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王都でも渦中
066:ディンドランさんへの豪華賞品。
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ブラックジャックの結果、ベラ以外の二人に賞品が贈られることになった。
「こんなにいいのかしら~」
「どれくらいがいいのかは分からなかったから適当にね」
俺とお母上様は部屋を移動して、お母上様に十二台のスマホを渡した。
「こんなにあればぁ、お友達と色々と話せるわね~」
「僕が出して言うのも何だけど、そんなに渡すの?」
「渡すわよ~。お母さんの仲のいいお友達はたくさんいるんだからぁ」
「そっか……」
お母上様のこの感じだと悪いお友達もいそうな気もしなくもないが、お母上様はそこら辺はちゃんとしているのは分かっている。
てか、スマホをお母上様が大量に持っていたら、誰が渡したかなんてすぐに分かる。俺しかいない。
グリーテンも作れるようだが、俺の作るスマホにはまだまだ及ばないみたいだ。だからお母上様にスマホを渡せれるのは俺しかいないわけだ。
でもお母上様のこの情報網が強くなれば強くなるだけ、ランスロット家も強くなる。それはいいことだ。
バレた時のデメリットはかなりデカいけど、ハイリスクハイリターンは当たり前のことだ。
お父上様の考え方が悪いわけではないけど、少しは無茶をしてもいいと思っている。
「お父さんにはバレるとは思うけど、その時は一緒に怒られようね」
「そうね~。でもアルノはぁ、もう少し大胆に動いてもいいと思うのよね~」
まあお母上様ならそう思うだろうな。
「お父さんもお父さんで色々と考えていそうだから、否定はできないね」
「アルノが慎重になるのは間違っていないわぁ。でも~、それで機会を逃しそうになった時がたくさんあったことを忘れないでほしいわね~」
お父上様がチャンスを逃しそうになったけど、お母上様のおかげでチャンスを掴み取ったのかな?
「ふふっ、誰に渡そうかしら~」
ルンルンとしながらお母上様は俺が泊まっている部屋とは違う部屋に向かった。
俺はそんなお母上様の後ろ姿を見て、俺が泊まっている部屋に戻った。
ベラが淹れた紅茶を飲んで待っているディンドランさんの姿が目に入った。
「お待たせしました、ディンドランさん」
「待ってはいない。一応聞いておくが、スザンヌさんには何を渡したんだ?」
「秘密です」
「だろうな。でなければ部屋を移動していない」
お父上様の旧友であるジュストさんの娘だし、ディンドランさん個人で考えたとしても信用できるとは思うけど、あちらから信用してもらわないと意味がない。
「それで、ディンドランさんの賞品はどうしますか? かなりチップを獲得していたので、僕ができることならば何でもしますよ」
「それならば手合わせ以外にないな。アーサーにとっては私と戦うことは退屈だろうが、それは賞品として我慢してほしい」
別に俺は戦いを退屈だとは思ったことはない。
そんなことを一々考えていたらすべての戦いにおいて退屈だと感じてしまう。全能だからな。
まーただ、今は戦いたい気分ではないんだよなぁ……。しかもそれだとお母上様のスマホよりもいい賞品ではないと思うんだよな。
ディンドランさんはすべてのゲームにおいてすべてのチップを賭けて、すべてブラックジャックを出していたから誰よりも持っていた。
「うーん……それだとあのチップの量に見合わない気がするんですよね……」
「そんなことは私は気にしない。どれほどのものをスザンヌさんに渡しているのかは分からないが、私はこれで満足だ」
「でも僕の気持ちが収まらないので……剣を、作りましょうか?」
「剣だと? 纏創鎧剣で作る魔力の剣ではなくてか?」
「実物の剣ですよ。僕の固有魔法は『創造』なので」
さすがにこれくらいは公表しても問題はない。ベラもそういう感じだし。
「ほぉ? どういうものか見せてもらおうか。言っておくが私は婚約者だろうが厳しいぞ」
「期待しておいてください」
「楽しみだ」
挑発的な笑みを浮かべているディンドランさんに、俺はとりあえず普通にいい剣を作ることにした。
ディンドランさん専用の大剣は、ディンドランさんの要望を聞いてからにしないと意味がない。
ま、切れ味のいい剣というだけにしておくか。能力を入れすぎるのもロマンではない。
「はい、できました」
「……すぐにできるのだな。どれ、それだけ短い時間でどれだけのものができたかを――」
少し侮っている感じのディンドランさんが俺の作り出した剣を見て、目を見開き言葉を止めた。
「な……な、な……な……」
ディンドランさんは『な』しか言えなくなっている。
