どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-

-第九章九節 心配の杞憂と気付いた真意!と操舵室前の門番-

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さてマサキとリナが操舵室に向かっている一方!…

シルビィは影に溶け込む等と言った特技を駆使して!…

無駄な戦闘を避けて元のマサツグ達の泊っている部屋のある階層までやって来ると、

そこで騒がしい様子を耳に!…思わず心配をしてしまう!…

それはマサキが言っていた通りに万が一がやはり起きているのか!と想起させると、

シルビィの足を更に速くさせて行き!…

が、そこで見た次の光景はそんな心配を杞憂に!…寧ろ頼もしいと言った!…

そこに残って居た者達の勇姿を見る事になって行くと、思わずシルビィは唖然!…

陰からその様子をジッと見詰め続ける事になってしまう!…何故ならそこには!…


「ハクちゃん行くです!!!」


「はいですお姉様!!!」


__ガッ、ガッ!!…グイイィ!!!…ッ~~~~!!!!…


その部屋がある階層に辿り着くなりそこで既に戦闘の形跡が!…

そして何人か既にゴロツキがその場で倒れており!…

その内二人の背中の上にそれぞれ全体的に白い容姿をした幼女が二人!…

それこそマウントを取る様に跨っている様子が見えて来ると、

片方が徐に掛け声を!…するともう片方がそれに応じて返事をする!…

となるとその掛け声の後に二人が揃って倒れている相手の顎にスッと

両腕を伸ばして行くと、ガッチリその顎を掴んではそのまま背中を反らせて行き!…


「「ダブルエビゾリ固めぇ~~~!!!」」×2


__ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!………


それはまるで遊んで貰って居るかの様にプロレス?技を!…

その際さすがに身長差があるので追加で絞め技は出来ないが、

それでもしっかりホールドして!…

それこそレフェリーが止めに来なければヤバい状況を作って見せると、

一方でそんなプロレス技を見せる幼女二人に周りは慄き!…

助けるに助けられない様子を露わに!…

要は苦しむ仲間を前にして!…ただ見ている事しか出来ないで居ると、

その階層に二人のゴロツキの悲鳴が響き!…その凶悪性を物語って見せる!…

そしてその一方で勿論その幼女二人だけではなく!…

奥の方で何かもう一つ暴れている様子が見て取れると、

そこからも悲鳴に近い声が!…


「ヒ、ヒイイィィ!?…な、何なんだこのアマァ!?…」


「…ヘイヘイヘイヘェイ!!!…か弱い女の子に乱暴を働こうとするたぁ!!…

随分なサービスをしてくれんじゃあねぇの!!!…」


と言うのもその奥の方から聞こえてくる声に対しても

やはり女性に恐怖している様な!…

そしてこれまたやはりその口調は荒っぽく!…

こちらの方でももう化けの皮が剥がれた様子が聞いて取れると、

次には恐らくオリハの声であろう!…

そのゴロツキ達に対して好戦的な様子を露わにする!…

それは既に一回なにか無礼?…

或いは乱暴を働かれた様子で当然許せない!とばかりに

言葉にすると、敵意を見せて居る様子で有り!…

と、同じ方向から更にもう一人怒りを露わにする声も聞こえて来て!…


「貴様ら一体如何言うつもりだ?…

この様な事をして!!…ただで済むと思っているのか!?」


「ッ~~~!!!…つ、つええぇ!!…

な、何なんだ!?…コイツ等!?…ほ、本当に人間!?…」


「…片方は狼の獣人だけどな?…」


その声の主もやはりと言うか如何やら身内?からのモノであり!…

不義を叩きのめす!とばかりにそのゴロツキ達に対して!…

悪は徹底的に許さない!と…

今この様な事をさも生きて返さない様なそんな事を口にすると、

一方でそれを相手にしているゴロツキからはまたもや?悲鳴が…

何ならその声の主が人であるかどうかを疑い始める!…

それこそ先程の好戦的な身内も纏めて言っている様子で、

そのゴロツキの言葉にツッコミを入れる余裕すらも取って見せ!…

と、そんな様子を目にしてシルビィは絶句!…

