175 / 210
筋肉痛
動けない
「……あっ。」
ご飯を食べに行くとなって自分の力で立ち上がろうとした庵。しかし庵は立ち上がれなかった。もちろん腰が痛かったというのもあるが今回は何故か全身が痛かったのだ。
「ん?どうした庵。」
動きを止めてしまった庵を見て亮が不思議そうにそう言った。そんな亮を庵は恨めしいめで見た。体がこうなってしまったのは亮と瀧雄と龍之介のせいだから。
「なーに睨んでんだよお前。あ、もしかしてまた俺に抱き潰されてぇの?」
「ち、ちがうからっ!」
とんだ勘違いをしてきた亮に庵は慌てて弁解をする。そんな庵が可愛くて亮らは笑っていた。そして3人は順番に庵にキスをした。
「ちょ、ちょっと…!」
「動くな。キスしずらいだろうが。」
と、瀧雄が言ってきたが庵はそれが原因で暴れている。庵は怖かったのだ。いや怖かったと言うよりかはビビっていた。このまま3人のスイッチが入ってまた抱き潰されるかもしれないから。そんな風に不安そうな顔を庵がしていると亮がふっと笑って口を開いた。
「大丈夫だ庵。今のお前を流石に抱き潰すほど俺らは鬼じゃねぇから。」
そう言ってきた亮の言葉に安心したのと同時に庵は思った。あれだけ泣き叫んでやめてと繰り返したのにやめてくれなかった時点でもう鬼じゃないか…と。しかしそれは絶対に言わない。言ってしまえばまた龍之介らにお仕置きやらなんやらと言われて抱かれてしまうから。
「…それならよかった。」
「ああ。抱き潰すのはお前の腰が治ってからだ。」
「…ん?あ、ちょっと!」
瀧雄の言葉に不安を覚えた庵だがその庵を問答無用に瀧雄は抱き抱えた。そして瀧雄がそのままリビングへと歩いて行ったため庵は瀧雄に言い返すことをもうやめた。とりあえずご飯を食べて今は寝たいから。
「庵。お粥とかなら食べれそうか?」
「うん。」
どうやら今日は亮がご飯を作ってくれるらしい。その証拠に庵が食べれそうなものをドンピシャで亮は当ててきてそう言ってきたのだから。そんな亮を庵はいつも凄いなと思うのと同時によく観察されているんだなと少し怖くなったりもする。
「よーし。そういう事なら俺が腕をふるってお粥を作ってやるよ。その間いい子に待ってけよー。」
「わかった。」
亮はそう返事をした庵にキスをした。その後すぐに亮はキッチンへとルンルンで歩いて行く。そんな亮を待とうと庵がソファに座っていると今度は龍之介が…。
「庵。」
と、言って庵を引き寄せてきた。だから庵はそんな龍之介にもたれ掛かるようにして体重を預けた。そしてそんな庵をもちろん龍之介は受け止める。
「どうしたの?龍。」
「亮が飯作ってる間は俺がお前を可愛がってやる。」
そう言って龍之介は庵を自分の膝の上に座らせた。そして龍之介はそのまま庵を抱き締め、庵の頸元に口を当てた。
「あ、ちょ、りゅ、りゅう…っ!」
「んー?」
「ん、じゃないっ、それやめて…っ!」
庵は首元を吸われたり痕をつけられたりするのは嫌いじゃないが少しくすぐったいのだ。そして何よりも庵自身のスイッチが入ってしまう。だからやめて欲しくて庵は暴れ始めたが何せ全身筋肉痛状態。暴れようとすれば全身が痛んだ。それを龍之介は分かっているのだろう。その証拠に庵のことをあまり強く拘束していなかった。
「なんだよ文句言うな。別に今から抱くわけじゃねぇんだからよ。」
「そういう問題じゃない…っ!」
「おいおい庵。組長ばっかに集中していいのか?俺がちょっかい出すかもしれねぇぞ。」
「あ、たきっ、やめ…!」
ご飯を食べに行くとなって自分の力で立ち上がろうとした庵。しかし庵は立ち上がれなかった。もちろん腰が痛かったというのもあるが今回は何故か全身が痛かったのだ。
「ん?どうした庵。」
動きを止めてしまった庵を見て亮が不思議そうにそう言った。そんな亮を庵は恨めしいめで見た。体がこうなってしまったのは亮と瀧雄と龍之介のせいだから。
