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-第四章-オータムクラウド国編-
-第四章四十六節 フィロの行方とくノ一頭再び!とアヤの暴走!…-
しおりを挟むアヤを救出後マサツグ達は急いで里からの脱出を試みる!…その道中物影に
隠れては忍者やくノ一達をやり過ごし、共にその里の玄関口にまで辿り着こうと
するのだが!…ここに来て心残りが出て来る!…そしてそれは現在進行形で
気になって来ると引き返そうか?とも考え!…アヤもそんなマサツグの様子に
気が付いた様子で声を掛けると、何をそんなに気にして居るのか?について
尋ねる!…
__……チラッ?……ッ~~~……
「……ッ?…さっきから如何したのマサツグ?…
何か気になる事でも有るの?…」
「ッ!……い、いや……何でも……」
少し進んでは後ろを振り返り!…少し進んでは後ろを振り返り!…を繰り返し、
その度に心配する様な!…或いはアヤの救出を最優先する様に割り切りたい
表情を見せて居ると、当然の様にアヤが質問をする!…その際マサツグが何か
悩んで居る事を分かって居る様子で心配しながら声を掛けると、マサツグは
ピクッと反応しては何でも無いと言うのだが…その表情は明らかに何かを
心配して居る様子で曇っており、アヤもそれを指摘する様に嘘…とマサツグに
言葉を続けると、再度その表情の理由について質問をする!…
「…嘘…そんな訳無いでしょ?…
もし本当に何でも無いならそんな顔をする訳がないし!…
寧ろ何かを心配しているからそんな難しい顔をしてるのでしょ?
…話して!…」
「ッ!……じ、実はなぁ…」
「………。」
「ッ~~~!!…ち、地下室でくノ一の頭を倒した時…
間違って殺してないかなぁ?って…」
この時アヤは自分達仲間同士の間では隠し事は無し!と言った具合にマサツグへ
詰めると、マサツグは思わず怯んだ反応を!…しかし次にはアヤに絆された
様子で若干俯き!…その自身が戸惑って居る理由についてアヤにその訳を話そうと
すると、アヤはその話を黙って聞く!…それは真っ直ぐマサツグの目を見て親身に
なるよう!…それこそ今は急がないといけない状態だと言うにも関わらず!…
その場の雰囲気はまるで先生と生徒の一対一!…生徒指導室の様で、マサツグも
何かが可笑しい事に気が付きつつ!…とにかく自信が不安に思って居る事をアヤに
話すと、アヤはそのマサツグの言葉に戸惑って見せる!…
「……へ?…」
「い、いやぁ~…まだ説明して無かったと思うから説明すると……
今の俺はちょ~っとジョブが違ってアサシンなんだわ。
アヤを助ける為に隠密性の高いジョブを選んでここに来る筈だったんだが…
ちっとばかし間違えてこんな感じに…
…んでまぁ結果としてこんな騒ぎにもなっちまった訳なんだが…
その時に騙くらかされた忍者…って言うかくノ一か?…
が向かって来て反撃しちまったんだが…加減がイマイチ効かなくて…
…生きてっかなぁ?…」
予想していた言葉と違った事にアヤは戸惑い!…思わず目が点になったよう
マサツグの顔を見詰めて居ると、マサツグはその言葉の続きを口にする!…
その際自身が何故今この様な恰好をして居るか?等を含めて説明をすると、
続けてくノ一の頭の話を簡単に説明し始め!…自身の力を上手くコントロール
する事が出来ないと話してはうっかり殺して無いかを心配した様子でアヤに
続け!…とにかくやっちまったかなぁ?…と言った具合に遠くを見るよう
マサツグが後方の様子を見て居ると、アヤが呆れた様子で返事をする!…
「……ハアァ~…まぁ確かに相手の命を心配するのは大切な事だけど!…
ここは敵地なのよ?…そんなの一々心配してたらキリがないわよ?…
ましてやその話だと相手から襲ってきたパターン!…
