どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第十章-

-第十章八十四節 早朝の大事件!とマッドなクラウスとまさかの反応!-




さて話はまた変わり!…ダフネの店をマヨヒガでも召喚が出来る様になったころ、

ここであるシナジーと言うかある事が起き!…

と言うのもダフネの店は基本何でもと言っても良い位に色々なモノを扱って居り!…

故にこの品揃えに目を付ける、

いや利用しない手はない!とばかりにある者が本格的に動き始め!…

その人物と言うのも研究熱心なクラウスで有り!…

事あるごとにマサツグに頼んでダフネを召喚、

仕舞にはマサツグも一々呼ばれるのを嫌ってか…

屋敷の玄関にある下駄箱の上にベルを置いておくと言った具合に放置をすると、

これが良かったのか悪かったのか!…クラウスはトンデモナイ物を発明する!…


__マヨヒガ 大広間にて…


「…んな!?…なんんじゃこりゃああぁぁ~~~~!?!?!?」


__ッ!?…ドタドタドタドタドタドタドタドタアァ!!!!…


「だ、旦那様!?…如何為さい!!……え?…」


朝食を食べ終えた大広間から慌しい悲鳴?…

となると誰も彼もが何事!?とばかりに…

その悲鳴が聞こえた大広間へと慌てて各々が集まって来ると、

悲鳴を上げたであろう人物へ戸惑いの目を!…

その際シルビィが代表をして声を掛けて様子を尋ねる!…

何ならその悲鳴はマサツグのモノの様に聞こえたらしく、

マサツグの事を呼ぶのだが!…しかしそこで目にしたのはマサツグではなく!…

そこに居たのは黒髪ストレートロングの若干釣り目気味の美人であり!…


__シャララララアァ~ン!!……ッ…


「…あっ…え、えっと…

…も、申し訳ございません!…どちら様でしょうか?…」


と、そんな女性がハッとした様子で掛けて来た面々を見詰めて居り!…

非常に困惑した表情でジッ!と…

またややこしい事になりそう!と慌てる様子も露わにすると、

更にはその傍で慌てるレイヴンの姿も!…とにかく混乱を極めていた!…

そして誰もが全く状況が読めずに困惑して固まっていると、

またシルビィが代表をするよう言葉を口に!…

特に気になるのはその黒髪ロングの女性で有り!…

いきなり声を掛ける事に躊躇いつつ!…

それでも誰なのか?と問い掛けるよう言葉を漏らすが、

その人物からの返事はない!…

寧ろ関係無い所でクラウスが眼鏡を掛け直し成功!と…


「…ふむ…実験は成功と言った所か…」


「いや実験成功じゃねぇだろうが馬鹿師匠!!!…これどうするつもり!!…」


その様子はさも全く問題ない!と言った具合で淡々としており…

だがそんなクラウスに対してレイヴンは慌てたままにツッコミを!…

冷静に結果を見ている場合ではない!と言って行き、

その自身の目の前の女性に対してであろうか?…

とにかくこの状況をどうするのか?を尋ね出すと、

クラウスはそんな弟子の様子を見ても全く動じない!…

何ならそんな怒鳴るレイヴンに五月蠅い!と言うよう、

ちゃんと解決策がある様子で返事をする!…


「それに関しても大丈夫だ!…もう一度この薬を飲めばいい!…

ただ常用する事は勧めない…

あくまでも試験的に作った物である為、如何なる副作用があるかは不明…」


「まずそんな物騒なモンを飲ませるんじゃあねぇよ!!!…全く!!…

てか何を思ってこんなモノを作ったって言うんですか!!」


この時軽く叱咤するよう大丈夫!と言って見せると、その解決策を口に!…

と言うのもその女性に飲ませたであろう薬をもう一度飲めば元に戻る様であり!…

だが副作用に関しては不明なのか?…ここに来て常用は勧めない!と…

これまた頓珍漢な注意を口にすると、勿論レイヴンも黙っていない!…

そもそもとしてクラウスに非がある事を漏れなく続ける!…

その際何故こんな物を作ったのか?とテンション変わらずツッコンで行くと、

クラウスは悪びれる様子もなく!…


「…ただの興味本位だ……それにしてもあの道具屋、侮れんな?…

よもや妖精族の秘蔵の実まで扱っているとは…これは研究がますます!…」


「…いやそんな事は良いから!!…早く元に戻してくれ!!…

このままだと色々と支障が!!…」


何でもただの知的好奇心から来たモノらしく!…

さも深い意味はないと言った具合にスッ!と…

