馨の愛しい主の二人

Emiry

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1ヶ月過ぎたある日

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やっと体の調子も戻り、床に座りながら本を読んでいると なにやら騒がしくなっているのを気がついた馨は主達に任せればいいし、須﨑、嵐山もいるから大丈夫だと思い、本に夢中になっていた。



するとバンッとドアを叩く音がし、ため息を吐きながら無視していた。


ドアを叩く音が納まらなく、馨は携帯電話を出し 主に電話し始めた



虎龍様?


どうした 馨?


ドアを叩く音が納まらない。多分メス豚かな。


わかった。いつも通り無視をしとけ。今から対処する。


うん。


携帯電話を閉じ、床に置いて本を読みながらのんびりしていた。


すると音が静かになったと思ったら 由紀斗がドアから声をかけた


馨 ドア開けてー。


ん?由紀斗?


ん。



ドアを開けて話した


やっぱらメス豚?


ああ。こいつだ。


来てくれてありがとう。


ああ。


由紀斗は馨の頭を右手でおさえ、キスをして舌を絡ませた。


ん。こいつのお駄賃貰ったからね?あと、陸良兄さんから電話あるからね?


ああ。約束の手間賃か。


そうそう。


わかったー。


じゃね。


ん。


由紀斗はメス豚の髪の毛を掴み、引きずっていった。


須﨑、嵐山はキズの手当てを受け 戻ってきた


・・・・引っ掻きキズだらけだね。


爪長いよ。あのアマ。


だよね。さっきチラッとみたらさ、あれは凶器だ。


いきなり襲ってきて引っ掻かれるとは。女なんて要らね!


ククッ 引っ掻きキズだらけだな。


あ!若!


虎龍様 



馨は虎龍に両手を差し出すと 虎龍は馨を抱き上げキスをしてから話した


通り道、組員全員 引っ掻きキズだらけだそうだ。


え。マジで。


ククッ 
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