相手だって襲うとなったら自身の命の危険位百も承知!…って、例外も居るか…
…と、とにかく!…そんな事より早くここから出ないと!…」
「ッ!…あ、あぁ……そう…だな…」
「全く!…てっきり私は他にも仲間を連れて来て居て!…
はぐれたから心配して居るのかと思ったわよ!…」
{ッ!!……鋭いな!……けど…フィロなら大丈夫だと俺は思う!…
元魔王だからってのも有るけど…
アイツは単純にこう言った事に対してプロと呼んでみ良い程に判断が上手い!…
頭の回転は恐らく俺達の中でピカ一!…だからこそ!!…
…生きて帰って来いよ!…フィロ!!…先に帰るが…待ってるからな!!!…}
アヤはマサツグの考えを否定する訳では無いのだが…今はそれ所では無い!と
言った具合に言葉を続けると、気にしないで良いと口にする!…それこそ冷徹な
感じにも聞こえるのだが、これは正当防衛と!…命をかけた戦いで命を落とす!…
これは当然の事とアヤは話し!…相手も覚悟の上であった筈!と続けると、途端に
ハッと思い出した様子で例外を口にする…だが結論としては今はそうじゃない!と
言う話で、マサツグに急ぐよう言い!…マサツグもマサツグでそのアヤの言葉を
言いて納得したよう…とにかく戸惑いつつもアヤに返事をすると、先を進もうと
移動を再開する!…さて、すると勘の鋭いアヤは違う事を考えて居た様子で、
本当は誰かとはぐれたのではないかと!…するとマサツグは心の中でそのアヤの
言葉にピクっと反応を示し!…アヤに悟られないようフィロの心配をしつつ!…
無事に帰って来る事を心から祈ると、先にアヤを連れての脱出を遂行しようと
するのであった!…
そして場面は変わって里の玄関口前!…ここまで来る道中やはり隠密を心掛け、
何とかエンカウントゼロでここまで来れたのだが!…その里の玄関口前には
門番が!…と言うよりも何か復讐に燃えて居る者が立って居り!…マサツグも
そいつの姿を見て思わず頭を抱えるよう戸惑ってしまうと、アヤがそんな
マサツグの様子に心配をする!…何故なら!…
「ッ~~~!!!…この恨みぃ!!…晴らさずに居られるか!!!
さぁ!!…いつでも来い!!!…今度は絶対に負けない!!!」
「か、頭落ち着いて下さい!…まだ傷が!!…」
「五月蠅い!!!…お前達は辺りを警戒するんだよ!!!
…この里を出るには絶対にこの門を潜らないと出れない!!…
ここで張って居れば必ず奴は現れる!!!…ッ!!…ッ~~~!!…」
「……ハアアァ~~…」
その玄関口の前を陣取って居たのはくノ一達!…そしてそのくノ一達を纏めて
居る筆頭と言うのが先程話して居たくノ一頭で!…かなりご立腹の様子で堂々
門の前に鎮座しては、マサツグ達の到着を今か今か!と言った具合に待って
居た!…その際もマサツグにやられた事を根に持って居る様子で、恨み言を
ポロポロ!…この時周りの部下達からは慕われているのか心配され落ち着くよう
声を掛けられるのだが!…怒りが勝って居るのか聞く耳を持たず!…当り散らす
かの如く怒りのままに指示を飛ばして居ると、痛みに耐える様な苦痛の表情を
浮かべて見せる!…そしてそんな一連の様子を見てマサツグが面倒と言った
具合にクソデカ溜息を吐いて居ると、アヤが気になった様子でヒョコっと覗き!…
「……ねぇ?…あれがそのやっちゃった子?」
「え?…あ、あぁ…そう…
いい感じに競って来たからちょっと力を入れてぶっ飛ばしたら思いの他
クリティカルに…」
「……あの子…私にくノ一にならないか?って勧めて来た子じゃない!」
「ッ!…え?…」
マサツグが頭を抱える者を確認するようアヤが目を凝らすとくノ一頭を視認!…
すると次には問い掛けるようあれがマサツグの心配して居た子?…と理解した
