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「始めるぞ誠也。」
「…ま、まって、」
「あ?」
今から始めるのは別にいい。俺にも逃げるチャンスが降ってくるからな。けどこいつは拘束なしって言った。なのに渚ってやつが俺の腰をガッツリ掴んでんだ。話が違う…。
「拘束なし…っ、てさっき!」
「ああ。言ったぞ。だから拘束してねぇだろ?」
「してっ、腰掴んでんじゃねぇか…!」
「お、そういう口聞くのかお前。つーか腰掴まずにどうやってやるんだよ。それに俺は言ったろ?お前に触れていいのはやってる本人だけ。つまりその本人は何してもいいんだよ。」
なんだよそれ…。そんなの俺に勝ち目なんてねぇじゃねぇか…。いやけど隙が出来るかもしれない。ここで口論になってこのチャンスすら逃す可能性があるなら従った方がマシか…。
「…分かりました。」
「随分聞き分けがいいな。まぁいい。挿れるぞ。」
「…………っ。」
この感覚…。慣れない…。圧迫感がすごい…。きつい。苦しい。気持ち悪い。くそ…体が思うように動かねぇ。
「そんなに体を震わせてどうしたんだ?誠也。そんなに渚のが気持ちいいか?」
「…ちがっ、」
外野は黙ってろよ…!凛翔ってやつは無駄口が多い…!俺は今集中してんだ!逃げることに!
「ん?お前俺の気持ち良くねぇの?一番初めだから優しくしてやろうとしたのに酷くされてぇのか?」
そんなわけない…。けど気持ちよくないのも事実だ…。苦しんだよ。圧迫感が…嫌だ。
「違うっ…。」
「違う?なら気持ちいいのか?そうだよな。お前だって俺の受け入れてんじゃねぇか。ほら。」
「あぁ゛っ、やめ゛っ!」
まずいまずい…。ちょっと突かれただけなのに体が震えた。怖い。なんだよこれ…。なんで俺感じてんだよ…!
「しっかり感じてんじゃねぇか。そんなに奥が好きならしっかり突いてやるよ。」
「や゛っ、やめ゛っ、ぁ゛っ!」
なんだよこれ…!怖い…!知らねぇこんなの…!気持ち悪いのに気持ちいい…!気持ちよくなりたくないのに快楽を拾っちまう…!俺のばかやろう…っ。
「あぁ゛っ、やめ゛っ、やめろ゛っ!」
「嫌なら逃げろよ。ほら、早くしねぇと俺イっちまうぞ?そしたら次のやつに交代になってお前は逃げるチャンスをどんどん失っていくぞー。」
くそ…っ。うるせぇんだよ…!どいつもこいつも無駄口が多い…!黙って腰振ってろよ…!
「ぅ゛っ、あ゛っ、はっ、ぁ゛っ!」
「はっ…生意気な目をしやがって。」
「おい渚。もっと奥挿れてやれば?」
「うるせぇな凛翔。お前に言われなくてもやるっての。」
「…や゛っ、ぁ゛っ、おくやた゛っ!!」
俺は渚に挿れられてからずっと軽くイってる。イキ地獄に陥ってんだよ。そんな状況でもっと奥に挿れられたら俺は逃げるどころじゃなくなる…。それだけはやめてくれ…。
「んー?誠也は奥嫌なのか?」
「いや゛っ、た゛っ、ぁ!」
「そうかそうか。なら挿れてやる。」
「っ、やめ゛っ!!」
と、俺が渚にすがってもなんの意味もなかった。渚は楽しそうに笑いながら俺の腰をガッチリと持ち…。
「お楽しみの時間だ誠也。」
「やめ゛っ、たのむ゛っ、たのむか゛っ、ぁっーーー!!!」
頭が真っ白になる。目の前がチカチカする。なんだこれ…。痙攣も止まらない…。怖い…。
「はは、潮吹いたのか?俺のちんこそんなに気持ちいいかよ。」
「あぁ゛っ、うこ゛っ、くな゛っ、たのむから゛っ!!」
何もおかしくない。俺は本気で悶えてる。なのに渚は笑いながら俺を突き続けた。他の奴らも俺を助けない。当たり前だ。こいつらはみんな敵なんだから。だからこいつらに回されるのだけは避けたいんだ…。なのに…。
「あぁ゛っ、ぁ゛っ、やめ゛っ、やめて゛っ、そこいやた゛っ、ぁ゛っ!」
「あ?ここのこと?奥?」
「やめ゛っ!!!」
「はは、渚も容赦ねぇな。」
「おいおいそれを蓮が言うかよ。」
蓮…?誰だ。わかんねぇ…。思考が回らねぇ…。体も動かせねぇ。頑張って動かしてはみるけど渚に腰をガッツリ持たれて逃げられない…。
「やめ゛っ、ぁ゛っ、おくいや゛っ、ぁ゛っ!」
「嫌なら逃げてみろよ。ほら、早くしねぇと俺まじでイクぞ。お前のここ、すんげぇ締まりがいいからな。」
うるさいうるさい…!どいつもこいつも笑うな…!負けるな俺…!耐えろ!耐えて逃げろ!体を動かせ!
