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-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-
-第七章九十一節 落ち着き所?と最終決戦へ!と自由な面々!- 第七章終話
しおりを挟むさて朝から騒がしい様子を見せるのもほんのつかの間!…今日はデグレアントとの
決戦の日で!…誰もが朝食を食べ終え直ぐに宿屋の外へと向かって行くと、次には
ミサカやハンドレットの言っていた通りに!…その決戦に備えて最後の準備にへと
掛かって見せる!…それは自身のアイテムの貯蔵や武器の状態等を確認すると、
確認を終え次第隊列を作り!…それは徐々に長蛇の列を成して行き!…仕舞いには
まさに軍隊!…各々が物々しい雰囲気を放って行くと、侵攻はまだかまだか!と
言った様子でウズウズとする!…そして今日と言う日にはもう一つある事が
関係しており、ミサカは未だ来ないマサツグを呼ぶ様に!…
「…マサツグくぅ~ん!!…そろそろ出発しないと~!!…
結婚式に間に合わなくなっちゃうよぉ~!?…」
それはミサカが各々の隊列を見ながら言葉を口に!…相手に馬鹿にされないよう
キッチリ!…やるからにはトコトン拘る姿勢で色々と指示を出しながら…まるで
起きて来ない息子に呼び掛けるよう早く来い!と言ってマサツグに声を掛けて
見せると、この時チラッと宿屋の中を覗く!…その際ある事も仄めかして行く!…
そしてここで仄めかした言葉と言うのは[結婚式]と言う言葉で、今日はリーナと
馬鹿王子の結婚式が行われる日であり!…
「ッ!…分かってるよぉ~!!…もう少しだから待っててくれぇ~!!…
…さてこれでいいかな?…よし!…」
と言った所でその宿屋からも返事が一つ!…中を覗いて来るミサカに分かって
居る!と…この時マサツグは食器を洗い!…全てを片付け元の位置にあった所へ
仕舞って行くと、次には満足げ!…自身の準備に掛かって行く!…となると
何とも律義と言うか何と言うか?…ある意味で緊張感に欠け!…だがそれは
ある意味必要な事であり!…と言うのもシロとハクが見ている手前!…教育上
ちゃんとしている所を親として見せなければいけない!と…何ならグレイスも
居る事からそう言った事を徹底するそんな様子を見せて居ると、マサツグが
動き出した事でシロとハクもピクッと動きを!…更にはグレイスも動きを見せる!…
__ッ!…ガタタッ!…
「…行くの…ですね?…」
先程まで椅子に腰掛けて居た様子でさもマサツグの言葉が合図!とばかりに!…
シロ・ハク・グレイスの三人が席を立つと、グレイスがマサツグに声を掛け!…
それは宛らこの時を待って居た!とばかりに若干興奮!…しかしやはり何処か
緊張もしている様子で…最後の確認をするよう簡単にマサツグへ尋ねて行くと、
マサツグもそれに対してピクッと反応!…するとグレイスの方へ振り向き
返事をする!…
「ッ!…あぁ!…そろそろケリを付けに行かないとな?…
…色々と…狩りはキッチリ返さないとな?…」
その際マサツグも先程の洗い物のお陰か、迫り来る決戦の時に対して精神統一が
出来た様子で!…非常に落ち着いた具合にグレイスへ微笑み!…まるでこれから
狩りを始める様な…軽い雰囲気を見せて行くと、互いに因縁が有る事を口に!…
静かに闘志を燃やして行く!…それは決して表に出さない様に振舞って見せるが、
それでも何か憤怒の様なモノをチラチラと感じさせ!…と言った所でグレイスも
さすが女王と言った所か!…敏感にその憤怒を感じ取り、だがそれは自分も
同じ!と…
「ッ!…ッ…はい!!…」
若干怯む様子を見せるのだが持ち直し!…マサツグの言う事や態度に対して!…
何か勇気が分け与えられる様なそんなモノが感じられると、次にはグレイスも
恐怖を払拭した様子で返事!…グレイスも決意を固めて見せる!…因みに
そのグレイスの足元では最初から準備は出来て居る!と言った様子でシロと
ハクがアップをして居り!…今か今か!と言った様子でマサツグを見詰め!…
__ギュッギュッ!…ギュッギュッ!…ジィ~~~!!…
「…ッ!…ッ…じゃあ、行きますか!!」