様子で声を掛けると、マサツグもその問い掛けに対して戸惑いながらも返事を
する…その際ぶっ飛ばした事についても軽く触れると、アヤはそのくノ一頭に
覚えが有るのか勧誘されたと!…となるとマサツグも突如その話をされた事で
戸惑い出し!…何故このタイミングで?…とそのアヤの暴露に困惑して居ると、
次には気配を悟られたのかくノ一頭が反応する!…
「ッ!?…そこに居るのは誰だい!!」
「ッ!!…ヤッバ見つかったか!?……って、隠密切れてる!…」
「……ふふふ!…隠れてないで出ておいでよ!…
どうせ!…ここを出たければここを通らないと出れないんだ!……さぁ!!!…」
「……ハアァ~…しゃ~無い!!」
余程周りに気を張って居たのか微かな気配を察知した様子で!…そのくノ一頭の
声に反応して周りのくノ一達も殺気立つと、警戒態勢に入る!…それこそ標的が
居る!…必ず殺す!と言った威圧が感じられ!…マサツグも見つかった事に
対して驚いたよう反応すると、そこで自身のスキルが切れている事に気が付く!…
そうして気配に気付かれた後はくノ一頭も不敵に笑い!…隠れてないで出て来い
と!…改めてここを出るにはここを通るしか無い!と言った具合に挑発を
し始め!…マサツグも見つかった事で吹っ切れたのか溜息を一つ吐くと、徐に
影の中から姿を現す!…
__……スウウゥ……どよ!?…チャキッ!!…
「ッ!…コイツは……参ったねぇ?…
あたしら顔負けの影隠れじゃないか!……なるほど?…
通りであの役立たず共が見つけられない筈だ!…それに!…
そんな目立つ色の服を着ているにも関わらず!…達者に隠れられるとは!…」
「……黙ってここ通してくんない?…
こっちとしても無駄な戦闘は避けたい!…
ただ仲間を返して貰えば…」
「出来る訳無いだろぉ?…これはお上からのお達し!…仕事なんだよ!!!…
こんな事でしくじったら!…悲願が!!…いや!…紅月衆の名前に泥を塗る!!…
それにあたしの誇りが許さないんだよ!!!…この色好み英雄!!!」
マサツグが音も無くただ突如影から姿を現すよう目の前に現れると、くノ一達は
どよめく!…まるでお化けでも見たかの如く思わず後ろへ下がってしまうと、
その様子にくノ一頭も驚いて見せ!…自分達よりもかくれんぼが上手いと言った
具合にマサツグの事を馬鹿にするよう言葉を口にすると、今だ里の中を探し
回って居る忍者達を役立たず呼ばわりする!…この時最初会った時から薄々
感じては居たのだが、如何やらこのくノ一頭は女尊男卑の様で!…とにかく
男であるマサツグを目の敵にしており!…マサツグもそんなくノ一頭に呆れつつ
も自分達の要求を口にすると、戦う意思が無い事を伝える!…しかし当然くノ一
頭がそれを聞き入れる筈もなく、要求を拒否!…その際雇われ先を公表すると
同時にプライドを持ち出し!…マサツグの事を助兵衛呼ばわりして仕掛ける様に
くノ一達に指示を出そうとすると、その指示に従ってくノ一達は身構えて
見せる!…
__スッ…チャキッ!!…
「ッ!?…だ、誰が色好み英雄だコラァ!!!…
語弊を招く様な言い方をすんじゃねぇ!!!」
「何が違うって言うのさ!!!…
どいつもこいつも女の価値を胸や腰!…尻でしか見てない!!…
…あたしらだって野郎に負けない位の技量が有るんだ!!!
…最も!…アンタにそれが効くってんなら!!…」
くノ一頭の指示に従ってくノ一達は臨戦態勢!…それに合わせてマサツグも
そんなくノ一頭の台詞に文句を言い!…一応は戦闘を警戒した様子で刀に
手を伸ばして行くと、更にくノ一頭は言葉を続ける!…その際何か嫌な過去
でも思い出したのか、男は皆こうだ!と言った様子で!…コンプレックスを
持っているかの様に自分達は強いと!…そしてそれを利用して勝てるのなら!