物陰からジッとその様子を見詰め!…影を伝って近付いて行き!…

更にその争っている様子を事細かに確認をしようとすると、

そこには想像をしていた通りに!…

やはり身内達が交戦をしている様子を目にしてしまう!…


「おりゃあぁ~~~!!!」


「ッ!!…次は誰ですか!?…覚悟してください!!!」


__ヒ、ヒイイィィ~~~!!!!…


まず大の大人にプロレス技を掛けている白い幼女二人は言わずもがな、

シロとハクの二人であり!…何ならその際掛ける技にも容赦がなく!…

相手の体がこれ以上曲がらないであろう様子を見せて居ようが御構い無し!…

更に力を込めて逆エビ固め!…

もうそれこそ二つに折れてしまいそうなヤバい様子を幼女ながらに!…

掛け声を付けながら決めて行くと、一方でハクが周りに対して牽制!…

いやこの場合は次のチャレンジャーを求めて見せる!…

それは一度眠った事で元気になり!…いや寧ろ元気が有り余っている様子で!…

となるとそんな見た目以上にパワフルな幼女二人に周りも悲鳴!…

迂闊に近付けばこうなる!と…ただ本当に見ている事しか出来ないで居ると、

これまた奥の方では別ゲーをして居る様に無双を!…


「あ~らよっと!!」


「貴様等!!…歯を食い縛れええぇ!!!!」


__ぎゃあああああああぁぁぁぁ~~~~!!!!……


その奥の方で無双をしている二人と言うのはオリハとリーナ!…

オリハは相手の攻撃を巧みに躱し!…その勢いで相手に鋭い一撃を返して行くと、

そのワンパンでゴロツキ達を沈めて見せ!…

と、本来ならどっせい!と纏めて吹き飛ばしたい所ではあるのだが!…

ここはあくまでも飛行船内!…

もし何かの拍子に運航に障害が出ると不味い!と…

一応冷静な様子でオリハ的に控えめな攻撃であしらい続けていると、

一方でリーナはそんな事など御構い無し!…持ち前のパワープレイで圧倒する!…

それはリーナお得意の突き技を自身が更に応用したモノであり!…

相手に向かいコークスクリューブローを放って行くと、

もはや拳圧と言うべきか!…某・北斗剛○波の様なモノを放ち!…

となるとそんなモノを喰らった方も一溜りも無く!…まさに一撃一掃!…

誰も彼もが狭い通路で宙を舞い!…

そして二度と起き上がれない無双ぶりを露わにすると、

そんな二人にもまたシルビィは絶句!…が、同時に安心を覚えてしまう!…


さてそうなって来ると今度は部屋に居るマサツグやくまさんの心配と言った所に

なるのだが、それもやはり杞憂であり!…


__このおぉ!!…ヴワァカ者があああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!…ッ!?…


「ヒ、ヒイイィィ!?!?…な、何で!?…何でが!?…」


「ッ~~~!!!…こ、こりゃ大きいの!!…

もそっと声の大きさを何とかせい!!…耳が壊れると思ったではないか!!!」


そんな戦う四人の更に奥では馬鹿デカい声が!…それはシルビィをも驚かせ!…

一体何事!?とばかりに慌ててその声の聞こえた方へ視線を向けると、

そこには白熊の様な大男が鎧を着て堂々と通路を塞ぎ!…

ゴロツキ達を一歩も通さない仁王立ちの様子を見せて居た!…

と、そんな大男の姿を見てゴロツキ達も恐怖を露わに!…

何なら白い熊が居る!?と誤解をしており!…

するとその熊の様な大男の傍らにはこれまた狐耳を生やした幼女が居り!…

その幼女は耳を押さえて悶絶しており!…

次にはその大男に対して文句の言葉を口にすると、

如何やら二人はシロ達が居る場所とは反対側!…

逆側の階段を見張っていた!…


{ッ!?…な、何と言う圧倒的威圧感!!…あの方は一体!?…

…ッ!…と、その隣に居るのはフィロ様?…

と言う事は少なくともあの方は味方!…

だとすればここはもう安全と言っても過言ではない…}


そしてシルビィもまだその熊の様な大男とあまり面識が無いのか、

まだ誰なのか?が分かって居ない様子で!…

しかしその熊の様な大男の隣にフィロが立っている事から

少なくとも味方である!と…その声だけで威圧する姿に驚きつつも!…

ここはもう安全である!とその一連の様子を見て!…

シルビィが一人納得をしていると、ここで更にある異変にも気が付く!…

