不自由で自由な僕たちの世界。

広崎之斗

文字の大きさ
61 / 61
終章:自由/不自由

エピローグ

しおりを挟む
 歩けるようにもなり、走れるようにもなった。処置が早かったことと、治り始めたころに無茶はするな、と止める人間がいたからこそ成せた結果だと思う。もしも一人だったら、無茶をしていただろう。無茶をしてはいけない時に無茶をしてしまえば、それは身体に大きなダメージとなって残されたに違いない。
 今は、前までと遜色なく走り、動ける。
 だから今も、ハチが繰り出す拳を避ける。
 下にしゃがみ、そのまま相手の足を払おうと片足を伸ばし弧を描く。
 すぐに避けたハチは銃を構える。
 すかさずユーマは立ち上がると同時に拳を振り上げ、手から拳銃を落とそうともくろむ。
 だがハチは己の手を上げると、その力を流しながら銃をわざと上に放り投げた。
 その銃を手にしようとユーマは一瞬視線が逸れた。
 その隙を見て、ハチはユーマの腹に拳を入れようとするが、すぐに気づいてユーマは一歩飛び退いた。
 落ちて来た銃をハチは掴み、構え、ユーマに向ける。
 流れる動作の中、ユーマはすぐに間合いを詰めようと地面を蹴った。

「なるほどねぇ。結構癖あるんだなぁ、どっちも。そりゃそうか」
 二人の動きを眺め、ロスは口にくわえた飴の棒を上下に振りながらパソコンのモニタに映し出される二人の動きをちらちらと見ていた。
 モニタには二人の動きが録画されている。同時に、二人の動きの分析された情報が別のウィンドウにリアルタイムで流れていく。そこには二人の動きの癖や、次の動きのパターンと確率、実際にはどの行動を取ったかの結果。機械での解析だが、二人の動きを見ている限り、どちらもそれを理解しているようにも思えた。
 同時にユーマの身体能力の状態も記録されていく。
 怪我をするまえのデータはない。だが平均的な数値を元にして、ハチの数値を加味していまのユーマの状態が正常値からどのぐらい劣るのかを計算して出している。
 これからのことを考えると、二人の身体情報が手元にあるというのは重要だと思えた為にロスは二人に手合わせをしてほしいとお願いして、今の状況にある。
 それにユーマ自身動きたくて仕方が無い様子だったので丁度良い提案だった。
 二人の癖、というのを可視化して見ていると興味深かった。おそらく二人は無意識に気が付いているかもしれない。だからこそ今の二人の動きは息の合ったダンスのようにも見える。
「なるほどねぇ」
 ちょっとした気づきを打ち込む。各々の癖が各々の弱みを補う。故にどちらも相手の癖を見抜いて、攻撃を与え、攻撃を避ける。二人が組めば良いコンビとして戦えるだろう。それはお互いに感じ取っているかもしれない。

 ユーマの手がハチの銃を叩き落とした。思わず舌打ちをしたハチをみてユーマは表情を変えずに腕を掴む。
 相手の動きを封じ込めるように、関節をねじ曲げて地面に身体ごと落とす。
 折れない、痛めない、ギリギリの線で身体を封じ込められて、ハチは笑いながら言った。
「ぎぶ~」
 本気を出していない。ユーマにもロスにも分かることだったが、今はユーマの動きがどのぐらいかを見たかったし、ユーマ自身もただ身体を動かしたかった。だからこのぐらいで良く、ハチを解放するとユーマはすぐに立ち上がった。
「悪い。変に決まったりしてない?」
「それは大丈夫」
 言いながらハチも立ち上がり身体の動きを一通り確認した。特に変な様子は傍目からもなく、ロスも無事に二人の手合わせが終わったと認識して記録を終了させた。