と言った具合に更にくノ一達に指示を出すと、くノ一達は突如トンデモナイ
行動に出始める!…
__……スッ…パサァ!…ッ!?…
「ッ!?…な!!…何考えてんだ馬鹿!!!…さっさと仕舞え!!!」
「ふふふ!…思いっきり効いて居るみたいだねぇ?…
こっちは標的を殺す為なら胸を出す位訳は無いのさ!!!…
さぁ!…今ここで死!!……」
くノ一達は突如自身の着ている着物!…装束を脱ぎ出し、その自慢?…の胸を
曝け出して見せると、マサツグの動揺を煽って見せる!…勿論全年齢向けの
ゲームなのでフルオープンと言う訳では無いのだが、それでも形はハッキリと!…
鎖帷子越しやサラシ越しなど何のその!…それは見事に実っているたわわな
光景をマサツグに見せると、マサツグは勿論の如く慌てて動揺を見せてしまう!…
すると当然マサツグもそんな光景を目にして思わず照れては視線を逸らすと、
文句を言うよう仕舞えと言うのだが!…くノ一達は赤くなりながらも隠す事等
一切せず!…依然としてマサツグに対し武器を手に構えて見せると、ジリジリと
詰めて行く!…そしてマサツグとしてもこれは迂闊に攻撃する事は不味い
のでは!?…と考えると、思わず攻撃を躊躇ってしまい!…マサツグが戸惑って
いる間にもくノ一達はジリジリと!…これにはくノ一頭もニッコリしており!…
これで仕留めた!と言った具合に勝ちを確証して居ると、次の瞬間何処からとも
なく奇襲を受ける!…その奇襲の先は!…
__バババッ!!…シュウウゥン!!!………あっ…あっはあぁ~~ん!!!♥…
「ッ!?…な!?…」
「……へ?…な、何が起きたって?…
…ッ!?…ア、アヤァ~~!?…」
「………。」
突如マサツグの背後より一陣の風の如く何かが飛び出して来たかと思えば!…
次の瞬間マサツグの前に立って居たくノ一達は皆倒れる!…それも全員自身の
胸を押さえては悶える様に!…それこそ艶っぽい声を上げながら!…まるで
胸に何かをされたが如く頬を染め!…ピクピクと痙攣しながら地面に倒れて
居る様子を見せて居ると、当然その様子を見たマサツグとくノ一頭は慌てて
ふためく!…そして次には誰がやったのか!?とマサツグが戸惑い続けるよう
言葉を口にして居ると、目の前にはコートを頭から被ったアヤが立って居り!…
アヤはマサツグの前に立つとまるでアサシンの様に!…姿勢を低くしその
くノ一達を始末したよう!…ただ無言でその自身の両手をジッと見詰める様な
素振りを見せて居ると、マサツグも察したであろう様子で名前を呼ぶ!…
しかし名前を呼ばれた所でアヤは無言!…徐にスッと立ち上がって見せると…
__……スッ…ギンッ!!…
「ッ!?…こ、この感じは!?…ッ!!…オ、オイお前ら!!…
ある意味で死にたくなかったら本当に胸を仕舞え!!!…
引き返せなくなるぞ!!!」
「ッ!?…はぁ!?…な、何を言って居るだ!!
