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俺は一切手を使わずにアニーに食べさせてもらいそのお店から出る。
アニーに食べろと言ったところ俺が見えない速度で食べ終えたアニーに少し注意した。
噛んで食べないとよくないと。でもアニーはしっかりと噛んでいますと言われてそれが本気そうだから時間停止のスキルでもあるのかと思った。
それはともかく、魔石の換金に向かうことにした。
「魔石の換金はダンジョンギルドなんだな。冒険者ギルドではないのか」
てっきり冒険者ギルドがそういうのをやっているのかと思った。
「冒険者と探索者は違います」
「ダンジョンを潜るのが探索者か?」
「はい。冒険者の主な仕事は依頼の達成または地上にいるモンスターが対象です。その中で強いものがダンジョンに潜り探索者になります」
やっぱりその順番なのか。
レベル上げについて聞いた時も地上にいるモンスターがLv30までで、それ以降はダンジョンじゃなければレベルを上げることができないと聞いた。
地上にいるモンスターをすべて相手取ることができるそのラインが探索者としての資格なのだろうな。
とにもかくにも俺たちはザラルダンジョンの近くにあるダンジョンギルドに入る。
「ようこそダンジョンギルドへ。ご用件をお伺いします」
受付嬢の元へと俺たち四人は向かった。
「魔石と素材の換金よ」
「承りました。ではこちらへ魔石と素材をお願いします」
冒険者ギルドの受付とは違い、ダンジョンギルドの受付は横に大きなスペースがある。
冒険者ギルドとダンジョンギルドの仕事の違いからこういう違いになってくるのだろう。
アニーが大きなスペースにスカートの中、ではなく手から取り出していく。
え、もしかしてスカートの中からじゃなくても取り出せていたのか……? それならどうして俺やブレアの時はスカートの中からなんだ?
「量が量ですので少々お待ちください」
「なるべく早くしなさい」
ブレアはどうして偉そうな感じを出すのだろうかと思ったが、こういうのが貴族か。そういうのを考えないようにした方がいいな。
偉そうにするのはコミュニケーションをする上であまり良くなさそうだが、それは一般人と一般人の話だろうな。
精算が終わるまで椅子が並んでいるところで座って待つ。
「ルナはー、次剣士がいいなー」
早速次のジョブの話を切り出したのはやっぱりルナだ。
「それなら俺が戦士をやるか。他に誰もやれる人はいないだろ」
「……そのステータスなら、心配はいらないわね」
俺のステータスを見たブレアがそう判断したから次は俺がタンクをすることになった。
ちなみに俺の今のステータスはこんな感じになっている。
『宮藤万理
ジョブ:弓士
Lv40
体力:134
攻撃:232(+10)
防御:136(+10)
速度:206
器用:233(+20)
魔力:111
魔攻:119
魔防:118
装備<プレーンアロー><駆け出しの防具>
魔法なし
スキル<ジョブチェンジ><鷹の目><サウザンドアロー><超聴覚><トラッキングアロー><魔力バースト><ポイズンアロー><超感覚><サウンドバリア>』
ぶっちゃけステータスはプラスされていくがスキルだけで言えばどのジョブよりも強くなっている。
それは他のジョブでレベルが上がれば同じようになるか。
でも残念なのは弓士は関連スキルがないというところだな。弓士と関連ジョブがなければすべてのスキルが専用スキルになってしまっている。
というかここまでレベルがすんなり上がるのは格上のモンスターを倒しているからハイペースでレベルが上がっている感じだ。
普通ならここまで早くはないのだろうな。
「ブレアとアニーはどうするんだ?」
「私は回復使いになるわ」
「バンリ様がお決めになってください」
アニーは相変わらずだからこの主である俺が決めることにした。
まずアニーは今踊り子で、残りのジョブは槍士と盗賊の二つ。どちらでもいいが槍士で前衛に出てもらっていた方が俺は安心する。
「アニーは槍士でいいか?」
「かしこまりました」
「それなら次のダンジョンでは私が回復使い、ルナが剣士、バンリが戦士、アニーが槍士ということね」
さっきの戦士、剣士、弓士、踊り子よりも前衛よりのパーティになる。
「お待たせいたしました。精算が完了しました」
いいタイミングでさっきの受付嬢がそう伝えてきたことで受付に戻る。
受付にはトレイに置かれた金貨が目に入る。
「精算したところ金貨十枚になります。いかがなさいますか?」
「それでいいわ」
「ではこちらをどうぞ」
すぐさまアニーが前に出てアニーが金貨十枚を回収し、受付から離れる。
今の俺の心情を言おう。あれで金貨十枚ってえぐくないか!? もうそれでお金を稼ぎたい気持ちでいっぱいだ!