まるで体育の授業で二人一組でやる柔軟体操の様に体を動かし!…シロとハクが
背中を合わせ!…お互いを背負い合う様な動き?…とにかく体のほぐし合いを
マサツグに見せる様にやって見せると、マサツグもそんな二人の様子を見て思わず
ある事を考える!…だが次にはそれを口にする事無くグッと飲み込む!…そして
次にはそんな二人に対してさも散歩に行くよう声を掛けると、シロとハクが元気に
返事をして見せ!…
「「ッ!…はいです!!」」×2
__ギッ…ギッ…ギッ…ギッ……ッ…ッ!?…
と、マサツグは大小共に白銀の狼を三頭連れて宿屋を後に!…もうここに戻って
来る事は無いだろう!と…これから死地に向かう事を改めて心の中で覚悟を
決めると、次にはその宿屋を出た所で途端に驚く事に!…と言うのもドワーフの
仕事ぶりを目にして行く!…そこにはあの空飛ぶ炊飯器によって大破した筈の
玉座がそこにあるのだが、前のモノに比べて更に禍々しくパワーアップしており!…
「…な、何これ?…」
「…だよね?…私もこれを見た時驚いた!…」
それは黒や赤を基調とした刺々しいモノとは打って変わって、更におどろおどろしく
変わり果て!…角が何本も生えている事もそうなのだが、その周りには恐らく
彫り物であろう骸骨達の姿がチラホラ見られ!…しかもその骸骨達は仕切りに
何かに対して助けを求める様な!…そんな尋常ではない様子が見受けられ!…
まるで地獄の責め苦を表現した様なそんな不気味で異様な玉座がそこに在るのが
目に映ると、マサツグは困惑した具合にそれを見詰めながら言葉を口に!…
ミサカも戸惑った様子で返事を零す!…何ならその玉座には席が五人分も
用意され!…まるで序列も設けられているよう高低差がハッキリとしており!…
「…何処に座る?…」
「…正直女王様より上に座る気には成れんのだが?…」
「だよねぇ~…」
となると今度はその用意された玉座の何処に座るか?でミサカが思わず話を!…
それは自分では決められないと言った様子で話して行き!…マサツグも何なら
本物が居る事で一番上には絶対に座れない!と言った戸惑い様を露わにすると、
ミサカもそれにはこれまた同意!…更に共に戸惑って見せる!…だがそんな事を
ウダウダと言っている時間は当然無く!…結果如何なったか?と言うと、
グレイスにはちょっと我慢をして貰う事に!…
「ッ~~~…あ、あのぉ?…こ、これは?…」
と言うのもやはり一番上にはマサツグが!…しかしそれではグレイスが!と言う事で
やはり気が引けてしまい!…因みにご本人はそう言った事を全く気にしていない
様子であり!…何なら良い機会!とばかりに!…他の冒険者達に混じって歩こう!と
する様子を見せて行くと、当然そんなグレイスの行動にマサツグ達!…
何なら他の冒険者達も恐縮した具合に止めに入る!…結果グレイスの立ち位置が
最終的に落ち着いた場所と言うのは、マサツグの膝の上で!…もっと分かり易く
言うとマサツグがグレイスを抱える事に!…そしてグレイスがシロとハクを!…
一つの玉座で大渋滞!…これにはグレイスも恥ずかしい!と言った様子で仕切りに
モジモジとして見せると、マサツグに頬を赤らめながら言葉を!…しかしマサツグは
謝る事しか出来なくなる!…
「…スンマセン…これしか方法が無くて…」
「ッ!…い、いえ!…そ、そのぉ?…ッ~~~…」
謝罪をしたのち素直に何も打開策が思い付かなかった事を口にすると、その言葉を
聞いてグレイスは逆に恐縮する様な!…それはもう恥かしさの余り縮こまる事しか
出来なくなり!…シロとハクを抱えてジッ!と…まるでこの羞恥が早く終わる事を
願うそんな様子を見せて居ると、その様子にシロとハク!…何かムスッとする様な
そんな反応を露わにする!…しかし一方でこの状況に楽しみを覚える様なそんな
複雑な気分も感じて居ると、次には下の方からミサカの声が!…
__…おぉ~い!!…ッ!…チラッ?…
最初その声はマサツグ達を呼ぶ様に!…となるとマサツグとグレイスが反応を
して見せ!…その際マサツグは動けない為!…グレイスが何とか首を伸ばして
その声の聞こえた方に視線を向けると、そこでミサカが跳ねてアピールをする
姿を!…するとミサカが更に話しは続けて行く!…と言うのもグレイスの願いが
