52 / 181
2. 依頼
エピローグ
しおりを挟む
村を出発した翌日、僅かに日が傾きかけた頃学院に戻れた俺たちは、早速依頼の顛末を報告しに向かった。
報告を終えると、生徒の依頼を担当するフィディー先生は、細い目を大きくして驚いた。
「……話は協会からの連絡を待ってからにします。とりあえず、今日はもう休みなさい。お疲れさまでした」
「はい。失礼致します」
シルファに続いて、俺たち三人も部屋を退出する。怒られることを覚悟していたけど、今は免れたみたいだ。先生の表情も怒りを堪えているような感じじゃなかったし、そこまで悪い事態にはならなそうで安心した。
廊下を歩いて建物から出る。まだ授業中らしく、すれ違う生徒はいなかった。
「皆、今回は本当に良くやってくれたわ。ありがとう」
「そんな! 私なんか、足を引っ張ってばかりで……」
「それはもう言わないって約束しただろ、フルル」
「そうそう。それにフルルだって、リズさんの傷を治したり、頑張ってたじゃないか」
コホン、とシルファが咳ばらいした。
「フィディー先生も仰っていた通り、今日はゆっくり休んで、明日からに備えましょう。それとフルル、明日授業が終わったら、教室で待っていてくれる? 早速一緒に魔法の練習をしたいのだけど」
「は、はい! 勿論です!」
「ねえねえシルファ、僕は?」
「貴方はまだ同じチームじゃないわ。……まあ、多少は認識を改めたけど」
「やった! なら僕も一緒に――」
「駄目よ」
相変わらず、シルファはシイキに厳しかった。シイキの肩ががっくりと落ちる。もうこの四人でチームを組んでもいいと思うんだけどな。
「それとユート、この後保健室に行くわよ」
「え、なんで?」
「あれだけ激しい動きをしたのは貴方だけよ? 念のため診てもらいなさい」
「ん、分かった」
特に用事があるわけじゃないし、そのくらいなら別にいいか。
「それじゃあ、ここで解散よ」
シルファの言葉で、シイキとフルルは寮へと向かった。見るからに足取りが重くなったシイキを、フルルが慰めてながら歩いていく。あの姿を見て、シルファはどう思っているのだろう。
「あれ、シルファは戻らないのか?」
「ユートがちゃんと保健室に行って、診察を受けたのを見届けてから戻るわ」
「そうか」
何だか過保護というか、心配しすぎな気もするけど、俺に断る理由もない。俺とシルファは並んで歩き出した。
「……ユート、ありがとう」
「え?」
唐突な礼の言葉に、小さく頭を傾ける。
「アイさんを助けようと言ってくれて。……あの時、私だけじゃ魔導士の人と一緒に行動することはできなかったと思う」
「……もしかして、シルファも最初から助けに行きたかったのか?」
シルファは無言で頷いた。
「勘違いしないで。無謀だと思ったのは事実よ。あの時点じゃ逃げるのが一番だったって、今でもそう思う。けれど逃げることを選択したら、フルルじゃないけど、ずっと心に残ったでしょうね」
どこか遠い目をしていたシルファが、俺に向き直る。
「そして、こんな充実した気持ちで依頼を終えることもなかった。だから、ありがとう」
「いや、俺はただ、自分の気持ちに従っただけだ。俺のわがままに皆を付き合わせちゃって、悪いと思ったくらいで」
苦笑いを浮かべる俺に、シルファは首を横に振る。
「ユートはそれでいいの。その素直さはあなたの良いところよ。それに心を動かされる人も少なくないと思う。私も含めてね」
「シルファ……」
「勿論、それが良く働かないこともあるでしょうね。けれどその時は私が、ううん、私たちが支えるわ」
「……ありがとう」
ああ、やっぱりチームっていいな。そんな自分の気持ちを素直に口にする。
