怖いお兄さん達に誘拐されたお話

安達

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「待っ、ぁ゛っ、待てってっ、あぁっ、んっ、ぅっ、んんっ、ぁ゛っ、あぁあ゛っ、もうやた゛っ!」

「んな事言うなよ誠也。2回しか出来ねぇんだからしっかりお前を味わいたいんだ。」



俺は食べ物じゃねぇぞ!それに俺的には2回って縛りをつけた方が楽だと思ってた。だけどそうじゃねぇ!2回って縛りをつけてしまったことで慎都さんはその2回をすげぇ長くやる。普通に回数を決めずにした方が俺は体力的に楽だったかもしれねぇ。



「むり゛っ、ぁっ、むりだってっ、あぁっ、ぁあっ、あ゛っ、ん゛っ、ぅっ、ん゛っ、あぁあ゛っ、やめ゛っ!」

「まだ抵抗出来る力があるか。体力ついてきたじゃねぇか誠也。偉いぞ。」



俺がどれだけ抵抗しても慎都さんにはなんの影響もない。さっきもキツくて慎都さんを蹴ろうとしたけど華麗にスルーされた挙句に足を掴まれて蹴ることも俺は出来なくなった。手を使って慎都さんから離れようとしても腰を引かれてまた元の位置に戻る。その繰り返しだ。



「ふざけっ、ぁ゛っ、いいからやめろっ、あぁ゛っ、きつい゛っ、もうイケよ゛っ!!!」

「まだ終わらせたくねぇな。」

「きつっ、いんだよ゛っ、ぁ゛っ、もうっ、おわれ゛っ、ぁ゛っ!!」

「どうしよっかなぁ。」



慎都さんに腰をがっちり掴まれてるから逃げることは絶対に出来ない。つーかそれはもう諦めてる。だから俺がこの快楽地獄から解放されるためには慎都さんにやめてもらわなきゃいけねぇ。早くイってもらわねぇといけねぇんだよ!!



「ほんとっ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、ん゛っ、むり゛っ、おねか゛っ、ぁ゛っ、きつい゛っ!」

「えーそんなにか?嘘じゃねぇ?」



嘘なわけあるか!嘘でここまで演技出来たら逆に褒めて欲しい。けど俺には本当にそんな余裕はねぇ!ねぇんだよ!だからさっさと出して終わらせろ!!



「ちか゛っ、ぅっ、あ゛っ、嘘じゃない゛っ、から゛っ、ぁ゛っ、ああ゛っ!」

「そうかそうか。ならこうしよう。夜も俺としてくれんなら終わりにしてやる。」



は…!?嘘だろ!夜もすんのかよ!昼も夜もするのはきついから確かに2回にしてってなった。でもこんなヘトヘトにされても夜もしなきゃいけねぇのか!?この鬼畜やろうっ!



「や゛っ、た゛っ、ぁ゛っ、嫌だっ、ぁ゛っ!」



この調子で夜もされたろさすがに無理だ!明日確実に歩けなくなる!今でさえそれは危ういのに!



「ならやめてやらねぇ。夜もしてくれねぇなら一生続けるぞ。俺は2回って約束は守ってるわけだしルール違反なことはしてねぇもんな。」

「っ、このっ、ぁ゛っ、むりだって、あぁっ、ぁ゛っ、あ゛っ、はなせ゛っ!!」

「離さねぇよ。話はまだ終わってねぇんだから。な?誠也。夜もやろうぜ。」



どうする俺…。けどこのまま嫌って言い続けても慎都さんは本当にやめてくれない。さすがに気絶レベルまで来たらやめてくれるだろうけどそこまで俺が耐え抜く自信がねぇ!くそ…っ、悔しいけど夜もするしかない。夜までに体力を回復させておくんだ。



「わか゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、わかったっ、から゛っ、ん゛っ、ぅっ、あ゛っ、分かった゛っ!!」

「いい子じゃねぇか。なら約束通り出すぞ。」

「く゛…っ、ぁ゛ぁ、あ゛っ、はけ゛しっ、あ゛っ、ん゛っ、ぁ゛っーーー!!!」



…終わった。やっと。死ぬかと思った。



「お前肌白いよな。」

「…俺?」



慎都さんが俺の身体をすげぇ撫でてくる。全身だ。けどもうそれに抵抗する気力もねぇ。くすぐったいところに来たらさすがに避けるけどそれ以外はされるがままでいい。



「ああ。そのおかげで俺の痕がよく目立つ。」

「…ならもう付けるな。目立つのは嫌だ。」

「それは無理だな。俺の部下にお前は俺のもんって見せつけとかねぇと。あと上司も。」

「…上司?」

「ああ。例えば組長とかな。」

「…あーそういうことか。」



慎都さんは若頭か…そういえば。組長って人はどんな人なんだろ。つかこの組には幹部ってもんが存在しねぇのかな?会ったことない人はやっぱ怖い。知らねぇから…。でも慎都さんの上司だ。怖くない…きっと。



「そうそう。まぁいずれお前も会うことになるだろけどそんなに身構えなくてもいい。大丈夫だ。俺がいるからよ。」

「…そうだな。」

「ああ。つか眠そうだな。」

「眠い…っ。」

「いっぱいしたからな。そりゃそうか。寝てていいぞ。俺が風呂に連れて行ってやるから。」

「…うん。」

「おやすみ誠也。」
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