どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第六章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~霊峰ウルフハウリング・前編-

-第六章六十五節 化け物の二人と兄弟喧嘩・前編と狂戦士根性!…-

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「…ふむ……嵐が来るな?…」


「ッ!…え?…」


〈さぁ!!……遂に来ました準決勝!!!…先程は夢の対決に胸を打たれ!!…

思わず司会の仕事を忘れてしまいましたが!!…今度は大丈夫です!!!…

…ここまで来るのに少し時間が掛かりましたが……え!?…予定より少し早い?…

まぁ細かい事は気にしないで…闘志の紹介をしていきましょう!!!〉


フィロは腕を組みながら徐に嵐が来る!と…

するとそんなフィロの言葉にマサキとくまさんも少し驚いた様子で反応をすると、

次にはフィロに如何言う意味か?と尋ねる様に言葉を漏らし!…

と、その一方で司会も職務に戻り始め!…

自分でも何か感動に浸っていた事を口にすると、

続けて職務を放棄してしまった事を暴露する!…

しかしもう自身の中で整理が着いたのか大丈夫!と言葉を続けて行くと、

ここで徐に時間の話を!…

しかしその話も不発で終わるのか次には疑問形で言葉を…

と言うのも裏で誰かと話して居る様子で言葉が漏れ出て!…

だがそんな事など御構い無しにフッと切り替えて行くと、

マサツグとオリハの紹介に入る!…

その際いつドラの音が聞こえて来ても大丈夫な様に!…

二人がずっと身構えて待って居ると、モツ達は更に不安を覚え!…

が、一方で司会が進行して行き!…

まずはマサツグの紹介から始めて行くと、さも強者の様に語り続ける!…


〈まずはこちら人間の男性闘士から!!!…

今までの戦いを一撃の名の下に圧勝瞬殺!!!…

まるで歴戦の達人の様な攻撃で次々闘士達を叩き伏せ!!!…

あっと言う間に決着を着けるところから付いた二つ名が[時の闘士]!!!…

まるで観客達の時間をも止めて居る様なそんな早業に誰もが見惚れ!!…

改めて人間が我々人狼族の脅威となるやもしれない事を警告する!!!…

…今大会から突如現れた人間で間違い無く今大会のダァークホォース!!!…

マサアアアァァァツウウゥゥグウウウゥゥゥゥゥゥ!!!!…〉


__ッ!……ワアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!…


今のマサツグの状態は如何であれ…

司会はもうマサツグを立派な闘士と認めた様子で!…

達人だの時の闘士だのと言って持て囃すと、

ダークホース!とも続けて話しをする!…

そして最後にマサツグの名前を巻き舌で紹介し!…

場の空気を盛り上げに掛かって行くと、

観客達も漸くその司会の紹介を聞いて喋れる様になったかのよう!…

次には緊張感を晴らす様に!…

大いに声を上げて堂々盛り上がって見せる!…

すると続けて司会が更に進行!…オリハの紹介へ移って行く!…


〈対する相手闘士は!!…

その見目麗しい姿からは想像出来ない圧倒的パワーで闘士達を蹂躙!!…

今大会最速ノックアウト記録までをも打ち立てたその一撃に!!…

誰もが耐える事が出来ずに吹き飛ばされそのまま壁に叩き付けるられると!!…

二度と立ち上がる事を許されない!!!…そしてそれだけではなく!!…

最速ノックアウトを叩き出した試合ではこれまた圧倒的な連続攻撃を見せ!!…

闘士に反撃の隙を与えないスピードを見せ付けてくれました!!!…

…攻撃!…速さ!…共に超一級品の実力を持つ麗しの戦姫は!!…

その[]時の闘士]をも吹き飛ばしてしまうのか!?…

オオオォォリイイィィハアアアアアァァァァ!!!!〉


__ワアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!………ッ?………


それは先程のマサツグと同様に普通じゃない!とばかりにオリハを紹介!…

こちらもやはりパワーとスピードがダンチである!とばかりに話しをし!…

何なら大会記録を塗り替えた事についても改めて触れ!…

マサツグとの勝負が期待されて居る様子で話しがスッと纏められて行くと、

やはり最後には巻き舌で!…オリハの名前が紹介される!…

するとそれを聞いて観客達も更にドッ!と盛り上がる様子を見せると、

本来ならそこで何かアピールの一つでもする所ではあるのだろうが…

マサツグとオリハは互いに見詰め合ったまま一歩も動かず!…

更には何か圧を放つ様にして殺気をガンガンに飛ばし合うと、

またもや重苦しい空気に!…闘技場内をシィ~ンと静まり返してしまう!…

となるとそんな二人の様子にモツ達も戸惑った具合に反応をすると、

やはり不安の言葉を口に!…


「…原因が何にせよ…

あの二人が喧嘩するとなったら本当に嵐が巻き起こる!!…

まだ一回も見た事ないから規模は分からないけど!…

こんな間近でやられたらこっちもどうなるか!?…」


「ッ!?…え!?…そんなにえげつないんか!?…」


「分かりませんけど注意して下さい!?…

…もし本気であの二人がぶつかるとなった場合は!……

フィロ!!…パルシィ!!…もしもの時は頼む!!

