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第7章 哀傷…
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瞬間、僕の胸に未だ嘗感じたことのないような、めらめらと燃え盛る感情が沸き起こった。
「僕が……穢らわしいだと? 父様と日夜如何わしいことをしておきながら、僕をよくも……!」
僕は激情に駆られるままに智子を引き起こし、すっかり色を失くした顔を両手で挟み込むと、獣のように智子の唇に噛み付いた。
「ん、んんっ……!」
乱暴に舌を絡め取り、息さえも出来ない程強く貪りながら、その小さな身体を壁へと追いやる。
智子の小さな拳が僕の胸を叩くのも構わずに……
智子がいけないんだ…
僕を……、この僕を……!
「兄さま、やめて……っ……」
智子の背が壁に当たった所で、僕は漸くその熟れた果実のような唇を解放し、僕の上衣を握った手を一纏めにして壁に押し付けた。
「いや……、こんなのは……いや……」
いつしか智子の顔が泣き顔に代わり、見開いた瞳から零れた涙が頬に幾重にも筋を作っていた。
済まない智子。
君をこんなに泣かせてしまって……
でも君が悪いんだ。僕をこんな風にさせてしまったから……
智子の細い手首を押さえ付けた手はそのままに、片手を小さな胸の膨らみへと滑らせる。
「いや……兄さま、やめて……」
「どうして! 父様は良くて、どうして僕は駄目なんだ……」
「違うの、父様とは……」
違うものか!
僕は長い髪を振り乱し、僅かばかりの抵抗をしようとする智子の赤いドレスの襟元に手をかけると、一気にそれを引き裂いた。
「いやぁぁっ……!」
智子の、耳を劈くような叫びが、無人の屋敷に響き渡る。
それでも構わずに、僕は智子のドレスをその身から引き剥がした。
「僕が……穢らわしいだと? 父様と日夜如何わしいことをしておきながら、僕をよくも……!」
僕は激情に駆られるままに智子を引き起こし、すっかり色を失くした顔を両手で挟み込むと、獣のように智子の唇に噛み付いた。
「ん、んんっ……!」
乱暴に舌を絡め取り、息さえも出来ない程強く貪りながら、その小さな身体を壁へと追いやる。
智子の小さな拳が僕の胸を叩くのも構わずに……
智子がいけないんだ…
僕を……、この僕を……!
「兄さま、やめて……っ……」
智子の背が壁に当たった所で、僕は漸くその熟れた果実のような唇を解放し、僕の上衣を握った手を一纏めにして壁に押し付けた。
「いや……、こんなのは……いや……」
いつしか智子の顔が泣き顔に代わり、見開いた瞳から零れた涙が頬に幾重にも筋を作っていた。
済まない智子。
君をこんなに泣かせてしまって……
でも君が悪いんだ。僕をこんな風にさせてしまったから……
智子の細い手首を押さえ付けた手はそのままに、片手を小さな胸の膨らみへと滑らせる。
「いや……兄さま、やめて……」
「どうして! 父様は良くて、どうして僕は駄目なんだ……」
「違うの、父様とは……」
違うものか!
僕は長い髪を振り乱し、僅かばかりの抵抗をしようとする智子の赤いドレスの襟元に手をかけると、一気にそれを引き裂いた。
「いやぁぁっ……!」
智子の、耳を劈くような叫びが、無人の屋敷に響き渡る。
それでも構わずに、僕は智子のドレスをその身から引き剥がした。
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