更には何処でそんな薬の材料を仕入れて来たのかについても臭わせると、

その仕入れ先を褒める様な!…侮れない!と言ってスッと顎に手を当てる!…

そして今後の研究についても益々楽しくなりそうである事を口にすると、

そんなクラウスの言葉にマサツグもハッと察しが付き!…

が、今は問い詰めるよりも先に元に戻して貰うのが先決で有り!…

故にそんな事は如何でも良い!と…

慌てた様子で先程の薬を要求するよう手を差し出し訴えるのだが、

クラウスはその言葉を聞くなりピクッ!と…何か見るからに挙動が怪しくなり!…


「ッ!…あぁ…その事なのだが、…」


「ッ!…は?…」


宛らそれは動揺と言うか、時が止まった様にピタッ!と…

そして音もなくマサツグから視線を逸らし…

しかしちゃんと話は聞いている様子で如何にも話し辛そうな様子を露わにすると、

次には無い!と言葉を口に…薬が無い事を明かして行く!…

となるとその言葉を受けて黒髪の女性も戸惑って見せると、

その言葉を受け入れ難い様子で言葉を漏らし!…

が、受け入れ難くともこの事実はやはり変わらない訳で!…


「今ので最後だ…いや、私も自身の身で試して元に戻れる事を確認した後…

私以外でも性別を変えれるかどうかが気になってな?…」


非情にも先程飲ませたのが最後!と言い、

因みに本数としては三本は有ったと言った所か!…

うち二本は自分が飲んで効力を確かめた事を口にすると、

この女性に飲ませた理由としてはやはり実験!と話しをして行き…

一方でその返事を聞いて女性は目を見開き困惑具合を露わにして見せ!…

何なら石化したよう動かなくなる!…

とにかくクラウスをジッと見詰め物言いたげなそんな表情を向け続けると、

一方でこの話に全くついて行けない面々!…

またシルビィが説明を求めるよう言葉を口に!…


「…あ、あのぉ?…さ、先程からお話が見えないのですが?…」


「ッ!…あぁ、そうだっただな?……まず何処から説明しようか?…」


戸惑いに戸惑い首を傾げ!…それでも話しに着いて行けない事を口にすると、

ここで漸くハッとした具合にクラウスが反応!…

何なら最初からその面々の様子には気が付いており!…

だが如何返事をしたモノか分からない!…

故に一旦置いておいて色々と話しを進めていた様に言葉を漏らすと、

その説明も何処からしたモノか?と悩み出し…

となるとそんなクラウスの様子に見かねてレイヴンが代わりに説明をしよう!と…


「…はあぁ~!!…頭が良いのか悪いのか!!……ッ…

シルビィ?…落ち着いて聞いて欲しい!!…

それにシロちゃんもハクちゃんも!…」


「「ッ!?…は、はいです!」」


何なら改めてクラウスのその計画無さに呆れるよう言葉を漏らし!…

と、次には真剣な様子を露わに!…これから起こる?…いや話す事柄に対して!…

さも慌てないで聞いて欲しいようシルビィを呼ぶと、

予め言葉でも落ち着く様に!と…

その際同じ様に話を聞くに当たってシロとハク!…

チラッと視線を向けて落ち着いて欲しい!と…

いつになく真剣な様子のレイヴンにシロとハクも思わずビクッ!と反応をすると、

揃って戸惑うよう返事をし!…

となるとその返事を聞いてレイヴンも何が起きているのか?を説明し始め…


「…今ここで驚いた表情で固まっている女の人こそ!!…

君達の主人である[マサツグ]本人だ!!」


「ッ!?……へ?…」


何でもレイヴン曰く今目の前で固まっている黒髪の女性はマサツグである!と、

頭に手を置きながら話し始め!…

となるといきなりそんな事を言われた側としては当然戸惑い!…

と言うのもマサツグは男であり、

そんな昨日の今日でいきなり女になる筈がない!と…

故に余計に理解が出来ない様子で思わず固まり!…

一方でそんな反応を目にして当然!と…

レイヴンも予期出来ていた様子で更に尤も!と言った言葉を口にすると、

もう一つ念押し!とばかりに…


「…まぁそりゃそうだわな?…

この話をしている俺ですら何を言ってるのか分からない!!…

いきなり言われて理解出来る筈もない!!…だがそれでも!!…

今ここで固まっている女性こそ!!…あの[マサツグ本人]なんだ!!!」


__……ッ…


それこそこんな事を話しているレイヴンですら理解に苦しむ!と言った様子…

だがそれでも事実は変わらない!とばかりに、改めて固まっている女性を指差し!…