俺達も出来る限りの事はするから!!!」


「そんなに危ないの!?…」


元々の喧嘩の原因は不明ながら!…

それでもモツが不安を覚えた様子で言葉をポロッと漏らして行くと、

そのモツの慌て様にマサキが驚いた様子で質問を!…

と言うのもリアル現実ではあんまり二人の喧嘩を見て居ないのか?…

さもその喧嘩の規模でそこまでなのか!?と言葉を漏らして行くと、

その問い掛けに対してモツもピクッ!と…

それは分からない!と素直に返事をして見せる!…

しかしこの二人!と言った具合に警戒を促し二人の動向に気を掛けると、

もしもの時に備えてフィロとパルシィにも協力の要請をして行き!…

と、そんなモツの慌て様にくまさんもツッコミ!…

一体どんな喧嘩が始まるのか?と疑問を持って行くと、

アヤがその疑問に答えるよう…ふとくまさんにある事を話し出す!…


「…えぇ~っと、よぉ~く考えてみて下さい?…

今はこんなチンチクリンな格好をしていますが、

元は魔王と呼ばれていた狐なんですよ?…

そしてその魔王と呼ばれて居た狐をこんな姿にしたのは…

マサツグなんですよ?…」


「ッ!?…こりゃアヤ!!!…

わっちを捕まえてチンチクリンとは何事じゃ!!!…

わっちはお主より圧倒的にお姉さんで!!…

胸もわっちの方がぼいんぼいんで圧倒的なのじゃからな!?」


それこそよく思い浮かべる様にアヤがくまさんに声を掛けると、

改めてフィロの事を指差し!…

その際フィロの事を改めて魔王であると説明を始め、今の姿に!…

チンチクリンにしたのはマサツグのせいである事を話して行くと、

そのアヤの言葉にフィロがカチン!と…途端に振り向いて文句を言い出す!…

この時自身が年上で胸でも勝って居る事を!…

わざわざ自身の胸を持ち上げては揺らして見せると、

アヤもそれをやられた事でカチン!と来た表情を浮かべるのだが!…

しかしここは敢えて自分が大人になるよう我慢をして見せ!…

咳払いをして改めて説明に戻って行くと、今度はオリハについても話し始める!…


「…ッ!?………ン゛ン゛!!…とにかく!!…

オリハもマサツグと同格とは行かなくても!!…

相手が格上だろうと一歩も退かない猪突猛進振りで!!…

マサツグ達と一緒に魔王を倒した程の腕をオリハは持っているのですよ?…

それは言わば戦闘の天才!…そしてそんな二人がぶつかったら!!…

その場はある意味で最終決戦アルマゲドンの様な事が起きますよ?…きっと!…」


「ッ!?…そ、そんな有名やったんか!…うちの子等!……」


一旦は眉間にしわが寄った表情を浮かべて見せるのだが!…

オリハの事を話し出すと、それはさもバーサーカーの様に語り!…

実力としてはあのマサツグとも引けを取らない!と話しを続け…

その上で改めて二人がぶつかったら大変な事になる事を話して行くと、

くまさんもここまで来て漸く理解をした様子で言葉を!…

そして自身の息子達がトンデモナイ連中である事に驚いて見せる!…

さてそうしてアヤの話を聞いてマサキとくまさんが理解を示して戸惑って居ると、

改めてモツが身を守る様に言葉を口に!…


「とにかく身を守れる物を近くに!…

でないと何が飛んで来るか!!…」


__ボワアアァァァァァァァァァァァァァンン!!!!…


それはやはりとても慌てた様子で有り!…

まるで怪獣映画の様な戦いが始まるとばかりに!…

何か身を守る術を探せ!と指示を出すが、無情にもここでドラの音が!…

それは勿論二人の戦いを告げる音で!…この時誰も予期しない!…

何なら展望デッキに居るシロ達もその目の前で起きる戦いに!…

心底ビビる事など無いと言った具合に見詰めて居ると、

開幕二人は真正面から突っ込む!…

それは鬼気迫る勢いで武器を握ると、その第一声に怒りを込める!…


