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糸
最悪だ
*庵視点
「一緒じゃないから…っ、離せよっ!!」
何がどれだけやっても一緒だ!1回イクだけでもものすごく疲れるのにこれから3人に抱かれるなんて絶対に俺は嫌だから!だから俺は亮に怒った!このまま言われるがままになるととんでもない事になってしまうのは容易に想像できるから。なのに亮は…。
「んー?そんな事言っても俺が離すわけねぇだろ。」
と、言って亮は俺の事を背後から変わらず拘束してくる。だから俺はずっと当たってるんだ。亮の大きくなったあそこが…。それも嫌で俺は身を捩って亮から逃げようともがいた。
「やだやだっ、離して…っ!」
「だから離さねぇって言ってんだろ。暴れんな。」
どれだけ俺が身を捩っても亮の力には勝てない。それを俺もわかってる。瀧だって俺の事ニヤニヤしながら見てるぐらいなんだから。龍もそうだ。楽しそうに俺の事を見ている。逃げようともがいても逃げられない俺を見て笑ってるんだ。もう最低だよほんとに。けどそれでも俺は逃げたかった。だって…。
「ほんとに嫌なんだってば…っ!」
「は?何がそんなに嫌なんだよ。別に今はなんもしてねぇだろ。」
亮がまた訳の分からないことを言い出した。でも確かにそうかもね。今は何もしてない。けどその後になにかしてくることは俺だって分かってるんだ。
「今はそうでも後からは違うじゃんか…っ!」
「まぁそうだな。抱き潰す予定かもな。」
「………っ!!」
もう我慢ならない。亮の言ったこの発言に俺は怒った。だって俺の体はもうボロボロなんだ。俺が逃げ出した時のお仕置きという名の躾のせいで俺は立つことが困難になるぐらいには体が悲鳴をあげている。そんな状態で抱かれたりなんてしたらどうなるかは想像出来るはずなのに亮はこんなこと言うんだ。ほんとに…ほんとに…亮なんか…。
「…ら…だっ、」
「あ?今なんて言ったんだお前。」
俺は怒りのあまりボソッと言ってしまった。その俺の声が聞こえなかったらしく亮が俺にそう聞き返してきた。だから俺は大きな声で言ってやった。亮にも瀧にも龍にも聞こえるぐらい大きな声で。
「亮なんか大っ嫌いだっ!!」
「「「……………。」」」
俺がそういった途端場が静まり返った。空気の音すら聞こえそうなほど静かになった。だから俺は本気で焦った。怒っていたとはいえとんでもない発言をしてしまったと言ってから後悔した。また死ぬほどイカされるかもしれない。泣かされるかもしれない。俺はその恐怖から目をつぶった……が、俺が恐れていた事態にはならなかった。
「ふっ…。」
静まり返ったこの部屋に誰かの静かな笑い声が響いた。誰の笑い声なのか…それは確認しなくてもわかった。俺が何度も何度も聞いている声。そう。その声の主は瀧だった。
「はは、傑作だな。嫌いだってよ亮。」
瀧はついに耐えきれなくなったのか大声で笑い出した。俺は予想してなかったこの事態に少し混乱しながらも安堵した。お仕置きをされないで済みそうだから。
「笑ってんじゃねぇぞ瀧てめぇ!!」
大笑いしている瀧に亮が怒るようにそう声を荒らげた。その様子を龍は微笑みながらみている。さっきまで…いや昨日には想像できなかった景色。ああ…なんか…俺幸せかも。俺がそんな風に思っていると瀧がさらに亮を煽りだした。
「庵はお前が嫌いだってよ亮。」
「うるせぇな!戯言を言うんじゃねぇ!」
「戯言?俺は庵が亮のこと嫌いって言ってたのをそのまま言っただけだぞ。」
「黙ってろ瀧!!!お前はもう喋んな!」
