ラーズヘルム王国の王弟リューウェイクは親兄弟から放任され、自らの力で第三騎士団の副団長まで上り詰めた。
王家や城の中枢から軽んじられながらも、騎士や国の民と信頼を築きながら日々を過ごしている。
国王は在位11年目を迎える前に、自身の治世が加護者である女神に護られていると安心を得るため、古くから伝承のある聖女を求め、異世界からの召喚を決行した。
異世界人の召喚をずっと反対していたリューウェイクは遠征に出たあと伝令が届き、慌てて帰還するが時すでに遅く召喚が終わっていた。
召喚陣の上に現れたのは男女――兄妹2人だった。
皆、女性を聖女と崇め男性を蔑ろに扱うが、リューウェイクは女神が二人を選んだことに意味があると、聖者である雪兎を手厚く歓迎する。
威風堂々とした雪兎は為政者の風格があるものの、根っこの部分は好奇心旺盛で世話焼きでもあり、不遇なリューウェイクを気にかけいたわってくれる。
なぜ今回の召喚されし者が二人だったのか、その理由を知ったリューウェイクは苦悩の選択に迫られる。
召喚されたスパダリ×生真面目な不憫男前
全38話
こちらは個人サイトにも掲載されています。
文字数 142,272
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.10.31
生徒×保健医
――触れた君の熱が伝わる。
誰かを好きだなんて気持ち
自分にはそんな感情ないって
ずっとそう思ってた
でも君に触れる熱が伝わるたびに
胸が甘くしびれていく
『君の熱』
人を愛することを知らない自分。
それでも彼は何度も好きだと囁く。
まっすぐな君の熱が伝わる。
『心の熱』
いつの間にか心に住み着いた感情。
彼にだけ心が動き出す。
知らない誰かにまで嫉妬してしまう。
『伝わる熱』
君を失いたくないと思うようになった。
神さまにすがってしまうくらいに。
だけど日常が変わってもなにも変わらない。
『二つの熱』
昔の恋はもう忘れなさいと言う君は
いつだって欲しい言葉をくれる。
そして誰よりも愛してくれた。
表紙イラスト:朔羽ゆき様
文字数 61,763
最終更新日 2020.06.21
登録日 2020.03.15
絶対に報われない片想い。
幼馴染みに恋をした。
けれどあの子には相思相愛な彼がいる。
押しつぶされそうな感情を持て余した時
優しい笑顔に救われた。
いつの間にか芽生えていた想い。
それはいままでとは違う蜂蜜みたいな恋。
それ気づいた時、身動きできない自分がいた。
想いが募るのに告げられない。
臆病で弱い自分に何度も涙がこぼれた。
それでも手放せない想いがある。
好きです――その想いを伝えられたなら
へたれ熊×奔放な男前
本編:全83話
番外編:全21話
※コンビニスピンオフ
※本編コンビニ、桜色の恋はじめましたを未読でも読んでいただけます。
※作中、桜色の恋はじめましたと被る部分が出てきますが、話の流れは変えずにあえて台詞や展開をアレンジしております。
※一ページの文字数に大幅なバラツキがあります。
あらかじめご了承ください。
※表紙イラストはるしさんに描いていただきました。
文字数 208,524
最終更新日 2020.04.15
登録日 2019.07.09
生徒×教師/僕らの出逢いはきっと必然だった。
あの日くれた好きという言葉
それがすべてのはじまりだった
好きになるのに理由も時間もいらない
僕たちのはじまりとそれから
高校教師の西岡佐樹は
生徒の藤堂優哉に告白をされる。
突然のことに驚き戸惑う佐樹だが
藤堂の真っ直ぐな想いに
少しずつ心を動かされていく。
どうしてこんなに
彼のことが気になるのだろう。
いままでになかった想いが胸に広がる。
これは二人の出会いと日常
それからを描く純愛ストーリー
優しさばかりではない、切なく苦しい困難がたくさん待ち受けています。
二人は二人の選んだ道を信じて前に進んでいく。
※作中にて視点変更されるシーンが多々あります。
※素敵な表紙、挿絵イラストは朔羽ゆきさんに描いていただきました。
※挿絵「想い03」「邂逅10」「邂逅12」「夏日13」「夏日48」「別離01」「別離34」「始まり06」
文字数 739,702
最終更新日 2019.09.19
登録日 2019.01.13