「「ッ!!!…死に晒せや!!!…
                             
この野郎おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」」


__ヒュン!!!…ガッ!!!……キイイィィィィィィィィンンン!!!!…


それは本当に喧嘩なのか?と疑う位に怨嗟がヒシヒシと詰まっており、

両者共にダッシュ斬りで間合いを詰め!…

その際マサツグは大剣を手に振り下ろすよう上段に構えて向かって行き!…

オリハは両刃剣で下から斬り上げる様に!…

それこそ重量差など全く考えても無い様子で振り上げて見せると、

次には両者の攻撃がぶつかって行く!…

その際金属の激しくぶつかる音が辺り一帯に轟音となって響いて行くと、

同時にその一撃の重さからか衝撃波が起きると観客達を襲い!…


__ゴオオオォォォォォォォォォォォ!!!!!…


__わああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?…


それはまるで突風が吹いた様に全体を襲い!…

観客達もそんな衝撃波に対して両手で防ぐ事しか!…

何ならそれすらも弾かれる様なそんな感覚を覚えて行くと、

当然周りは阿鼻叫喚の混乱の渦に!…

中には勢いに中てられて気絶する者も出て来てしまう!…

そしてそんな混乱の中モツ達も何とかその衝撃波を耐えて見せると、

次にはその二人の様子に慌てて目を向け!…

と言うのもアレはまだ一波!と…

この後まだアレが何度も襲って来る事を予期すると、

やはり戦々恐々として見せる!…

その際その一波目の衝撃波でマサキとくまさんが二人の本気を体感すると、

勿論驚きの言葉を口に!…


「な!…何やこれ!?…ッ!?…

まるで台風の風に煽られてる様な!?…ッ!?…」


「ゲームの中やのに凄い迫力やねぇ~~~!?…ッ!!…」


宛ら天変地異を体験して居る様な感覚にとにかく驚き!…

試合を見る所かただこれに耐えるので精一杯と言った事をマサキが口にして行くと、

くまさんも改めてこのゲームの臨場感に息を呑む!…

と言うのもこれだけの体験が出来るゲームと言うのもそうそうなく!…

これが今のゲームか!と言った違う感動も覚え!…

が、当然そんな事を言って居る場合では無い訳で!…フィロが更に言葉を!…

まだこれが風だけで済んで居る事を口にすると、更に不穏な台詞も漏らす!…


「おぉっ!!…さすがマサツグとオリハの剣圧じゃ!!!…

…じゃがこれでもまだマシな方じゃと思うぞ!?…

今はただの暴風で済んで居るが!!…

これがカマイタチとなると辺りは一瞬にして地獄絵図じゃからな!?…」


「ッ!?…ヒィィ~!!!…やぁ~めぇ~てぇ~!!!…」


と言うのもこれはまだ互いに触り程度にぶつかって行った事をフィロが言うと、

更にここから激化する事を示唆し!…何ならこれが斬撃ならば!と考え出し!…

想像だけで嫌になる!…そんな地獄絵図をふと連想させる言葉も続けて話すと、

くまさんは想像したのか?…風に煽られながら青褪めて見せる!…

すると次第にその初撃の風の勢いが徐々に収まって来る…事は無く!…

何故か長々とその風圧をモツ達が浴びて居ると、

ここで体の軽いフィロとパルシィに異変が!…

それは耐え切れなくなった様子で飛ばされてしまう!…


__グッ!…グググッ!!…ブアッ!!…


「のわぁ!?(きゃあ!?)…」


__ボスッ!!…ボスッ!!…


「ッ!?…おっと!!…大丈夫!?…」


__ッ!!……ッ?……パチパチ!…


徐々に自身の体が浮いて行く感覚を覚え!…

二人もそんな感覚に何とか力を入れて踏ん張って耐えようとして見せるのだが、

堪え切れずに風に煽られそのまま宙を舞い掛け!…

が、幸いな事に二人の背後にはくまさんが堂々鎮座しており!…

そのまま背後に向かって飛んで行き!…