彼女こそがそのマサツグであるようもはや説得をするよう言って見せると、

余計に混乱を生む事に!…辺りはシンと静まり返る!…

だが何となくではあるが漸く事の顛末が想像出来ると、

各々はレイヴンと女性を交互に見比べ!…

かと言ってそこから何か大きな反応がある!と言った様子は感じられず…

ただただえっ?とばかりに戸惑い続け!…

頭の中で情報の処理が追い付いていない様なそんな表情を浮かべていると、

一方でクラウスはそんな面々を置いといて!…


「…さて、私は工房に戻るとしよう…

いい結果が見れて非常に満足だ、また何か有ったらよろしく頼む…」


「ッ!?…あっ!!…おいコラ逃げんな!!!」


やりたい事もやった、話すべき事も話した!とばかりに…

スッと腰を上げると、工房に戻ろう!と…

その際各々で立ち往生をしている最短の襖からではなく別の襖から出ようとすると、

すかさずレイヴンがハッとした様子で呼び止める!…

それこそのコノ混乱を如何する!?とばかりに逃げるな!と文句を口にする…

しかし呼び止めた所で脚を止めず、そのままクラウスはその場を後に!…

一方で女の子?になってしまったマサツグにシロとハクはジッと視線を!…

それは勿論未だ信じられない様子で有り、

しかしだからと言って何かショックを受けると言った!…

ただとにかく徐にシロとハクが固まっているマサツグに近付くと…


__…トテチテッ…トテチテッ……ッ…もにゅん♥…


さもマサツグの目の前に回り込むよう近付くと、

シロとハクはスッとしゃがみ込んでマジマジ観察!…

それはマサツグが女性になった場合の姿を覚えようとしている様であり!…

そして視線を下に降ろすとそこには普段のマサツグには無いモノが!…

アヤ以上リーナ未満と言った所か?…

とにかくたわわな果実がシロとハクの目に留まって行くと、

次にはスッとその果実に対して手を伸ばす!…

と、次には遠慮なくとばかりにもにゅ!と揉み…

すると揉まれた方も揉まれた方で勿論突然の事に驚いて見せ!…


「ッ!?…どわあぁぁ!?…な、何!?…ッ!…」


「…ぷにぷに……ッ…」


「シ、シロ?…何して?…」


途端に意識を取り戻したよう慌てる言葉を!…

そして違和感を感じる方へと視線を落とし、そこで自身の胸を揉んでいる!…

それはもう興味深そうに手を放さないシロの姿を目にして行き!…

何ならこの時シロもその感触を楽しむよう言葉を口に!…

戸惑うマサツグなど御構い無し、シロはまるで堪能するよう!…

ただモニモニとマサツグの胸を揉み続けていると、

マサツグも更に戸惑った様子で言葉を!…

一体如何声を掛けたらいいのか?で思わず困る…

故にこの時ただ何をしている?とだけ言って見せると、

そんなシロに続くようハクもスッと手を伸ばし!…


__…ッ…もにゅん♥…もにゅん♥…


「ッ!?…ちょおぉぉ!?…ハ、ハクさん!?…」


「…おっきい……ッ…」


この時シロが右でハクが左を!…と、ハクまで参加し始めた事でこれまた驚き!…

一体何を!?とばかりにハクの事を呼んで見せるが、ハクもシロと同様!…

その感触が心地いいのかずっと胸を揉み続ける!…

その際大きさについても大きいと言って頬を染めると、若干羨ましそうな!…

と言った具合にシロとハクとでマサツグの胸を揉んでいると、

その様子にグラ子も思わず興味を!…徐にソワソワとする様な!…

何とも百合の花が咲き乱れそうになっていると、

マサツグもそんなシロとハクに対してツッコミを!…


「ッ!!…だ、だからって!!…人の乳を揉み続けるんじゃあない!!…

…ッ!…シ、シルビィ!!…助けてぇ!!…」


幾ら別に揉まれた所で何も思わないと言った所で!…

それでも何か教育上宜しくない様な!…

とにかく慌ててここで漸くその揉む手を止めるよう注意をすると、

一方でやはりどうしたら良いのか?…

と、その際ハッと目に入ったシルビィに助けを求めて行く!…

それこそ困った表情でスッと手を伸ばして行くと、

シルビィはそんな様子など御構い無し?…

ただ徐にマサツグの元まで近付き始め、

となると今度は何故かマサツグに傅く様子を!…


__…スッ…ッ!…


「…例え旦那様が女性に変わられましても!…私は生涯貴方様に!!…」


「ッ!?…もう元に戻らないみたいに言うんじゃあない!!!…

…ッ…れ、レイヴン悪いが!!…」


それはまるで忠誠を誓う様に片膝を突いて見せ!…