天に通じたのか!…ミサカが言うにはもう一つ椅子を用意出来る!と言う話で…
「…ダメ元でドワーフさん達に聞いたらもう一個玉座用意出来るってぇ~!!…
今すぐ用意して貰うからもうちょっと待っててぇ~!!!…」
__ッ!…ッ…はあぁ~…
何ならミサカ自身もこれは如何か?と思ったらしく、本人曰くダメ元で!と…
そしてドワーフに掛け合った事を話して行き!…結果何とか出来た!と言って
少し待って欲しい事を更に続けると、その話を聞いてマサツグとグレイスも
ホッとする!…次には安堵の溜息を漏らす!…それは互いに色々と気不味い
モノがあったからで、とにかくこれで一安心!と…すると暫くしてドワーフ達が
マサツグの元に!…そして付くなり器用にそのマサツグの隣に玉座をもう一つ
設けて行くと、これでもか!とばかりに溶接!…絶対には外せない様にして
見せる!…その際ドワーフ達もまさかグレイスが出て来るとは思っても
居なかった様子で、一目グレイスの姿を見るなり!…
「ッ!…こりゃあ!!…またこげに別嬪さんが!?…
…ふむ!…やっぱ豪ぇ男には良い女子が集まるってもんじゃなぁ~?」
「あぁ~んだんだ!!…昔はオラの嫁さもそれは可愛かったモンだが…
今じゃ見る影もありゃしねぇからなぁ?…」
「…羨ましい限りじゃぁ~…」
伝承?…いや、本物のフェンリルがまさかこんな美人とは思っても居なかった
様子で驚きの言葉を!…そして作業をしながらさもマサツグが羨ましい!と
ばかりに!…サラッと自分の嫁を貶す言葉も漏らして見せると、一方で未だ
抱えられているグレイスは顔を真っ赤!…もはや乙女と化して行く!…そして
何も言えないままジッと玉座が設置されるのを待って居ると、ものの五分で
施工が終わり!…その新しく設置された方にグレイスが!…その際ハクを
抱えて座り!…マサツグは元の玉座に!…シロを抱えて座って見せる!…
さてそうして漸く準備が整った所でいざ魔王連合軍が動き出すと、途端に
その体から殺気を放ち!…
__ッ…バシュウウウゥゥゥゥゥゥ!!!!…ッ!?…
「こ、これは!?…」
「こ、これが!!…マサツグ殿達と同じ!!…冒険者!!…」
まるでもう本番!とばかりに…各々がやる気を出して途端に凶悪なモンスター!…
或いは戦士の様に振舞い出すと、その迫力にグレイスとラグナスがハッ!と…
驚きと戸惑い様を露わにする!…それこそこの光景が始まる少し前までは驚いたり
戸惑ったり!…或いは崇められたりして居たのだが、そこに居るのは本当に
地獄からの使者の様で!…と、その変貌ぶりに思わず言葉を!…何ならラグナスも
その中に混じり!…これがマサツグ達冒険者なのか!?と衝撃を受けて居ると、
ミサカが号令!…遂にデグレアントに向けて動き始める!…
__…出陣!!!…オオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!!…
ミサカが天高く吠えるよう杖を振りかざし号令を出すと、その号令に合わせて
各々も天高く吠え始め!…すると次には最前列から行進をし始め!…
その最前列の面々が町の門に当たり!…当然その門を開ける事になって行くと、
次には若干遠目ながらも堂々とデグレアント帝国が存在している姿を!…
そして既に相手側が防衛を固めて陣を形成している様子を目にして行く!…
それはずっと前から構えて居た具合にズラッと軍隊が並んでいる光景が見れる
のだが、そんな事など当然面々は御構い無しで!…
__ザッザッザッザッザッザッザッザッザッ!!…
「…さぁ!…最後の大戦と行きますか!!!…」
__ガシュンッ!!…ボボボボボボ!!!…キュラキュラキュラキュラ!!!…
一切怯む事無く各々は武器を手に前進して行き!…と、その光景を見てマサツグも
ボソッ!と…何か楽しくなってしまい!…思わず笑みを浮かべてジッとその光景を
見詰めて居ると、今度はパワーアップした玉座も動き始める!…それはドワーフ達
お得意の蒸気エンジンがうなりを上げると、次にはゆっくりと動き出し!…そして
その後続にはドワーフ達の戦車も続き!…ここまで今の所活躍と言えるものは
無いのだが!…ここからが本番!とばかりに!…同じく動きを見せて行くと、
