馨の愛しい主の二人

沖縄に着いた・・・

次の日の朝、裏ＳＭ店専用空港に向かった


ここだ。


・・・チケット要らずか。


そそ。このジェット機に乗るよ。


そう言い、陸良と乗った


出して
　

はい


店長・・これを動かしてるのって・・・


ん？ああ　馨専用スタッフ。っつーか、今日は俺から頼んだからな。


なるほど


ジェット機は巡航度に達し、自動操縦に切り替えた


あ、あの　送って貰ってすみません。


ん？いいですよ。店長から頼まれるの多いですからね。後は馨さんですよ。


・・・え？


モルジブに行ったんですよ。休養がてらね。手間賃付きですが。


マジか。


ね？店長


ククッ　そうだよ。


・・・別荘いくつあるんですか。


モルジブ、長野だな。北海道はもう建て終わったから、来年だな。


・・・うわ。


沖縄にも別荘建てるよ？まだ土地は決まってないみたいだけどね。


ええー？


北海道までの操縦も馨専用スタッフだよ。


マジで？


はい。楽しみですよ？


うらやまぁ


あーははは！


笑いが絶えない機内だった。


二時間経つ頃　自動操縦から手動に切り替えた


店長　空港に着陸態勢に入りますね。


ああ。


降下に入り、那覇空港に着陸した。


ジェット機から降りる前、陸良は話した


あ、お前らも来い　時間かかるし。


あ、はい。


待たせてあった車に乗り、沖縄支部に向かった


沖縄支部って、初めてっすよ　店長


ククッ　前、沖縄に里帰りしてた馨から連絡あったから、半分破壊しちゃったから。


え。何したんですか。


ああー　裏切り者がいたんだよ。人数が１５０人。


え。バカじゃないですか　ソイツ・・・


裏切り者を地下に閉じ込めて爆破したから。


すげ。


そして沖縄支部に着いた


おー。きれいになったな。


地下破壊したのに、わかりませんね。


笑いながらエレベーターを使い、店長室に向かった


目的の階に着き、降りた。


陸良はドアを開けながら話した


譲


あ。陸良さん


中　きれいになったね。


はい。裏切り者以外のスタッフ、働いてくれてます。


うん。風通しよくなったね。


陽良と脩平が声をかけた


譲・・・さん　久し振りです


・・・・陽良と脩平か。無事だったな。


財前組はもう跡形なく潰したよ


お手間かけました。


ククッ　なぁに　馨に手間賃払って貰うから。


そう言えば　馨は？


あー　孕んですみっこくらしだから　来ないよ。


え？今度は誰なんです？


裏の３隊　氷室、周防


何人？


８


・・・・は？聞き間違い？８って・・・


間違いないよ。


えー？出産大丈夫か？馨は。


帝王切開だから大丈夫　臨月前に産むから。


マジか。


ククッ　馨は嬉しいらしいよ


そうですか。後何回産むんだろ


んー１２・・・１０・・・１０回だな。


えーどんだけ順番待ちいるんです？


さぁな？馨は孕んで産むのが快感だからな。


っと話しすぎた！改めて陽良、脩平　よろしく


はい　今日からよろしくお願いいたします


陸良が話した


譲　携帯電話番号教えろ


あ。そうそう　番号を書いた紙です。


お。用意がいいな。


陽良が聞いた


あのー。つかぬことを伺いますが。


ん？


元澤野組若頭は・・・


っあー知らなかったな。光樹は鈴原組から脱走したお仕置きで裏ＳＭ店で手足切断したんだ。

今は俺が飼い主。手足は義手、義足になってるんだわ。だから自宅にいるんだよ。

陸良店長も知ってる。


・・・え？？マジで？


ああ　元澤野組若頭は虎龍に逆らったお仕置きで鈴原組の奴隷になったんだが、馨からの願いで譲に引き渡した。


えええ！？


ま、後で会わせるよ。


陸良から書類を受け取り、話していた