「へいへい。」
亮を煽りに煽りまくっていた瀧だがこれ以上煽るのはまずいと思ったのだろう。それ以上は亮に突っかかることなく瀧は会話を終わらせた。そう。会話を終わらせたんだ。だから亮の怒りの矛先はもちろん俺に来ることになる。
「…庵、お前覚悟しとけよ。」
後ろからとんでもないほどの亮が怒ってるオーラが伝わってくる。亮を完全に怒らせてしまった。どうしよう…。これはまずい…。
「なっ…だ、だって亮が悪いんじゃんか…っ、」
俺はもう逃げ道は無いと思った。だから亮に素直にそう言った。だってそうじゃないか。亮がそもそも俺の事あんなふうに言わなければこうはならなかった。だから言ってやったんだ。そしたら以外にも瀧が…。
「そうだな。亮が悪いな。庵は悪くないもんな。」
って言って瀧は俺の頭を撫でてきた。その後頬にもキスをしてきた。だから俺はそのまま瀧の方に行こうとした。このまま亮に捕まっていてもいいことは無いから。だけどそう簡単にはいかなかった。
「うわっ、ぁ、ちょっ!」
「おら庵!何ちゃっかり逃げようとしてんだごら!」
うん。バレた。すぐバレたんだ。俺は逃げる素振りをすることも出来なかった。だから大人しく亮の腕の中にいることにしようと決めた。これ以上亮を怒らせないために…と、思っていたらまた瀧が…。
「おい亮。そんな言い方ねぇだろ。なぁ庵。」
と、言った。だから当然亮が…。
「瀧は黙ってろって言ってんだろうが!」
って瀧に怒った。なんか喧嘩がヒートアップしてきたな…って俺が思っているとずっと黙っていた龍が口を開いた。
「亮。あんまり騒ぐな。」
「……………。」
龍が一言そういっただけで亮は嘘のように大人しくなった。龍ってやっぱり凄いな。
「…すみません組長。」
「悪いと思ってんならやんな。庵が怯えちまうだろうが。お前ただでさえ声でかいんだからよ。気をつけろ馬鹿亮。」
「はい…。ですが、」
俺はこの時亮が龍に怒られて終わりって思っていた。その後俺は直ぐに解放されるって。さっき瀧だって俺の事庇ってくれていたし龍もそうだろうって勝手に勘違いしてたんだ。でも現実は違ったんだ。
「まぁそうだな。今の庵の失言は見逃せねぇな。」
…ん?龍、今なんて言った?
「どうしますか組長。」
…どうしますってどういうこと?え?亮がなんかニヤニヤしてる。まずい。形勢逆転された。
「そうだなぁ……ん?」
龍もニヤニヤして俺の事を見ていた。けどその時龍の携帯に着信音が鳴った。だから俺は一旦安全になった。とりあえずは…だけどね。
「電話ですか?」
瀧が龍にそう聞いた。だから俺もドキドキしてた。もし電話なら龍がどこかに行く。それだけは避けたかった。龍がどっかに行ったら亮が好き放題しだしてしまうから。
「いや、メールだ。」
…良かった。俺は安心した。メールなら龍はどこかに行ったりしない…はずだった。
「誰からですか?」
「旭川さんからメールだ。」
亮の問いかけに龍はそういい何故か立ち上がったんだ。だから俺はものすごく嫌な予感に襲われた。そして運の悪いことにその予感は的中してしまう…。
「瀧。外に出るぞ。」
「…え?あ、今からですか?!わ、分かりました。準備します。」
瀧も龍に急にそう言われて混乱してる様子だけど俺はもっと混乱していた。今絶対に二人っきりになりたくない亮とお留守番をしなくてはならない状況になってしまったから。
「亮。留守を頼む。その間庵に何してもいいがやりすぎないようにしとけよ。」
龍が亮にそう言いながら身だしなみを整え始めしまった。しかも亮は凄いニヤニヤしてる。もう最悪だ…っ!