「く゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、くそ゛っ!」
「はは、力がねぇやつ。そんなんで俺から逃げられんのか?どうしような誠也。逃げられなかったら俺ら5人でお前を回しまくるぞ?」
そんなこと分かってんだよ…!くそ…っ。逃げられねぇ…。足をばたつかせても腕をばたつかせても渚の力が強くて俺はその場から少しも離れられない。くそ…っ。
「あぁ゛っ、ぁ゛っ、やめ゛っろっ、たのむから゛っ!」
「嫌なら逃げてみろって言ってんだろ?俺は優しいからお前に選択肢を与えてやったんだ。ほら誠也、頑張れよ。」
「あか゛っ、ぃ゛っ、あ゛っ!!」
逃げたい…逃げたい!!逃げなきゃ…!
「や゛っ、ぁ゛っ、はなせ゛っ!!」
「あー駄目だ。こいつの中気持ちよすぎて出しそう。」
「やめろ゛っ、ぁ゛っ!」
くそ…!くそくそ…!逃げなきゃ…!早く…!
「残念だったな誠也。つーかイキ狂って俺の話入ってねぇか。まぁいい。出すぞ。」
「やめっ、ぁっ、うっ、あっ、あぁっーーーー!!」
「…ま、まって、」
「あ?」
今から始めるのは別にいい。俺にも逃げるチャンスが降ってくるからな。けどこいつは拘束なしって言った。なのに渚ってやつが俺の腰をガッツリ掴んでんだ。話が違う…。
「拘束なし…っ、てさっき!」
「ああ。言ったぞ。だから拘束してねぇだろ?」
「してっ、腰掴んでんじゃねぇか…!」
「お、そういう口聞くのかお前。つーか腰掴まずにどうやってやるんだよ。それに俺は言ったろ?お前に触れていいのはやってる本人だけ。つまりその本人は何してもいいんだよ。」
なんだよそれ…。そんなの俺に勝ち目なんてねぇじゃねぇか…。いやけど隙が出来るかもしれない。ここで口論になってこのチャンスすら逃す可能性があるなら従った方がマシか…。
「…分かりました。」
「随分聞き分けがいいな。まぁいい。挿れるぞ。」
「…………っ。」
この感覚…。慣れない…。圧迫感がすごい…。きつい。苦しい。気持ち悪い。くそ…体が思うように動かねぇ。
「そんなに体を震わせてどうしたんだ?誠也。そんなに渚のが気持ちいいか?」
「…ちがっ、」
外野は黙ってろよ…!凛翔ってやつは無駄口が多い…!俺は今集中してんだ!逃げることに!
「ん?お前俺の気持ち良くねぇの?一番初めだから優しくしてやろうとしたのに酷くされてぇのか?」
そんなわけない…。けど気持ちよくないのも事実だ…。苦しんだよ。圧迫感が…嫌だ。
「違うっ…。」
「違う?なら気持ちいいのか?そうだよな。お前だって俺の受け入れてんじゃねぇか。ほら。」
「あぁ゛っ、やめ゛っ!」
まずいまずい…。ちょっと突かれただけなのに体が震えた。怖い。なんだよこれ…。なんで俺感じてんだよ…!