……チッ!…こうなりゃ関係無い!…あの男を始末するのは当然として!!…
姫様の方は少しばかり痛い目を!!…」
__……バババッ!!…シュウウゥゥン!!!…
マサツグ達を取り囲むくノ一達の数は約20!…その内最初の五人を悶絶させる
のだが…アヤはそんなくノ一達に視線を向けると恨めしそうに!…更に何かに
対して怒りを覚えたよう殺気を放つが如く不穏な空気を放ち出すと、マサツグも
確信を持った様子で注意をする!…その注意をした相手と言うのもアヤではなく、
その敵対して居るくノ一達であり!…当然そんな忠告を受けた事でくノ一頭も
困惑!…勿論聞き入れる筈もなくそのまま仕掛ける様に周りのくノ一達に指示を
出そうとするのだが!…アヤはその指示が行き届く前に動き出すと、またもや
数人を悶絶させる!…
__シュババババババ!!!……ッ!?…いやあぁ~~ん!!!♥…
「ッ!?…バ、馬鹿な!?…
情報によれば姫様は接近戦を得意として居ない筈!?…
てか、こんな動き自体しない筈じゃ!?…」
「エ、エルフの姫よぉ!!…静まり給えぇ!!!…
何ゆえその様に荒ぶるかぁ!!…
一見した所そなたは名の有る立派な姫!!…」
またもや瞬く間にくノ一達を地面に倒れさせると悶絶させ!…その度アヤが
自身の手を見て虚無に包まれて居ると、そんなアヤの奇行にくノ一頭は驚き
続ける!…その際前もっての情報にこんな事載って無かった!とばかりに
戸惑い続けると、もやはマサツグでは無くアヤに警戒心を持ち出し!…
マサツグはマサツグで某・ジ〇リ作品宜しく!…化け物と化した主に語り
掛ける青年の様にアヤへ落ち着くよう声を掛けようとするのだが!…アヤは
聞く耳を持たない様子で殺意に包まれる!…
「……どいつもこいつもデカい物をぶら下げて見せて!!…
私への当て付けかしら!?……そんなに見せたいのなら!!…
そんなに重そうにしてるのなら!!!…
私がその脂肪を燃焼させてあげるわよぉ!!!!」
__ッ!?!?…き、きゃああああああぁぁぁぁぁ!!!……
「ッ!?…オ、オイお前達!!…陣形を乱すな!!!
相手は一人!!…冷静に事に当たればなんて事は!!…」
__シュバ!!…ひゃあぁぁん!!!♥…シュババ!!…らめえぇぇぇ!!!♥…
「ッ!?…クッ!!…完全に場が混乱して居る!?…
あたしの声も届かない!?……な、何なんだあれは!?…」
自分より大きい胸を前にして発狂に近い激怒!…自身の手をワキワキと動かし、
目の前のくノ一達の胸にターゲットを絞ると襲い掛かる!…この時何か恨みを
ぶつけるよう言葉を口にすると、マサツグにも負けない程の俊敏さを見せ!…
するとそんなアヤの鬼気迫る攻撃?…にくノ一達も混乱!…遂には恐怖を
感じたのか敵前逃亡し始め!…そのマサツグを囲う様にして居た陣形も簡単に
崩壊すると、くノ一頭が慌てて号令を出す!…しかしその号令は追われている
くノ一達の耳には届かず、アヤの魔の手に襲われ!…一人やられるとまた一人…
次々にくノ一達はピクピクと痙攣しながら地面に倒れ!…せっかく集めた
くノ一達の数も徐々に十数人!…遂には数人と両手で数えれる位になって
しまうと、くノ一頭は慌てに慌てる!…
「な!…何なんだよぉ!?…何なんだよ!?…これぇ!!!…」
__ゴゴゴゴゴゴ!!!……チラァ?…ヒィ!?…
「ッ!?…お、お前達!!…ビビってるんじゃないよ!!…
いいかい!?…絶対に陣形を崩すんじゃない!!…
冷静に事に当たればこれ位!!…」
「……何よ?…まだアピールしたりないって言うの?…
……良いわよ?…まとめて相手してあげる!…
その無駄にデカくなったものを!!…毟り取ってやるわ!!!」