「金貨十枚。まあまあね」
「うん、そうだねー」
え……あぁ、そうだった。こいつらは公爵家だったから金銭感覚がバグっているんだった。
「アニー、ダンジョンに潜って金貨十枚は普通くらいなのか?」
「はい。しかしこれだけの短時間で金貨十枚は少し多いくらいです」
……探索者は何にお金を使っているんだ? 一泊銅貨十枚なんだぞ? この三貨制度は1:10:100になっているから金貨一枚で銅貨千枚になる。百泊できるぞ。
「この世界初心者のバンリに特別に教えてあげるわ」
おそらく不思議そうな顔をしていたのだろう。ブレアがそう口を開く。
「バンリがいなければ、この世界の人間はどうやって自分と同じレベルのモンスターを倒すかを考える。ステータスが高ければ問題はないけれどそうじゃなければ他の部分で補わないといけないわ」
「装備か」
「そう。装備を買うためにお金が必要なのよ。いいものを手に入れればそれだけステータスが上がり、同じレベルのモンスターを倒せるようになる」
ふぅん、そういうことね。
つまりは俺にとってはあまり関係のないことで、金貨をそのまま貯金できるということか。なんという僥倖。
このお金稼ぎがおいしいということが分かった。
アニーに食べろと言ったところ俺が見えない速度で食べ終えたアニーに少し注意した。
噛んで食べないとよくないと。でもアニーはしっかりと噛んでいますと言われてそれが本気そうだから時間停止のスキルでもあるのかと思った。
それはともかく、魔石の換金に向かうことにした。
「魔石の換金はダンジョンギルドなんだな。冒険者ギルドではないのか」
てっきり冒険者ギルドがそういうのをやっているのかと思った。
「冒険者と探索者は違います」
「ダンジョンを潜るのが探索者か?」
「はい。冒険者の主な仕事は依頼の達成または地上にいるモンスターが対象です。その中で強いものがダンジョンに潜り探索者になります」
やっぱりその順番なのか。
レベル上げについて聞いた時も地上にいるモンスターがLv30までで、それ以降はダンジョンじゃなければレベルを上げることができないと聞いた。
地上にいるモンスターをすべて相手取ることができるそのラインが探索者としての資格なのだろうな。
とにもかくにも俺たちはザラルダンジョンの近くにあるダンジョンギルドに入る。
「ようこそダンジョンギルドへ。ご用件をお伺いします」
受付嬢の元へと俺たち四人は向かった。
「魔石と素材の換金よ」
「承りました。ではこちらへ魔石と素材をお願いします」
冒険者ギルドの受付とは違い、ダンジョンギルドの受付は横に大きなスペースがある。
冒険者ギルドとダンジョンギルドの仕事の違いからこういう違いになってくるのだろう。
アニーが大きなスペースにスカートの中、ではなく手から取り出していく。
え、もしかしてスカートの中からじゃなくても取り出せていたのか……? それならどうして俺やブレアの時はスカートの中からなんだ?