「何だこの剣は!? 国宝級の性能を持っているだろ!? これが短時間できたのか!? 冗談にもほどがある!」
「そう言われましても、できてしまったものはできてしまったので」
この国の貴族は全員が剣を見ていいものだと判断できるように鍛えられているのだろうな。俺がそういう授業を受けたことはないけど。
不意に、ディンドランさんが誰もいない方向に懐から取り出した赤い宝石を投げて剣で斬ると綺麗に斬れた。
「……すごいな。これほど断面が綺麗になっている。切れ味だけ見れば最高品ではないか?」
真っ二つになった赤い宝石を見て落ち着いている様子だが、確実に興奮しているディンドランさん。
「その剣は試しに作ったので、気に入ったのならあげますよ?」
「これはお金がとれるぞ!? というかこんなものをすぐに作り上げれる能力があるとか、最高ではないか!」
「そ、そうですか」
こんなディンドランさんを見れたのもいいな。
「まあこれで僕がどれくらいの剣を作れるのか分かってもらえましたね」
「分かったと言うか……最強だと分かったな。この剣いくらだ?」
「その剣はあげますよ。どうせいりませんから」
「これがいらない!? 罰が当たるぞ!」
「当たりません。鞘も作っておいたのでどうぞ」
「おぉ、ありがとう。……本当にもらうからな」
「はいどうぞ」
俺の感覚としては少し強そうな剣を作っただけなのだが、これからは少しだけ気を付けよ。
でも気を付けよと思っても、これから作るディンドランさんの大剣は最高の大剣だからどうしようもない。
「それで、ディンドランさんはどういう大剣をお望みですか?」
「……パーシヴァル家の固有魔法は『経時増加』で、時間が経てば経つほどに力が増加していく能力だ。素の力が強ければ強いほど、伸びる力が増える」
あぁ、決闘をしていた時のディンドランさんの力の増加はそういうことだったのか。
能力を見た感じ、時間を費やしているから力は際限なく増えていく。しかも肉体の強度も増すから、時間があれば最強になれる固有魔法だ。
スロースターターのようでそうではない。最初に最高潮であっても力は伸びていくし、限界はない。
「この能力の欠点は、時間をかけなければ強くなれないこと。強い相手でも時間をかければ勝つことはできるが、強い相手はそれを待ってはくれない」
「そうでしょうね。その欠点を補うような能力を持つ剣をお望みですか?」
「いいや違う」
えっ、そういう話の流れじゃなかったのか?
「なら何ですか?」
「私はこの固有魔法を気に入っている。他人からは少し使いにくいと言われたことはあるが、それを乗り越えて手に入れる力は心地いい! だから私自身に枷をかけ、枷が強ければ強いほど強い力が手に入る大剣が欲しい!」
あぁ、そういうことね。
てか、それは本当にドMが過ぎないか? それでやられたら元も子もないと思うのだが、ディンドランさんのことだ、それで死ぬのなら是非もないとか言いそう。
俺的にはそれで死なれたら嫌なんだけどな……。そういうことで婚約者、妻が死んだとか思われたくないし。
まあここで俺の手が入るのなら、そういう危険がないようにはしよう。
「分かりました。少し考えさせてください」
「あぁ、待っているぞ」
思いつく枷、魔力の消費を増やす。体、大剣の重さを増やす。この三つでいいとは思うけどな。
「魔力の消費を増やす、体の重さを増やす、大剣の重さを増やす。この三つくらいでいいですか?」
「視野を狭めるとか、聴覚を鈍くするとか、魔法が使えなくなるとか、できないのか?」
「できますけど……分かりました」
何だか自分をイジメることに快感を覚えているような感じがするけど、ディンドランさんの要望を汲み込んでいく。
基本性能はよく斬れる大剣で、刃こぼれを全くしない感じでいいだろう。ディンドランさん的にはあまり基本性能を上げても嬉しくはなさそうだ。
「はい、できました」
俺の手には紅の大剣が出来上がっていた。
「……名前は、あるのか?」
「そうですね……『スカーレット・バスター』ですかね。適当に考えた名前なので他に名前があるのなら改名可能です」
「いいや、それでいい。……この剣、気に入ったぞ」
俺からスカーレット・バスターを受け取ったディンドランさんは、ジッと大剣を見ていた。
「使い方も頭に流れて来る。ははっ、こんなものを作れるアーサーはどういうことなんだ?」
「さぁ、生まれた時から使えたようですけどね」
「本当に天才だな。……少し試してくる」
嬉しそうに、そしてダッシュで部屋から出るディンドランさん。
少しだけ心配だが、俺が作った剣なのだから枷を付けなくてもその性能を発揮できるし、何より使い手に危険が迫れば全回復させて、なおかつディンドランさんの固有魔法の時間経過を速めて相手に勝てる能力にできるようにしてある。