となるとシルビィは途端に耳を澄ませて状況把握に努め始める!…


__……ワアアアアァァァァ!!!…ッ!…ッ…


「おいコイツ等偽物だぞ!?」


「ッ!?…マジかよ!?…

を引いたって事か!?」


それは如何やら上の階層から異変となって聞こえて来ている様で、

更に一層騒がしくなった具合に慌しい声が聞こえ!…

と、シルビィもそれに気が付いた所で耳を澄まし!…

するとそこで聞こえて来る言葉と言うのは偽物!と…

今になって事態に気が付いた様子で有り!…その偽物の言葉を皮切り?に…

他でもそれが更に何か特別なモノであるよう!…

シルビィには少し分かり難い意味の言葉となって聞こえて来ると、

シルビィはそれらを聞いて悩む事に!…

だが同時に更に安心感を得る事になって行く!…何故なら!…


{…特殊なモノの更に特殊?…

…一体何の事を言っているのかは分かりませんが…

少なくともこれで更に味方が増えた様子…

こうなって来ると直に鎮圧も出来ると言った所でしょうか…

…となると次の不安は…}


明らかに他の冒険者達もこの異様な事態に気が付いた様子であるからであって、

となるとそれは自分達の味方も増えたと言う事実に繋がり!…

それこそ最初話を聞いてその意味に悩んでしまうが!…

しかしこれだけは分かる!とばかりに…徐々にマサツグの同業者プレイヤーである面々が!…

この事態の収拾に動き出す事をその話の内容から察して行くと、

もうマサツグ達の心配は要らない事に更なる確信を!…

と、同時にもう一つ別の心配事が浮き彫りになり出す!…

それは言わずもがなマサキ達の事であり!…

シルビィは直ぐにバッと動きを露わにすると、今度はマサキ達の後を追い!…


__スウウウゥゥゥン!!…


{…如何かご無事で!…大旦那様!…}


__スウウウゥゥゥン!!…ッ~~~~!!!…ッ!……ッ…


となるといつもの様に影へ溶け込み、誰にもその気配や音を一切悟られる事無く!…

マサキの心配をしつつ人の間を潜り抜け!…

その際すれ違う様に妙なやり取りを耳にして行き!…

思わず気になった様子でチラッとその妙なやり取りがある方へ

視線を向けると、そこで冒険者と船員が揉めて居る!…

それこそ一触即発な様子を目にして行く!…

それは冒険者の方が圧倒的に有利な状態を取って見せて居るのだが、

やはりその様子は可笑しく!…


「ッ!?…お、お客様何を!?…」


「ッ!!……コイツは違う!!…!!…

クソッ!!…ややこしく真似をしやがって!!!」


{ッ!…全員が全員敵ではない?…となると敵は如何やってこの船に潜入を?…

…とにかく急いだ方が良さそうですね!…何か嫌な予感が致します!!…}


この時その冒険者は船員の胸倉を掴んで一撃を見舞おう!と、

だが次にはハッと何かに気が付いた様子で反応をして見せ!…

すると徐々にその手を放して行っては途端に怒りを!…

と言うのも何か違う!と言い…本物である事を口にすると、

紛らわしいとばかりにそのまま解放し!…

と、一方で何が何だか分かって居ない様子で船員は困惑!…

しかしシルビィはその様子を見てしっかり理解!…

要は船員全てが敵になっている訳ではない!と…敵は船員になりすまし!…

この飛行船に潜んでいる!と言う事を把握すると、同時にその潜伏について!…

ふと疑問を持った様子で思わず悩む!…

だがそんな事で悩んでいる暇などシルビィに無く、

とにかくその疑問を隅に置くとマサキ達を更に追い駆け!…

一方で肝心のマサキ達はもうノリノリに乗っており!…


__邪魔じゃアアァァァァァ!!!!…ドガアアアァァァァァン!!!…


「…なんや嬢ちゃん!!…調子エェやないかい!!…

これなら安心して背中預けられそうやで!!…」


「ッ!…へ、そっちこそ!!…ここまで俺様の動きに合わせられるなんざぁ!!…

今まで誰一人として居なかったぜ!!!…アンタ!!…やるじゃねぇか!!!」


もはや暴走機関車の如く敵を蹴散らし!…

一直線にセルゲイが居るであろう操舵室に向かって行くと、

この時互いに調子が良い!とばかりに…褒め合う言葉を口にする!…

その際マサキがさも調子が良い様にリナへ背中を預けられる事を

ポロッと漏らすと、リナもそれを聞いて不敵に笑い!…

