H・I・M・E ーactressー

誠奈

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第30章  日常15:こんなの初めて♡

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 「ねぇ、翔真くんも脱いで?」

 僕が言うと、翔真くんは一瞬「えっ」と驚いたような声を上げて、それから膝立ちになってシャツの裾に手をかけた。
 そして乱暴にシャツを脱ぐと、それを床に投げ捨てた。

 これまで翔真くんの身体は何度も見てきた。

 でも、ランタンが放つの柔らかなオレンジの光に照らされた翔真くんの身体は、凄くセクシーで……

 さっき吐き出したばかりだってゆーのに、僕の息子がズクンと疼く。

 僕はそっと翔真くんの厚い胸にそっと口付けると、割れた腹筋の筋をなぞりながら、指を更に下へと滑らせた。

 「智……樹?」

 呼び掛けには答えることなく、翔真くんの目をジッと見つめたまま、ベルトを外し、ジーンズのチャックを下ろすと、翔真くんの腰がピクンと震えた。


 ふふ、緊張……してるんだね?

 僕もそうだったから分かるよ。
 翔真くんに初めて触れられた時、凄くドキドキしたから……


 ジーンズの前を開き、黒い下着の上からくんの息子に触れる。

 「ふふ、固くなってる」

 完全に……ではないけど、翔真くんの息子が反応しているのが、触れた指の先から伝わって来る。


 どうしよう……、それだけで泣きそうだよ、僕……


 「見ても良い?」
 「う、うん……」

 僕は翔真くんが頷いたのを確認してから、ジーンズと一緒に黒い下着を膝までずり下ろした。
 
 そして露わになった翔真くんの息子を両手でそっと……、宝物を扱うみたいに優しく包んで、そして……

 「と、と、と、智……樹、くっ……」

 めいっぱい広げた口にパクッと含んだ。

 上目遣いで翔真くんを見上げながら、角度を変えつつ、頭を前後に振る。

 するとそれまで引けていた筈の翔真くんの腰が、徐々に前へ前へと突き出され……

 「ああ……、すげぇ熱くて……気持ち……いい……」

 僕の後頭部が鷲掴みにされた。

 当然……、僕の口の中で成長を始めた翔真くんの先っぼが僕の喉の奥に当たって……

 「んぐっ……」

 一瞬嘔吐きそうになるけど、でもそれってさ、翔真くんの息子がロングサイズ……ってことよね?
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