 駐車場近くの広場で行っていた手合わせが終われば、することはなくなる。あとは夕飯をどうするかとか、次の行動――街への移動についてそろそろ詰めて話し合おうといったぐらいだった。
 ロスは手にしていたノートパソコンを開いたまま立ち上がろうとした。だが画面にきた通知を見て視線を上げた。道路の方を見やると、その様子に気が付いたユーマとハチも立ち止まり同じ方角を見る。
「どうしたの?」
「誰か来る」
 通知は街からこのあたりの土地に至るまでの間にある、流浪者たちのものだった。もっとも彼らは指定のアドレスにメッセージを手短に送るようにしていて、それを受信して決められた暗号で解読しなくては何が書かれているかも分からないようになっている。
 普通なら様々な手続き、コミュニティとの繋がりが必須である。だがハチのセーフハウスに招かれた人間である、という実実はなによりも強く、且つ、ハチの方から言いだしてくれたお陰でこの通知を受け取る事ができている。
 多くは見知らぬ車やバイクなど、人が通る時通知は送られてくる。だがほとんどはただ通り過ぎるだけで、特に問題のない一般車両である事がおおく、その事も通知される。
 だが今日の通知は違った。確実にこちらに向かっていること。そして車両自体の登録は一般車両ではあるが、組織に所属するものであるということ。
 三人の視線が向けられている道に一台の車がやって来た。速度を落としてこちら側に向かってくる車をみて、三人は視線を合わせる。同時にユーマは首を横に振って言った。
「俺だけで」
 その言葉にロスもハチも何も言わずに頷いた。彼がそう言うならば、その意思を尊重するべきだろう。それにひと目見て、車には一人しかいないことが確認出来ていた。だから良いだろうと思ったのも確かである。
 何かあればすぐに出られるようにするつもりで二人は部屋に戻っていく。
 扉を閉める前にロスは一瞬だけ振り返って見た。車から降りてきたのは男が一人だった。

 ※ ※ ※

 車を降りてきたのはミナトだった。だがタートルネックにジャケットを羽織り、ジーパンという普段ではあまり見たことのないラフな格好にユーマは少し驚いた。だが同時にそれが彼なりに仕事絡みではない。組織的なものではなく、個人的なものだという表明なのだろうと捉えた。
「二人きりにするとは意外だな」
「別に俺も怪我は治ってますから。そっちこそ、一人で来るなんで意外ですよ」 
「わざわざ敬語じゃなくていいだろう? まぁいい。お前が……ユーマが話しやすい方でいい」
 少し砕けた口調は、昔のミナトを思い出させる。ユーマが太過去の記憶に懐かしさを覚えていると、ミナトはジャケットの内ポケットから何か取り出してユーマに差し出した。だがそれをすぐには受け取らず、ユーマは首を傾げて見せる。
 手にしていたのは小さな金属製のスティック。ひと目に記録媒体だとは判明する代物だった。
「なに?」
「我が組織で仕事をしていたユーマという男は失踪した。仕事の後、交戦があった様子だが詳細は不明。同時に彼が請け負っていたターゲットの消息も不明。捜索を行う為に赴いた構成員と責任者は共に負傷。彼らをおびき出すために、ユーマは利用されたのではないかと推測。組織の二名は重傷。その為、機密に至る情報も無いため捜索は不要とする。ということにしてある」
「……え」
「これお前は口に出してはいないが……、おそらく一番欲しかったものだ。もう、戻る気がないのなら受け取れ」
 ユーマはその言葉にミナトの顔を見つめたまま動けなかった。
「コレを受け取って、すぐに自由になる……というものでもない。これを使い必要な物を構築する事が出来る人間が必要だ。おそらく、今のお前の側にはいるだろう」
「ミナト……」
 思わず名を呟いていた。
 ミナトは少しだけ目を細めると表情が読めないままに言う。

「戻ってくるつもりはあるか? いや……戻ってきてくれるか?」
 無言で首を横に振った。ソレ以外に答えは無い事を二人とも知っていた。だからミナトもそれ以上何も言わずに、もう一度受け取るよう促す。
「なら、コレを使え。お前が求めた自由が得られる」
「それは一体……」
「解除だ。お前の想起催眠の。もちろん完全な解除方法がデータに入っているワケじゃない。あるのは作成時のデータやユーマに施した時のデータだ。これらを利用すれば解除方法も得られる筈だ」
 ユーマはゆっくりと手を伸ばした。そのデータがあれば、ロスならばどうにかしてくれるはずだと思う。そこまで甘えて良い物かと思うが、彼がついて来てくれるというのならば、このぐらいはやってくれるだろう。
 金属で出来たスティックを指で掴んだ。
「お前達のお陰で、色々なデータは取れた。だからもう、追うことはない」
「……シュンは? 報道のあれは、本当?」
 ミナトはユーマがスティックを掴んだのを見届けると自ら手を離した。大切なデータの入ったスティックを握り締めて、ユーマはミナトの言葉を待つ。
「生きてはいる。だが殆ど死に体だ。仕事に戻る事は難しいだろう。本人も安楽死を望むほどには」
「安楽死……」
 口に出して、その言葉の重みを感じる。あの時、ハチはとどめを刺さなかった。だからこそシュンは今、死ぬよりも辛い状況にいるに違いない。安楽死を乞うほどには。
「だが、俺が許さないさ。アイツは優秀な俺の右腕だ。ただでさえ有能な奴が一人いなくなってるんだ。二人もいなくなってしまったら俺の沽券に関わる。今の状況だってどう納めるべきか……正直頭を悩ませてるんだ」
 はぁっと溜息をついてミナトは踵を返した。背を向け車に戻るのをユーマは黙って見つめていた。
 呼び止める理由はない。

「ミナト」
 だが名を呼んでいた。
 運転席に乗り込もうとしていたミナトが動きをとめてこちらを見る。ユーマはその場から動かず、そして表情を変える事もなくただ一言伝えたい言葉を伝える。
「ありがとう」
 ミナトはやはり表情を崩さずに車に乗り込んだ。エンジンをかけ、最小限の動きで方向転換をして道路に出ると車を街の方角へと走らせる。
 車が見えなくなるのはあっという間だった。だがユーマはそれを見送っていた。
 足音がして振り返ると、ハチとロスが近づいて来ていた。
「何渡されたの?」
 聞いて来たロスに手の平を開き、渡されたそれを見せる。ロスはハチを見て、ハチはロスに受け取るように顎で促した。スティックを手にしたロスは再び視線をユーマに向けた。
「俺の催眠の……データだって。作った時のと、俺に使ったときのデータとか。解除する方法はそこにはないけど、それを元に作る事は出来るだろうって」
 その言葉にロスは目を丸くして、大きく頷いた。それは喉から手が出る程欲しかったものであり、それがあればユーマの想起催眠を解除する方法を見つける事は出来るだろうという。そのデータが組織のデータベースに入った時にすぐに見つからなかったのは、やはり別の場所に置かれていたからだろう、とロスはぼやいた。もちろんデータ自体は存在していたが、それは一般職員でも閲覧出来るレベルのものであり、それ以上の情報はほとんどなかった。だからもらえる物はもらっとけ、とデータ自体は集めていたと早口でまくし立てると、ロスは早速と言わんばかりに建物へと駆けて戻って行く。
「あんなに焦んなくても良いのにねぇ」
 ハチが笑いながら言った。
 少し高い位置にあるその表情を見上げて、ユーマはシュンの事を伝える。笑みを崩さずにハチは興味もなさそうにしていた。
「いいの? お前はこれで」
「別にあの時殺さなかったのは俺の判断じゃん。だからコレからどうなろうと、それは俺に関係ない。俺はあそこで満足したから、問題はない。それだけの話よ?」
 そう言って部屋に戻ろうとユーマに言った。
「ちゃんと動けることも分かったし、ロスが欲しがってたデータもゲットした。ってなったら、次はどこに行くか、どうするか、ちゃんと考えて動かないとっしょ? いつまでにする? 期限決めた方が絶対良くない?」
「あー、それは……確かに」
「どこか行きたいところある?」
 ハチの問いかけにユーマは首を横に振る。
「あの街に戻らないならどこでも。ハチとロスが一緒なら、どこでもいいよ」
 その一言は本心だった。
 二人と一緒ならば、どこでもいいと思えた。新しい仕事をするにも新しい場所に住むにも、二人とならば間違える事はないだろうと思える。自分一人では見いだせない新しい何かを見つける事も出来るだろうと思える。
「じゃあ、どっか治安が悪そうな街に行く? その方が、護衛の仕事ってめっちゃ需要ありそうじゃない?」
「どういう理屈だよそれ。その理屈なら、あの街だって護衛の仕事がなきゃおかしいだろ」
「俺達がそういう仕事をしてなかっただけで、そういう仕事はもちろん市場にはあったんじゃない? 俺達はコレから視点を変えなきゃいけないわけよ。殺す方から守る方へ。なら、やっぱり殺す方も居るところじゃないと、守る方ってのも商売にならないでしょ」
 それはそうだとユーマは納得した。
 あの街でそういった仕事がなかったのは、単純に自分の視界に入っていなかったからというのが一つ。もう一つは、やはり組織という大きなものが街を牛耳っていたからだろう。国よりも小さくだが国に近しい組織という存在。それはどの街にも存在するが、力関係は街によってもちろん異なる。
 ならば一つの組織が強すぎない街がいいだろう。それならば、コレからの力関係を作る上で、様々な案件が飛び交う筈だ。そこでは殺し屋が暗躍し、情報屋が皆を転がす。だがそれらの多くは権力者の為であり、市井の人々はその外にいる。
「じゃあ、あれだ。組織に属さない一般人と組織絡みのトラブルを解決する……みたいな感じでやれば、仕事もあるんじゃない?」
 部屋に入りながらユーマが言うと、扉を閉めてハチは笑った。
「いいじゃん。そういう需要あるでしょ」
 もしかすれば、あの街でも有り得たのかもしれない。だが自分達はそんな世界に無関係だったから知らないだけかもしれない。だがコレから行く街は何も知らない新しい街だ。どういう力関係で、そういう人々が住んでいるのかさっぱりわからない。
 だからこそ、新しい事をするにはうってつけだ。街にとっても自分達にとっても、それは新しい何かになり得る。
「ロスー。取りあえず、先に街のデータ準備してよー」
 既に部屋で記録媒体から情報を展開していたロスに向かって、ハチは気の抜けた声でお願いした。
「それはもう大体出来てるよ。どこが良いかは見て、ユーマが決めて」
「俺がぁ? ハチじゃなくて?」
「だって、そもそも街を出たかったのはユーマでしょ? 俺が決めるんじゃ意味ないじゃん」
 そう言ったハチは、ロスから手渡されたタブレット端末をユーマに手渡した。
 見知らぬ街の名前がいくつか並んでいるのを見つめて、ユーマは笑みを浮かべて、二人に向かって感謝を口にした。
しおりを挟む
感想 2

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(2件)

おっぺけ侍
2025.10.08 おっぺけ侍

途中で送信してしまい、申し訳ございません。
続きとなりますが、…
個人的にロスがキャラクターとして好きでしたので、このような終わり方になって嬉しかったです。
彼の一途な想いが今後報われることを祈りながら、3人の行く末を想像してやみません。
素晴らしい作品を世に産み出してくださり、ありがとうございます。今後の執筆活動も応援しております。

2025.10.09 広崎之斗

貴重なお時間つかって、お読みいただきありがとうございます。
さらに感想まで、ありがとうございました!
話が終わってもその先は3人にとってはあるわけで…それ故、終わりの先を考えていただけるのは、凄く嬉しい限りです。
終わり方も悩んだ結果だったので、気に入っていただけて嬉しいです。
今後もマイペースですが、お時間あるときにでも覗いてやっていただければ幸いです。
ありがとうございました!

解除
おっぺけ侍
2025.10.08 おっぺけ侍

ストーリー展開が丁寧で読み応えがあり、終わり方も綺麗で美しく、その後のお話を思わず考えてしまうような素晴らしい作品でした。
また、個人的にロスがキャラクターとして、

解除

あなたにおすすめの小説

売れ残りオメガの従僕なる日々

灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才) ※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!  ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。  無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

あなたと過ごせた日々は幸せでした

蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。

【完結】抱っこからはじまる恋

  *  ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。 ふたりの動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵もあがります。 YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。 プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら! 完結しました! おまけのお話を時々更新しています。 BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!

ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?

灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。 オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。 ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー 獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。 そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。 だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。 話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。 そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。 みたいな、大学篇と、その後の社会人編。 BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!! ※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました! ※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました! 旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話

あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」 トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。 お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。 攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。 兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。 攻め:水瀬真広 受け:神崎彼方 ⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。 途中でモブおじが出てきます。 義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。 初投稿です。 初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。 ひよったら消します。 誤字脱字はサイレント修正します。 内容も時々サイレント修正するかもです。 定期的にタグ整理します。 批判・中傷コメントはお控えください。 見つけ次第削除いたします。

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。