と言うのもマサツグが女になっても、この忠誠心が変わらない事を誓い始め!…

何ならもうずっとこのままである様なそんな言い方にも聞こえる始末!…

となるとマサツグも慌てて否定をし始め!…

ちゃんと元に戻る事をツッコンで見せると、更にはレイヴンにお願いを!…

逃げたクラウスを捕まえて来るよう指示を出す!…

するとレイヴンもちゃんと分かっている様子で、

慌てながらも最後まで言わなくても大丈夫!と…


「わ、分かってる!!…あの馬鹿師匠に薬を作らせてくるから!!…

ちょ、ちょっと待っててくれ!!」


__バタバタバタバタバタ!!!……ッ…


「な、何でこうなってしまった!?……はあぁ~…」


もはやこうなって来ると馬鹿師匠!と臆する事無く言葉を口に…

すると次にはバッと慌てて立ち上がると、慌しくその場を後にし始め!…

その際薬は作らせる!とマサツグに約束もして見せ、

一方で残されたマサツグは頭を抱える事態に!…

それこそこれから如何しようか?と言った具合に嘆く言葉を口にすると、

これまた一方で変わらずシロとハクは満足するまでマサツグの胸を揉み続ける!…

と、ここでまた騒ぎを聞き付けた別の者達が集まって来る!…


__数分後…


「…う、嘘でしょ!?…こ、これが!!…」


「マ、マサツグだと言うのか!?…も、もはや別人!!…」


「…マ、マサツグが女子に!!……い、いやでもこれはこれで!…」


あとから集まって来たのはアヤやリーナ!…

寝起きであるフィロもマサツグの女体化を目にして、

途端に一気に眠気が飛んだよう覚醒し!…

となると次に出て来る言葉は驚きや戸惑いと言った言葉で!…

あの残念イケメンのマサツグが、今はクール系?の黒髪美女に!…

それはもう信じられない様子で目を見開き!…

一方でマサツグは不機嫌と言う訳では無いのだがしかめっ面、

更には胡坐を掻いて片肘を突き!…見た目は良いのにその様子は宛らオッサン!…

しかしそれでも良い!とばかりにフィロは何か目覚めそうに…

耳と尻尾をピンと立ててさも興味を持って見せると、

そんなフィロの言葉にマサツグも当然ツッコミを入れ!…


「良くないに決まってるでしょ!!…俺はそう言うのに目覚めてない!!!…

とにかくクラウスに早く薬を作って貰わねぇと!!…

…っで?…さっきからオリハは何故そんなに凝視して来るんだ?…」


勿論良しとしない言葉で有り!…

マサツグは目覚めて居ない!と真っ向から否定、

そして早く元の姿に戻りたい事を口に!…

因みにその胡坐をかいているマサツグの膝にはシロとハクが!…

いつもなら身を委ねてもたれて来るが、頭に今までなかった枕がある!と…

それはそれで新鮮とばかりに楽しんでおり!…何ならマサツグも慣れた様子!…

ここまで来ると注意をする気も無くなってしまい!…

ただされるがままでとにかく困る素振りを見せると、

ここでオリハがジッと見詰めて来ている事に気が付き!…

となると次にはオリハへ如何したのか?と声を掛け、

一方でオリハも声を掛けられた事で返事をして行き!…


「…ッ…兄さんの癖に美人なのがムカつくな!と…」


「…OK?…お前だけは相変わらずってのは良しとしよう!!…

…表出やがれ!!…そこでお前をグッバイ!!…」


何でもマサツグが美人の女性になった事で如何にも不満を!…

別に困るとかそう言うモノでは無いのだが、

妙に解せない!と言った感情を持ったらしく…

ただただ気に食わない!とばかりに言葉を口に…

一方でそのオリハの返事を聞いてマサツグもカチンッ!と怒りを…

納得した様子で言葉を漏らし!…

オリハだけは何も変わっていない事に喜ぶと言うか?…

とにかくその口の利き方に対して許せない!とばかりに苛立ち様を露わにすると、

右手をサムズアップの形に!…

続けて某・鬼畜道化師宜しく、表に出ろ!とジェスチャーをする…

何なら更に某・音速ババァ宜しくグッバイ!とまで言って見せると、

これまた一方ではズレた言葉が聞こえていて!…


「…娘が欲しいとは思ってたけど…まさかこんな形で叶うとは!…」


「…まぁ~つぐ?…これからは強く生きてくんやぞ?…」


「だぁ~かぁ~らぁ!!…これは一時の話しであって!!…

ちゃんと元に戻るって!!!」


と言うのも母・くまさんは娘が欲しかった!と…

現実では無いモノの夢が叶った様に言って見せ、