「シルファと同じチームになれて良かった」
「っ! ……そ、そう。まあ当然かしら」
「あ、そうだ。シルファもさ、たまには素直になったらどうだ?」
「え、えええええ!?」
「ほら、シルファってよく本音を隠すというか、気持ちをはっきりと口にしないことあるだろ? けどずっとそんなんじゃ、あまり良くないと思うんだ。だからこういう、何もないときくらい、自分に正直になってみないか?」
「そ、そんな、こんな、いきなり……!」
足を止めたシルファは体の前で手をぱたぱたと振り、目を忙しなく泳がせてる。流石のシルファも、急に自分を曝け出せって言われて動揺しているみたいだ。
ふと、ここが廊下のど真ん中だということを思い出す。そうか。こんないつ誰が現れるか分からないような場所で話せって言われても困るよな。
「シルファ、こっち」
「ふえっ!?」
俺はシルファの手を引くと、廊下の突き当たりまで歩き、曲がってすぐにある階段の前で止まった。ここなら廊下からは見えないし、誰かが降りてきても音で分かる。それに廊下の端にあるこの階段は人通りが少なく、内緒話にはもってこいだとフレイから聞いていた。
「これで話せるか?」
「こ、ここは、噂の、なんで、ユートが知って……?」
まだ躊躇っているのか。そう言えばシイキが言ってたな。人に嫌われたらって思うとなかなか本音を言い出せないって。シルファもそう思っているのか? なら――
「大丈夫だ。俺はどんなことを打ち明けられても、シルファのことを嫌いになんかなったりしないから!」
「あ……」
シルファは顔を真っ赤にすると、口をぱくぱくとさせて俯いてしまった。心の準備をしているのかもしれない。俺は静かに待った。
「……あ、あのねっ」
「ああ」
アン!
ん?
ふと足元を見ると、そこにはジェンヌ先生が契約を交わしている子犬の精霊がいた。
「……邪魔をしてしまったかぁ?」
そして廊下からジェンヌ先生が顔を覗かせる。……全然気づかなかった。まさかジェンヌ先生は、じいさん並みに気配を消せるのか?
「じぇ、ジェンヌ先生!?」
「今は授業中なんじゃ」
言い終わる前に、授業の終わりを報せる鐘の音が鳴る。少しもしないうちに廊下が騒がしくなった。
「少し早く終えてなぁ。そしたらその子が急に飛び出すもんだからぁ、追って来たんだぁ。帰ってたんだなぁ、二人ともぉ。おかえりぃ」
「は、はい。無事に戻ることができました」
「もしかして、わざわざ会いに来てくれたのか? ありがとな」
俺は足元の精霊を抱き上げ、頭を撫でてやる。子犬の精霊は嬉しそうに目を細めた。
「それでぇ、二人はこんなところで何をしてたんだぁ?」
ジェンヌ先生の目が僅かに鋭くなる。……これは、隠さないほうがいいかな。
「そ、それは……」
「えっとその、シルファが何か、悩み事を抱えているかと思って、俺が連れてきたんです」
「悩み事……? そ、そう。そうよね。ユートが気づくわけ……」
「シルファ? 何か言ったか?」
「な、何でもないわよ!」
「……なるほどなぁ」
話を聞いたジェンヌ先生の表情が柔らかくなる。
「ユートぉ、そういうことはあまり無理に聞き出そうとするのは良くないぞぉ。大切な相手だからこそ言えないことというのもあるからなぁ」
「そうなんですか?」
「そうだぞぉ。ユートもいつか分かるときがくるさぁ」
大切な相手だからこそ言えないこと、か。そう言えばじいさんもそんなこと言ってたっけ。
『初めから答えが分かっているなどつまら、ゴホン、成長に繋がらん。ワシは大切なお主のためにあえて教えないでおいているのじゃ』
……まあ本音はともかく、話の中身は納得できるものだったしな。シルファが抱えているのも、そういう類のものなのか?