「はい組長。お任せを。」
「え…っ、ま、まってりゅうっ!」
亮と留守番になるだけでも嫌なのに龍は亮に俺に何をしてもいいと言った。そんなの…そんなの…絶対に嫌だ!お願いだから俺を置いていかないでよ…っ!俺はその一心で龍に手を伸ばした。だけど…。
「悪いな庵。緊急の仕事だ。俺と瀧が留守の間は亮と喧嘩せずに仲良くするんだぞ。」
「一緒じゃないから…っ、離せよっ!!」
何がどれだけやっても一緒だ!1回イクだけでもものすごく疲れるのにこれから3人に抱かれるなんて絶対に俺は嫌だから!だから俺は亮に怒った!このまま言われるがままになるととんでもない事になってしまうのは容易に想像できるから。なのに亮は…。
「んー?そんな事言っても俺が離すわけねぇだろ。」
と、言って亮は俺の事を背後から変わらず拘束してくる。だから俺はずっと当たってるんだ。亮の大きくなったあそこが…。それも嫌で俺は身を捩って亮から逃げようともがいた。
「やだやだっ、離して…っ!」
「だから離さねぇって言ってんだろ。暴れんな。」
どれだけ俺が身を捩っても亮の力には勝てない。それを俺もわかってる。瀧だって俺の事ニヤニヤしながら見てるぐらいなんだから。龍もそうだ。楽しそうに俺の事を見ている。逃げようともがいても逃げられない俺を見て笑ってるんだ。もう最低だよほんとに。けどそれでも俺は逃げたかった。だって…。
「ほんとに嫌なんだってば…っ!」
「は?何がそんなに嫌なんだよ。別に今はなんもしてねぇだろ。」
亮がまた訳の分からないことを言い出した。でも確かにそうかもね。今は何もしてない。けどその後になにかしてくることは俺だって分かってるんだ。
「今はそうでも後からは違うじゃんか…っ!」
「まぁそうだな。抱き潰す予定かもな。」
「………っ!!」
もう我慢ならない。亮の言ったこの発言に俺は怒った。だって俺の体はもうボロボロなんだ。俺が逃げ出した時のお仕置きという名の躾のせいで俺は立つことが困難になるぐらいには体が悲鳴をあげている。そんな状態で抱かれたりなんてしたらどうなるかは想像出来るはずなのに亮はこんなこと言うんだ。ほんとに…ほんとに…亮なんか…。
「…ら…だっ、」
「あ?今なんて言ったんだお前。」
俺は怒りのあまりボソッと言ってしまった。その俺の声が聞こえなかったらしく亮が俺にそう聞き返してきた。だから俺は大きな声で言ってやった。亮にも瀧にも龍にも聞こえるぐらい大きな声で。
「亮なんか大っ嫌いだっ!!」
「「「……………。」」」
俺がそういった途端場が静まり返った。空気の音すら聞こえそうなほど静かになった。だから俺は本気で焦った。怒っていたとはいえとんでもない発言をしてしまったと言ってから後悔した。また死ぬほどイカされるかもしれない。泣かされるかもしれない。俺はその恐怖から目をつぶった……が、俺が恐れていた事態にはならなかった。
「ふっ…。」
静まり返ったこの部屋に誰かの静かな笑い声が響いた。誰の笑い声なのか…それは確認しなくてもわかった。俺が何度も何度も聞いている声。そう。その声の主は瀧だった。
「はは、傑作だな。嫌いだってよ亮。」
瀧はついに耐えきれなくなったのか大声で笑い出した。俺は予想してなかったこの事態に少し混乱しながらも安堵した。お仕置きをされないで済みそうだから。
「笑ってんじゃねぇぞ瀧てめぇ!!」
大笑いしている瀧に亮が怒るようにそう声を荒らげた。その様子を龍は微笑みながらみている。さっきまで…いや昨日には想像できなかった景色。ああ…なんか…俺幸せかも。俺がそんな風に思っていると瀧がさらに亮を煽りだした。
「庵はお前が嫌いだってよ亮。」
「うるせぇな!戯言を言うんじゃねぇ!」
「戯言?俺は庵が亮のこと嫌いって言ってたのをそのまま言っただけだぞ。」
「黙ってろ瀧!!!お前はもう喋んな!」
「へいへい。」