これならディンドランさんが死ぬことはないだろう。一番は使いこなせることが一番だけどね。
「こんなにいいのかしら~」
「どれくらいがいいのかは分からなかったから適当にね」
俺とお母上様は部屋を移動して、お母上様に十二台のスマホを渡した。
「こんなにあればぁ、お友達と色々と話せるわね~」
「僕が出して言うのも何だけど、そんなに渡すの?」
「渡すわよ~。お母さんの仲のいいお友達はたくさんいるんだからぁ」
「そっか……」
お母上様のこの感じだと悪いお友達もいそうな気もしなくもないが、お母上様はそこら辺はちゃんとしているのは分かっている。
てか、スマホをお母上様が大量に持っていたら、誰が渡したかなんてすぐに分かる。俺しかいない。
グリーテンも作れるようだが、俺の作るスマホにはまだまだ及ばないみたいだ。だからお母上様にスマホを渡せれるのは俺しかいないわけだ。
でもお母上様のこの情報網が強くなれば強くなるだけ、ランスロット家も強くなる。それはいいことだ。
バレた時のデメリットはかなりデカいけど、ハイリスクハイリターンは当たり前のことだ。
お父上様の考え方が悪いわけではないけど、少しは無茶をしてもいいと思っている。
「お父さんにはバレるとは思うけど、その時は一緒に怒られようね」
「そうね~。でもアルノはぁ、もう少し大胆に動いてもいいと思うのよね~」
まあお母上様ならそう思うだろうな。
「お父さんもお父さんで色々と考えていそうだから、否定はできないね」
「アルノが慎重になるのは間違っていないわぁ。でも~、それで機会を逃しそうになった時がたくさんあったことを忘れないでほしいわね~」
お父上様がチャンスを逃しそうになったけど、お母上様のおかげでチャンスを掴み取ったのかな?
「ふふっ、誰に渡そうかしら~」
ルンルンとしながらお母上様は俺が泊まっている部屋とは違う部屋に向かった。
俺はそんなお母上様の後ろ姿を見て、俺が泊まっている部屋に戻った。
ベラが淹れた紅茶を飲んで待っているディンドランさんの姿が目に入った。
「お待たせしました、ディンドランさん」
「待ってはいない。一応聞いておくが、スザンヌさんには何を渡したんだ?」
「秘密です」
「だろうな。でなければ部屋を移動していない」
お父上様の旧友であるジュストさんの娘だし、ディンドランさん個人で考えたとしても信用できるとは思うけど、あちらから信用してもらわないと意味がない。
「それで、ディンドランさんの賞品はどうしますか? かなりチップを獲得していたので、僕ができることならば何でもしますよ」
「それならば手合わせ以外にないな。アーサーにとっては私と戦うことは退屈だろうが、それは賞品として我慢してほしい」
別に俺は戦いを退屈だとは思ったことはない。
そんなことを一々考えていたらすべての戦いにおいて退屈だと感じてしまう。全能だからな。
まーただ、今は戦いたい気分ではないんだよなぁ……。しかもそれだとお母上様のスマホよりもいい賞品ではないと思うんだよな。
ディンドランさんはすべてのゲームにおいてすべてのチップを賭けて、すべてブラックジャックを出していたから誰よりも持っていた。
「うーん……それだとあのチップの量に見合わない気がするんですよね……」
「そんなことは私は気にしない。どれほどのものをスザンヌさんに渡しているのかは分からないが、私はこれで満足だ」
「でも僕の気持ちが収まらないので……剣を、作りましょうか?」
「剣だと? 纏創鎧剣で作る魔力の剣ではなくてか?」
「実物の剣ですよ。僕の固有魔法は『創造』なので」
さすがにこれくらいは公表しても問題はない。ベラもそういう感じだし。
「ほぉ? どういうものか見せてもらおうか。言っておくが私は婚約者だろうが厳しいぞ」
「期待しておいてください」
「楽しみだ」
挑発的な笑みを浮かべているディンドランさんに、俺はとりあえず普通にいい剣を作ることにした。
ディンドランさん専用の大剣は、ディンドランさんの要望を聞いてからにしないと意味がない。
ま、切れ味のいい剣というだけにしておくか。能力を入れすぎるのもロマンではない。
「はい、できました」
「……すぐにできるのだな。どれ、それだけ短い時間でどれだけのものができたかを――」
少し侮っている感じのディンドランさんが俺の作り出した剣を見て、目を見開き言葉を止めた。
「な……な、な……な……」
ディンドランさんは『な』しか言えなくなっている。
「何だこの剣は!? 国宝級の性能を持っているだろ!? これが短時間できたのか!? 冗談にもほどがある!」
「そう言われましても、できてしまったものはできてしまったので」
