どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第六章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~霊峰ウルフハウリング・前編-

-第六章九十五節閑話 シロの日記と日記の回想とシロの思い出 その伍-

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これは前々々々回に有った本作とは少し関係の無い…

何も無い日常から抜粋されたとある出来事の話である…

それはマサツグに貰った日記を今も大事に持ち歩き、

光の城に辿り着いてからも欠かさず書かれたシロの日記の内容である!…

そこにはシロの成長の他にその時起きた喜劇的な事が書かれて有り…

とにかく面白可笑しい事が記載!…今回もそのシロの日記の中身に注目!…

一体どんな事が書かれて有るのかを見て行こうと思う!…


さてそんなシロの日記!…約束の一週間が始まったと思われる内容はと言うと、

まず最初に目に付いた話はこれで…


 --------------------------------------------------------------------------------

  ◎月×日  多分晴れ?…

 
 今日はじょうおうさまといっしょにおべんきょうをしたのです!…

 もじのよみかきはごしゅじんさまにおしえてもらっていたけど…

 けいさん?はかんたんなのしかおしえてもらってなくて…

 ハティちゃんはもっとむずかしいべんきょうをしてて、シロはかんたん…

 ハティちゃんはとってもかしこい子なんだな!ってシロは思ったのです!…

 …シロもしっかりしないと!…

 じょうおうさまやハティちゃんにわらわれちゃいました!…

 でもやっぱりむずかしいのです!…

 シロはこう言うの!…ニガテだとあらためて思ったのです!…

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さてこの話の発端は約束の一週間が始まり二日目の事だろうか…昨日は体力!…

