怖いお兄さん達に誘拐されたお話

安達

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「あか゛っ、ぁ゛っ、こ゛めっ、ぁ゛っ!もぅ゛っ、やめ゛っ!」

「あー?もう降参か?一人でなんでも出来るとか抜かしといてさすがにそれはねぇんじゃねぇの。なぁ誠也。」



なんで…っ。わかって貰えないどころか俺は話し合いすら出来てない。だから誤解されたまま慎都さんに酷く抱かれてる。このままじゃ俺何も話し合いも出来ないまま気絶する。こんなに慎都さんに酷く抱かれたのは初めてだ。



「し゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、う゛っ、んぁ゛っ!あ゛っ、あぁ゛っ、しんと゛っ、さ゛っ!」

「駄目だぞ。解放しねぇからな。お前には痛い目を見てもわらねぇと。これが俺じゃなかったらどうするつもりだ。今頃お前は監禁されてんだぞ。」

「あぁ゛っ、やめ゛っ、きつい゛っ、やめて゛っ!ぁ
゛っ!う゛っ、あ゛っ、あ゛っ!」



こんなの嫌だ。イってもイっても止まってくれない。ちんこからはもう何も出ない。なのにイった直後に慎都さんが俺のそこを触って刺激を与えてくる…。



「やめて゛っ、ぁ゛っ、やめ゛っ、いやた゛っ、もういわない゛っ、から゛っ!」

「何を当たり前の話をしてる。言わねぇのは当然だ。お前は俺から離れるな。二度と。」



腰をがっちり持たれて奥ばかり突かれる。きつい。もう嫌だ。こんなの嫌だ。助けて…っ。游さん…っ。お願いここに来て。そしたら慎都さんはやめてくれて俺と話し合いが出来るかもしれねぇのに…っ。こんなの…嫌だっ。



「なぁ誠也。」



慎都さんが俺のことを呼んでる。話してくれる気になったのかな…?見なきゃ。見ねぇと。慎都さんのことを見ないといけない…なのに刺激が強すぎて見れない。快楽を…快楽から…逃げられない。



「ぁ゛っ!あ゛っ!ぁっ、あ゛っ、あぁ゛っ、んぁ゛っ、ぅ゛っ、やめ゛っ!」

「あー飛びかけてんのか。戻ってこい。」

「あぁ゛っーーー!!!!」

「おっと、潮を吹くとは思わなかったな。」



そう言いながらも慎都さんは腰を止めてくれない。これはいつもだったらありえない事だ。大丈夫か?とか…心配してくれる。なのに今は心配すらしてくれない。俺のせいだ…っ。なんで俺はいつも人を不幸に…するんだろう。



「やめ゛っ、ぁ゛っ、とま゛っ、て゛っ!とまって゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、あ゛っ、ぁ、いや゛っ!!」

「あ?止まんねぇよ。それより話を聞け。」

「や゛っ、ぁ゛っ!やめて゛っ、やめて゛っ!」



こんなの俺は知らない。気持ちよすぎる…っ。頭がチカチカする。どうにかなりそうだ。おかしくなる。俺はその恐怖から暴れまくって逃げようとした。慎都さんが怒ってる今、そんなことをしたら更に怒らせちまうのに。けどそれがどうでもよくなるぐらい気持ちよすぎて苦しかった。



「おい逃げんじゃねぇよ。」

「あ゛っ!!!や゛っ、ぁ゛っ、やめて゛っ!」



案の定俺が逃げようとしたことに怒った慎都さんが俺の腰をがっちりとまた持ち直して更に奥を突いてきた。その衝撃に俺はさすがに耐えきれなくて大暴れだ。腕をばたつかせて足で慎都さんを蹴ろうとした。逃げたかった。こんな激しくて酷いセックスなんてしたくなかったから。



「やめ゛っ、ぁ゛っ!!やめ゛っ、て゛っ、いや゛っ、ぁ゛っ!!」

「お前が逃げようとするからだろ。また近藤治にされたようなことをされたいのか?俺はそれだけは嫌なんだよ。なのに自ら自分を危険に晒すようなことを言いやがって。ふざけんじゃねぇ。俺の気持ちも知らねぇで勝手なことを。」

「あ゛っ、ちか゛っ、ちか゛っ、ぅ゛っ!あ゛っ、?ぁ゛っ!」



そうじゃない。違う。自分から危険に突っ込むなんてことはしない。あそこで起きたことは忘れもしないんだから。そうじゃないんだ!俺は慎都さんの…慎都さんの力になりたい!一人でも何か出来るものが欲しい!そしたら慎都さんも安心して仕事ができるだろうから…なのに…っ。




「ちか゛っ、ぅ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、ぁ゛っ!んぁ゛っ、ぁ゛っ、あ゛っ!!」

「はぁ?違うだと?この期に及んで言い訳か?俺をどれだけ怒らせたいんだお前は。」



そうじゃない…。そう伝えたいのに喋れない。快楽に溺れて逃げることに必死で伝えたいことが伝えられない。



「しん゛っ、と゛っ、さん゛っ、ぁ゛っ、ちか゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、んぁ゛っ、ちか゛っ、ぅ!」

「もういい。どの道お前は俺から離さねぇ。一人で行動することも暫く禁止だ。先にルールを破ったのはお前なんだからな。」

「あ゛っ、ぁ゛っ!?いやた゛っ、ぁ゛っ、やめ゛っ!!」



きつい…っ。いやだ…っ。涙で顔もぐちゃぐちゃ。ここまでなったのは久しぶりだ。あの屋敷にいた時以来…。俺はここに来てから相当大切にされてたんだな。こんなに泣きじゃくることなんてなかったんだから。



「藤本渚が俺の部下を殺し始めたしお前を狙ってんのは確かだ。まぁ殺されるぐらいのヘボい奴らは元々必要ねぇし殺されたこと自体は痛手じゃねぇが好き勝手されんのはいけすかねぇ。これが解決するまでは俺はお前を監視してるからな。勝手な行動をすれば今日みたいな目に遭う。よく覚えとけ。」

「う゛っ!ぁ゛っ、や゛っ、あ゛っ、あぁ゛っ、やめ゛っ!!」

「誠也。約束出来ねぇの?」



約束…?なんの…?俺は慎都さんの言葉が全く入ってこなくて何を話してるのか分からなかった。だけどとにかくキツイ。その約束が何なのかは分からないけどとりあえず…っ、言おう。そしたらきっと終わるから…。



「する゛っ、ぁ゛っ、するから゛っ!!!」

「いい子だ。」



そう言って慎都さんはまだ腰を動かす。どうして?約束したからには何かあるんじゃないの…?やめてくれるんじゃないの?なのになんでまだ俺を解放して…くれねぇんだよ!



「なんて゛っ、ぁ゛っ、やくそ、く゛っ、するから゛っ!やめて゛っ!」

「あ?やめねぇよ。最低でも朝までは解放しねぇからな。」
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