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23.それは大切なものなのではありませんか?
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もうこんな男になんか、構っていられない。
私は、散らばっていたはずの魔法の素材に振り向いた。全部ダメになってしまったのかと思っていたけど、無事なものもある!!
もう一度大きな鳥の使い魔を作り出し、それと一緒に散らばったものを集める。急いで破裂を止めたから、割と被害は少なくて済んだみたいだ!
私は、不安そうなキュファリウェスに振り向いた。
「さあ! 訓練場に参りましょう!!」
「でも……」
「まだこれだけ無事なんです!! 急げば痛む前に届けられます!!」
「………………はい……」
彼女は少し悩んだようだったけど、頷いて、小さなリボンのような魔法の道具を取り出す。それは、さっきこの素材を洗った水道に縛り付けてあったもので、魔法の素材が痛みにくくするためのものだ。
「それ……」
「私はいつもこう言ったことをしているので……持っているんです」
彼女がカゴにくくりつけてくれたそれのおかげで、なんとかこれ以上痛むのは避けられそう。なんて便利なの!
「あ、あの? これっ……!! 強化の魔法をかけてみてもよろしいでしょうか!?」
「え……? こ、これにですか? で魔法の武器の強化や、魔力や魔法の強化ならよく聞きますが…………これは、戦闘には全く向かない道具ですよ? このようなものを強化なんて……できるのですか?」
「もちろんです!!」
私は、リボンに魔法をかけた。大した魔法ではないけど、結構役に立つんだ。
魔法を受けたリボンは淡く光って、カゴの中の植物も生き生きしてくる。
キュファリウェスはそれを見て、ひどく驚いていた。
「すごい…………あ、あの!! このリボン、後でお借りしてもよろしいでしょうか?」
「もともとあなたのものです! 他にも同じものがあれば、強化します!」
「本当ですか!? 助かります!!」
彼女は嬉しそうに微笑む。朝からああして一人で植物をつんで走っていたところを見ると、使用人の魔法使いが怪我をしてから、きっとその代わりに一人で頑張っていたのだろう。
その大変さは私にも分かる…………私に仲間はいなかったし、いつも一人だったけど……
朝から魔法の素材を運ぶのは大変なことだ。
「精一杯、強化します!! ま、魔力が続く限りですが!!」
言って、カゴを抱えたら、結構重い!!
これで、破裂に巻き込まれたものまでまだまだ使えそう。使えなくなったものはほんの少し。思っていたより被害はずっと少なくなった!!
「よかった…………あなたのおかげです! キュファリウェス!! さあ!! 参りましょう!!」
言って、使い魔の鳥の背中に、カゴを乗せた。
けれど、まだ背後にうるさい男たちがいる。
「おい!!!! 待て!! どういうつもりだ!」
「……うるさいですね……あまり叫ばないでください。こんなことをしていたら、素材が傷んでしまいます」
「うるさい!! こんなことになったのは、お前たちのせいだろう!! まずは謝罪しろ!!」
「嫌です。必要があるとも思えません。私たちのせいだというのも、まるで見当違いな責任の押し付けです。素材を運んでいる途中の私たちを、あなたが勝手に撃ち落としたのではありませんか」
「それはっ…………!!」
「それに、これは全部、魔法の道具や武器を強化するために使われているのです。こんなことをしていて、困るのはあなた方では? 魔法使いの部隊の方々にだって渡しているものですよ?」
「…………っっ!! それはっ……!」
ついに男たちは言葉に詰まる。
あと少しで多くの素材をダメにしてしまうところだったんだから、それも当然だ。ここにあるものが全部燃え尽きることで一番困るのは、魔物と実際に戦う彼らだから。
悔しそうな顔をしている男は放っておいて、私たちは鳥の使い魔に乗る。
「お、おいっっ……!! 待てっっ!!」
叫ぶ彼らには振り向かず、私たちは使い魔に乗って飛んでいった。
私は、散らばっていたはずの魔法の素材に振り向いた。全部ダメになってしまったのかと思っていたけど、無事なものもある!!
もう一度大きな鳥の使い魔を作り出し、それと一緒に散らばったものを集める。急いで破裂を止めたから、割と被害は少なくて済んだみたいだ!
私は、不安そうなキュファリウェスに振り向いた。
「さあ! 訓練場に参りましょう!!」
「でも……」
「まだこれだけ無事なんです!! 急げば痛む前に届けられます!!」
「………………はい……」
彼女は少し悩んだようだったけど、頷いて、小さなリボンのような魔法の道具を取り出す。それは、さっきこの素材を洗った水道に縛り付けてあったもので、魔法の素材が痛みにくくするためのものだ。
「それ……」
「私はいつもこう言ったことをしているので……持っているんです」
彼女がカゴにくくりつけてくれたそれのおかげで、なんとかこれ以上痛むのは避けられそう。なんて便利なの!
「あ、あの? これっ……!! 強化の魔法をかけてみてもよろしいでしょうか!?」
「え……? こ、これにですか? で魔法の武器の強化や、魔力や魔法の強化ならよく聞きますが…………これは、戦闘には全く向かない道具ですよ? このようなものを強化なんて……できるのですか?」
「もちろんです!!」
私は、リボンに魔法をかけた。大した魔法ではないけど、結構役に立つんだ。
魔法を受けたリボンは淡く光って、カゴの中の植物も生き生きしてくる。
キュファリウェスはそれを見て、ひどく驚いていた。
「すごい…………あ、あの!! このリボン、後でお借りしてもよろしいでしょうか?」
「もともとあなたのものです! 他にも同じものがあれば、強化します!」
「本当ですか!? 助かります!!」
彼女は嬉しそうに微笑む。朝からああして一人で植物をつんで走っていたところを見ると、使用人の魔法使いが怪我をしてから、きっとその代わりに一人で頑張っていたのだろう。
その大変さは私にも分かる…………私に仲間はいなかったし、いつも一人だったけど……
朝から魔法の素材を運ぶのは大変なことだ。
「精一杯、強化します!! ま、魔力が続く限りですが!!」
言って、カゴを抱えたら、結構重い!!
これで、破裂に巻き込まれたものまでまだまだ使えそう。使えなくなったものはほんの少し。思っていたより被害はずっと少なくなった!!
「よかった…………あなたのおかげです! キュファリウェス!! さあ!! 参りましょう!!」
言って、使い魔の鳥の背中に、カゴを乗せた。
けれど、まだ背後にうるさい男たちがいる。
「おい!!!! 待て!! どういうつもりだ!」
「……うるさいですね……あまり叫ばないでください。こんなことをしていたら、素材が傷んでしまいます」
「うるさい!! こんなことになったのは、お前たちのせいだろう!! まずは謝罪しろ!!」
「嫌です。必要があるとも思えません。私たちのせいだというのも、まるで見当違いな責任の押し付けです。素材を運んでいる途中の私たちを、あなたが勝手に撃ち落としたのではありませんか」
「それはっ…………!!」
「それに、これは全部、魔法の道具や武器を強化するために使われているのです。こんなことをしていて、困るのはあなた方では? 魔法使いの部隊の方々にだって渡しているものですよ?」
「…………っっ!! それはっ……!」
ついに男たちは言葉に詰まる。
あと少しで多くの素材をダメにしてしまうところだったんだから、それも当然だ。ここにあるものが全部燃え尽きることで一番困るのは、魔物と実際に戦う彼らだから。
悔しそうな顔をしている男は放っておいて、私たちは鳥の使い魔に乗る。
「お、おいっっ……!! 待てっっ!!」
叫ぶ彼らには振り向かず、私たちは使い魔に乗って飛んでいった。
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