馨の愛しい主の二人

Emiry

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会場が戦場と化す

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馨は汗がブワッと出ていた。


ッッ・・・陸良様 来るっ・・・


その頃 いさり、かがり、由樹斗、由羽斗が会場に着いて向かっていた。


メス猫 はっけぇーん


馨はその男を見て気がついた


・・・!?あ!お前っ まさか 更屋敷奏人・・・


久し振りだなぁー?馨ぅー?探したんだぜぇ?


奏人 俺をどうする気だ。


知れた事よぉ?檻に入れて飼うんだよぉ?


奏人はニヤニヤしながら ズボン越しにイチモツを触った


・・・ッ 俺はお前のモノにはッ ならない!


あー?逆らうんだぁ?いいよぉ?


奏人はポケットからスイッチボタンを出して見せた


逆らうってんならぁ 爆破してやるぜぇー?


吾妻は奏人の右手を撃った


パンッ


あ・・・?いてぇなぁ?


松原は奏人の両足を撃った


パンパンッ


由羽斗と由樹斗が音も無く 奏人の後ろに立ち 奏人の首に注射針を刺した


あ・・・?なっ・・・


奏人は倒れた


はぁはぁ間に合ったぁ?


馨は涙を流しながらペタンと床に座った


陸良は息を吐きながら吾妻に指示した


吾妻 虎龍に連絡して


あ、はい


いさりとかがりも着き、更屋敷を縛った


由樹斗と由羽斗が馨を抱き締めて声をかけた


無事で良かったッ!


ありがとう・・・由羽斗、由樹斗


ん。


陸良は頭をかきながら 今日は試験どころじゃないな。


そう言い、教育委員会、警察とかに電話し始めた。


吾妻は虎龍に話していた。


馨はだんだん落ち着き、由樹斗と由羽斗に話した


キスして・・・


ん。手間賃貰うね?緊急だったし?


うん。


由羽斗が先にキスして舌を絡ませた


次に由樹斗も同じようにした。


はぁっ・・・落ち着いた。


陸良は電話を切り、馨に話した


今日は試験中止だ。頭真っ白だろ?


うん・・・


ところで コイツ知ってるのか?


うん。高校時代に襲われかけ、拐われそうになった。そこで兄さんが見つけてくれて警察に突き出して 退学になった筈。


そこから行方がわからなかった・・・。


陸良は指を顎につけ、考えた


陸良は携帯電話を取り出し虎龍にかけた。


・・・あ、虎龍 馨の兄にかけて聞いてみて。更屋敷奏人・・・うん。馨の兄が警察に突き出した筈だって。


わかった。聞いてみよう。


そして警察が入ってきた


陸良が話した


あ。ここに爆発物を仕掛けてるから処理しといて?


わかりました。ボタンは?


あ、そいつの手を見て


あ。これか。預かります。後、コイツはどうします?


ああ、こちらで処理しとくから、そちらで適当に発表しといて。


了解しました。


すると スタッフが来たのをみたいさりが話した


コイツ 連れていって。


了解です!


スタッフの1人が話した 


馨さん、無事で良かった。


ありがとう。心配かけてごめんね。


いいえ!いいですよ!


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