もはや殺意の波動に目覚めた何か!…アヤは殺気を放ち続けると視線を
くノ一頭達の方に向け!…その視線にくノ一達はビク付き!…思わず
戦意喪失しそうになって居ると、くノ一頭が負けじと奮い立つよう言葉を
口にする!…その際頑なに陣形を崩さないよう注意をすると、ここが
最後!…正念場!と言った様子で身構えるのだが!…アヤはそんな様子に
当然ご立腹!…何か勘違いした様子で更に意識を怒りの飲み込まれて
行くと、その動きはもはや獣と化そうとしていた!…
__くるぅり!……ザッ!…ザッ!…ザッ!…ザッ!……ハァ~~!!…
「ッ!?…ヒ、ヒィ!!…
か、頭ぁ!!…駄目です!!…ここは一旦!!…」
「ッ!?…バ、馬鹿言うんじゃないよ!!!…ここまでやって逃がすなんて!!!…
笑い者どころかいい恥さらしじゃないか!!!…絶対に逃がさない!!…
私の命に代えても!!!…」
「……貴方は抵抗するのね?……そして…
その胸を私にアピールするのね?……良いわ…もぎ取って上げる!!!」
その動きはまるで獲物を見つけたゾンビの様!…一歩歩く毎に上半身全体が
揺れ、目はギラギラと殺気を帯び!…口で呼吸をしてはまるでその息は熱を
帯び!…白い糸の様に後方へと流れて行くと、更に不気味さを物語って居た!…
そしてそんなアヤの様子を目にしたくノ一達はと言うと、当然の様に怯え
切ってしまって居り!…遂には逃げ出す事を頭に話し!…その話を聞いた頭も
叱咤するようくノ一達に留まるよう声を掛けると、武器を構える!…すると
その様子を見たアヤも標的をそのくノ一頭に移し、姿勢を低く!…まだ敵意?…
を見せる相手に対して容赦はしないと!…両腕を広げで獣の様に!…一気に
駆け出しくノ一頭へ接近すると、くノ一頭も負けじと抵抗する!…
__スゥ……バシュン!!…
「ッ!?…は、速い!!……けど!!…」
__グワアアァァ!!!…チャキッ!!…スラアァ!!…
「貰ったあぁぁ!!…疾風!!…」
向かって来るアヤの速さにくノ一頭は戸惑うのだが、タイミングは測れた様で!…
カウンターを狙うが如くバックステップを挿み!…マサツグの時同様短刀の稲光で
アヤの視界を奪おうとすると、すかさず二撃目の攻撃モーションに入るのだが!…
アヤはまるで効いて居ないが如く向かって行き!…その両腕をくノ一頭の胸
目掛けて伸ばして見せると、相手の攻撃が飛んでくる前に押し倒す!…
__ガッ!!…グイイィィ!!!…
「ッ!?…な!?…馬鹿なああぁぁ!!!」
「ッ!?…か、頭ああぁぁぁ!!!!」
バックステップを挟んで居ようが関係無いとばかりにアヤは圧し!…態勢を整える
事の出来ないままくノ一頭も押されると、攻撃を繰り出せないまま地面に押し
倒される!…その際くノ一頭は読みが外れた!…いや、単純に負けた事に対して
ショックを受け!…声を上げて戸惑って居ると、その様子を見せられたくノ一達は
驚き戸惑う!…その後は言わずもがな!…アヤの一方的な攻撃が始まり!…
__グニングニン!!…ギュムウウゥゥ!!!…
「ッ!?…ひん♥…ちょ!…や、やめ♥…」
上下右左!…縦横無尽にこねくり回すようアヤが乱暴にそのくノ一頭の胸を
揉みしだくと、くノ一頭の口からは艶っぽい声が!…だがくノ一頭もやられて
ばかりでは居られないよう!…この時抵抗するようアヤの腕を掴んでは何とか
振り払おうとするのだが、刺激が強いのか思う様に振り払えず!…更には
アヤに馬乗りにされて居るため身動きも取れず!…ほぼされるがままでただ
胸を弄ばれて居ると、周りのくノ一達は唖然とする!…
__ッ!?……ッ!?……
「何よ何よ何よ!!!…こんなだらしない胸して!!!