「量が量ですので少々お待ちください」
「なるべく早くしなさい」
ブレアはどうして偉そうな感じを出すのだろうかと思ったが、こういうのが貴族か。そういうのを考えないようにした方がいいな。
偉そうにするのはコミュニケーションをする上であまり良くなさそうだが、それは一般人と一般人の話だろうな。
精算が終わるまで椅子が並んでいるところで座って待つ。
「ルナはー、次剣士がいいなー」
早速次のジョブの話を切り出したのはやっぱりルナだ。
「それなら俺が戦士をやるか。他に誰もやれる人はいないだろ」
「……そのステータスなら、心配はいらないわね」
俺のステータスを見たブレアがそう判断したから次は俺がタンクをすることになった。
ちなみに俺の今のステータスはこんな感じになっている。
『宮藤万理
ジョブ:弓士
Lv40
体力:134
攻撃:232(+10)
防御:136(+10)
速度:206
器用:233(+20)
魔力:111
魔攻:119
魔防:118
装備<プレーンアロー><駆け出しの防具>
魔法なし
スキル<ジョブチェンジ><鷹の目><サウザンドアロー><超聴覚><トラッキングアロー><魔力バースト><ポイズンアロー><超感覚><サウンドバリア>』
ぶっちゃけステータスはプラスされていくがスキルだけで言えばどのジョブよりも強くなっている。
それは他のジョブでレベルが上がれば同じようになるか。
でも残念なのは弓士は関連スキルがないというところだな。弓士と関連ジョブがなければすべてのスキルが専用スキルになってしまっている。
というかここまでレベルがすんなり上がるのは格上のモンスターを倒しているからハイペースでレベルが上がっている感じだ。
普通ならここまで早くはないのだろうな。
「ブレアとアニーはどうするんだ?」
「私は回復使いになるわ」
「バンリ様がお決めになってください」
アニーは相変わらずだからこの主である俺が決めることにした。
まずアニーは今踊り子で、残りのジョブは槍士と盗賊の二つ。どちらでもいいが槍士で前衛に出てもらっていた方が俺は安心する。
「アニーは槍士でいいか?」
「かしこまりました」
「それなら次のダンジョンでは私が回復使い、ルナが剣士、バンリが戦士、アニーが槍士ということね」
さっきの戦士、剣士、弓士、踊り子よりも前衛よりのパーティになる。
「お待たせいたしました。精算が完了しました」
いいタイミングでさっきの受付嬢がそう伝えてきたことで受付に戻る。
受付にはトレイに置かれた金貨が目に入る。
「精算したところ金貨十枚になります。いかがなさいますか?」
「それでいいわ」
「ではこちらをどうぞ」
すぐさまアニーが前に出てアニーが金貨十枚を回収し、受付から離れる。
今の俺の心情を言おう。あれで金貨十枚ってえぐくないか!? もうそれでお金を稼ぎたい気持ちでいっぱいだ!
「金貨十枚。まあまあね」
「うん、そうだねー」
え……あぁ、そうだった。こいつらは公爵家だったから金銭感覚がバグっているんだった。
「アニー、ダンジョンに潜って金貨十枚は普通くらいなのか?」
「はい。しかしこれだけの短時間で金貨十枚は少し多いくらいです」
……探索者は何にお金を使っているんだ? 一泊銅貨十枚なんだぞ? この三貨制度は1:10:100になっているから金貨一枚で銅貨千枚になる。百泊できるぞ。
「この世界初心者のバンリに特別に教えてあげるわ」
おそらく不思議そうな顔をしていたのだろう。ブレアがそう口を開く。
「バンリがいなければ、この世界の人間はどうやって自分と同じレベルのモンスターを倒すかを考える。ステータスが高ければ問題はないけれどそうじゃなければ他の部分で補わないといけないわ」
「装備か」
「そう。装備を買うためにお金が必要なのよ。いいものを手に入れればそれだけステータスが上がり、同じレベルのモンスターを倒せるようになる」
ふぅん、そういうことね。
つまりは俺にとってはあまり関係のないことで、金貨をそのまま貯金できるということか。なんという僥倖。
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