くまさんのお腹に吸い込まれるよう二人がボスン!と飛び込んで行くと、

くまさんも驚いた様子で次には反応!…

そして二人を心配をした具合に声を掛ける!…

その際くまさんの問い掛けに対して!…

フィロは返事が出来ずに目をパチパチとさせて見せると、

本人達も何が起きたのか理解出来ていない様子で戸惑い!…


「…ッ?…あれぇ?…お義母様?…何故にお義母様の顔が?…」


「ッ!!…何を馬鹿な事を言って居る!!…次が来るかもしれないぞ!!…」


「ッ!!…そうじゃった!!…

…まさか弱体化しているとは言え吹き飛ばされるとは思わなんだ!!…」


よもや自分達が吹き飛ばされるとは思っても居なかった様子でくまさんに質問!…

キョトンとした表情でくまさんを見詰め!…

顔が近い事にも素の反応を見せると、パルシィは不覚!と言った具合に言葉を!…

その際フィロにも目を覚ます様に注意を呼び掛ける!…

するとフィロもそれを聞いてハッ!と…

漸く理解した様なそんな表情を浮かべて見せると、途端に次に備えて身構え始め!…

この時やはり自身でも吹き飛ばされるとは思っても居なかった様子で、

言葉を漏らし!…ふと宙に浮き出しスッとくまさんから離れて見せると、

モツ達の前へと移動をする!…

それはまるで最初の勝負の内容を思い出した様な反応で有り!…

二人の衝撃波を和らげよう!と…パルシィと二人で防御の構えを取って行くと、

一方でその闘技エリアではトンデモナイ会話が!…


__グワァギギギギギギギギギギィィ!!!…


「…テメェ!!…今の一撃!…


__どよッ!?…ざわざわ!!…ざわざわ!!…


「そっちこそ!!…ワザと手を抜いただろ!!……この闘技場!…

さっきから妙なまでにバフ付与効果が掛かってるから!!…

他の人を巻き込まない様にって配慮かもしれないけど!!…

それで俺に勝てると思ってんのかい!?…」


この時二人はエリア中央にて意地のぶつかり合いを見せて居り、

一歩も引かない鍔迫り合いを繰り広げ!…

その際先にマサツグが言葉を口にし出したかと思えば手加減と口に!…

オリハが手を抜いて居る事を指摘すると、その言葉に観客達も動揺を見せる!…

それもその筈人が吹き飛ぶ程のぶつかり合いを見せたと言うにも関わらず!…

言うに事欠いて手加減!と…と、その言葉にオリハもピクッと反応して行き!…

逆に同じ事をマサツグへ指摘するよう煽りも入れて話して行くと、

更にマサツグも反論を!…やはり一歩も退かない荒れ様を露わにする!…


「そりゃこっちのセリフだっての!?…

さっきまでは無かったこの妙なまでのバフのせいで!!…

力の加減が難しいってのに!!…ッ~~~!!!…

お前だけだったら今頃!!…遠慮無く吹き飛ばしてやってるのによぉ!?…」


「ほう!!…それは楽しみだね!!…」


__グワキイィィィン!!!…


圧しに圧されオリハと鍔迫り合いをしながら、

やはり同じ違和感を感じている様子で言葉を口に!…

それはやはり力が漲る様に話して行き!…

加減をしなければ本当に何もかも破壊してしまいそうである事を続けて話すと、

オリハからの挑発にも乗って見せる!…

その際グン!と顔を近付けてぶっ飛ばす!と堂々公言をすると、

オリハもその言葉を聞いて不敵に笑い!…

と、次にはマサツグの事を思いっきり押し飛ばし!…

自身から鍔迫り合いを解いて行くと、マサツグの不意を突いて見せる!…


「ッ!?…うぉおっと!?…」


__ババッ!!…チャキッ!!…


「ッ!!…殺るヤる気満々殺気むんむん!!…

倒れるまでやろう殴り合いってか!?…」


その際マサツグも今まで押して来たのを更に押し飛ばされた事で!…

戸惑って見せると、若干フラ付く様にして後ろへ2~3歩下がってしまい!…

と、そんなフラ付くマサツグを目の前に!…

