馨の愛しい主の二人

馨の呟き

ある日　１人で留守番してる馨は　本から目を離し　軽く呟いた

・・・そう言えば俺がここに来て半年か。

この半年の間にトラウマから払拭もでき、虎龍、華流、琉生、柚羽音に二輪挿しもされ・・・


幸せすぎて　怖く感じる・・・


するとドア越しに護衛が話しかけた


そのまんまでよろしいんです。若、若の補佐はイキイキしてらっしゃって我々も　仕事しやすいと感じるのはエゴかもしれません。


・・・でも　怖く感じるなら若、若の補佐に抱き付き半分こにすればよろしいんです。


馨様の障害は若、若の補佐が解消いたします。我々もお手伝い致します。


ですからご心配には及びませんよ　馨様。



馨はドア越しに声をかけた


・・・ありがとう。そうだよね。その時にはお願いいたします


護衛も話した


・・・はい　お任せください　馨様


馨は安心し、本に夢中になった。



虎龍、柚羽音が部屋に入ってきたのを見て馨は護衛からの話をした。


・・・そうか。護衛には給料アップにしてやるか？


だね。馨の顔が嬉しそうにしてるし。


ククッ　そうだな。


馨は虎龍と柚羽音に抱き付き、息を吐いた


あー。匂いで落ち着く。


・・・ねぇ？虎龍様はタバコの匂い、柚羽音様は香水みたいな匂いに囲まれてるとなぜか落ち着くんだよね。


ん？そうか？


うん。俺の兄はベビースモーカーで部屋の中がタバコの煙だらけで良く補佐に怒られてたのを良くみたよ。


あははは！


補佐に怒られながらも補佐が窓を開けまくってたよ。


ふふ。その点　虎龍のタバコは違うんだよね。

ああ。


虎龍はタバコケースを馨に見せた


へぇ。これだったんだ。何のタバコかな？って思ってた。


柚羽音も話した


俺のはね？ベビードールの匂いの香水だよ。


馨は香水のビンの匂いを嗅いだら　いい匂い・・・と答えた


馨は虎龍に聞いた


華流様と琉生様の匂いってなんだろ？


虎龍はニヤつきながら　携帯電話で華流と琉生を呼び出した


すると入ってきたのを見た虎龍が話した


馨がな？華流と琉生の匂いはなんなのかわからないみたいだから教えてやれよ？


・・・・全く　虎龍は。


華流は馨に話した

俺達は同じ香水を使うのはたまになんです。

香水はオードトワレって言います。

タバコは・・・これですね。

バージニア・エス・ノアール・メンソール



虎龍様のはフィリップモリス・・・だよね。


主達の匂い、好きだなぁ。