マジマジと女性になったマサツグを何処かウキウキと見詰めて居り!…

一方で女になってしまったマサツグにマサキもどこか遠慮と言うか!…

とにかくくじけるな!とばかりに励ましの言葉を…

さもこのままであるよう人生はこれからであるよう言って見せると、

またそんな二人に対してマサツグもまたツッコミを!…

何が何でも元に戻って見せる!と断言する…

するとその台詞を聞いてリーナはホッと安堵すると、

その隣ではグラ子が勿体ない!と言いたげで…

が、そんな二人の事はさておき!…今度はライザまでもが戸惑う様に!…


「…それにしてもマサお前…」


「ッ!……ッ?…」


__シャララララアァ~ン!!……ッ…


改めて見直してもそれは美人!と言うか、

黙っていればマサツグとは絶対に分からず!…

それこそ街でナンパをされそうである事を認識すると、

最後まで言葉が出て来なくなり!…

一方で意味深な言葉の掛けられ方をされた事で、マサツグもピクッ!と…

と、次には如何した?とばかりにライザの方へ視線を向け?…

何なら無意識にあざとく小首も傾げて見せると、

この時謎に少女漫画の様な花のフィルターが掛かった!と言うか…

とにかく異様な感覚を感じてしまう!…となるとそんなマサツグ!…と言うか、

これを全員が飲んだらどうなるのだろう?と言った疑問が浮かび!…


「ホンマに美人になったなぁ?…

…ッ…なんかちょっと…その薬に興味と言うか…」


「ッ!?…お、おま!?…まさか!?…」


この時素直にマサツグが美人である事を認めて行き!…一方でその薬について…

自分もさも興味がある様子でそれと無く言葉にしようとすると、

そのライザの良い様に誰もがハッ!と…何か不穏なモノを感じてしまう!…

となると次には慌ててマジか!?とばかりに…

モツが正気かどうか?を尋ね出すと、

そのモツの言葉にライザも感付いた様子でハッ!と…

と、今度は誤解をするな!と言った具合に慌てて見せ…


「ッ!!…おい変な想像しとんとちゃうぞ!?…

あくまでも自分ももしこうなったらどうなるのかって言う!!…」


「…ワンチャン、シモやと考えてそうって言うか…」


「ッ!!…おい!!!」


宛ら文句を言う様に違う!と言葉を…あくまでも探究心的なモノであり、

そう言った願望は無い!と慌てて否定して見せるのだが!…

しかしその否定具合が逆にガチ感を出してしまい!…誰も彼もが疑う様な!…

別にその趣味がいけないと言う訳では無いのだが!…

意外!と言った生暖かいそんな視線を向けて行くと、モツがさらに追い打ちを!…

ライザなら!と言って見てる…

するとその言葉を聞いていつものツッコミをライザが居れると、

一方でそんなやり取りを余所に!…オリハがマサツグへある事を!…


「とにかくこの分だと今日は畑仕事は無理そうだな…

…しゃ~ない!…畑は私とチビ達ケット・シーで何とかするから!…

兄さんは一応安静に…」


そのある事と言うのも今日の畑仕事の予定で有り!…しかも大仕事があった様な!…

しかしマサツグの様子から出来ないであろう事を踏んで行くと、

今日の予定をズラすよう!…何なら仕事は任せてくれ!と言って見せる…

その際別に病人と言う訳でもないのだが!…

今日は一日安静にしているよう言葉を掛けると、

その言葉を聞いた途端にマサツグはピクッ!と…

さも聞き捨てならない!と言うよう言葉を口に!…


「おいおいこのナリでもやれるっての!!…

それに今日は畑を増設するって話だろ?…尚の事!…」


「…って、言われても…出来るの?…」


予定は変えられない!とばかりに自分もやる!と、

それこそ女になっても出来る!と言い…

そして今日の予定である畑の増設を口にすると、尚のこと後には出来ない!と…

さも使命感に駆られるようグッと拳を握りながらオリハに力説?をして行くと、

そのマサツグのやる気の見せようにオリハも戸惑う!…

と言うより本当に出来るのか?とやはり疑問を感じてしまう!…

となるとやる気になっているマサツグに対して本当に出来るのか?と…

言葉でも疑問を口にすると、マサツグはその言葉を挑戦と受け取った様子で!…


「出来らい!!…出来ねぇ訳がねぇだろうが!!…

…とにかく!!…まずは木を伐採する事から始めんぞ?…

勿論お前も手伝え…」


「…まぁ休めって言ったくらいだからやるけど…」


何やらムキになった様子で出来る!と豪語…

