馨の愛しい主の二人

Emiry

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南大東に向かった 譲と光紀

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羽田から沖縄まで飛行機に乗り、沖縄で乗り継ぎして南大東に着いた。


譲 親父はどこに住んでるんだ?


ここからは歩きますよ。十分くらいですが。大丈夫ですか?


この日の為にリハビリしたんだ。頑張るよ。


譲と光紀は歩きながら話した


やっと会えるんだ。


10分ほど歩くと家が見えてきた。


・・・ここ?


ええ。釣りもするんですよ。


すると 譲の父 譲次が譲を見て 声をかけた


譲! 


父さん!


・・・え?光紀・・・?


久し振り 譲次さん・・・


光春!光春!光紀が!


あぁ!?光紀だぁ?


光春が目を向けたのは 光紀だった


光・・・・紀


・・・父さん久し振り 俺、馬鹿やってすみません


光春は 光紀に拳を喰らわせた


全く。これくらいにしてやらぁ!光紀 良く帰ってきたな!


光春は涙を流しながら光紀を抱き締めた


親父・・・親父っ!


譲次は譲に聞いた


どうやって光紀を取り戻したんだ?


・・・馨さんのお陰ですよ。

 
そうか。馨が・・・


今は俺と住んでます。でも、光紀は義手、義足です。


は?達磨姿だったのか?


ええ。馨さんから聞いたんですが、逃亡を図ったお仕置きだそうです。


そうか。いつまでいれるんだ?


1週間の予定ですが、これからの事も話し合いたくって。


そうか。光春、光紀 中に入れよ。


ああ。


うん。


家の中に入り、光紀は椅子に座って話した


親父、譲次さん、俺のお腹に譲の子がいる。双子らしい。


はぁ!?


譲がかいつまんで話した


光紀には妊娠できる注射が持続されてます。本来なら、妊娠を止める注射を打ってから俺に返されるんですが、光紀が話したらしいです。


譲の子を孕みたいからこのままでいいと。


で、話し合いたいのは、俺も光紀もここで穏やかに過ごしたいと思ってるんですが。

ここにも裏SM店からの常駐医が居るんだそうで出産には問題ないらしいです。


ですが、女の子が産まれたらどうするかは決めて欲しいんだそうです。


・・・・全く。光紀 女は要らないんだろ?


ああ。俺は息子が居ればいいと思う。それに、生活面には面倒をかけちゃうからな。


ん?生活面??


あ。親父は知らなかったっけ。俺の手足、義手、義足。これ、逃亡を図ったお仕置き。すまん。


光紀 お前が帰ってきたのなら何も言わん。でも、孫が出来るのは嬉しい。


・・・親父。


それにな?馨のお陰でワシの元に帰ってくるとは思わなかった。お帰り 光紀


ただいま 親父。


で、俺と譲、ここに住んで良いか?


ああ。こんなこともあろうかと 広くしておいて良かった。


譲が話した


俺は退職届け、マンションの解約とかあるので1回あっちに戻ります。


わかった。
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