と言うのもリナも初めてとは思えない程にフィーリングが合う!と…

何なら今までついて来られるモノは誰一人として居なかった事を明かして行き!…

マサキの事をさも只者ではない様に言って見せると、好調も好調!…

更にゴロツキ達を吹き飛ばして行く!…

尚幸運な事に今まで吹き飛ばして来た船員?達は漏れなく全員偽物!…

ノーミスを貫いて居り!…が、そんな好調もずっと続く様ではないらしく!…

二人の目の前には漸く操舵室の案内が!…

と、それを見て更にスパートを掛けて行くが!…


「…ッ!!…操舵室の案内!!…もうちょっとや!!!」


「おうよ!!…ッ!!…いやちょっと待て!!!」


__ッ!!…ザザアアアアァァァァァ!!!…チャキッ!!…


それはマサキが案内を見つけてリナに頑張るよう励ましの言葉を掛けた辺り!…

となるとそれを聞いてリナもマサキに返事をして見せ!…

まるで戦友の言葉に対して自分も檄を飛ばそうとするのが、

そこであるモノを目にして途端に注意を促し!…

と言うのも二人の目の前にはまるでゴーレムの様な男が居座っており!…

それこそ操舵室の前で堂々身構えて見せ!…

侵入者を拒む様なあからさまな態度を取って行くと、

マサキ達もそれを見るなり否応なしに足を!…

急ブレーキを掛けて警戒をする!…

するとそのゴーレムの様な男もマサキ達に気が付いた様子で、

マサキ達に言葉を発し!…


「…ココカラ先ハ一歩モ通サン!!…」


「ッ!?…な、何やそのガラガラ声は!?…

思わず[天龍]かと思たわ!!…」


「ッ!…テ、テン?…な、何だそれは?…」


それは恐らくマサキ達に対して敵意を露わにしているのであろう!…

だがそのゴーレムの様な男の声は独特のガラガラ声で聞き取り辛く、

宛ら某・人気プロレスラーの様な!…

しかしそれでも何とか何を言っているのか?は聞き取れた様子で!…

思わずそのガラガラ具合にマサキがツッコミ!…

そのツッコミにリナも思わずえっ?とばかりに戸惑い様を露わにすると、

一方でそんな二人の事など御構い無し!…

そのゴーレムの様な男は襲い掛かる!…


__…ッ…ダンッ!!…ッ!!…


「ウオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!」


その際別に何か特殊な攻撃をして来るとかでは無い様で、

身を丸めて見せるとマサキ達に向かい突貫を仕掛け始め!…

何ならこの時その向かって来る様子と言うのは、

まるでゴマ団子が転がって来て居る様に見える始末で!…

肌の表面と言うかゴツゴツ具合が…

身を丸めて突っ込んで来る様子はまさにそれで!…

掛け声を上げながら向こう見ずにただ真っ直ぐ突っ込んで来ると、

リナもそれを見て余裕とばかりに反撃に動き!…


「…ヘッ!!…ただ突っ込んで来た所で!!…

俺様からすれば訳わねぇ!!!」


__ダンッ!!!…バシュンッ!!…ッ!!…


と言うのも自分達には敵わない!と意気込んで見せると、

お得意とばかりにそのゴーレムの様な男に向かい大きく踏み込み!…

が、別に同じく突っ込んで行くとかでは勿論無く!…

そのまま踏み込んだ足に力を入れ!…

その場で大きくゴーレム男の頭上に向かい跳んで見せると、

その手に持っているデッキブラシを構えて見せる!…

それこそゴーレム男の頭に狙いを定めて行く!…

その際さもハンマーを振り下ろす様に構えて見せると、

この一撃で終わらせる!と…


「その脳天カチ割って!!!…さっさ終わりにしてやるぜ!!!」


__グオンッ!!…ガッ!!…バキイイィィィ!!!!…


「ッ!?…な!?…」


落下の勢い×更に縦回転!…宛らそれはまるでハンマーゲームの様に!…

真っすぐリナがそのゴーレム男の頭に向かい!…

デッキブラシを振り下ろして見せると、

デッキブラシのブラシ部分が丁度ゴーレム男の頭頂部に!…

しかしここである意味で驚くべき光景を目にして行く!…

と言うのもここに来るまでの間に酷使し過ぎてしまったのか、

リナの持つデッキブラシは見事に柄の部分から折れてしまい!…

その際デッキブラシの残骸は辺りに散乱する事に!…

と、一方で折れたデッキブラシにリナも驚き!…