まぁ確かに病気ではないため確かにやろうと思えばやれるのだろうが、

しかしこの時オリハにはある懸念が有る様子で有り!…

だがそんな事など御構い無しにマサツグは出来る!と言葉を続け…

何なら木を伐採する所から始めるらしく!…

オリハにも当然手伝うよう指を差しながら言葉を掛けると、

オリハも本当に大丈夫なのか?とばかりに戸惑いを…

だが本人がそう言うのだからいけるのだろうと納得はする!…

尚手伝う事に関しても、先程の言葉からそれ勿論手伝う!と…

と言った所で膝の上からシロとハクを下ろして行き、いつもの様に準備を整え!…

そして意気揚々と農場にやって来ると、

そこには既に待っていた!とばかりにケット・シー達が…


__マヨヒガ 農場にて…


「…よぉ~し!!…んじゃまぁ仕事に掛かるぞぉ~?…」


__…ぽかぁ~~ん……


「…ッ!…ん?…どしたぁ?…なんか変な事でもあったかぁ?…」


この時さもいつもと変わらない様子でマサツグが言葉を!…

だが肝心のケット・シー達は呆けて居り!…

一点にマサツグを見詰めてあれは誰!?と言った視線を向け続けると、

次にはマサツグもそんなケット・シー達の視線に気が付いた様子で!…

クルッと振り向くなり不思議そうに質問をする!…

それこそ何か変な事でもあったかどうか?を尋ねて行くと、

そんなマサツグの言葉にオリハが代わりにツッコミを入れるよう返事をして見せ!…


「いや現在進行形で起きてんでしょうが!!…

…っで?…どれ位開墾?…」


「…更に広げる感じで4haヘクタール!…

だから1haヘクタールを四つ!…」


勿論言わずもがな原因はマサツグである!とばかりに…

いつもの拍子で声を掛けられた所で困惑する!と…

ツッコミを入れた後に今度は仕事の話に戻って行くと、

一体どれ位を開拓するのか?…具体的な計画をマサツグに尋ね始める!…

するとマサツグもツッコミを入れられた事に関しては全く気にせず、

畑を広げるに当たってトンデモナイ面積をサラッと口に!…

と言うのも今現在使っている畑が4haヘクタール!…

と、その倍にするよう4haヘクタール!と…

合計で8haヘクタールにするようさも難しくない様に話しをすると、

そのマサツグの計画を聞いたオリハは当然ギョッ!と…

それこそコイツは馬鹿なのか?とばかりに勿論ツッコミを口にし始め!…


「ッ!?…簡単に言ってるけどそれ相当な労力が居るって事分かってる?…」


「…でも今後の事を考えると必要だろ?…

そのうち田圃たんぼもやりたいって思ってる所だし…」


簡単に4haヘクタールと言ってはいるが相当なモノ!…

分かり易い所で言うと土地:で約12,000坪、

或いはサッカーコート約5.5面分に相当し!…

それを人力で開墾する!と言っているのだから馬鹿と思われ!…

次にはその言っている意味が分かっているのか?と…

それこそライザ以上に正気かどうか?を疑い出すと、

一方のマサツグはやる気もやる気!…この時更にマサツグは考えを話し始める!…

と言うのも後々米作りもしたい様子で…

ついで!とばかりに畑を拡張する事を考えたらしく、田圃の準備!を口に…

が、勿論今からやるには遅い訳で!…


「…もう言ってる事がまんまDA〇H村なんよ!…

…となるとぉ?…田圃をやる為の水源!…

或いは水路を作らないとなんだけど?…」


一体いつから始めるつもりでの話しなのか?…

しかし呆れながらも理解は示し、

マサツグのやろうとしている事を某・番組の様だ!と言い…

だが勿論そんな簡単な話ではやはり無く!…

と言うのもまず開墾をするだけでも一苦労なのに、

水源も見つけないといけない訳で!…何ならその水源の位置によっては!…

いやよらなくても水路を作らないといけなくなり!…

これまた費用に時間が掛かる!と…

至って真剣に現実を見せるよう質問をすると、

マサツグもそれを言われた事でピタッと動きを止める!…


「…最悪ロディちゃんに相談!…」


「……はあぁ~…こんな調子で大丈夫かねぇ?…」


それはもう返答に困る様子を露わにする!…

と、仕舞にはオリハから視線を逸らし始める始末で有り!…

だが考えがない訳では無いらしく、

尚その考えと言うのも困った時のロディで有り!…

一方でそんな苦し紛れ事を聞かされた事でオリハは思いっきり溜息を吐き!…

次にはここから先の事に不安を感じる!と…それこそやって行けるかどうか?…

思わず肩を落とすのだが、それでもマサツグはやる気満々!…

いざ農場の拡大に動き出して行くのであった!…

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アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。 子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。 ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。 さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。 生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。 ----- 剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。 一話ごとで一区切りの、連作短編。 リーナ視点が主です。 ----- また続けるかもしれませんが、一旦完結です。 ※小説家になろう様にも掲載中。

52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった

よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】 皆様の熱い応援、本当にありがとうございます! ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です! 【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】 電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。 気がついたら異世界召喚。 だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。 52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。 結論――王都の地下下水道に「廃棄」。 玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。 血管年齢は実年齢マイナス20歳。 そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。 だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。 下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。 捨てられた魔道具。 長年魔素を吸い続けた高純度魔石。 そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。 チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。 あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。 汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。 スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。 この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。 魔力は毒である。代謝こそが命である。 軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。 でも、だからこそ――まず1話、読んでください。 【最新情報&著者プロフィール】 代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作! ◆ 2月に待望の【第2巻】刊行! ◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中! ◆ 【コミカライズ企画進行中】! すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!