まずは玉座が平原に出る!…そこからそれに続くよう戦車も両翼に展開する!…
__キュラキュラキュラキュラ!!!……ッ…
「…きおったか!!……フン!!…たったこれだけの兵力で!…
ここまで来た事だけは誉めてやらんとなぁ~?…」
一方その様子を見て未だ構えを崩さない者が一人!…それはジッと魔王連合軍が
展開するのを見詰めて居り!…その兵力差にも呆れるよう!…次には馬鹿にする
言葉も口にすると、全く相手として見ていない様子を露わに!…するとその者の
背後から一人の兵士が駆けて来る!…それはその馬鹿にする者に対して将軍と
言葉を掛けて行くと、デグレアントの王から動いて良い!と言う許可を貰って
きた!と…
「…将軍!!…我らが王より伝令が!!…今出撃の許可を!!…」
「ッ!…フンッ!!…どれ…」
__…チャキッ!!…ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…
となるとその言葉を聞いて将軍もピクッ!と反応を…すると次には暇潰しには
なるか?と言った様子でクッと笑い!…そして未だ軍を展開する魔王連合軍に
向かい拡声器の様なアイテムを手に取って行くと、次には声を上げ見せる!…
魔王連合軍へ向かい宣戦布告を口にする!…それは平原全体に響く様にして
大きく轟くよう聞こえて行くと、周りに居たであろう動物達を当然驚かせる事に!…
「…実力差を理解出来ぬ大馬鹿者共ォ!!!…よぉく聞けエエェェ!!!!…」
__ゴウッ!!!…バサササッ!!…ッ!?…
その際やはりマサツグ達の事を軽んじている様子で言葉を口に!…それは霊峰の
山肌に囲まれて居るからか反響して聞こえ!…静かに過ごして居たであろう
動物達の慌しく逃げて行く羽音?足音?がチラホラと散らばる様に聞こえて来ると、
そのデグレアント側の第一声に各々も反応!…まるで喧嘩を売られたヤンキーの
様な態度を露わにする!…しかしだからと言って勝手に先行する者は決して出ず!…
とにかく泳がせる様にその相手の様子を見て居ると、更にデグレアント側は調子に
乗るよう言葉を続け!…
「貴様等は愚かにも!!…
この我ら圧倒的力を持つデグレアント帝国に弓を引いたのだ!!!…
それは例え降伏する気になったとしても!!!…決して許されぬ事のない!!!…
報いをその身に刻む事になるであろう!!!……我が名は[ハドン]!!!…
[ハドン・シュライニヒル・デエヴァルツァ]!!!…
デグレアント軍・第二師団の将軍で有り!!!…軍の最高権力者!!!…
貴様等が今までに相手にして来たあの不甲斐ない者達とは違う!!!…
圧倒的格の違いと言うモノを見せてやろう!!!…」
やはり心酔し切っている様子でデグレアント!と…何なら全員奴隷にする!と
ばかりに捲し立て!…そして自身が何者なのか?まできっちりと堂々の口上を
して見せると、まさかの軍の最高権力者である!と言葉を…まるで自分が一番
偉い様に語って見せる!…そして他の師団の事を指しているのか?…それらは
宛ら前座!とばかりに更に語り!…その最後には兵士達へ向けて戦争を始める!と…
「…さぁ!!!…全軍!!!…戦の始まりだあああぁぁぁ!!!!」
__ジャキキキン!!!……ッ…ギッ…ッ!!…ハシッ!!…
これまたデカい声で叫んで行き!…それを合図に兵士達が一斉に身構える姿勢を
見せて行くと、次にはマサツグもスッと動きを見せる!…それこそ呆れた様子を
露わにする!…それは肘掛けに左片肘を突いて更にその腕で頭を支えるよう
もたれ掛かると、魔王らしく気だるそうな態度を露わに!…その際マサツグの
膝の上にはシロがすっぽり収まるよう座っており!…当然マサツグが体勢を変えると
シロも動き!…コロンと転がりマサツグの身体にもたれ掛かる様なそんな様子を
見せて行くと、慌てて落ちないよう縋り付く!…一方でマサツグはそんなシロを
知ってか知らずか!…これまた気だるそうに右手を上げる!…
__……スッ…ッ!…コクリッ……コンッ…
するとそのマサツグが上げた右手に対してミサカが何故か反応を露わに!…
一体如何やって気が付いたのか?…一段下に居る状態でチラッとマサツグの
