5 / 26
5.これから……どうしよう…………
こうして僕は、パーティを抜けることになった。
なんだか、思ったよりずっとあっさりしてて、びっくりした。
……こんなに簡単に抜けられるなんて…………
そして、こんなにも清々しい気分になるとは思わなかった。
パーティのみんなと別れた僕は、まだ実感が湧かなくて、しばらく公園のベンチに座っていたけど、ぼんやり星空を見ていたら、本当に自由になったんだって思えた。
…………僕、本当に、自由なんだ…………
だけど明日から…………どうしよう……
もうパーティは抜けた。二度とパーティに近づかないって、書類にサインまでした。
僕は、パーティが拠点として使っていた屋敷に住んでいたけど、そこも追い出された。
寝る場所、探すかーー……
この辺りには、冒険者相手に商売をしているところが多い。そこなら、費用を抑えて数日は泊まれそうだ。
だけど、ふと空を見上げれば、大きな竜のような姿をした使い魔が、集団で空を飛んでいるのが見えた。
なんだあの大群……
お陰で、さっきまで見えてた空が見えないじゃないか。
かなり魔力を持っているし、なんだか何かを探しているように見える。
もしかして……
僕を探しているのか!??
ランキュラルが、僕にまだ腹を立てていて、僕を探しているのかもしれない。僕、二度とパーティには近づかないって言ったのに。
……早く今夜寝る場所を探した方がいいな。
僕は、敵から身を隠す魔法を全力で自分の体にかけた。これなら、しばらく身を隠せる。
もう二度と、パーティになんか、会いたくありません! 約束は守りますから、安心してください!!
それから寝る場所を探し、なんとか、しばらく寝泊まりできそうな宿を見つけることができた。
追跡をかわすための魔法の道具もたくさん買ったから、ずいぶんお金を使っちゃったな……明日から、ギルドで頑張らないと!!
それに、ずっとこの街に泊まるのもなぁ……万が一にも、ランキュラルたちには会いたくないし、あんな使い魔が飛んでいたら落ち着けないじゃないか。
…………うーーん……
だけど、あの森から離れるのは嫌だ。あそこには、まだ珍しい素材がたくさんありそうだし、もっと奥まで行ってみたい。僕がこれまで行けたところのその先に、何があるのか知りたい。
ベッドのわきに置いた荷物に振り向く。
僕の荷物なんてほとんどない。小さなリュックに入った僅かな荷物。これが僕の持っているもの全て。
男爵家って言っても、冒険者として腕を磨きたくて出てきたから、何か持ってきたわけでもない。パーティにいる間も取り分なんてほぼなかったから、荷物なんてこんなもの。身軽でいい。たくさんあっても、重くて運ぶのが大変だし、僕じゃ管理できないからなー……
これから……どうしよう…………
この先の予定が全部なくなった。
そう思ったら、すぐにあの伯爵様のことを思い出した。
せっかくパーティを抜けられたんだ……
そうだ…………ずっとしたかったことをするのはどうだろう!!
ベッドに座り、小さなリュックの中から、自分で書いた地図を取り出した。これは、僕の趣味。あの森に入るたびに得た情報で作っていたんだ。
どこに何があるか、そういう情報は、冒険者にとっては結構大切。地図があるのとないのとでは、貴族から依頼を受けて仕事をする時だって、やりやすさが全然違う。
かなり描けたけど、まだ埋まっていないところがある。できればこれを埋めたい。
冒険者ギルドでも、たまたまこれを見た人が誉めてくれたりしたんだよなーー……あの時は、報酬の大きな依頼をパーティがやり遂げた時より、よほど嬉しかった。
そうだ……もう一回、伯爵様に会いに行こう!! 今なら、一緒にあの森の調査に行きたいですって言える気がする!!
そうだ! ついでにあの森に泊まってみるのはどうだろう! 野宿なら、これまでだっていっぱいしてきたし!
…………やってみたい……
そのためにも、明日から冒険者ギルドでたくさんお金を稼いで装備を整えて…………伯爵様に、今度こそ言うんだ!! 僕もあの森の調査に行きたいですって!!
そう考えただけで嬉しくなる。
伯爵様、夜会は嫌いなのかな……
侯爵様の屋敷では、すぐに出て行っちゃったみたいだけど……
だけど、僕にとってはそれでよかった。ランキュラルに蔑まれるところなんか、見られたくない……
久しぶりに伯爵様に会えたんだ。本当は、もっとゆっくり話したかった…………って、僕、いつのまにこんなに伯爵様が恋しくなってるんだ。いつも睨まれて、魔法を打たれたりするだけのくせに。
だけど、ランキュラルは大声で僕を追放する! って叫んでいたし……僕がパーティの邪魔ばかりしていて追放されたって、すぐに広まるだろう。
…………それを聞いたら伯爵様は、僕なんか連れて行ってくれないのかな……
あのパーティは貴族からも頼りにされてるパーティだし……連れて行ってくれないどころか、僕、恨まれるんじゃ…………
いや、こんなこと考えても仕方ないだろっ……!!
僕は、ベッドに寝転がった。
もうパーティは抜けたんだ!! 好きなことができるんだっ……!! そのために、明日から頑張るぞーーーー!!
ここしばらくの間、伯爵様に会える機会がほとんどなくてすごく寂しかった。
明日になったら、また会えるかもしれない!!
そう思ったら、こんな状況だけど嬉しくて、ぐっすり眠れた。
*
たくさん眠った次の日の朝。
疲れていたからだろうか。
眠りすぎて、起きたらすでに昼前だった。
うわ…………何してるんだ。今日から冒険者としてたくさん仕事をして、伯爵様に会って、それから、森の調査に同行させてくださいって言うんだって決めたのにっ……!!
気づいたら、もう昼……
は、早くギルドに行かなきゃっ……!
急いで起きて、着替えを始める。
だけど……起きる前に何か音を聞いて起きたような気がするんだけど……気のせいかな?
首を傾げていたら、テーブルの上に、昨日まではなかった魔法の薬や魔法の道具が並んでいるのを見つけた。
……なんだこれ? 僕のじゃないぞ?
風が吹いた気がして振り向けば、窓が開いていて、窓のそばに結界の魔法を補助する小さな竜の形の魔法の道具まで置いてある。
しかも窓、やけに大きくなっていないか? 魔法で大きくなったのか? なんで……僕、こんなことしてないぞ!!
ますます不思議に思っていたら、背後から声が聞こえた。
「無事だったようだな」
「わああああっっ!!!!」
いきなり背後から声がして、びっくりして飛び退く。すると、そこには驚いた顔の伯爵様が立っていた。
「…………どうした? そんな声を出して」
「どっ…………どうって……」
なんで、ここに?
えっ…………え!!?? ここ、僕の部屋だよね!??
なんだか、思ったよりずっとあっさりしてて、びっくりした。
……こんなに簡単に抜けられるなんて…………
そして、こんなにも清々しい気分になるとは思わなかった。
パーティのみんなと別れた僕は、まだ実感が湧かなくて、しばらく公園のベンチに座っていたけど、ぼんやり星空を見ていたら、本当に自由になったんだって思えた。
…………僕、本当に、自由なんだ…………
だけど明日から…………どうしよう……
もうパーティは抜けた。二度とパーティに近づかないって、書類にサインまでした。
僕は、パーティが拠点として使っていた屋敷に住んでいたけど、そこも追い出された。
寝る場所、探すかーー……
この辺りには、冒険者相手に商売をしているところが多い。そこなら、費用を抑えて数日は泊まれそうだ。
だけど、ふと空を見上げれば、大きな竜のような姿をした使い魔が、集団で空を飛んでいるのが見えた。
なんだあの大群……
お陰で、さっきまで見えてた空が見えないじゃないか。
かなり魔力を持っているし、なんだか何かを探しているように見える。
もしかして……
僕を探しているのか!??
ランキュラルが、僕にまだ腹を立てていて、僕を探しているのかもしれない。僕、二度とパーティには近づかないって言ったのに。
……早く今夜寝る場所を探した方がいいな。
僕は、敵から身を隠す魔法を全力で自分の体にかけた。これなら、しばらく身を隠せる。
もう二度と、パーティになんか、会いたくありません! 約束は守りますから、安心してください!!
それから寝る場所を探し、なんとか、しばらく寝泊まりできそうな宿を見つけることができた。
追跡をかわすための魔法の道具もたくさん買ったから、ずいぶんお金を使っちゃったな……明日から、ギルドで頑張らないと!!
それに、ずっとこの街に泊まるのもなぁ……万が一にも、ランキュラルたちには会いたくないし、あんな使い魔が飛んでいたら落ち着けないじゃないか。
…………うーーん……
だけど、あの森から離れるのは嫌だ。あそこには、まだ珍しい素材がたくさんありそうだし、もっと奥まで行ってみたい。僕がこれまで行けたところのその先に、何があるのか知りたい。
ベッドのわきに置いた荷物に振り向く。
僕の荷物なんてほとんどない。小さなリュックに入った僅かな荷物。これが僕の持っているもの全て。
男爵家って言っても、冒険者として腕を磨きたくて出てきたから、何か持ってきたわけでもない。パーティにいる間も取り分なんてほぼなかったから、荷物なんてこんなもの。身軽でいい。たくさんあっても、重くて運ぶのが大変だし、僕じゃ管理できないからなー……
これから……どうしよう…………
この先の予定が全部なくなった。
そう思ったら、すぐにあの伯爵様のことを思い出した。
せっかくパーティを抜けられたんだ……
そうだ…………ずっとしたかったことをするのはどうだろう!!