亮を煽りに煽りまくっていた瀧だがこれ以上煽るのはまずいと思ったのだろう。それ以上は亮に突っかかることなく瀧は会話を終わらせた。そう。会話を終わらせたんだ。だから亮の怒りの矛先はもちろん俺に来ることになる。
「…庵、お前覚悟しとけよ。」
後ろからとんでもないほどの亮が怒ってるオーラが伝わってくる。亮を完全に怒らせてしまった。どうしよう…。これはまずい…。
「なっ…だ、だって亮が悪いんじゃんか…っ、」
俺はもう逃げ道は無いと思った。だから亮に素直にそう言った。だってそうじゃないか。亮がそもそも俺の事あんなふうに言わなければこうはならなかった。だから言ってやったんだ。そしたら以外にも瀧が…。
「そうだな。亮が悪いな。庵は悪くないもんな。」
って言って瀧は俺の頭を撫でてきた。その後頬にもキスをしてきた。だから俺はそのまま瀧の方に行こうとした。このまま亮に捕まっていてもいいことは無いから。だけどそう簡単にはいかなかった。
「うわっ、ぁ、ちょっ!」
「おら庵!何ちゃっかり逃げようとしてんだごら!」
うん。バレた。すぐバレたんだ。俺は逃げる素振りをすることも出来なかった。だから大人しく亮の腕の中にいることにしようと決めた。これ以上亮を怒らせないために…と、思っていたらまた瀧が…。
「おい亮。そんな言い方ねぇだろ。なぁ庵。」
と、言った。だから当然亮が…。
「瀧は黙ってろって言ってんだろうが!」
って瀧に怒った。なんか喧嘩がヒートアップしてきたな…って俺が思っているとずっと黙っていた龍が口を開いた。
「亮。あんまり騒ぐな。」
「……………。」
龍が一言そういっただけで亮は嘘のように大人しくなった。龍ってやっぱり凄いな。
「…すみません組長。」
「悪いと思ってんならやんな。庵が怯えちまうだろうが。お前ただでさえ声でかいんだからよ。気をつけろ馬鹿亮。」
「はい…。ですが、」
俺はこの時亮が龍に怒られて終わりって思っていた。その後俺は直ぐに解放されるって。さっき瀧だって俺の事庇ってくれていたし龍もそうだろうって勝手に勘違いしてたんだ。でも現実は違ったんだ。
「まぁそうだな。今の庵の失言は見逃せねぇな。」
…ん?龍、今なんて言った?
「どうしますか組長。」
…どうしますってどういうこと?え?亮がなんかニヤニヤしてる。まずい。形勢逆転された。
「そうだなぁ……ん?」
龍もニヤニヤして俺の事を見ていた。けどその時龍の携帯に着信音が鳴った。だから俺は一旦安全になった。とりあえずは…だけどね。
「電話ですか?」
瀧が龍にそう聞いた。だから俺もドキドキしてた。もし電話なら龍がどこかに行く。それだけは避けたかった。龍がどっかに行ったら亮が好き放題しだしてしまうから。
「いや、メールだ。」
…良かった。俺は安心した。メールなら龍はどこかに行ったりしない…はずだった。
「誰からですか?」
「旭川さんからメールだ。」
亮の問いかけに龍はそういい何故か立ち上がったんだ。だから俺はものすごく嫌な予感に襲われた。そして運の悪いことにその予感は的中してしまう…。
「瀧。外に出るぞ。」
「…え?あ、今からですか?!わ、分かりました。準備します。」
瀧も龍に急にそう言われて混乱してる様子だけど俺はもっと混乱していた。今絶対に二人っきりになりたくない亮とお留守番をしなくてはならない状況になってしまったから。
「亮。留守を頼む。その間庵に何してもいいがやりすぎないようにしとけよ。」
龍が亮にそう言いながら身だしなみを整え始めしまった。しかも亮は凄いニヤニヤしてる。もう最悪だ…っ!
「はい組長。お任せを。」
「え…っ、ま、まってりゅうっ!」
亮と留守番になるだけでも嫌なのに龍は亮に俺に何をしてもいいと言った。そんなの…そんなの…絶対に嫌だ!お願いだから俺を置いていかないでよ…っ!俺はその一心で龍に手を伸ばした。だけど…。
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