居る方へ視線を向けると、次には軽く頷き!…そして杖を突きながらスッと
立つ!…そしてその前方に広がるデグレアント軍を見定めるよう全体を
チラッと見回して行くと、今度は徐に自軍の面々へ向けてある事を話し始め!…
「…全軍に告ぐ!…これが恐らく最後の大戦になるであろう!!…
ここまでの道中!…この光景を見る為だけにどれだけの時間を費やして来たか!!…
恐らく諸君も同じ感情で一杯となっている事であろう!!!……故に!!!…
我々は何としてもこの戦いに勝利をしなくてはならない!!!…
…我々が望む栄光の為に!!!…今一度諸君に問おうと思う!!!…」
この時これが最後になる!と…改めて今までを振り返る様に!…その気持ちを
確かめるそんな言葉を続けて行くと、勝利を絶対にモノにする!と言葉を…
そして更にある事を尋ねようとして見せる!…となるとそんなミサカの言葉に
思わず面々も戸惑って見せると、思わずどよめきそうになるのだが!…しかし
それを良しとしない様子でミサカは続け!…面々に向けて更に言葉を続けて行き!…
「私には少し!…ちょっとした憧れの有るシーンが一つある!!!…
それは仲間を助ける為に世界政府に喧嘩を売る場面で有るのだが!!!…」
「…ん?…ちょっと待て?…」
「え?…それはぁ…色々と大丈夫なんですか?…」
と言うのもミサカはこの場面だからこそ!とばかりに若干興奮!…今まさに
絶好の機会!と…その自身の憧れる場面と重ねる様にやりたい事が有る!と
言う事を口にすると、その聞き覚えのある場面に各々がピクッと反応を!…
となるとモツやハンドレットも覚えが有る様子で戸惑い出す!…その際その話を
聞く限り某・海賊王を目指す少年漫画の内容の様に聞こえて来ると、他面々も
同じ様に聞こえたらしく!…それこそ如何反応したら良いモノか?と表には
出さないが動揺が広がり!…一方でやる気満々なのか!…ミサカが更に一人
暴走をして行くと、次にはこれまた言葉を口に!…
「私は今からそれをやろうと思う!!!…だから諸君も!!!…
如何か付き合って欲しい!!!……アヤ君、聞こえるかぁ!?!?」
何でもミサカが言うにはその場面をみんなでやりたい様で、如何か付き合って
欲しい!と…と言うのが先程の質問の内容なのだが、もはや拒否権は無い様で…
とにかく一人話しを進め!…各々を更に困惑させる事態にへと発展させるが、
次にはアヤに念話を!…予め話しをして居た様子で嬉々として話す!…すると
アヤもその話を聞いた様子でミサカに返事をして行くと、最後の確認を口に!…
〈…聞こえてるわよぉ!!…って言うか本当にやるの?…
やったらトンデモナイ事になると思うけど?…〉
「構わない!!!…
元よりそのトンデモナイ事をする為にここに来ているのだ!!!…
…さぁ!!!…始めよう!!!…我々が巻き起こす!!!…
己が通りを通す戦いを!!!…」
因みにアヤは如何やらこの話に対してあまり乗り気ではない様子!…と言うのも
藪を突いて蛇を出す様なモノ!と言い…不用意に余計な喧嘩を売るものではない!と
それと無くミサカに話すのだが、憧れは止められない様子!…ミサカは構わない!と
返事をする!…その際元よりもう喧嘩を売る事をして居る!と更に嬉々として話して
行くと、念話の向こうのアヤは如何やら諦めた様子で!…一方でミサカは両腕を
広げてやる気満々!…各々を奮い立たせるよう言葉を続け!…そんなミサカの様子に
他の面々も呆れて諦める様な!…その一方でやはり面白そうだ!と徐々に乗り気に
なってしまうと、身構え始める!…一切デグレアントに怯まない姿勢を続けて
見せる!…となるとそんな様子に対してハドンもムッとして見せると、更に言葉を
続け!…
「ッ!…ッ…如何やら本当に理解の出来ない大馬鹿者共の様だな!?…
そこまで抵抗の意志を見せると言うなら!!…我々も完膚なきまでに!!!…」
如何やら一切怯む様子を見せない事に不服とし!…また拡声器の様なアイテムを
持って!…魔王連合軍の面々に向かい馬鹿にする様な言葉を吐いて行くと、
もう一度叩き潰す事を宣言!…しかしその一方で上空ではアヤがワイバーンに
跨り弓を構える!…その際狙うは城門に掲げられて有るデグレアントの国旗で!…