これだけ大きかったら肩はすっごく凝るし!!…
歳を取ったら垂れて来るんだからね!!!…この乳め!…この乳め!!」
__ギュムギュムギュム!!!…ムギイイイィィ!!!…
「ちょ!♥…ほんとに!…やめ♥…
こ、こら!……そこは…あ、あん!♥…
弱いの!♥…やん!!♥…や!♥…
ホントに!…駄目ぇ!!♥…もう!♥…あっ♥…あぁ!!♥…」
そして何も出来ないままその様子を見守るよう硬直して居ると、マサツグも
マサツグでどうしたら良いのか分からず!…何ならアヤは文句を口にしながら
今だ胸を揉んでおり!…徐々にそのくノ一頭の表情も恍惚としたモノに変わって
来ると、遂には事切れた様子で一際大きな声が辺りに響く!……何度も言うが
これは一応全年齢向けのRPGゲーム!…しかしこんな光景を見せられては
マサツグとしてももはや本当に?と疑うレベルで!…その一方でくノ一頭も
他の倒れているくノ一達同様痙攣した様子で…グッタリとした具合に口から
涎を零しつつ地面に倒れて居ると、アヤは気が済んだのか馬乗りを解除する!…
__……ザッ!…ッ!?…チャキッ!!……ジリ…ジリ……
「……止めておきなさい?…貴方達もこの子みたいに寝転びたいの?」
ただ事が終わったよう静かに立ち上がると天を仰ぎ!…アヤがゆっくり立ち
上がった事でくノ一達が警戒をすると、アヤに対して武器を構える!…
そして一応にじり寄る様にしてアヤとの間合いを詰め始めるのだが、その武器を
握る手は震えて居り!…アヤもそれを察してか相手を見る事無く注意をすると、
同時にくノ一達へ警告をする!…するとそのアヤの警告にくノ一達も戸惑うと、
辺りを見回しては仲間の成れの果てを見て!…更にはそのアヤの足元に転がって
居るくノ一頭にも目を向け、そこで過呼吸気味になって居る姿を見つけると!…
遂には素直に聞き入れた様子で武器を放棄する!…
__どよっ!?……ッ~~~……スッ…カランカラァン…チャキッ…ドスッ……
「……そうそれで良いのよ…確かにこのくノ一頭?…
が言って居た言葉は同じ女性として素晴らしいと感じるモノが有ったけど!…
それ以上に越えてはいけない一線を越えてしまった!…反省なさい?…」
__ッ!………
脱力したよう握って居た武器は手から零れ落ち!…その切っ先は地面に刺さる様に
して抵抗の意思を見せなくなると、アヤもそれで良いとばかりに言葉を続ける!…
その際アヤはくノ一頭の意識の高さに関心を得たよう言葉を口にすると、それと
同時に何か有ったのかラインを越えたと語り!…当然何の事か分からない
マサツグはその様子にただ戸惑いっ放しで!…自分は何を見せられて居るのだろう
と!…とにかく何が何だか理解出来ずただその様子を見守って居ると、アヤが
先を急ぐ様に声を掛ける!…
「…さ、マサツグ?…先を急ぐわよ?…皆が待ってる…」
「……ッ!?…ふぇ?…あ、あぁ……」
この時改めて辺りを見回すとそこはくノ一達が死屍累々?…兵達が夢の跡で!…
マサツグも突如呼ばれた事で更に戸惑ってしまうのだが!…それでも慌てて
アヤに返事をすると、先を行こうとするアヤの後を追い駆けて行く!……因みに
アヤ自身胸は気にするほど小さくはなく、推定でもCは有り!…だが今回その
周りに居た連中はそれよりも大きく!…何かそれがいけなかったのかアヤの
背中からは何故か…謎に哀愁が感じられてはマサツグも声を掛け辛くなって
しまうのであった!…尚この時の事をマサツグは後に仲間達へ話す機会が
有ったのだが、こう語ったと言う…
「……ある種天に帰ろうとしているラ〇ウ的な寂しさが感じられた…
そんでもって…逆らったら死ぬって何か本能的に感じた…」
と…… fin
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SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
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カクヨム様にも投稿しています。
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