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九章
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「ごめんね、ハルノ。自分はもう二度と君とは会えないと思う。
本当は、君や他の人とも接触するつもりはなかったんだよ。でも、君のことがほっとけなかったんだ」
「どういうことなの?よくわからないよ」
「解らなくていいよ」
「もう一緒に遊べないの?さっき会ったばかりなのに」
せっかく友達になれたのに。ミミへのほのかな恐怖は拭えないが、好きだという気持ちもすでにあった。これからいじめっ子に追いかけられることもなく、ミミと一緒に、一人ではなく二人で、遊べると思っていたのに。
ミミは振り返ると、こちらに駆け寄ってきて、そっと私を抱きしめた。おひさまのような、暖かくていい匂いがした。
「もし、また会えたら、そのときは自分の名前を教えてあげるよ」
と、耳元でささやく。「本当に?」二度と会えないと言われたにも関わらず、また会えるかも知れないという希望を抱きながら、私は聞いた。体を離して、私とまっすぐに見つめ合ってミミは、確りと頷いた。
「うん。そのときは絶対に、名前も、自分のことも色々教えるよ」
「わかった」
「それまで、負けちゃ駄目だよ。戦うんだよ」
.
本当は、君や他の人とも接触するつもりはなかったんだよ。でも、君のことがほっとけなかったんだ」
「どういうことなの?よくわからないよ」
「解らなくていいよ」
「もう一緒に遊べないの?さっき会ったばかりなのに」
せっかく友達になれたのに。ミミへのほのかな恐怖は拭えないが、好きだという気持ちもすでにあった。これからいじめっ子に追いかけられることもなく、ミミと一緒に、一人ではなく二人で、遊べると思っていたのに。
ミミは振り返ると、こちらに駆け寄ってきて、そっと私を抱きしめた。おひさまのような、暖かくていい匂いがした。
「もし、また会えたら、そのときは自分の名前を教えてあげるよ」
と、耳元でささやく。「本当に?」二度と会えないと言われたにも関わらず、また会えるかも知れないという希望を抱きながら、私は聞いた。体を離して、私とまっすぐに見つめ合ってミミは、確りと頷いた。
「うん。そのときは絶対に、名前も、自分のことも色々教えるよ」
「わかった」
「それまで、負けちゃ駄目だよ。戦うんだよ」
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