思わず戸惑いの声をハッと驚いた表情で漏らしていると、

ゴーレム男もふと気が付いた様子でピクッと反応をして見せ!…


「…何ナンダァ?…今ノハ?…」


それこそさも殴られて初めて気が付いた様な反応を露わに!…

と、その反応からノーダメージと言うのもしっかり分かり!…

何ならまるで某・気が昂るブロッコリーの様に!…

何をされたのか?がイマイチ分かって居ない様な口振りまで漏らして見せると、

構わずそのまま突貫!…一方でバランスを崩したリナが慌てて見せる!…

それは丁度真っ直ぐゴーレム男の目の前に降って来るよう落下をすると、

このままだとゴーレム男の突進を真正面から受ける事に!…


「ッ!?…マッズ!!」


「ッ!!…嬢ちゃん危ない!!!」


この時デッキブラシを壊してしまった為かバランスを崩す事になり!…

受け身を取りたくとも取れない!…

ただ藻掻く様にして慌てながらゴーレム男の目の前へと落下し続けて行くと、

ここでマサキが動く!…

当然見殺しにする訳には行かない!と我が身を顧みず足を踏み出す!…

その際言っても無駄だと分かって居ながらも危ない事を口にすると、

ゴーレム男も目の前を横切る様にしてリナの体を受け止め!…


__グッ!!…ババッ!!!…ズシャアアアァァァァ!!!…


それは間一髪の所でギリギリ回避!…マサキが思いっきり足を踏み出し!…

落下して来るリナをお姫様抱っこでガッチリ受け止めて保護をすると、

そこから更にバランスを崩す様にしてスライディング!…

更に体全体で受け止め落下の衝撃を和らげて見せる!…

一方でゴーレム男はそのまま前を見ずに適当な所で壁にドカドカ!と

ぶつかって行くと、次第に勢いを失い止まり!…

するとこれまた一方ではリナがふと違和感に気付き始めた様子で!…


「ッ~~~~!!!……ッ…ッ!?…え!?…」


その際被弾を覚悟した様子でリナは身を固めており、

目と口をギュッと閉じてはプルプルと小刻みに震えて見せ!…

しかし実際はそんな強い衝撃等はその身に一切感じておらず!…

となると次には疑問を少しづつ感じ始め!…

恐る恐る目を開けて辺りを確認!…

一体何が起きたのか?を自身の目でチラッと見回し始めると、

そこで自身の下敷きとなっているとマサキの姿を見つける!…

すると途端に困惑の表情も浮かべて見せる!…

何ならそれと同時にえっ?と戸惑いの言葉も漏らして行くと、

マサキはマサキで尻でも打ったのか苦痛に顔を歪めて居り!…


「ッ~~~!!!…タタタタ!!…

…あ、案外間に合うもんやなぁ?……嬢ちゃん無事か?…」


「ッ!?…あ、あぁ!!…す、すまねぇ!!……だ、大…丈夫…だ……ッ…」


が、次には自分も無事である事に若干驚き!…

と、同時に更に今度はリナの心配を露わにして見せ!…

先程の事で怪我は無いか?と…まるで当然の事の様に!…

サラッとリナの心配を口にして行くと、

リナもハッと我に返るよう目を見開いては慌てて返事!…

マサキへ助けて貰った事に謝罪をする!…

その際まるで乙女の様に顔を真っ赤にしながら大丈夫である事も

口にすると、余計に縮こまる様なそんな反応を露わにして行き!…

しかし当然ながらそんな事をしている場合では全然なく!…


__…ガコッ!!…ベキッ!!…メキョッ!!……


「ッ!!…おいおい!!…壁に減り込む程突っ込んどったんかい!!…

…さて如何したモンやろか?…明らかに嬢ちゃんの攻撃は効いて無かった様やし…

アレを相手にするんは間違い無く骨が折れるやろし!!…

…かと言って時間を掛け取る暇もない!!…

…ここは素直に援軍が来るのを待つか、それとも…」


倒れているマサキ達の背後からはこれまた異音が!…

それはまるで鉄製の何かを捻じ曲げこじ開け!…

さも這い出ようとしているそんな音の様に聞こえて来ると、

マサキもそれに気が付いた様子で慌て始める!…

その際音からもう相手が如何なっているのか?が分かってしまうと、

ついついツッコミを口に!…

と、同時にその化け物染みた男の対処で悩み始める!…

この時その頭の中でリナがやって見せた一連の様子を再生すると、

自分達では対応し切れない!と考えたのか…援軍が来る事を願おう!と…

が、そんなマサキの考えを否定するよう次にはリナが言葉を口に!…


