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俺にとって闇の者は特段強くはないから<瞬走>で目にも止まらぬ速さで倒していく。
だがこの闇の者たちは強さの割には経験値がおいしくないというのはどの世界でも一緒のようだ。
俺の<勇者王>のスキルはどこにモンスターがいるのかを瞬時に教えてくれるから隠れていても無駄だった。
『ディディミの闇の者の生存率 0%』
最後の一体はちゃんと最後の一体でこの国の闇のモンスターを一掃できた。
さっきまで薄暗かった空は綺麗な夜空に変わった。この世界の空はあんな汚い感じなのかと思ってしまっていたがやっぱそういうことだったのか。
『闇の者を退けたボーナスを獲得しました』
『<レフトシールド>が解放されました』
こういう形でボーナスが出るということは闇の者を倒すのを推奨しているのか。
『<レフトシールド>
ランク☆☆☆☆
Lv1(1/30)
熟練度Lv1(1/100)
防御力+150
盾で受けた攻撃の威力を剣で放出する』
レフトシールドがどういうものか確認すれば左の剣だけがシールドに変わった。能力を見る感じカウンター型だな。
まあ今のところそれを使うことはない。
解放された武器を見ればちゃんと熟練度があるからいつかは上げることにはなるだろうな。
それにしてもこれだけ見ればジェミニの勇者は潜在能力が果てしなくある。武器を使いこなせば使いこなすほどに色々な戦い方ができるのだから。
今はこの<双星の剣>を使いこなすことを考えないといけない。
『<双星の剣>
ランク☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Lv5(5/100)
熟練度Lv2(2/100)
攻撃力+300
相対する事象を左右でそれぞれに付与することができる』
この双星の剣は面白いし強い。
相対する事象。例えば光と闇。右に光、左に闇を付与することができ闇の者を右の剣で弱点攻撃をすることができる。
幅広く能力を広げることができるのがジェミニの勇者の利点だ。ただ決定打に欠ける、というデメリットが出てきてしまうがそこは俺の今までの能力で改善している。
闇の者たちが片付いたから街の中を歩く。
街は闇の者が暴れたせいで無事な建物はほぼない。
城が形を保っていたのはおそらくジェミニの加護があったからだろう。
街に人がいないのは分かっている。<勇者王>や<大勇者>のスキルはモンスターに対しても強くなる特性を持っているが、人に対しても嘘が分かったり場所が分かったりとメリットを持っている。
ただ……違和感がある。そうだ、死体が一つもない。
まだ時間が経過していないのに死体が消えるなんてことはないはずだ。
……食べられた。もしくはアストリッドとカストルが何かしたか。
そう言えばこの国の生き残りは二人しかいないのか? だが信仰者が四人になっていたはずだ。俺は違うからもう二人がいない。……それはおいおい聞くことになるだろうから今はいいか。
それよりも街を歩いているのはがれきに目的のものがないか探しているからだ。
アストリッドとカストルがフカフカのベッドで寝れるように無事な素材がないかを探していた。
だがどこも破壊されているからそんなものを探したところで無事な素材はないように思えてきた。
「スキルを手に入れるとしても手立てがない……」
この世界の法則は分からない。だけど今までの世界で新たなスキルを手に入れる方法は大体共通していた。
簡単にできるのは手に入れたいスキルを持つ者に伝説の武器を触れてもらいスキルを解放する。
難易度が高いのはモンスターの素材を入手してスキルを解放する。
伝説の武器は不思議なところがあるからどうしてそれでスキルが解放されるのかはいまだに謎だ。
この世界でも同じようなことができればと思ったが……その場合は修復スキルや作成スキルが必要になってくる。
だがこの国にいるのはアストリッドとカストルだけだ。持っているとは考えられない。
モンスターでもゴブリンとかじゃなければ器用なモンスターはいない。だから諦めた方がいいのかもしれない。
「ん? 待てよ」
俺は手に持っている双剣を見る。
この双剣は相対する事象を扱うことができる。さっきは光と闇。
それなら創造と破壊もできるんじゃないのか? もしくは修復と破壊でもいいのか。
俺はさっきやったように今度は修復と破壊で双星の剣を使う。
右に修復、左に破壊を付与した。
申し訳ないとは思うが能力を試すために左の破壊を崩れた民家の壁に当てた。
左の双剣がちょっと触れただけだが砂のように一部が消えていった。
次に右の双剣を消えた場所の付近に当てれば同じくらいの範囲修復され、一部だけが綺麗な状態になった。
「……レベル不足か」
光と闇の時もそうだった。あまり威力がなかった。
だから単純なレベルと熟練度のレベルを上げなければ大きな効果は発揮できないようになっている。
だけどこの国を建て直す道筋は見えた気がするから少し気分が上がる。
「何か柔らかそうなものを探すか」
今ベッドを作ることができないのなら他のものでベッドを代用するしかない。