今日は学力!と知らないシロの事を知ろうとする!…

女王の思考錯誤の二日目である!…

その際予めにある物を用意して居たのだろうか?…

徐にシロとハティを近くの椅子と机の有る所に呼び寄せると、

そこに座らせてはそのある物を使ってある事をし!…


__数十ページ目の回想……


「…では試しにこの問題を解いてみて下さい…」


「ッ!……これは?…」


と言うのも女王は何気なしにスッと近衛兵に合図を送ると、

既に何かが書かれてある紙切れ一枚とペンを持ってこさせ!…

と、それをシロとハティの前にスッと置かせ!…

それを出された二人もジッとそれを見て疑問を持った表情を浮かべて見せると、

次には当然質問を!…これは何?と言って首を傾げる!…

この時その紙には既に何やら数式の様な物がツラツラと書かれて有る状態で、

問題のレベルとしては小学校低学年レベルと言った所か…

と、とにかく突如そんな物を出された事でシロは戸惑い!…

女王もそんなシロに対してウフフ!と上品に微笑んで見せると、

次にはシロに返事をする!…


「ッ!…ちょっとした試験の様なモノです!…

ちゃんとこの問題を解けたら!…ご褒美をあげますからねぇ♪」


「ッ!…ご褒美!!…頑張るのです!!…」


この時シロを唆す様に問題!と言うと、

同時にやる気を促す様にご褒美もある!と…

と言うのも勿論女王の魂胆は学力テスト!…

それで一体どんな事を学んで来たのか?…

或いはどれ位勉強が出来るのかを図ろうとすると、

一方でシロはご褒美に釣られた様子で目をハッ!と…

子供らしい現金な反応を露わにする!…

そして直ぐにバッと一緒に手渡されたペンを手に取ると、

意気揚々とテストと向き合い始め!…

その際一応はそれなりにマサツグからは勉強を!…

と、それが功を奏したのか最初はスラスラ!…

しかしその勢いも最初だけで徐々に勢いが落ちて行くと、

遂にはその筆がピタッと止まってしまい!…


__…カキカキ…カキカキ……ピタッ!………


「……ッ?…スコルティナ?…」


__……シュウゥ~~~~!!…ッ!?…


テストの答案を見詰めたままシロは突如フリーズ!…

その際表情が変わる様子も一切無く…

ただ処置落ちの様に微動だにしない反応を露わにすると、

その反応に女王もふと不思議そうに声を!…

何なら心配になった様子を露わにする!…

因みにシロはこのテストを一応九割は解いて見せると、

残り数問位を残して固まっており!…

と、それを女王も確認してこれは?と更に!…

そして暫くしてキャパオーバーを起こしたが如く!…

シロの頭から突如湯気の様なモノが出て来出すと、

その様子に女王も勿論ビクッ!と…驚いた反応を露わにする!…


「ス、スコルティナ!?…だ、大丈!!…」


「ッ!…あぁ~!!…シロ!!…落ち着け!!…

いいか?…こういう時は指を使って考えるんだ!!…

指が追い付かなかったら絵を描いて!…と、とにかく落ち着け!?…」


当然突如自身の娘が頭から湯気を出せば驚くモノで、

女王は心配をした様子でシロに声を掛け!…

と、この時マサツグ達もその場に居合わせる様にして離れて様子を見守っており!…

この事態にマサツグが途端にハッ!と…

助け舟を出す様にして動き露わにし始めると、

シロに寄るなり助言の言葉を口にする!…

その際もシロに答えを教えるのではなく解き方をスッと言葉にするが、

マサツグも何故か慌てた反応を見せ!…

となるとその様子を見せ始めるマサツグの様子にモツ達も苦笑い!…

何ならオリハが呆れた反応を露わにすると、

マサツグにツッコミを口にする!…


「…一番落ち着かないといけないのは兄さんの方じゃないかな?…」


「ッ!…オリハ、テメェはだぁってろい!!…」


__シュウゥ~~~~!!………


さもアンタが落ち着かなくて如何する!と言わんばかりにオリハが言葉を!…

するとマサツグも途端にピクッと反応をすると、オリハにツッコミを口に!…

しかし肝心のシロは未だにフリーズ状態のままで!…

依然として頭から湯気を出したまま!…

因みにこれが直ったのはこれより数十分後の事!…

シロの頭の上に氷嚢を乗せた事で元に戻るのであった!…

尚このテストを一緒に受けていたハティは既に回答を終えており、

当然の如く全問正解!…

何なら凄まじい事にハティの学力は既に中学レベルを卒業している様子で!…

正負の数・文字式・方程式・関数!…

図形に対してもとてもツヨツヨの成績を見せるのであった!…


そしてこれまた余談ではあるがマサツグも数学等は苦手で、

この事実に軽いショックを受ける事に!…何ならハティには頭が上がらない!と…

心の中で密かに反省をする一方!…

ハティもそんなシロを思わず小馬鹿にするよう笑う!…

まだこの時は溝がある様子を見せるのであった!…


…さてここまでが約束の一週間・二日目にあった出来事の話!…

そしてそんなこんなで今度はこの話を抜粋!…

と言っても次に紹介するのはその二日目より次の日の三日目の話であり!…

この日は親子揃って水入らず!…

ゴロゴロと休む様子が書かれる話になると思われた筈だったのだが、

後半はまたもやマサツグ達が地獄を見る事になり!…と言うのも!…


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  ◎月▽日  晴れ

 
 今日はじょうおうさまとハティちゃんといっしょにゴロゴロしたのです!…

 まどからおひさまがポカポカであったかくて…

 じょうおうさまもいいにおいがして…とってもきもちがよかったのです!…

 やっぱりじょうおうさまがシロのおかあさんなのかなぁ?…

 とってもなつかしいかんじがして…と、おきたらおひるになってて!…

 おひるからは外に出てゆきがっせん!…みんなでたのしくしょうぶしょうぶ!…

 ごしゅじんさまもいっしょうけんめいになってとってもたのしかったのです!…

 でもさいごはごしゅじんさまなんかうごかなくなっちゃって…

 どうしたんだろう?…
 --------------------------------------------------------------------------------