オリハは直ぐに体勢を立て直して追撃の構えを露わにすると、

マサツグもすかさず気が付いた様子!…

途端にステップを踏んで立て直して見せる!…

そして遅れながらに大剣を構えて行くと、

オリハも構わず更なる猛攻を加え始め!…


「……ッ!!…斬裂想刃!!!」×2


__グオオォォ…ズガガガガガガガガガ!!!!…


「ッ!?…グッ!!…」


「…如何した馬鹿野郎!!…

まさかテメェから喧嘩吹っ掛けといてこの様かぁ~!?…」


オリハが連撃を撃ち出すとマサツグも遅れて同じ技を!…

すると今度はマサツグの方が威力が有るのか!…

火花を散らしながら徐々にマサツグが押して行く様子を露わにすると、

更に苛烈さを増させて行く!…

そしてそんな意地にぶつかり合いを見せられて居る観客達としても!…

そのまま圧倒されてしまうと、ただただその光景にもはや唖然とし!…

それはまるで自分達が井の中の蛙であったとばかりに!…

外から来た闘士がまさかここまでやるとは思っても居なかった様子で!…

驚きの表情を見せて居ると、一方でモツ達は大慌て!…

その二人の喧嘩の収拾の付け方に悩んで見せる!…


「ッ!?…完全に本気じゃねえかあの二人!!!…

俺達は良いけど!!…周りの事も考えてんだろうな!?…」


「あの様子だと考えてないと思うわよ!!…

前もドワーフファミリアで喧嘩を始めそうになった時も!!…

周りが見えてない感じだったし!…今回もそうなんじゃないかしら!!…」


一応加減をしている様子ではあるのだが、

マサツグとオリハが喧嘩をして居る事には変わらない訳で!…

となるとその様子からモツも二人が本気ガチでやり合って居る事を察して行き!…

周りの事を心配しつつ!…

と言うより周りが心配で仕方が無い様子で言葉を漏らすと、

アヤがそれについて返事を!…恐らくヤバい事を口にする!…

その際自身も二人の喧嘩に立ち会った事が有る様子で話しをすると、

戸惑いながらもその時感じた事を続け!…

そして今回もその様に見える事を話して行き!…

同じく止める方法について悩む反応を露わにすると、

一方でフィロが能天気な事を!…


「…にしてもさすが兄弟じゃのう!!…

まるで今までの戦いがお遊びだったと言わんばかりに!!…

迫力の有るぶつかり合いを見せ付けて来おる!!!…

…やはり闘争とは!!…本気でぶつかってこそ輝くものじゃな!?…」


「「ッ!?…いや、迫力が有り過ぎるから今こうして慌てているんだ!!…」」


「ッ!…のじゃあ?…」


それは二人の戦いに興奮している様子で言葉を口に!…

釘付けになって居る具合に目を輝かせ!…

それは一瞬たりとも目が離せない!と言った感じで嬉々としており!…

これこそ本当の戦い!と…一人ズレた感想を口にすると、

そんなフィロにモツとアヤがツッコミを入れる!…

それは戦うだけにしてもやり過ぎである事を指摘すると、

フィロもピクッと反応しては首を傾げ!…

と言うのもフィロが何が不味いのか分かって居らず!…

今まで通り自分だけが楽しければ良いと言った感じを見せて居ると、

更にその当本人達はと言うと!…


__ズガガガガガガガガガ!!!!…


「…へへへ!…やるじゃあねぇの、オリハァ~!?…

レベルキャップを言い訳に!!…

てっきり負け惜しみを零すのかと思っていたぜぇ~!?…」


「んな訳ねぇだろが兄さんよぉ!!!…

こっちは漸く体が暖まって来たんだ!!…

こっからが本番だぜぇ~!?…付いて来れんのかよ!?」


「ッ!!…ハッ!!…おもしれぇ、上等だゴラァ!!!…

遠慮なく!!…真心込めて!!!…掛かって来いやぁぁぁぁぁ!!!!!」


互いに調子に乗って来た様子でヒートアップ!…徐々にオリハも押し返し始め!…

となると互いの連撃は拮抗状態にへと発展して行き!…

そんな状態にマサツグも興奮して来た様子でオラ付いて見せると、

オリハもピクッと反応をする!…

そしてオリハも返事をして同じ様にオラ付き始めると、

更に挑発をするよう言葉を口に!…

と、それを聞いてマサツグも更にヒートアップ!…

こっからは一歩も退かない!とばかりに覚悟を決め!…

腰を落としてとことん殴り合うスタイルを取って見せると、

もはや二人はバーサーカー!…

更に攻撃のスピード・パワーが増して衝撃もドンドン強くなる!…

しかしそこはさすがに戦い慣れている二人で有り、

このままでは埒が明かない事も重々承知をしており!…


__ズガガガガガガガガガ!!!!…


{…とは言えこのままやってても埒が明かねぇ!!…

何なら向こうもそれを考えてんのか…

さっきからジッと見詰めて来やがる!!…気色悪りぃ!!…}


{…今動いたら間違い無く察知されて駄目になる!!…

ただ駄目になるだけだったらまだ良いけど!!…

利用されてカウンターを貰う事になったら!!…}


{{…死は免れない戦闘不能!!!……}}


相手が血の繋がった兄弟である為もやは手の内は分かっており、

故に互いに下手な動きを見せれば簡単にやられる!と…

となると互いに睨み合っては視線を逸らさず!…更にはその間にも思考を!…

何か打開策も考える事を強いられて行くと、更に精神的にも!…

体力的にも辛さを覚える!…

だがそれでも互いに決定打を撃たない事には絶対に倒せない事も理解をすると、

死に物狂いで必死に思考を働かせ続け!…

しかしかと言って考える事だけに集中すればやはりは連打が疎かになり!…

当然その隙を突かれる可能性も高く!…

更に疲労すると言った負のスパイラルに陥って行くと、

徐々に二人の間で悪い癖が!…それは互いに同じ答えに行き着いてしまう!…


{……クソッ!!…如何考えても最良の案が出ない!!…

…となるともうやる事は一つしかないよな!!!…}


{…レベル差を考えるとやっぱり無茶は出来ないし!!…

何より兄さんは異様なまでにカウンターが上手いから!!…

迂闊な事をやったら直ぐに返される!!……となると!!!…}


{{一か八かの大勝負に出るしかないよな!!!…

ぜってぇに負けたくねぇんだからよぉ負けたくないんだからよぉ!!!…}}


__ズガガガガガガガガガ!!!!…ガキイィン!!!…ッ!?……ッ!!……


と言うのももはや考える事自体が面倒になると、

二人はお約束の自棄を起こし始め!…

マサツグは覚悟を決めた様子で大剣を握り!…

オリハもその答えに至ってマサツグの事を更にギン!と睨んで行くと、

心の中で言葉を!…何なら互いに負けたくない!と意気込み始める!…

そしてそのタイミングを見計らう様に色々と相手に探りを入れると、

次にはそれが不味かったのか互いに攻撃を弾き合い!…

となると若干仰け反ってしまう様な反応を露わに!…

が、それはきっかけにも繋がる事に!…

互いに相手が反応を露わにした事で動き出し!…

連打も途切れてほぼ仕切り直しの状態になって行くと、

相手の動きなど御構い無し!…その賭けへと動きを露わにする!…


__グオン!!!…ダン!!…ババッ!!…ッ!?…ハァ!…ハァ!……×2


この時二人が取った賭けと言うのはカウンター狙い!…

仰け反っても尚武器を振り回して勢いを付け!…

その遠心力でスッとすかさず構えの状態に持って行くと、

相手も同じ行動を取って居た事に互いに驚き!…

そして息も切らして見せる!…その際マサツグは大剣を両手で握り!…

自身の顔の横にビタッと持って来るよう構えて見せると、

刃を相手に突きつけ!…


オリハは右手に両刃剣を握ると、刃を横に!…

自身の後ろへ流すよう腕を伸ばし!…

左腕で一応防御も出来る様に自身の胸の前へ水平に持って来て構えて見せると、

マサツグを睨む!…


因みに簡単に言うとマサツグは某・銀髪ロン毛の片翼の天使様の様に構えて居り、

オリハは某・四作目となるの無双ゲーの曹丕の様に構えて居り!…

それはまるでちょっとした殺陣を見て居る様な気分になり!…

スッとそんな動きを見せる二人に!…モツが改めて驚きを露わにして見せると、

フィロもフィロでパァッ!と目を…輝きを見せながらに称賛をする!…


「ッ!?…お、おいおい!…本当に本気マジ本気マジじゃねぇか!!…

…これでどっちかが迂闊に追撃を仕掛けてたら!!…」


「…弾かれても尚、体勢を立て直すあの動き!!…

ほんに華麗な動きよなぁ~!!…さすが兄弟じゃの~!!…」


__ハァ!…ハァ!…ッ……フッ……ッ!!…


「「ッ~~!!…オオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!」」


それは観客達も引き込まれる様にただその戦う二人の様子を見詰めて行くと、

もはや何も言えない様子で驚き絶句し!…

しかしその一方で互いに思惑が外れた事で笑えるやら辛いやら…

とにかく何か苦笑いをフッと互いに浮かべて見せ!…

そこから一気にまた真剣な表情をキッと露わにして行くと、

また互いに真正面から突っ込み!…相手を打ち負かす事だけを考えて見せる!…

この時互いに声を上げて二人が逃げる事無く向かい合って行くと、

その様子にモツも慌てて言葉を口に!…


「ッ!!!…パルシィ!!…フィロ!!!…要警戒!!!…

最初の奴みたいなのが来るかもしれない!!!…防御を頼む!!!…」


「ッ!!!…」


それはまた吹き飛ばされるかもしれない事を口にすると、

同時に何か障壁の様なモノも展開するようお願いをし!…

するとそのモツの言葉に二人もピクッと反応して見せ!…

言われた通りに防御の構えを!…

それと同時にモツ達の事も守る様にその障壁の強度も強めて見せると、

一方でマサツグとオリハは激突!…

ここから第二ラウンドを始める様子を露わにするのであった!…

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感想 63

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)

荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」 俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」 ハーデス 「では……」 俺 「だが断る!」 ハーデス 「むっ、今何と?」 俺 「断ると言ったんだ」 ハーデス 「なぜだ?」 俺 「……俺のレベルだ」 ハーデス 「……は?」 俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」 ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」 俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」 ハーデス 「……正気……なのか?」 俺 「もちろん」 異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。 たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
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俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

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