ベッドに座り、小さなリュックの中から、自分で書いた地図を取り出した。これは、僕の趣味。あの森に入るたびに得た情報で作っていたんだ。
どこに何があるか、そういう情報は、冒険者にとっては結構大切。地図があるのとないのとでは、貴族から依頼を受けて仕事をする時だって、やりやすさが全然違う。
かなり描けたけど、まだ埋まっていないところがある。できればこれを埋めたい。
冒険者ギルドでも、たまたまこれを見た人が誉めてくれたりしたんだよなーー……あの時は、報酬の大きな依頼をパーティがやり遂げた時より、よほど嬉しかった。
そうだ……もう一回、伯爵様に会いに行こう!! 今なら、一緒にあの森の調査に行きたいですって言える気がする!!
そうだ! ついでにあの森に泊まってみるのはどうだろう! 野宿なら、これまでだっていっぱいしてきたし!
…………やってみたい……
そのためにも、明日から冒険者ギルドでたくさんお金を稼いで装備を整えて…………伯爵様に、今度こそ言うんだ!! 僕もあの森の調査に行きたいですって!!
そう考えただけで嬉しくなる。
伯爵様、夜会は嫌いなのかな……
侯爵様の屋敷では、すぐに出て行っちゃったみたいだけど……
だけど、僕にとってはそれでよかった。ランキュラルに蔑まれるところなんか、見られたくない……
久しぶりに伯爵様に会えたんだ。本当は、もっとゆっくり話したかった…………って、僕、いつのまにこんなに伯爵様が恋しくなってるんだ。いつも睨まれて、魔法を打たれたりするだけのくせに。
だけど、ランキュラルは大声で僕を追放する! って叫んでいたし……僕がパーティの邪魔ばかりしていて追放されたって、すぐに広まるだろう。
…………それを聞いたら伯爵様は、僕なんか連れて行ってくれないのかな……
あのパーティは貴族からも頼りにされてるパーティだし……連れて行ってくれないどころか、僕、恨まれるんじゃ…………
いや、こんなこと考えても仕方ないだろっ……!!
僕は、ベッドに寝転がった。
もうパーティは抜けたんだ!! 好きなことができるんだっ……!! そのために、明日から頑張るぞーーーー!!
ここしばらくの間、伯爵様に会える機会がほとんどなくてすごく寂しかった。
明日になったら、また会えるかもしれない!!
そう思ったら、こんな状況だけど嬉しくて、ぐっすり眠れた。
*
たくさん眠った次の日の朝。
疲れていたからだろうか。
眠りすぎて、起きたらすでに昼前だった。
うわ…………何してるんだ。今日から冒険者としてたくさん仕事をして、伯爵様に会って、それから、森の調査に同行させてくださいって言うんだって決めたのにっ……!!
気づいたら、もう昼……
は、早くギルドに行かなきゃっ……!
急いで起きて、着替えを始める。
だけど……起きる前に何か音を聞いて起きたような気がするんだけど……気のせいかな?
首を傾げていたら、テーブルの上に、昨日まではなかった魔法の薬や魔法の道具が並んでいるのを見つけた。
……なんだこれ? 僕のじゃないぞ?
風が吹いた気がして振り向けば、窓が開いていて、窓のそばに結界の魔法を補助する小さな竜の形の魔法の道具まで置いてある。
しかも窓、やけに大きくなっていないか? 魔法で大きくなったのか? なんで……僕、こんなことしてないぞ!!
ますます不思議に思っていたら、背後から声が聞こえた。
「無事だったようだな」
「わああああっっ!!!!」
いきなり背後から声がして、びっくりして飛び退く。すると、そこには驚いた顔の伯爵様が立っていた。
「…………どうした? そんな声を出して」
「どっ…………どうって……」
なんで、ここに?
えっ…………え!!?? ここ、僕の部屋だよね!??
あなたにおすすめの小説
シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました
無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。
前世持ちだが結局役に立たなかった。
そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。
そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。
目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。
…あれ?
僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
身代わりになって推しの思い出の中で永遠になりたいんです!