「シルファも邪魔して悪かったなぁ」
「……いえ、寧ろ助かりました。ありがとうございます」
「そうかぁ? なら良かったぁ。それじゃあ私はいなくなるとしよぉ。またなぁ」
そう言ってジェンヌ先生は、俺から子犬を受け取ると歩いて行った。……今は少し騒がしいけれど、やっぱり足音は聞こえなかった。
「あ、シルファ。さっき言いかけたことって」
「もういいでしょ? ジェンヌ先生の言っていた通り、今のあなたには話せない内容なの。それに、どうしても抱えきれなくなったら先生に相談するわ。だからあなたが心配する必要はないの」
「……そうか」
少し寂しい気もするけれど、シルファがそこまで言うのに無理強いするのも良くない。俺は小さく頷いた。
「ごめんな、時間を取らせて。保健室に向かおう」
「そうね」
さて、保健室は反対側だったな。頭に保健室の場所を思い浮かべながら、俺は階段に背を向けた。
「……でも、嬉しかったわ」
廊下に踏み出そうとした足が止まる。
「あなたなりに、私を心配してくれたのよね。ありがとう。私も、ユートと同じチームになれて良かった」
「シルファ……」
振り返って見たシルファは、その顔に微かな笑みを浮かべていた。
「今日言えなかったことは、必ずいつか話すから」
シルファはコツコツと足を進めて、俺の横を通り抜けざま、小さな声で口にした。
「だから、待ってて」
「……ああ。待ってる」
俺もまた、軽く頬を持ち上げながら答えると、銀髪をなびかせるリーダーの背中を追った。
報告を終えると、生徒の依頼を担当するフィディー先生は、細い目を大きくして驚いた。
「……話は協会からの連絡を待ってからにします。とりあえず、今日はもう休みなさい。お疲れさまでした」
「はい。失礼致します」
シルファに続いて、俺たち三人も部屋を退出する。怒られることを覚悟していたけど、今は免れたみたいだ。先生の表情も怒りを堪えているような感じじゃなかったし、そこまで悪い事態にはならなそうで安心した。
廊下を歩いて建物から出る。まだ授業中らしく、すれ違う生徒はいなかった。
「皆、今回は本当に良くやってくれたわ。ありがとう」
「そんな! 私なんか、足を引っ張ってばかりで……」
「それはもう言わないって約束しただろ、フルル」
「そうそう。それにフルルだって、リズさんの傷を治したり、頑張ってたじゃないか」
コホン、とシルファが咳ばらいした。
「フィディー先生も仰っていた通り、今日はゆっくり休んで、明日からに備えましょう。それとフルル、明日授業が終わったら、教室で待っていてくれる? 早速一緒に魔法の練習をしたいのだけど」
「は、はい! 勿論です!」
「ねえねえシルファ、僕は?」
「貴方はまだ同じチームじゃないわ。……まあ、多少は認識を改めたけど」
「やった! なら僕も一緒に――」
「駄目よ」
相変わらず、シルファはシイキに厳しかった。シイキの肩ががっくりと落ちる。もうこの四人でチームを組んでもいいと思うんだけどな。
「それとユート、この後保健室に行くわよ」
「え、なんで?」
「あれだけ激しい動きをしたのは貴方だけよ? 念のため診てもらいなさい」
「ん、分かった」
特に用事があるわけじゃないし、そのくらいなら別にいいか。
「それじゃあ、ここで解散よ」
シルファの言葉で、シイキとフルルは寮へと向かった。見るからに足取りが重くなったシイキを、フルルが慰めてながら歩いていく。あの姿を見て、シルファはどう思っているのだろう。
「あれ、シルファは戻らないのか?」
「ユートがちゃんと保健室に行って、診察を受けたのを見届けてから戻るわ」
「そうか」
何だか過保護というか、心配しすぎな気もするけど、俺に断る理由もない。俺とシルファは並んで歩き出した。
「……ユート、ありがとう」
「え?」
唐突な礼の言葉に、小さく頭を傾ける。
「アイさんを助けようと言ってくれて。……あの時、私だけじゃ魔導士の人と一緒に行動することはできなかったと思う」
「……もしかして、シルファも最初から助けに行きたかったのか?」
シルファは無言で頷いた。
「勘違いしないで。無謀だと思ったのは事実よ。あの時点じゃ逃げるのが一番だったって、今でもそう思う。けれど逃げることを選択したら、フルルじゃないけど、ずっと心に残ったでしょうね」
どこか遠い目をしていたシルファが、俺に向き直る。
