馨の愛しい主の二人

遠弥と朧が来た

遠弥が馨に提案してから三週間目


組長部屋に遠弥と朧が入ってきた。


来たか。


虎龍　突然ですまん。


いいさ。あ、これ　モルジブの別荘の鍵。


ああ。


３週間前の更屋敷の話しにはビックリした・・・


だろうな。


しっかし　爆弾はあり得ねぇぞ・・・


咲哉も話した。


更屋敷組の解体で行ったけどさ？爆弾を目の前で見るとは思わなかったし。


お陰で馨はトラウマだし。


全員で息を吐いた。


・・・あ。そうだそうだ　華流


あ。そうそう。呼びます。


華流は電話で呼び出した。


すると組員が声をかけた


華流はドアを開けて話した。


あ、補佐！馨様宛に手紙です。


ああ、ありがとう


華流は手紙を受け取り　ドアを閉めて話した。


虎龍　英検の結果来ましたよ。


来たか。行ってきてくれ。


華流は手紙を持ち離れに向かった。


華流と入れ替わりに蓮見と刈谷が入ってきた。


組長。


お、来たか。遠弥　朧　この２人が馨の護衛。


あ。久し振り　蓮見、刈谷


その頃　離れでは・・・


華流が声をかけた


馨　英検の結果届いたよ。


え。来た？見ていい？


うん。見ていいよ


馨は封筒を開けて　紙を開いた


・・・・


どうだった？


っっ！あんな事件あったのに・・・


うん？


合格した。


え。合格！？


馨はもう一つの英検一級　名前入りを見せた


良く頑張ったね。


うん・・・


虎龍のとこに一緒に行きますか？


うん。見せたい。


華流は馨を抱き上げ、離れを出て　組長部屋に戻った。


組長部屋に入った華流と馨を見た


馨は虎龍に抱きついて話した。


・・・合格した。


は？マジか？


馨は英検一級、名前入りの紙を見せた


うっわ。マジか。これで頼める。


咲哉と遠弥は馨に話した


おめでとう


ありがとう・・・嬉しい。これで皆の役に立てる。


虎龍は馨を抱き締めた。


華流は腕時計を見て話した


虎龍・・・


あ。そうだった　華流　服。


はいはい


馨　今日からモルジブで静養がてら行ってこい。


訳して貰うのは帰国してからな？


うん。


護衛は蓮見と刈谷なら安心できるだろ？


うん。


遠弥　飛行場にいさり、かがりと医者が待ってるから。


ああ。


馨は華流から服を受け取りその場で着ていた。


ね？虎龍　首輪は？


ああ。あんな事件あってまだ心がストレスを感じてるだろ？


うん・・・


特別に首輪無しだ。その代わり、遠弥、朧の言うことは聞きなさい。


うん。　


帰ってくる日には迎えに行ってやるから。


よし、遠弥　馨をよろしく。


了解


遠弥、朧、馨、蓮見、刈谷は組長部屋を出て車に乗り込み飛行場に向かった。