この国の貴族は全員が剣を見ていいものだと判断できるように鍛えられているのだろうな。俺がそういう授業を受けたことはないけど。
不意に、ディンドランさんが誰もいない方向に懐から取り出した赤い宝石を投げて剣で斬ると綺麗に斬れた。
「……すごいな。これほど断面が綺麗になっている。切れ味だけ見れば最高品ではないか?」
真っ二つになった赤い宝石を見て落ち着いている様子だが、確実に興奮しているディンドランさん。
「その剣は試しに作ったので、気に入ったのならあげますよ?」
「これはお金がとれるぞ!? というかこんなものをすぐに作り上げれる能力があるとか、最高ではないか!」
「そ、そうですか」
こんなディンドランさんを見れたのもいいな。
「まあこれで僕がどれくらいの剣を作れるのか分かってもらえましたね」
「分かったと言うか……最強だと分かったな。この剣いくらだ?」
「その剣はあげますよ。どうせいりませんから」
「これがいらない!? 罰が当たるぞ!」
「当たりません。鞘も作っておいたのでどうぞ」
「おぉ、ありがとう。……本当にもらうからな」
「はいどうぞ」
俺の感覚としては少し強そうな剣を作っただけなのだが、これからは少しだけ気を付けよ。
でも気を付けよと思っても、これから作るディンドランさんの大剣は最高の大剣だからどうしようもない。
「それで、ディンドランさんはどういう大剣をお望みですか?」
「……パーシヴァル家の固有魔法は『経時増加』で、時間が経てば経つほどに力が増加していく能力だ。素の力が強ければ強いほど、伸びる力が増える」
あぁ、決闘をしていた時のディンドランさんの力の増加はそういうことだったのか。
能力を見た感じ、時間を費やしているから力は際限なく増えていく。しかも肉体の強度も増すから、時間があれば最強になれる固有魔法だ。
スロースターターのようでそうではない。最初に最高潮であっても力は伸びていくし、限界はない。
「この能力の欠点は、時間をかけなければ強くなれないこと。強い相手でも時間をかければ勝つことはできるが、強い相手はそれを待ってはくれない」
「そうでしょうね。その欠点を補うような能力を持つ剣をお望みですか?」
「いいや違う」
えっ、そういう話の流れじゃなかったのか?
「なら何ですか?」
「私はこの固有魔法を気に入っている。他人からは少し使いにくいと言われたことはあるが、それを乗り越えて手に入れる力は心地いい! だから私自身に枷をかけ、枷が強ければ強いほど強い力が手に入る大剣が欲しい!」
あぁ、そういうことね。
てか、それは本当にドMが過ぎないか? それでやられたら元も子もないと思うのだが、ディンドランさんのことだ、それで死ぬのなら是非もないとか言いそう。
俺的にはそれで死なれたら嫌なんだけどな……。そういうことで婚約者、妻が死んだとか思われたくないし。
まあここで俺の手が入るのなら、そういう危険がないようにはしよう。
「分かりました。少し考えさせてください」
「あぁ、待っているぞ」
思いつく枷、魔力の消費を増やす。体、大剣の重さを増やす。この三つでいいとは思うけどな。
「魔力の消費を増やす、体の重さを増やす、大剣の重さを増やす。この三つくらいでいいですか?」
「視野を狭めるとか、聴覚を鈍くするとか、魔法が使えなくなるとか、できないのか?」
「できますけど……分かりました」
何だか自分をイジメることに快感を覚えているような感じがするけど、ディンドランさんの要望を汲み込んでいく。
基本性能はよく斬れる大剣で、刃こぼれを全くしない感じでいいだろう。ディンドランさん的にはあまり基本性能を上げても嬉しくはなさそうだ。
「はい、できました」
俺の手には紅の大剣が出来上がっていた。
「……名前は、あるのか?」
「そうですね……『スカーレット・バスター』ですかね。適当に考えた名前なので他に名前があるのなら改名可能です」
「いいや、それでいい。……この剣、気に入ったぞ」
俺からスカーレット・バスターを受け取ったディンドランさんは、ジッと大剣を見ていた。
「使い方も頭に流れて来る。ははっ、こんなものを作れるアーサーはどういうことなんだ?」
「さぁ、生まれた時から使えたようですけどね」
「本当に天才だな。……少し試してくる」
嬉しそうに、そしてダッシュで部屋から出るディンドランさん。
少しだけ心配だが、俺が作った剣なのだから枷を付けなくてもその性能を発揮できるし、何より使い手に危険が迫れば全回復させて、なおかつディンドランさんの固有魔法の時間経過を速めて相手に勝てる能力にできるようにしてある。
これならディンドランさんが死ぬことはないだろう。一番は使いこなせることが一番だけどね。
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