「そして、こんな充実した気持ちで依頼を終えることもなかった。だから、ありがとう」
「いや、俺はただ、自分の気持ちに従っただけだ。俺のわがままに皆を付き合わせちゃって、悪いと思ったくらいで」
苦笑いを浮かべる俺に、シルファは首を横に振る。
「ユートはそれでいいの。その素直さはあなたの良いところよ。それに心を動かされる人も少なくないと思う。私も含めてね」
「シルファ……」
「勿論、それが良く働かないこともあるでしょうね。けれどその時は私が、ううん、私たちが支えるわ」
「……ありがとう」
ああ、やっぱりチームっていいな。そんな自分の気持ちを素直に口にする。
「シルファと同じチームになれて良かった」
「っ! ……そ、そう。まあ当然かしら」
「あ、そうだ。シルファもさ、たまには素直になったらどうだ?」
「え、えええええ!?」
「ほら、シルファってよく本音を隠すというか、気持ちをはっきりと口にしないことあるだろ? けどずっとそんなんじゃ、あまり良くないと思うんだ。だからこういう、何もないときくらい、自分に正直になってみないか?」
「そ、そんな、こんな、いきなり……!」
足を止めたシルファは体の前で手をぱたぱたと振り、目を忙しなく泳がせてる。流石のシルファも、急に自分を曝け出せって言われて動揺しているみたいだ。
ふと、ここが廊下のど真ん中だということを思い出す。そうか。こんないつ誰が現れるか分からないような場所で話せって言われても困るよな。
「シルファ、こっち」
「ふえっ!?」
俺はシルファの手を引くと、廊下の突き当たりまで歩き、曲がってすぐにある階段の前で止まった。ここなら廊下からは見えないし、誰かが降りてきても音で分かる。それに廊下の端にあるこの階段は人通りが少なく、内緒話にはもってこいだとフレイから聞いていた。
「これで話せるか?」
「こ、ここは、噂の、なんで、ユートが知って……?」
まだ躊躇っているのか。そう言えばシイキが言ってたな。人に嫌われたらって思うとなかなか本音を言い出せないって。シルファもそう思っているのか? なら――
「大丈夫だ。俺はどんなことを打ち明けられても、シルファのことを嫌いになんかなったりしないから!」
「あ……」
シルファは顔を真っ赤にすると、口をぱくぱくとさせて俯いてしまった。心の準備をしているのかもしれない。俺は静かに待った。
「……あ、あのねっ」
「ああ」
アン!
ん?
ふと足元を見ると、そこにはジェンヌ先生が契約を交わしている子犬の精霊がいた。
「……邪魔をしてしまったかぁ?」
そして廊下からジェンヌ先生が顔を覗かせる。……全然気づかなかった。まさかジェンヌ先生は、じいさん並みに気配を消せるのか?
「じぇ、ジェンヌ先生!?」
「今は授業中なんじゃ」
言い終わる前に、授業の終わりを報せる鐘の音が鳴る。少しもしないうちに廊下が騒がしくなった。
「少し早く終えてなぁ。そしたらその子が急に飛び出すもんだからぁ、追って来たんだぁ。帰ってたんだなぁ、二人ともぉ。おかえりぃ」
「は、はい。無事に戻ることができました」
「もしかして、わざわざ会いに来てくれたのか? ありがとな」
俺は足元の精霊を抱き上げ、頭を撫でてやる。子犬の精霊は嬉しそうに目を細めた。
「それでぇ、二人はこんなところで何をしてたんだぁ?」
ジェンヌ先生の目が僅かに鋭くなる。……これは、隠さないほうがいいかな。
「そ、それは……」
「えっとその、シルファが何か、悩み事を抱えているかと思って、俺が連れてきたんです」
「悩み事……? そ、そう。そうよね。ユートが気づくわけ……」
「シルファ? 何か言ったか?」
「な、何でもないわよ!」
「……なるほどなぁ」
話を聞いたジェンヌ先生の表情が柔らかくなる。
「ユートぉ、そういうことはあまり無理に聞き出そうとするのは良くないぞぉ。大切な相手だからこそ言えないことというのもあるからなぁ」
「そうなんですか?」
「そうだぞぉ。ユートもいつか分かるときがくるさぁ」
大切な相手だからこそ言えないこと、か。そう言えばじいさんもそんなこと言ってたっけ。
『初めから答えが分かっているなどつまら、ゴホン、成長に繋がらん。ワシは大切なお主のためにあえて教えないでおいているのじゃ』
……まあ本音はともかく、話の中身は納得できるものだったしな。シルファが抱えているのも、そういう類のものなのか?