「…ッ!!…!!…」


「ッ!…え?…」


と、それはハッと我に返る様で!…何なら更に奇妙な事に!…

まるで自身のキャラを忘れたかの様な!…

リナが自身の事を[あたし]と言って考えがある事を口にすると、

そのリナの言葉にマサキも戸惑い!…思わず気の抜けた返事をする!…

その際二つの意味でマサキは収拾が付かない!と言ったそんな様子も露わにすると、

一方でリナは余程自信が有るのだろうか!…

自分に任せろ!とマサキに押しに押し続け!…


「こ、今度は大丈夫!!…今度こそ!!…

今度こそ!!…」


「じょ、嬢ちゃん?……ッ!!…」


それこそ今度は大丈夫!と…その際まるで恋する乙女の得意技である様に!…

ピーカブースタイルで上目遣い!…

そしてさも名誉挽回!とばかりにリナが必死になって主張をすると、

その必死具合にマサキも押されに押され!…更に戸惑い様を露わにする!…

それはリナの必死具合にも当然なのだが、

何より一番に驚くのはその一人称の変わり様で!…

と言うのも自分の事を[あたし]と呼んでいる時の方が自然に聞こえ!…

では何故俺様と名乗っているのか?…不意にそんなくだらない!…

変な事で悩んでしまうと、一方でそんな事を考えている場合ではない!…

ゴーレム男がまたマサキ達に向かい身構え始める!…


__ガゴオォ!!!…ッ!……ズッシャ!!…ズッシャ!!……グッ!!…


「…フウゥ~~ン!!……今度ハ…外サナイ!!…」


それは漸く穴から抜け出て来た様な音を立てると、

自身の目の前に何も居ない事に気が付き!…

と、それを確認するとゆっくりマサキ達の居る方へと振り向き始め!…

そこで二人の姿を確認して行き!…

改めてグッと腰を落としてまた突進の構え!…

突っ込む事しか頭に無い!…

脳までまさに筋肉で出来ている様なそんな一つ覚えの様子を露わにすると、

今度は逃がさない!と口に…その構えだけで圧を放つ!…

となるとそんな様子を見てマサキも更に慌てて見せると、

もう考えるのが面倒になったのか!…


「ッ!?…また突っ込んで来る気か!!……しゃ~ない!!…

嬢ちゃんに任せるで!!…さっさとコイツをぶっ飛ばして!!…

元凶もサクッとやってまわな!!!…」


「ッ!!…あ、あぁ!!…任せてくれ!!!…

…何ならとびっきりの登場の仕方をしてやろう!!!」


「ッ!…とびっきりの…登場の仕方?…」


次には自信満々のリナに策を一任して行き!…

その際まるで時間が無い事を仄めかす様に!…

出来るだけサクッと倒せる様に急ぐ事を口にすると、

リナはやはり自信満々に返事を!…

さも出来る様子で笑って見せる!…

それはまた元の調子に戻った様子でマサキの言葉に対して

任せてくれ!と、何ならその策にはもう一つ利点がある様子で

話しをし始め!…

と言うのもこの時リナはその事を登場!と意味深に話しをして行き!…

となると一方でそんな話に理解が出来ず!…

マサキが思わず悩む様子を見せて居ると、そんな事など御構い無し!…

ゴーレム男が突っ込んで来る!…


__ザッ!…ザッ!…ザッ!…ザッ!……ッ…ズドドドドドドドド!!!!…


「ウオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!」


この時やはり猪か何か獣なのか?…まるで床を蹴り易い様に整地をすると、

次には意を決した様にまたマサキ達へ向かい突貫をし始め!…

その際また気合を入れるかの様に掛け声を付け!…やはり前を見る事無く

さも転がる岩と化し!…一方でゴーレム男が向かって来た事で!…

マサキもまた慌てて立ち上がり!…リナもその向かって来るゴーレム男を

見据えて!…スッと身構える様なそんな素振りを露わにすると、

途端にマサキへ声を!…ある驚くべき事を口にする!…


「ッ!!…いいか!!…

アイツが向かって来た!!…

アイツの!!…」


「ッ!?…ハァ!?…」


と言うのもリナはその向かって来るゴーレム男をまともに相手にする気など

毛頭無い様で、寧ろ向かって来た所を利用する!と…具合的にはゴーレム男に

飛び付くとだけマサキに話し!…となるとそんな話を聞かされたマサキは