…この日は平和に終わる筈だった!…

女王がシロとハティの二人を抱える様にして丸まって見せ、

そしてその横になる女王の腹部に二人がスッポリと納まり!…

何ならそれをこれまた見守る様にしてマサツグ達も遠巻きに見て居り!…

ゆっくりと流れる時間にマサツグ達もまったり!…

いつ振りとなるか分からない安らぎの時間を堪能していた!…

その際またマサツグが禁断症状を起こし掛けると、フィロが人柱となって行き!…


__数十ページ目の回想……


__……ああぁぁ~~~ん♥……


「おっ♥…おおぉぉ♥…も、もほひゃめダメ♥…ひゃめダメなのじゃぁ~♥…

こ、これひひょう以上されてらわっち♥…も、もう♥…ッ~~~!!!…

戻れにゃくなひゅうぅ~~♥…おっ♥…おおぉぉ!♥…おっ♥…おっ♥…」


結果即オチ一コマ!…二コマも使う事無くフィロは完全陥落した様子!…

この時フィロはマサツグの膝の上に座っており…

マサツグの胸へ倒れ込むようもたれ掛かると、

人前で見せてはいけない表情を浮かべて見せる!…

何ならその膝の上でビクビクと痙攣をして悶え続ける様子も露わにすると、

呂律も回らない具合で言葉を口に!…

と、その際マサツグがやった事と言うのは勿論至って健全であって!…

まるで高級エステの様にフィロの至る所を揉み解す!…

ただそれだけをやったと言うのに!…

フィロがさも激しい事後の様な様子を露わにすると、

これにはモツ達もドン引き!…一方でマサツグが突如ふと我に返る!…


「ッ!…あれ?…俺は何を?……って、んん?…

フィロ?…何で俺の膝の上に?…てか何だその様はぁ!?…

ちゃんと服を着ろとあれ程!!…」


「…これが無意識と言う奴ですよ皆さん!…

…兄さんはもう手遅れなのかもしれません!…」


「フィ、フィロネウスがあの様に!!…

や、やはりあの男は油断ならぬ相手と言う事か!…」


その際もマサツグはまるで記憶が飛んで居た様子で我に返ると、

ふと違和感に気が付いた様子で視線を落とし!…

するとそこには無残な姿のフィロの姿が!…

しかしマサツグは慣れた具合に疑問を持ち!…

その上でフィロの衣服が乱れている事にハッ!となると、

すかさず注意を口にする!…勿論自身がやった事とは一切気付かず、

フィロを抱え起こしては着付け直し!…

と、そんなマサツグの様子にオリハも呆れ!…全員にマサツグは末期!と…

さも説明するよう言葉を口にして行くと、一方でパルシィがマサツグに驚愕!…

思わず畏怖の念を持ってしまう!…

さてそこから時間が経って日記の通りにお昼頃となって来ると、

女王やシロ達が目を覚まし!…


__……ッ…ッ~~~……ふわあぁ~~…あぁ……ムクゥ~…


「…あえぇ?…シロはぁ?…」


「…ッ…ふわあぁ~~…あぁ…

…ッ!…あぁ…おはよう、スコルティナ!…」


「ん…んん…あえぇ?…おかあ…さま?…」


大きな欠伸をしながら伸びも一つ!…

そして辺りを見回し若干記憶に乱れがある様子で戸惑いぼぉ~として見せると、

次には女王も目を覚ます!…

その際やはり親子!とばかりに大きく欠伸をして見せると、

伸びをする様子も露わに!…

するとそこから既にシロが起きている事に気が付いた様子で!…

シロの事をスコルティナ!と…優しく微笑みながら挨拶の言葉を口にすると、

最後にハティが目を覚ます!…

となると同じく似た様なルーティーンを取って行くと、

女王もハティにハッと気が付いた様子で挨拶を!…


「ッ!…あぁ…おはよう、ハティ!…」


__…ッ!……ウルッ……ッ?…


「んん~……ッ!…そっか…何だか眠くなって…それで…」


シロの時と同様優しく微笑みながら挨拶を、

すると女王はその二人が目を覚ました様子をマジマジ見詰め!…

それはまるで今まで見たかった光景!とばかりに!…

若干目を潤ませ、笑みを零してただ感動に浸る!…

そんな小さな幸せを噛み締める反応を露わにすると、

二人はそんな女王の気も知らない感じで首を傾げる!…

寝惚け眼で女王を見詰める!…

そしてシロがふと意識をハッキリさせて来た様子で言葉を零すと、

女王もスッと体を起こし始めては午後からの予定を!…


「…時間的にはお昼と言った所かしら?…

…さて…お昼を食べてから如何しましょうか?…二人は何かしたい事は?…」


「うぅ~ん……ッ!!…あっ!!…だったら鬼ごっこ!!…」


__ッ!?…ガタッ!?…


それはとことんシロやハティの予定に合わせる様子で!…

ご飯を食べ終えてから何をしたい?と…

自身の母親の時間を取り戻す様に甘えさせる言葉を口にすると、

シロは悩んだ様子で腕を組み出し!…そして次にはハッとする!…

と言うのもやはりマサツグ達とも遊びたい様子で、

また鬼ごっこをしたい!と笑顔で女王に提案をし!…

となるとそのシロの言葉にマサツグ達は途端に戦慄!…

思わず席を立って!…

その場を後にしよう!と逃げる様子を露わにすると、

シロも途端にハッとした様子!…次には意見を変えて行く!…


「は、この前やったしぃ~?…」


__ッ!…ほっ!…


「…じゃあ雪合戦をするのです!!!…」


__ガタァ!!!…


勿論意見を変えた理由はマサツグ達の様子を察したとかではなく、

この前遊んだから!と言う理由で…

となるとそのシロの気分が変わった事で一同ホッと安堵!…

立ち上がった様子から再び席に座ろうとして行くと、

またもや更にシロの口からハードなモノが!…すかさず雪合戦が提案される!…

するとまたもやマサツグ達に戦慄が走ると、これまた席を立って逃げよう!と…

それは各々あの地獄をまた見るのか?と恐怖を覚え!…

特にマサツグはトラウマ!…

二度もシロに満面の笑みで追い掛け回されるのか!?と悟ってしまうと、

フィロを小脇に抱えて逃亡!…

シロに声を掛けられる前に離脱を図る!…しかし!…


「ッ!…ご主人様たちも一緒に!!…一緒にやるのです!!…」


__ッ!?…ビタァ!!!……チラァ?…ニッコニコ!!……


「ッ!?…あっ……はい……」


マサツグ達がその場を後にするよりシロが先に声を!…それこそ反射神経の差か!…

満面の笑みで期待をした表情を露わにすると、

シロに声を掛けられた事でマサツグ達はその場で石化!…

奇妙なポーズで固まってしまう!…

となるとそこからまるで錆び付いた様にギギギ!と首を回して行くと、

そこでシロの表情を向けている姿を目にして行き!…

そうなるとシロに弱い面々達は嫌だ!と言えず…

そのまま諦めた様に意気消沈とした具合で返事をすると、雪合戦に参加!…

地獄を見る事となってしまう!…

その際勿論城内で出来るモノでは無いので、一同は揃って城の外へ!…


__ザクッ!…ザクッ!…ザクッ!…ザクッ!…


「…あぁ…来ちまったな?…

しかもよりによって高山だからデバフがヤバいってのに!…

ハードな遊びに付き合わされるんだからな?…」


一同は城を出てあの螺旋の洞窟を下って七合目に!…

その際城を後にする女王の姿に従者達は困惑!…

それはまるで大名行列の様に列を成す事になって行くと、

女王が慌てて事情を説明!…何とか混乱を治めて見せる!…

しかしやはり護衛が必要!と言う事で近衛兵の一部隊が付いて来ると、

それはとても大層な事態になって行き!…

ただ雪合戦をしに行くだけで護送の様な!…とにかくそんな様子に戸惑いつつ!…

各々が七合目にやって来て雪を踏み締めて行くと、マサツグが絶望をする言葉を!…

と、それに対してモツも疑問を持った様子で返事をする!…


「…ッ!…そう考えると何であの城の中ではデバフが無かったんだ?…

やっぱ何か特別なモノが有るとか?…」


「…今は生き残れるかどうかの方が心配だわ!…

特に俺は死神シロに好かれてるみたいだからな?…」


それはある種気を紛らわす様にして疑問を漏らし!…

改めてここに立ってデバフを感じている事を口にするが、

肝心のマサツグはそれ所ではない様子で!…

と言うのもこれから始まる地獄の戦いに茫然自失!…

ただ空を見詰めては遠い目を!…

何ならシロの事を死神と言ってこれから起きるである事を予想すると、

更に絶望する様なそんな反応を露わにする!…

となるとそんな言葉にオリハもピクッと反応をすると、

マサツグにツッコミの言葉を口に!…


「…自分の娘を捕まえて死神とか!…兄さん酷いな?…」


「…だったら代わってくれるのか?…」


「え?…勿論嫌だけど?…」


それはまるで茶化す様に!…

可愛いシロちゃんに何を言う!?とばかりにオリハが酷い!と言って見せると、

マサツグはそんなオリハに対して返事を!…同時に呆れた様子で質問をする!…

それこそ微塵も思ってない癖に!とばかりに恨みを込めて口にすると、

代わるか?と言って見せるのだが…

そのマサツグからの問い掛けに対してオリハは当然!とばかりに!…

それを二つ返事で拒否!…やはりオリハ自身もシロとは敵対したくない様子で!…

真顔でキッパリとマサツグに拒否の意を露わにすると、

マサツグもそんなオリハの事をジッと睨む!…目で文句を訴え続ける!…

しかし幾ら睨んだ所で好転せず、遂に地獄の開戦!…

となるとやはりシロに追われる事となって行き!…

最後は小鹿の様になるのであった!…


尚この時体力差的にと言う事で!…

マサキとくまさんはやはり審判を務める事になるのだが、

その際マサツグの狙われ様に思わず絶句する事に!…

と言うのも勿論この雪合戦にはフィロやパルシィ!…

モツ達も当然参加をして居る訳なのだが、

如何にも狼娘達はマサツグを狙い!…

さも狼に襲われている様な絵図を作ると、

マサツグを疲弊!…女王も思わずマサツグに同情をするのであった!…


…さてここまでが約束の一週間・三日目にあった出来事の話!…

そしてそんなこんなで今度はこの話を抜粋!…

それはシロとハティが心労で倒れた女王の看病をした言う話で、

恐らく此処で二人の仲がグッと縮まったと言う!…

何ならシロもそう感じて居た様子でその事を日記に記し!…

如何に女王の事を思って居たのか…

どの様に看病をしたのかがその文章から伺い知れると、

懸命さが伝わる内容となっていた!…


 --------------------------------------------------------------------------------

  ◎月○日  多分晴れ?…


 今日はちょうしがわるいじょうおうさまのかんびょうをしたのです!…

 じょうおうさまはずっとぐあいがわるくてつらそうにしてて!…

 ハティちゃんもずっとじょうおうさまのしんぱいをしていたのです!…

 …やっぱりシロがオータムクラウドでびょうきになっちゃったときも、

 ごしゅじんさまはこんなかんじだったのかなぁ?…

 とにかくシロとハティちゃんはずぅっとじょうおうさまの手をにぎってて!…

 早くなおるように!っておいのりをしていたのです!…

 そのとき何かふわってあったかくなる何かをかんじたのですが…

 あれは何だったのだろぉ?…おいのりがきいたのかなぁ?…

 …ちゃんときいてたらいいのですがぁ…

 --------------------------------------------------------------------------------


__数十ページ目の回想……


「おかあさま!…おかあさま大丈夫ですか!?…」


「じょ、女王様ぁ…」


あの大会開催の報告の後、女王は自室に…その際寝床へ横になり…

辛そうな感じで若干息を荒くする様子を露わにすると、

そんな女王の様子にシロとハティは心配!…

それぞれ不安そうに声を掛ける!…

特にハティはまるで女王が危篤状態になった様な慌てようを見せると、

女王の手を握って必死に呼び!…

と、一方でシロは如何したら良いのか分からず仕舞いで戸惑って居り!…

ただ同じく女王様の事を未だ母親と呼べない…

他人行儀な様子を露わにすると、ジッと女王を見詰めていた!…

するとそんな二人の心配する様子に気が付いたのか…

女王はゆっくりと動きを見せると、次には二人に声を…


「ッ……あ、あぁ…だ、大丈夫…少し興奮をし過ぎただけです…

ちゃんと休めばこれ位…ッ!…ケホゴホ!!…」


「ッ!?…お、おかあさま無理はしないで!!…

とにかく休んでて欲しいのです!!…

ハティ!!…自分の事は自分で出来ます!!…」


「……あぁ…心配を掛けてごめんなさいねぇ…

…じゃあおかあさん…ちょっとだけ休む…ッ…」


それは勿論安心させるつもりで二人に声を!…

しかし見るからに強がっている事が良く分かり!…

その顔色も悪く逆に心配をさせる事になって行くと、

ここで止め!とばかりに咳き込む!…

となるとそんな女王の様子にハティも更に慌てて見せる!…

その際後の事は大丈夫!とばかりに声を掛けると、

更にその女王の手をギュッと握り!…

と、そんな必死のハティの様子に女王もフッと…

徐々に眠気が襲って来たのか目を閉じる…

この時最後に二人に迷惑を掛けた事に対して謝って見せると、

そのまま呼吸をして居るかどうかも分からない位に静かになる!…

まるで事切れた様なそんな反応を露わにする!…

だが二人はただ女王が眠っただけだと言う事を分かっている様子で、

この後然程慌てる事は無く…


「…ッ!…寝ちゃったのです…」


「…ッ……ッ~~~……」


「…ッ!…ハティちゃん……ッ…」


シロは女王が寝てしまった事を口に!…

一方でハティは未だ心配をしている様子で手を握り!…

まるで藁にも縋る思いの表情を浮かべて行くと、

静かに涙を堪えて見せる!…

と言うのも勿論まだ死んだ訳では無いので、

別に悲しい!と言った訳では無いのだが…

やはり子供ながらに不安を命一杯感じて行くと、

心が未熟な分来るモノがあり!…

と、必死に不安を押し殺そうとする様子にシロも気付き…

思わずハティの事を呼んで行くと、次には釣られて不安そうな表情を!…

しかし同時にある事を思い付いた様子で行動に出る!…


__…ッ!…トトトトト…スッ…ギュウ!!…


「ッ!…お、おねえさま?…な、何を?…」


シロは徐にその手を握っているハティの元へと近付いて行く!…

そして同じ様にその倒れ込む女王を目の前に…

スッとそのハティが握っている手に自身の手を重ねて行くと、

包み込む様にギュッ!と握る!…それは絶対離さないよう力を力を入れると、

その突然のシロの行動にハティも戸惑い!…が、シロは御構い無しに握り続け!…

その戸惑うハティに対してクルッと振り向いて見せると、次に笑顔で返事をする!…


「…えへへへ~♪…

…こうやって女王様にシロとハティちゃんの元気を送るのです!…

女王様は強いのです!!…だからこんな事で負けたりはしないのです!!…

…でもやっぱりヨワヨワになったら女王様でも!…

ご主人様でもやっぱり負けちゃうかもしれない!…

だからこうして元気を送って応援するのです!!…」


「ッ!!……」


それはシロなりに思い付いたハティを励ます言葉!…

及び女王に活力を与える方法で!…

その際シロも女王が強い事を知っている様子で言葉を口に!…

だが弱ってしまえば意味が無い!と…

何ならマサツグもそうなるだろう!と悟った具合に話を持ち出し!…

こうして自身の元気を手を介して分け与えて居る事を続けて話すと、

それを聞いたハティはハッ!と…シロに対して驚いて見せる!…

と言うのもその話の内容からすればほぼほぼ眉唾物でしか無いのだが、

自分を気遣ってくれている!…

更には女王の事も心配をしている!と言うのが非常に分かり!…

となるとシロの言葉を思わず信じ!…

シロもそんなハッとしたハティの様子を見て更に励ます様に!…

言葉を続けて口にすると、その手に更に力を籠める!…


「…一人戦って勝てないなら!…二人で戦って!!…

それでも駄目なら三人!!…応援をする事は信じる事!!…

そいつを信じるって事は自分の仲間だって事で!!…

ダチを助けるのが当たり前!!って、ご主人様も言っていたのです!!…」


「ッ!!!……おかあさまはダチじゃなくてお母様なのです!…」


まるで力説をする様に言葉を口に!…

決してハティが一人じゃ無い事をシロが語ると、

マサツグの受け売りか何か自論を!…

しかしその内容と言うのは若干違い!…何でも女王は母親ではない!…

さも友達である様にまんまマサツグの言葉を口にすると、

ハティもそこに引っ掛かった様子!…呆れた具合にツッコミを入れる!…

その際ハティがムッと軽くしかめっ面になって見せると、

シロもそんなハティの様子に気が付いた具合で戸惑い出し!…


「ッ!…ア、アレ?…じゃあえぇ~っと?…」


「…プッ!…ッ~~……でもいいのです!…ハティも…

ハティもお姉様と一緒に元気を送るのです!…」


「ッ!…ッ~~!!…はいです!!…」


何かプレミしたプレイミスした?とばかりにオロオロし出し!…

そんなシロの様子にハティも思わずプッと噴き出す様にして笑ってしまうと、

そのまま笑顔で流してしまう!…

そして次にはシロの言葉を信じる様に返事を口に!…

その際シロに負けじとギュッ!と…女王の前足を握って見せると、

シロもそんなハティの様子にこれまた気が付いた様子!…

喜ぶようして返事をする!…さてそうしてその大会が始まるまでの間、

二人はこうして女王の様子を見ながら看病をし!…

と、この時二人はまだ気が付いて居ないのだが実はある兆候が!…

それは共に手を握っていたせいと二人は勘違い!…

しかしその実はある力が芽生えそうに!…

だがそれは最後まで顕現する事は無かった様子で、

当日女王は何とか復帰に成功する!…

その様子に二人も一先ずはホッと安堵するのであった!…


さて今回はここまで!…

色々とシロの書いている日記からお話を抜粋して紹介をして来た訳なのだが、

もしかするとこれまた更に続編が出るかもしれない!…

因みにこの意味深な書き方をして居る事で話の内容は誰が書いて居るのか?…

と言った疑問を持つかもしれないのだが、野暮な事は聞かないと言う事で…

もしまた続いた時はまたその時はその時!…

六度楽しんでくれたらと心からそう願う一方!…

また読んでくれる事を心より同じく願うばかりである!…

それではまた!…次回に!!…

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感想 63

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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

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