「シルファも邪魔して悪かったなぁ」
「……いえ、寧ろ助かりました。ありがとうございます」
「そうかぁ? なら良かったぁ。それじゃあ私はいなくなるとしよぉ。またなぁ」
そう言ってジェンヌ先生は、俺から子犬を受け取ると歩いて行った。……今は少し騒がしいけれど、やっぱり足音は聞こえなかった。
「あ、シルファ。さっき言いかけたことって」
「もういいでしょ? ジェンヌ先生の言っていた通り、今のあなたには話せない内容なの。それに、どうしても抱えきれなくなったら先生に相談するわ。だからあなたが心配する必要はないの」
「……そうか」
少し寂しい気もするけれど、シルファがそこまで言うのに無理強いするのも良くない。俺は小さく頷いた。
「ごめんな、時間を取らせて。保健室に向かおう」
「そうね」
さて、保健室は反対側だったな。頭に保健室の場所を思い浮かべながら、俺は階段に背を向けた。
「……でも、嬉しかったわ」
廊下に踏み出そうとした足が止まる。
「あなたなりに、私を心配してくれたのよね。ありがとう。私も、ユートと同じチームになれて良かった」
「シルファ……」
振り返って見たシルファは、その顔に微かな笑みを浮かべていた。
「今日言えなかったことは、必ずいつか話すから」
シルファはコツコツと足を進めて、俺の横を通り抜けざま、小さな声で口にした。
「だから、待ってて」
「……ああ。待ってる」
俺もまた、軽く頬を持ち上げながら答えると、銀髪をなびかせるリーダーの背中を追った。
0
あなたにおすすめの小説
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
没落領地の転生令嬢ですが、領地を立て直していたら序列一位の騎士に婿入りされました
藤原遊
ファンタジー
魔力不足、財政難、人手不足。
逃げ場のない没落領地を託された転生令嬢は、
“立て直す”以外の選択肢を持たなかった。
領地経営、改革、そして予想外の縁。
没落から始まる再建の先で、彼女が選ぶ未来とは──。
※完結まで予約投稿しました。安心してお読みください。
『王都の神童』と呼ばれた俺、職業選定でまさかの【遊び人】三連発で追放される。……が、実は「全職業のスキル」を合算して重ねがけできる唯一のバグ
よっしぃ
ファンタジー
王都で「神童」の名をほしいままにしていた少年、ディラン・アークライト(17歳)。
剣を握れば騎士団長を唸らせ、魔法を学べば賢者を凌駕する。誰もが彼を「次代の勇者」と信じて疑わなかった。
しかし、運命の職業選定で彼が得たのは――【遊び人】。
それも、三つの職業スロットすべてが【遊び人】で埋まるという、前代未聞の怪現象だった。
「期待外れだ」
「国の恥晒しめ」
掌を返した周囲によって、ディランは着の身着のままで街を追放される。 だが、かつて神童と呼ばれた彼の「分析力」は死んでいなかった。
『……Lv1なのに、ステータスが異常に高い? それに経験値が分散せず、すべて加算されている……?』
彼だけが気づいた真実。
それは【遊び人】という名に偽装された、この世界の管理者権限(Free-Hander)であり、全職業のスキルを制限なく使用・強化できるバグ技(デバッグモード)への入り口だったのだ。
これは、理不尽に捨てられた元・神童が、その頭脳とバグ能力で世界を「攻略」し、同じく不遇な扱いを受けていた美少女騎士(中身は脳筋)と共に、誰よりも自由に成り上がる物語。
【著者プロフィール】アルファポリスより『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』を出版、オリコンライトノベル部門18位を記録。本作は2月に2巻刊行予定。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる