馨の愛しい主の二人

Emiry

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さて・・・帰るかっ!

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遠弥が話した


さて、今日 帰るか。その前に片付けだな。


全員頷いた。


スタッフ達は屋敷内の掃除をしていた。


馨は遠弥に聞いた。


俺は?


ん?馨はのんびりしてていい。俺達だけでやるから。


うん。


朝食を食べ終え、馨以外の皆は片付けしながら荷物を纏めた。


その頃 馨は景色を見ていた。


そして片付けが終わり、鞄を水上飛行機の中に入れていき、遠弥が話した


忘れ物は無いな?無いなら 鍵閉めるぞ。


皆は頷いていた。


馨が遠弥に聞いた。


俺の携帯電話は?


ああ。これだろ?


うん。ありがとう


馨は携帯電話を受け取りポケットにしまった。


遠弥は家の中の戸締まりをチェックして、スタッフと一緒に ガスを閉めて 配電盤を落としてから鍵を閉めた。


よしっ!帰るか!


全員で水上飛行機に乗り込み、島を離れていった。


馨はどんどん小さくなってく島を見ていた。


そしてマレに着き、水上飛行機から降りて 準備してあった飛行機に乗り込み、マレを出発した。


馨は 息を吐いた。


ふぅっ・・・


蓮見が聞いた


ちょっと緊張してるか?


うん。でも、皆がいるから大丈夫。


そうだな。


馨は窓から景色を見た。


すると スタッフの人が話した


馨さん、コクピットに行ってみませんか?


え?いいんですか?


ええ。水上飛行機を操縦した人が飛行機を操縦してるんですよ。


見たい!


行ってみましょう。


案内の元、コックピットに入った


ふわぁ・・・すごい!


でしょう!馨さん、ここ座れますよ。


馨は真ん中に座ると 景色に見とれてしまった。


ね、この操縦、難しいんでしょ?


ええ。難しいんですよ。でも、裏SM店のスタッフ達は色んな資格を持つのが決まりなんですよ。


例えば?


船、ヘリとかですね。


ふわぁ。凄い!


だから、免許を取ると給料アップしてくれるから皆 頑張ってますよ。


そうなんだ・・・だから、この飛行機を動かせるんですね。


はい。だから、馨さんに景色を見せたかったんですよ。


・・・ありがとう。一気に気分が落ち着いてきた。


良かった!・・・あ。ほら!陽が沈み始めましたよ。


ほんとだ・・・・


陽が沈むと夜景色に変わった。


すごーい・・・コックピットの特権みたい。


そうですね。馨さん、俺達スタッフも馨さんの味方です。だから、大丈夫です!


うん。ありがとう


するとスタッフが入ってきて話した


夕御飯ですが、どうしますか?


あ。降ります。見せてくれてありがとう。陸良様に言っとくね?


ありがとうございます。


馨はスタッフと一緒に降りると声を掛けられた


馨 どうだった?


凄かった!


そうか。良かったな。さぁ、食べようか。


うん。頂きます!
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