ庵に嫌われのはどうも許せなかったんだろうな。



「おいおい俺を巻き込むなよ。俺は瀧と違ってそこまで酷いことしてねぇよな。なぁ庵。」

「どっちもどっちだから…っ!」



庵からすれば確かにそうだよな。亮は特に何をしたかと言われれば何もしてないが庵をずっと拘束していた。だから庵は亮にも怒っているらしい。もちろん俺にもな。



「もう離して…っ。」



俺達から離れたいんだろうな庵は。こいつは怒るといつもそうだ。俺達から距離を取りたがる。だがそんなこと許さねぇのが俺達だ。



「嫌だね。」



案の定亮はそう言って庵の事を強く抱き締めた。まぁ亮がそう言わなくても俺が庵を離さねぇけどな。



「やだってばっ、離せ…っ!」

「イったばっかりなのに随分元気だなお前。まだそんな体力あんのか?」



俺は暴れまくる庵にそう言った。そしたらどうなったかって?さっきまでの暴れようが嘘ように庵は大人しくなった。俺の言葉の裏にあるものに気づいたんだろうな。けどここまで来たら逃がさねぇよ庵。悪いが抱かせてもらうからな。



「…元気じゃないっ、疲れてるから。」

「ほぅ…。俺には元気そうに見えるがな。」



俺は徐々に庵の逃げ道を塞いでいく。ご飯もまぁまぁ食べれたし水分補給させた。だからあとはやることは1つ。仲直りだ。



「元気じゃないっ、寝るっ、俺もう寝たいから…っ!」

「嘘つくなって庵。全然眠そうじゃねぇじゃん。」



と、俺がしようとしていることに気づいた亮がそう言った。それに続くように…。



「そうだぞ庵。さっきだってあんなに暴れてたじゃねぇか。」



と、瀧が言った。



「…うぅ、俺もうできないもんっ、つかれたっ、」



まぁそうだよなぁ。俺らの甘い言葉に惑わされる庵じゃねぇよな。こいつそもそもセックスあんまり好きじゃねぇからよ。体力もねぇし。どうすっかな…と俺が考えていると亮が…。



「なぁ庵。疲れたならどんだけやっても一緒だろ?せっかくなら気が飛ぶまで楽しもうぜ。」

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