当然戸惑い!…一体何事!?とばかりにその真意を求めるよう!…

困惑の言葉を零して見せるが、リナは笑顔で大丈夫!と…

マサキに細かな説明を一切しようとしない!…ただ!…


「大丈夫!!…飛び付けたらこっちのモンだ!!!…

後は適当な所に向かって突進させれば!!…」


「ッ!?…ん、んな無茶な話がある!!…

って、言うかそれホンマに大丈夫なんか!?…」


妙に根拠がある様で、飛び付けたらこっちのモノ!と…

何ならアバウト過ぎる説明も追加で口にしつつ!…

一方でそんな話を聞かされたマサキは更に困惑!…

その説明が一切説明になっていない事をツッコミ始め!…

仕舞にはそのリナの考えが本当に合っているのか!?と言った…

疑いの言葉を掛けて行くが、

もうそんな事をあぁ~だこぉ~だと言っている時間は全然無く!…

目の前にその件のゴーレム男が迫って来るのを見るのであった!…

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【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話 主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉 神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく…… ※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!! 内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません? https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
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魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~

仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。 祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。 試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。 拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。 さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが…… 暫くするとこの世界には異変が起きていた。 謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。 謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。 そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。 その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。 その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。 様々な登場人物が織りなす群像劇です。 主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。 その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。 ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。 タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。 その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。

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