「なーに睨んでんだよお前。あ、もしかしてまた俺に抱き潰されてぇの?」
「ち、ちがうからっ!」
とんだ勘違いをしてきた亮に庵は慌てて弁解をする。そんな庵が可愛くて亮らは笑っていた。そして3人は順番に庵にキスをした。
「ちょ、ちょっと…!」
「動くな。キスしずらいだろうが。」
と、瀧雄が言ってきたが庵はそれが原因で暴れている。庵は怖かったのだ。いや怖かったと言うよりかはビビっていた。このまま3人のスイッチが入ってまた抱き潰されるかもしれないから。そんな風に不安そうな顔を庵がしていると亮がふっと笑って口を開いた。
「大丈夫だ庵。今のお前を流石に抱き潰すほど俺らは鬼じゃねぇから。」
そう言ってきた亮の言葉に安心したのと同時に庵は思った。あれだけ泣き叫んでやめてと繰り返したのにやめてくれなかった時点でもう鬼じゃないか…と。しかしそれは絶対に言わない。言ってしまえばまた龍之介らにお仕置きやらなんやらと言われて抱かれてしまうから。
「…それならよかった。」
「ああ。抱き潰すのはお前の腰が治ってからだ。」
「…ん?あ、ちょっと!」
瀧雄の言葉に不安を覚えた庵だがその庵を問答無用に瀧雄は抱き抱えた。そして瀧雄がそのままリビングへと歩いて行ったため庵は瀧雄に言い返すことをもうやめた。とりあえずご飯を食べて今は寝たいから。
「庵。お粥とかなら食べれそうか?」
「うん。」
どうやら今日は亮がご飯を作ってくれるらしい。その証拠に庵が食べれそうなものをドンピシャで亮は当ててきてそう言ってきたのだから。そんな亮を庵はいつも凄いなと思うのと同時によく観察されているんだなと少し怖くなったりもする。
「よーし。そういう事なら俺が腕をふるってお粥を作ってやるよ。その間いい子に待ってけよー。」
「わかった。」
亮はそう返事をした庵にキスをした。その後すぐに亮はキッチンへとルンルンで歩いて行く。そんな亮を待とうと庵がソファに座っていると今度は龍之介が…。
「庵。」
と、言って庵を引き寄せてきた。だから庵はそんな龍之介にもたれ掛かるようにして体重を預けた。そしてそんな庵をもちろん龍之介は受け止める。
「どうしたの?龍。」
「亮が飯作ってる間は俺がお前を可愛がってやる。」
そう言って龍之介は庵を自分の膝の上に座らせた。そして龍之介はそのまま庵を抱き締め、庵の頸元に口を当てた。
「あ、ちょ、りゅ、りゅう…っ!」
「んー?」
「ん、じゃないっ、それやめて…っ!」
庵は首元を吸われたり痕をつけられたりするのは嫌いじゃないが少しくすぐったいのだ。そして何よりも庵自身のスイッチが入ってしまう。だからやめて欲しくて庵は暴れ始めたが何せ全身筋肉痛状態。暴れようとすれば全身が痛んだ。それを龍之介は分かっているのだろう。その証拠に庵のことをあまり強く拘束していなかった。
「なんだよ文句言うな。別に今から抱くわけじゃねぇんだからよ。」
「そういう問題じゃない…っ!」
「おいおい庵。組長ばっかに集中していいのか?俺がちょっかい出すかもしれねぇぞ。」
「あ、たきっ、やめ…!」
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科
空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する
高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体
それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった
至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する
意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。