「しっかり感じてんじゃねぇか。そんなに奥が好きならしっかり突いてやるよ。」
「や゛っ、やめ゛っ、ぁ゛っ!」
なんだよこれ…!怖い…!知らねぇこんなの…!気持ち悪いのに気持ちいい…!気持ちよくなりたくないのに快楽を拾っちまう…!俺のばかやろう…っ。
「あぁ゛っ、やめ゛っ、やめろ゛っ!」
「嫌なら逃げろよ。ほら、早くしねぇと俺イっちまうぞ?そしたら次のやつに交代になってお前は逃げるチャンスをどんどん失っていくぞー。」
くそ…っ。うるせぇんだよ…!どいつもこいつも無駄口が多い…!黙って腰振ってろよ…!
「ぅ゛っ、あ゛っ、はっ、ぁ゛っ!」
「はっ…生意気な目をしやがって。」
「おい渚。もっと奥挿れてやれば?」
「うるせぇな凛翔。お前に言われなくてもやるっての。」
「…や゛っ、ぁ゛っ、おくやた゛っ!!」
俺は渚に挿れられてからずっと軽くイってる。イキ地獄に陥ってんだよ。そんな状況でもっと奥に挿れられたら俺は逃げるどころじゃなくなる…。それだけはやめてくれ…。
「んー?誠也は奥嫌なのか?」
「いや゛っ、た゛っ、ぁ!」
「そうかそうか。なら挿れてやる。」
「っ、やめ゛っ!!」
と、俺が渚にすがってもなんの意味もなかった。渚は楽しそうに笑いながら俺の腰をガッチリと持ち…。
「お楽しみの時間だ誠也。」
「やめ゛っ、たのむ゛っ、たのむか゛っ、ぁっーーー!!!」
頭が真っ白になる。目の前がチカチカする。なんだこれ…。痙攣も止まらない…。怖い…。
「はは、潮吹いたのか?俺のちんこそんなに気持ちいいかよ。」
「あぁ゛っ、うこ゛っ、くな゛っ、たのむから゛っ!!」
何もおかしくない。俺は本気で悶えてる。なのに渚は笑いながら俺を突き続けた。他の奴らも俺を助けない。当たり前だ。こいつらはみんな敵なんだから。だからこいつらに回されるのだけは避けたいんだ…。なのに…。
「あぁ゛っ、ぁ゛っ、やめ゛っ、やめて゛っ、そこいやた゛っ、ぁ゛っ!」
「あ?ここのこと?奥?」
「やめ゛っ!!!」
「はは、渚も容赦ねぇな。」
「おいおいそれを蓮が言うかよ。」
蓮…?誰だ。わかんねぇ…。思考が回らねぇ…。体も動かせねぇ。頑張って動かしてはみるけど渚に腰をガッツリ持たれて逃げられない…。
「やめ゛っ、ぁ゛っ、おくいや゛っ、ぁ゛っ!」
「嫌なら逃げてみろよ。ほら、早くしねぇと俺まじでイクぞ。お前のここ、すんげぇ締まりがいいからな。」
うるさいうるさい…!どいつもこいつも笑うな…!負けるな俺…!耐えろ!耐えて逃げろ!体を動かせ!
「く゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、くそ゛っ!」
「はは、力がねぇやつ。そんなんで俺から逃げられんのか?どうしような誠也。逃げられなかったら俺ら5人でお前を回しまくるぞ?」
そんなこと分かってんだよ…!くそ…っ。逃げられねぇ…。足をばたつかせても腕をばたつかせても渚の力が強くて俺はその場から少しも離れられない。くそ…っ。
「あぁ゛っ、ぁ゛っ、やめ゛っろっ、たのむから゛っ!」
「嫌なら逃げてみろって言ってんだろ?俺は優しいからお前に選択肢を与えてやったんだ。ほら誠也、頑張れよ。」
「あか゛っ、ぃ゛っ、あ゛っ!!」
逃げたい…逃げたい!!逃げなきゃ…!
「や゛っ、ぁ゛っ、はなせ゛っ!!」
「あー駄目だ。こいつの中気持ちよすぎて出しそう。」
「やめろ゛っ、ぁ゛っ!」
くそ…!くそくそ…!逃げなきゃ…!早く…!
「残念だったな誠也。つーかイキ狂って俺の話入ってねぇか。まぁいい。出すぞ。」
「やめっ、ぁっ、うっ、あっ、あぁっーーーー!!」
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