冨士原のもち
BL
桜舞う王立学院の入学式、ヤマトはカイユー王子を見てここが前世でやったゲームの世界だと気付く。ヤマトが一番好きなキャラであるカイユー王子は、ゲーム内では非業の死を遂げる。
「そうだ!カイユーを助けて死んだら、忘れられない恩人として永遠になれるんじゃないか?」
前世の死に際のせいで人間不信と恋愛不信を拗らせていたヤマトは、推しの心の中で永遠になるために身代わりになろうと決意した。しかし、カイユー王子はゲームの時の印象と違っていて……
演技チャラ男攻め×美人人間不信受け
※最終的にはハッピーエンドです
※何かしら地雷のある方にはお勧めしません
※ムーンライトノベルズにも投稿しています
くず勇者にざまあ。虐げられた聖者に一目ぼれした魔王の側近はやり直す
竜鳴躍
BL
私の名前はカルディ=カフィ。魔王ルシフェル様の側近。漆黒の死神と恐れられた悪魔である。ある日、魔王討伐に来た人間の勇者パーティーに全滅させられるが、私はその時恋に落ちてしまった。
ぐるぐる眼鏡で地味な灰色のローブを着ていたけれど、とっても素敵な聖気に満ち溢れていた勇者の下僕…ではない…回復役の聖者に。魔族の私にとってどんな身づくろいをしていようが、本当のすばらしさは一目瞭然なのだ。
やり直したい。
魔王コレクションの宝玉が起動し、私は5歳に戻っていた。
よっしゃあ!待っててね、ダーリン!
不憫な聖者(攻)を前世で魔王の側近として殺された受が癒して、時間逆行でラブラブになる話。
☆8話から主人公とヒーローが合流します。
☆クズ勇者にざまあします。
改題しました。
俺は勇者のお友だち
むぎごはん
BL
俺は王都の隅にある宿屋でバイトをして暮らしている。たまに訪ねてきてくれる騎士のイゼルさんに会えることが、唯一の心の支えとなっている。
2年前、突然この世界に転移してきてしまった主人公が、頑張って生きていくお話。
僕の太客が義兄弟になるとか聞いてない
コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
没落名士の長男ノアゼットは日々困窮していく家族を支えるべく上級学校への進学を断念して仕送りのために王都で働き出す。しかし賢くても後見の無いノアゼットが仕送り出来るほど稼げはしなかった。
そんな時に声を掛けてきた高級娼家のマダムの引き抜きで、男娼のノアとして働き出したノアゼット。研究肌のノアはたちまち人気の男娼に躍り出る。懇意にしてくれる太客がついて仕送りは十分過ぎるほどだ。
そんな中、母親の再婚で仕送りの要らなくなったノアは、一念発起して自分の人生を始めようと決意する。順風満帆に滑り出した自分の生活に満ち足りていた頃、ノアは再婚相手の元に居る家族の元に二度目の帰省をする事になった。
そこで巻き起こる自分の過去との引き合わせに動揺するノア。ノアと太客の男との秘密の関係がまた動き出すのか?
義理の家族に虐げられている伯爵令息ですが、気にしてないので平気です。王子にも興味はありません。
竜鳴躍
BL
性格の悪い傲慢な王太子のどこが素敵なのか分かりません。王妃なんて一番めんどくさいポジションだと思います。僕は一応伯爵令息ですが、子どもの頃に両親が亡くなって叔父家族が伯爵家を相続したので、居候のようなものです。
あれこれめんどくさいです。
学校も身づくろいも適当でいいんです。僕は、僕の才能を使いたい人のために使います。
冴えない取り柄もないと思っていた主人公が、実は…。
主人公は虐げる人の知らないところで輝いています。
全てを知って後悔するのは…。
☆2022年6月29日 BL 1位ありがとうございます!一瞬でも嬉しいです!
☆2,022年7月7日 実は子どもが主人公の話を始めてます。
囚われの親指王子が瀕死の騎士を助けたら、王子さまでした。https://www.alphapolis.co.jp/novel/355043923/237646317
ドジで惨殺されそうな悪役の僕、平穏と領地を守ろうとしたら暴虐だったはずの領主様に迫られている気がする……僕がいらないなら詰め寄らないでくれ!
迷路を跳ぶ狐
BL
いつもドジで、今日もお仕えする領主様に怒鳴られていた僕。自分が、ゲームの世界に悪役として転生していることに気づいた。このままだと、この領地は惨事が起こる。けれど、選択肢を間違えば、領地は助かっても王国が潰れる。そんな未来が怖くて動き出した僕だけど、すでに領地も王城も策略だらけ。その上、冷酷だったはずの領主様は、やけに僕との距離が近くて……僕は平穏が欲しいだけなのに! 僕のこと、いらないんじゃなかったの!? 惨劇が怖いので先に城を守りましょう!