それを探しに街中を探し回る。
だがこの闇の者たちは強さの割には経験値がおいしくないというのはどの世界でも一緒のようだ。
俺の<勇者王>のスキルはどこにモンスターがいるのかを瞬時に教えてくれるから隠れていても無駄だった。
『ディディミの闇の者の生存率 0%』
最後の一体はちゃんと最後の一体でこの国の闇のモンスターを一掃できた。
さっきまで薄暗かった空は綺麗な夜空に変わった。この世界の空はあんな汚い感じなのかと思ってしまっていたがやっぱそういうことだったのか。
『闇の者を退けたボーナスを獲得しました』
『<レフトシールド>が解放されました』
こういう形でボーナスが出るということは闇の者を倒すのを推奨しているのか。
『<レフトシールド>
ランク☆☆☆☆
Lv1(1/30)
熟練度Lv1(1/100)
防御力+150
盾で受けた攻撃の威力を剣で放出する』
レフトシールドがどういうものか確認すれば左の剣だけがシールドに変わった。能力を見る感じカウンター型だな。
まあ今のところそれを使うことはない。
解放された武器を見ればちゃんと熟練度があるからいつかは上げることにはなるだろうな。
それにしてもこれだけ見ればジェミニの勇者は潜在能力が果てしなくある。武器を使いこなせば使いこなすほどに色々な戦い方ができるのだから。
今はこの<双星の剣>を使いこなすことを考えないといけない。
『<双星の剣>
ランク☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Lv5(5/100)
熟練度Lv2(2/100)
攻撃力+300
相対する事象を左右でそれぞれに付与することができる』
この双星の剣は面白いし強い。
相対する事象。例えば光と闇。右に光、左に闇を付与することができ闇の者を右の剣で弱点攻撃をすることができる。
幅広く能力を広げることができるのがジェミニの勇者の利点だ。ただ決定打に欠ける、というデメリットが出てきてしまうがそこは俺の今までの能力で改善している。
闇の者たちが片付いたから街の中を歩く。
街は闇の者が暴れたせいで無事な建物はほぼない。
城が形を保っていたのはおそらくジェミニの加護があったからだろう。
街に人がいないのは分かっている。<勇者王>や<大勇者>のスキルはモンスターに対しても強くなる特性を持っているが、人に対しても嘘が分かったり場所が分かったりとメリットを持っている。
ただ……違和感がある。そうだ、死体が一つもない。
まだ時間が経過していないのに死体が消えるなんてことはないはずだ。
……食べられた。もしくはアストリッドとカストルが何かしたか。
そう言えばこの国の生き残りは二人しかいないのか? だが信仰者が四人になっていたはずだ。俺は違うからもう二人がいない。……それはおいおい聞くことになるだろうから今はいいか。
それよりも街を歩いているのはがれきに目的のものがないか探しているからだ。
アストリッドとカストルがフカフカのベッドで寝れるように無事な素材がないかを探していた。
だがどこも破壊されているからそんなものを探したところで無事な素材はないように思えてきた。
「スキルを手に入れるとしても手立てがない……」
この世界の法則は分からない。だけど今までの世界で新たなスキルを手に入れる方法は大体共通していた。
簡単にできるのは手に入れたいスキルを持つ者に伝説の武器を触れてもらいスキルを解放する。
難易度が高いのはモンスターの素材を入手してスキルを解放する。
伝説の武器は不思議なところがあるからどうしてそれでスキルが解放されるのかはいまだに謎だ。
この世界でも同じようなことができればと思ったが……その場合は修復スキルや作成スキルが必要になってくる。
だがこの国にいるのはアストリッドとカストルだけだ。持っているとは考えられない。
モンスターでもゴブリンとかじゃなければ器用なモンスターはいない。だから諦めた方がいいのかもしれない。
「ん? 待てよ」
俺は手に持っている双剣を見る。
この双剣は相対する事象を扱うことができる。さっきは光と闇。
それなら創造と破壊もできるんじゃないのか? もしくは修復と破壊でもいいのか。
俺はさっきやったように今度は修復と破壊で双星の剣を使う。
右に修復、左に破壊を付与した。
申し訳ないとは思うが能力を試すために左の破壊を崩れた民家の壁に当てた。
左の双剣がちょっと触れただけだが砂のように一部が消えていった。
次に右の双剣を消えた場所の付近に当てれば同じくらいの範囲修復され、一部だけが綺麗な状態になった。
「……レベル不足か」
光と闇の時もそうだった。あまり威力がなかった。
だから単純なレベルと熟練度のレベルを上げなければ大きな効果は発揮できないようになっている。
だけどこの国を建て直す道筋は見えた気がするから少し気分が上がる。
「何か柔らかそうなものを探すか」
今ベッドを作ることができないのなら他のものでベッドを代用するしかない。
それを探しに街中を探し回る。
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