矢を番えて上空を旋回しながら飛行をすると、その矢を射るタイミングを静かに
計り始め!…
__カッ!!!…ギリィ!!!…ッ…
{…風の抵抗は強いけど!!…あの嵐の時に比べたら全然マシ!!…
…射角は大体この程度!!…あとはタイミングと集中を切らさなければ!!…
…いける!!!…}
宛ら狩りをする様に!…特に慌てる事も無く!…冷静に自分の置かれて有る
状況から如何すれば旗を射る事が出来るか?を考えて行くと、ここでスッと
昔の事を思い出す!…それをバックボーンに弓をギュッと引き絞る!…
そしてタイミングを見計らいグッと矢に祈りを込めると、次にはアヤの思う
最高のタイミングで矢を放ち!…するとアヤの思惑通りに矢は真っ直ぐ旗に
向かって飛んで行き!…
__カッ!!!…キイイィィィン!!!…シュボッ!!…バシュン!!!…
「ッ?!…な!?…」
「ッ!!…よし!!!…大当たりぃ~!!!」
アヤの放った矢は突如炎を纏い出し!…まるであの某・シーンの火の鳥とまでは
行かなくとも!…宛ら槍が降って来たかの様に見事旗の真ん中をズドン!と
撃ち抜き城壁に刺さると、旗は大穴を開けて更にチリチリ!と燃える!…すると
その突然の事にハドンもハッ!と気が付いた様子で戸惑って見せる!…そして
一方のアヤは思惑通りに行った事でやった!とばかりに喜んで見せると、次には
ハドンが当然の如く激昂し始め!…
「……ッ!!…ンン!!…ンンン!!!…
ンンンン~~~~~!!!!…きぃさぁまぁらアァァァァァ!!!…」
「ッ!…おっ?…」
その怒り様はまるで溜めてから爆発させる様に!…一度俯いたか?と思うと
小刻みに震え!…そこから徐々に身を丸めてさも某・超サ○ヤ人の様にバッ!と
体を起こして発狂すると、今にも血管が切れそうな勢いで鬼の形相!…
魔王連合軍を睨み付ける!…しかし一方の魔王連合軍側はそんなハドンの様子に
対してまるで見慣れた!と言った反応を露わにすると、次にはミサカが興味を
持った様子で言葉を零し!…と、一方でそんなミサカの様子に気が付いてか?…
更にハドンは怒りの言葉を!…
「これはれっきとした国辱だ!!!…もう絶対に生きて逃げれると思うな!?…
…例え逃げ遂せたとしても!!!…地の果てまで追いかけ始末してやる!!!…
我らデグレアントに喧嘩を売った事を!!!…後悔させてやるぞおぉぉぉ!!!!」
「ッ!…プッ!…フフフフ!!…ッ~~~!!!…」
国辱!と言って憤慨し続け!…自身の愛国心に誓って絶対に魔王連合軍を
始末する事を口にすると、一方でその様子を見て更にミサカがピクッ!と…
この時を待って居た!とばかりに笑みを浮かべる!…それこそあの場面とは
若干展開が違うのだが、それでも満足したの様子で!…と、そんな様子に
他の面々も嬉々としており!…誰もがもう次に口にする言葉を決めている
様子で若干言葉を溜めて見せると、次には全員が揃って同じ言葉でハドンに
返事!…堂々喧嘩を売って行く!…
__ッ~~~…臨むところだ馬鹿野郎おおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
「ッ!?…ッ~~~!!!…全軍に通達!!!…
これよりあの愚か者共を一人残らず殲滅する!!…
…但し楽に死なせるな!?…我らがデグレアントに歯向かって来た事を!!…
酷く後悔させながら始末しろ!!!…いいなぁ!!!」
それこそ武器を手に相手へ突き付け!…一致団結した具合にミサカの望みを
叶えて行くと、これが結果として開戦の合図に!…更にハドンを激昂させる
きっかけとなる!…となると勿論ハドンとしても一切怒りが治まり付かず、
すかさず次には全部隊に指示を出し!…この時一人たりとも逃がさない事を
続けて口に!…そして自身も出撃しよう!と…その手に武器を!…
__…ジャキンッ!!…ッ!?…ハ、ハハァ!!!……
何なら先程の拡声器のアイテムは怒りの余り握り潰してしまった様子で、
投げ捨てる様にして怒りを露わに!…となるとそんなハドンの様子に周りの
兵士達も恐々とし始め!…やはり何か支配されている様子を滲ませる様な!…
それでも従う様に傅き!…直ぐに進軍の動きを見せて行くと、その一連の
様子を見ていたマサツグは玉座にもたれ掛かったまま…その様子に心の中で
戸惑いを覚えては如何しようか?と悩み始める…
{……えぇ~っと?…何これ?…おいちゃんこの話は聞いて無いぞ?…
ってか向こうさんめっちゃ怒ってるし!…これ本当に大丈夫なのかぁ~?…}
一応右手を上げる所までは予定通り!…しかしその先の事!…この事態に関しては
全く知らず、表には出さないがこれは何!?と…その際カンカンに怒っている
ハドンの様子を眺めながら!…これが本当に大戦になるのか?と言った疑問を
思わずポロッと感じて居ると、遂に始まった大戦にシロとハクが思わず強張る!…
それこそシロはマサツグに!…ハクはグレイスにギュッとしがみ付くそんな縋る
様子をチラッと見せると、グレイスはハクを安心させるよう抱き抱える!…
一方のマサツグはこの時別の事を考え始めて行くのであった!…
-第七章-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編- 完
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これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
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社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
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食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
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2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
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元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
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【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
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【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
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神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
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45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
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2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
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【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
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欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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